Nude
獣(けだもの)の
汗と火照りとが去った後で
肌は
冬の陽のように白い
大理石の輝きを増す
未熟から成熟
そして腐乱へと辿る死への過程で
こんなにも美しい時を仕掛け得て
神は
満足して密かにほくそ笑む
密林を映す湖上の舟の
息苦しく流された先で
青年は覗き見る
ある奇妙な生き物が
惜しげもなく
夜に
命をさらけ出すのを
ある朝、物凄いシュールな夢を見て、飛び起きて書いた。私にはそんな詩がいくつもある。これはその中の一つ。ちょっとエロチックで、少し怖い夢だった・・・
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