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『Laundry [ランドリー]』~洗濯嫌い

8371_2 洗濯物がなかなか乾かない嫌な季節。で、独身の頃、家事全般の中で一番嫌いだったのが洗濯だ。一週間分溜めておいて、だいたい日曜日にコインランドリーに行ってまとめて洗っていた。何が嫌かって、干すのが面倒くさいんだよなあ。いつも本屋の隣のコインランドリーに行って、放り込んだらしばらく本屋で立ち読みして時間を潰していたっけ。今ではコインランドリーって全く立ち寄らないが、それはひとえに妻のおかげであって、いつもつまらないことで喧嘩してしまうが、その一点をとっても感謝しなければいけないだろう。

 この映画には忘れられない思い出がある。この映画をビデオ見ている時、私は初めて通風発作に襲われたのだ。そして二本目の中山美穂主演の映画『ラブレター』を見ている時、痛みは最高潮に達し、ラストにミポリンが『お元気ですかー、お元気ですかー。』と雪山に向かって叫ぶシーンでは画面に向かって、『元気じゃねーよ、元気じゃねーよ、』と、足を押さえながら応答したのを覚えている。

 通風はさておき、この『ランドリー』、窪塚主演の映画の中で私はもしかしたら『GO』よりも『ピンポン』よりも好きかもしれない。その後の度重なる奇行や、例の事件で少しケチがついてしまったが、本当は役者としての彼の才能を私は凄く買っていて、一時、彼の映画ばかりを見ていたことがある。今、日本映画は女優は豊作だけど、男がなあ、と思う時、本当は窪塚がいたのにと内心思ってしまう。

911428791  この映画のストーリーの説明はしないでおく。フォレスト・ガンプ的なピュアなラブストーリーとだけ言っておく。安易な比喩だが。ラスト・シーンが秀逸で、しばらく脳裏に焼きついて離れない程だった。風に飛ぶ洗濯物のような鳩。相手の女優はこの頃まだあまり有名じゃなかった小雪。そう言えばこの人も、この映画で知った。この頃はまだ女優といよりモデルさんという印象だったが、でも、とても演技が上手いなあと思った。

 この映画のようにコインランドリーで洗濯物を見張る仕事って本当にあっても良いんじゃないかと思うんだが、どうだろうか?別に盗まれるのを防ぐという目的だけじゃなく、洗濯が終わるのを待っている時間って凄く退屈なので、なんか面白い話ししてくれたり、洗濯に関するアドヴァイスをしてくれるような人がいつもぶらぶらしててくれるのも愉快かと思うんだけど。ただ、洗濯するものによっては女性は嫌かもな。

 今でも私は洗濯が嫌い。掃除や料理は好きなのに。突き詰めて考えると、きっと誰かが洗ってくれたものを着るのが好きなのだ、私は。

 コインランドリーに行かなくてよくなった、十?年前、私が最も結婚の恩恵を感じたのは、実はそのことだったのかもしれない。

 と、ここまで、まるで窪塚洋介を過去の人のように書いてしまったけれど、彼はこれからが凄くなると思うので、今後を楽しみに待っていよう。

 そうそう『同じ月を見ている』・・・・見なくちゃな。

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コメント

お前、ホントに学生時代、洗濯しなかったよな!
誰のおかげで生活できたと思ってんだ!!

投稿: ほぴ村 | 2007年7月19日 (木) 00時54分

 その節はお世話になりました。(笑)

投稿: ナヴィ村 | 2007年7月21日 (土) 07時20分

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