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蛍火

     

        焚火のあとの灰の中の

        熱い蛍火に

        風をはらませ

        今一度

        燃え上がらせてみようと

        してみたりしてー

     

        煙の迷宮を

        規則正しく彷徨う

        毎朝同じ時刻に

        見も知らぬ

        未来の冷たさで

        古(いにしえ)の顔を

        洗い落とす

        朝

     

        昨日と同じ足から

        靴を履き

        ドアを開くと

        炎が

        荒野に

        燃え広がっていた

       

        夕べ

        枯らしが吹いた

        ので

 

 今日、木枯らし1号が吹いたらしいです。寒い寒い。

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詩集「The letter」 (75)」カテゴリの記事

コメント

焚火といえば、俺が現場で現役時代楽しみにしていたことのひとつです。
寒い時期の焚火は最高でした。
寒い日に分倍河原の現場で京王線の線路側に向けて立ちションをしていたら電車が来てしまい乗客に開チン状態。放尿しながら反転すると駅から降りてきた人の視線。
ご開チンSHOWをやってしまった記憶があります。昔からダメ男だったなー。

投稿: jazz坊主 | 2007年11月18日 (日) 19時37分

 わはははは!!でも、昔は確かに焚火って現場で良くしていた。まじでイモとか焼いたことある。俺は現場で酒も作った。(ジュースをイースト菌で発酵させた。)何でもかんでも燃やしてしまうので後片付けとか凄い楽だった。今は面倒くさいんだよね。金もかかるしさ。

投稿: ナヴィ村 | 2007年11月18日 (日) 21時03分

この詩、いいですね。
和夏ちゃんの写真は音のする写真で。
ナヴィ村さんの詩は匂いのする詩。
前からそう思っていたのだけど、この詩もそうですね。

五感、言葉にするとちょっとだけど、
日常に忙殺されるとなくなってしまうものだから。
大事にしないと。
ところで、
納屋を焼く、を思い出してしまったのは朝からM氏の報道が盛んだったからかな(笑)

投稿: mimi | 2007年11月20日 (火) 14時05分

mimiさん、コメントありがとう!匂いのする詩。嬉しいですね。人間の五感の中で一番、記憶を喚起させるものは臭覚だと思うんだけど、どうでしょうか?

 僕は昔、祖父母がやっていた温泉旅館のようなところで育ったんですが、浴場が別館になっていて、そこまで行く途中は外の通路を歩いて行くのです。今頃の季節は寒くて、でも湯上りに外気はひんやり気持ちよく、温泉の匂いと田舎の夜の空気の匂いが混ざり合った独特の匂いが強烈に懐かしいです。

 いつだったか現在住んでいる町の銭湯に行った帰り、この匂いが突然、甦りぼくはみるみるちびっ子になってしまいました。

 この詩、いつ、どんな状況で書いたんだか覚えていません。が、たしかに焚火の匂いが少ししますね。

 今、焚火って怒られちゃうんですよね。

 鎌倉でイモを持ち寄りみんなで焚火。それで火に当たってぼーっとする。イモ食べながら皆でだべってそれで解散。

 そういうのもいいですね。(なんか幼稚園行事のようですが)

 ところでM氏って誰?最近は朝、テレビ見れないもんで。“納屋を焼く”だから村上春樹・・・かな?

 

投稿: ナヴィ村 | 2007年11月20日 (火) 20時49分

焚火はだめなんだよね~。焼き芋もセッティングされた市営BBQ公園のようなところでやるのでは面白くないですよね・・・。
冬の夜の匂いって、ありますよね。ストーブの匂いとか。寒いのはキライだけどそれは好きだったりします。
ところで3/9に藤沢でプチイヴェント決定です!予定空けておいてね!
村上氏とは行動場所が似てるんでいつかどこかで会うんじゃないかなと思うのですがなかなか会わないですね~。会ってどう、というわけではないのだけど。花火、も、面白く読みました。溶けそうで溶けない、冷やし中華のマヨネーズ!うふふっ。また、楽しみにしてます、ラーメン小説!

投稿: mimi | 2007年11月26日 (月) 17時24分

mimiさん、花火、読んでくれてありがとう。ラーメンの小説を書いているからもの凄くラーメンが好きなのかと思われてしまいそうですが、実はそんなでもありません。まあ、普通に好きですが。良く、食べ歩いてデーター取ったりとかしている人いるでしょう?ああいうのは僕はできない。
 ただ、男二人の話を書くには“装置”として凄く良い気がするんですよね。
 なんか職人風の親方と若造が無言で二人でラーメン食べたりするの見ると、物語を感じます。
 これ、書いた後、BGM~って考えるの楽しみなんですよね。逆に音楽から物語を想像したりもするけど。今回は音楽が先でした。暖簾に出ていた“あゆみ”は石田あゆみさんです。これ、昔、ショーケンが出ていたドラマがヒントになっています。それと映画『スケアクロウ』と。そのドラマには石田あゆみも出ていてそれがキッカケで二人は結婚したんです(離婚したけど)。

 3/9、日曜日ですね。詳しく決まったら教えて下さい。

投稿: ナヴィ村 | 2007年11月26日 (月) 22時15分

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