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民主主義ごっこ

 

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著者:小田 実
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 自民党歴史的惨敗。民主党大躍進。・・・・・・。で、なんで安倍首相は辞めないんだろう?そもそも今、選挙って、本当に民意を反映するものなのか?結果は確かに出る。でも、その結果を意に介さない奴等が好き勝手にやっていけるのなら、選挙自体もう意味がないじゃないか。民主主義ごっこだよ、これじゃ。

 だいたい、20歳以上なら誰でも選挙権が持てるというのがおかしい。声が反映されなくたっていいヤツなんて世の中一杯いる。それで、そういうヤツは実際、選挙なんか行かない。そういうヤツまで勘定に入れて“投票率”とか言ったってそもそも普段なーーーんも考えてないやつがその時だけ投票なんかしたって、かえって政治が混乱するだけだじゃない?変な芸人とかスポーツ選手とか、テレビで見たことあるってだけの人が当選したりさ。だいたい、今時、ただで貰える物なんて、駅で配られているポケット・ティッシュ以上のありがたみなんてないんだよ。

 選挙権は、少なくとも納税証明書と引き換えにしろ。勿論、収めた額は問わない。また、いろんな事情で働けない人や、家庭の主婦なんかもいるから、そういう層には別の基準を設ければいいだろう。少なくとも持ってることが何かステイタスになるくらいにしなくちゃだめだ。

 あんまり、考えてないいい加減なやつの声も混ざってる。だから、結果を余りマジに受け取らなくたっていい・・・・最近の政治家は、なんか、そう思っているような気がする。“無党派層”ってのが注目されてきた頃から、実はそんな風になってきた。

 小泉純一郎は“今回の参議院選挙は負けた方が面白い”と言っていたという。 何故なら、それで民主党が大躍進の後に、結局、気迫も能力が無いということが国民に明らかとなれば、政権担当を決める重要な衆議院選挙の時は、再び自民党が大勝できるからだということらしい。

 なるほど。自民側にそこまでの計算があって、今回の議員の失言やらなにやらがあったのなら、恐れ入るけどな。でも絶対そーじゃないだろう。

 ぶっちゃけ安部首相が辞めても、次になる人材がいないってのが本当のところなんだろうなあ。本人も辞めたいし、周りも辞めて貰いたいし、国民も拒否しているのに・・・・・でも辞められない。リリーフがいないのでマウンドを降りられないピッチャーみたい。ああ、またこの国の不幸が露になっちゃたなあ。

 でも、逆に考えればこれだけ政治が不在な状態でも、何事も無く生きている日本人って、凄い国民なのかも・・・・・・・・・・・・・・・・ね。

 

 PS 昨日、この選挙騒動の最中、作家の小田実氏が亡くなられた。前回のエントリーのチェ・ゲバラ同様、氏も旅の中で強靭な思想を作り上げていった人だったと思う。昨日のこの選挙の結果と安部首相の進退、この人だったら何と言っただろう。ご冥福を祈る。

  

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コメント

 衆議院の議席の過半数をとった政党の党首が内閣総理大臣になるというのが、議員内閣制のルールだ。現在自民党は衆議院議席数480のうち306議席を獲得しており、連立している公明党をあわせると337議席で圧倒的与党を形成しているのだから、安倍さんが辞める必要はないと俺は思う。衆議院は任期は4年で、解散もあり、民意を反映されやすいという理由で参議院よりも優越が認められている。参議院選挙とは任期6年ごとの半数改選で、解散があるわけではないので、本来民意を問うものではないのだ。(議席数も242議席だ。)故に、むしろ政治のプロフェッショナルを送り込み、じっくりと政策に取り組んでもらうというのが筋である。
 今回俺が気になるのは今回の選挙を『民意を問う』と煽りたてたマスコミだ。憲法改正などタカ派な安倍氏をあらゆる手段で潰そうとして糸をひいている連中がいるのだ。その手先である一部マスコミが世論を形成しようと躍起になっているように俺の目には映る。
 あらゆる場面で衆参意見が対立し、そのたび両院協議会でも紛糾するということになれば、何一つ改革は進まず、日本は世界から取り残されることになるだろう。
 民主党の良識に期待するしかないというのが俺の意見。

投稿: ほぴ村 | 2007年7月31日 (火) 00時48分

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