« 6年目の9・11に | トップページ | 夜泣き?のハーモニカ »

『美しい国へ』~醜い人々

 安倍晋三/美しい国へ 安倍晋三/美しい国へ
販売元:HMVジャパン
HMVジャパンで詳細を確認する
 

 この本、今回のことである意味歴史的な一冊となった。私は本書を本屋でパラパラとめくって目次を見ただけで読んではいないのだが、これを機にちゃんと読んでみようと思う。

 安倍首相突然の辞任。今回のことは人間引き際を間違えるといかに取り返しのつかないことになるかを見せて貰っただけ、最後にわずかながらも教訓はあった。私はこのブログで、先の参議院選挙で自民党が惨敗した直後、“何故、安倍首相は辞めないんだ”との内容のエントリーを記したが、“参議院選挙はそういったことを争う選挙ではないので辞めなくても良いのだ”と教えてくれる人々がいた。

 私が言いたかったのはシステムの問題ではない。普通の庶民の感覚としての“美しさ”を言いたかったのである。あれだけ国民に目に見える形で“NO”を突きつけられたら本来の感覚からすれば引責辞任するのが普通なんじゃないか。そして、あそこで引いていれば数年の後、安倍氏はこの敗北を糧として一皮向けた政治家としてもう一度花開くことだってあったかもしれない。

 しかし、システムとしては許されているのをいいことに彼は辞めなかった。と言うより周りが辞めさせなかった。結果、彼は信じられないようなタイミングで国政を放り出すことになり、多分、政治生命は絶たれた。

 しかし、私は思う。安倍氏は配下の大臣達の度重なる不祥事の任命責任をさんざん問われたが、安部氏を任命した自民党にも任命責任がある。そして小泉時代の流れのまま自民党を支持した国民に最大の任命責任がある。

 私は敗軍の将たる安倍氏を必要以上に貶める気は無い。それよりも今回、私はテレビのブラウン管の中にもっと醜い人々を見つけた。それは小泉純一郎にもう一度総裁選に出馬してもらうべく署名を集める“小泉チルドレン”と呼ばれる輩どもだ。『小泉さんはオペラが好きだから、もう一度アンコールを頼みましょう!!』みたいなことをPTAの寄り合いみたいに某女史が言っていた。私はこんな大人を子供に見せちゃいけないと、ポルノよりも恥ずかしくなって、咄嗟にチャンネルを変えてしまった。

 天才的にメディアを利用するのが上手かった小泉氏の政治手法の負の遺産として、調子に乗ったマスコミが政治を難しくし、今そのつけを自分達が払わされているのが分からないのか? あんたら、もう一度勝ち馬に乗りたいだけじゃん。

 こいつらを全員クビにするのが“美しい国”の第一歩だ。

 あんたら凄ーーーーーく、醜いよ。

 

 

|

« 6年目の9・11に | トップページ | 夜泣き?のハーモニカ »

Books (71)」カテゴリの記事

コメント

小泉チルドレンねぇ・・・ほ〜んとわかりやすいね(笑)
あの人たちこの先国会議員続けても、ず〜とチルドレンのままなんだろうなぁ。
まぁチルドレンに限らず自民党の先生方の次期総裁をめぐる動きを見ていると結局国家のためではなく自分の損得勘定なんだなってのがよ〜くわかったね。
ここまでわかりやすいと笑っちゃうね。いやマジで・・・

投稿: WILDFLOWER | 2007年9月15日 (土) 00時19分

WILDFLOWER さん、お久しぶりです。そう、ほ〜んとわかりやすいね。わかりやすいって本来快適なことのはずなのに、この人たちは不快だ。プロの現場でアマの顔している。大人の場所に子供が混ざっている。そんな不快感です。
 僕は小泉純一郎が大嫌いでしたが、オリジナルな政治手法を最後まで押し通した所は見事だったと思っています。
彼はプレスリーのファンだったので、なんか“ロック魂”みたいなものがあった。彼のは“ロックンロール政治”、“ロカビリー政治”で、アメリカべったりなのもそのまんま。

 かつてガスリーズ・チルドレンの代表のように言われていた男はその後自らのオリジナリティをうちたてて“ボブ・ディラン”となった。ディランズ・チルドレンだったスプリングスティーンやジャクソン・ブラウンもしかり。

 小泉チルドレンって何に化けるのかね。

投稿: ナヴィ村 | 2007年9月15日 (土) 07時40分

祝、初投稿!

時々、ブログを拝見しているよ。エネルギッシュでいいね。小泉チルドレン、ライオンハート… プレスリー。都会なのか田舎なのか、青森五所川原か。何処のプレスリーなのだろうか。イェイ、イェイ、イェイ、イェイ、プールサイドでイェイェイイェ~イ♪ これは、レナウン娘だった… 安倍さん、下関の人だし頑張って貰いたかったけどね。俺の第2の故郷が下関だから。自分は、成人した頃は選挙の際投票に行ったのだが近頃さっぱり行っていない。生まれて初めて票を入れたのは、都知事選の内田裕也だった。東京のいたる所にスタジオやライブハウスを作ってくれると思った。シェキナベイビー駄目だったねぇ。その日暮らしで、いつもぶらぶら。テレビも見ないで街を徘徊。夜な夜な太鼓叩いたり、カメラ片手にスナップショット。唯一神又吉先生の存在も知らずに、新宿で一時間激写! 税金も払っていない。保険も年金も納めない俺は、高円寺在住の非国民だな… チルドレンと言えば、最近の子供達の体型が異様だなぁ。やけに、足が長い。何食ってんだろ?俺も、人の事言えないが、タイ、ベトナム、インド、韓国料理ばかり食べてる。やはり、朝マックしないと駄目か?俺は、何故日本にいるのか…

投稿: 志村 貴彦 | 2007年9月16日 (日) 08時32分

志村、初投稿ありがとう。内田裕也は植木等が亡くなった時の葬儀の挨拶でスーダラ節をロックンロール・バージョンにして突如歌いだすのを聞いて、恥ずかしかったけど、都知事選に出た時の演説はUチューブでたまに見て今でも笑っています。

 朝マック?俺は吉牛の朝定だから足は短いままです。

 
  

投稿: ナヴィ村 | 2007年9月17日 (月) 21時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/186188/7943435

この記事へのトラックバック一覧です: 『美しい国へ』~醜い人々:

« 6年目の9・11に | トップページ | 夜泣き?のハーモニカ »