« アメリカVSジョン・レノン~闘う男 | トップページ | 『逃亡者(のがれもの)おりん』~おりん、Come back! »

冬至 2007・12・22

「ちりとてちん」オリジナル・サウンドトラック Music 「ちりとてちん」オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:TVサントラ
販売元:エピックレコードジャパン
発売日:2007/12/19
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

 溺死した熊 ダーク・サイド 迷惑メール

 最悪の目覚め。身近な人が殺人を犯したり、事故が起きたり、仲間が死んだり。勿論これ夢の中での出来事です。で、最後は何故か海で溺死した熊がピクピクと痙攣し、大口を開けて死んでいく経過を観察、その苦しんだ顔のアップで終わるという(笑)。何じゃこりゃ?でも理由は分かっている。昨夜、人間のどうしようもない悪意という奴に触れて嫌ぁーーーな気持ちで帰宅したから、私の無意識はスター・ウォーズで言う所の“ダークサイド”からの攻撃を激しく受けたのであろう。魂、負傷。

 今月の前半、私の職場を辞めた女性が、周囲の人間に迷惑メールを送りつけ始め、その被害が拡大している。私はそんなことが起きていることを全然知らなくて、で、昨日初めて知った。話によると職場の多くの人達の罵詈雑言がひたすら延々と書かれていて、それを複数に送りつけていると言うのだから、相当に膨大かつダークなエネルギーである。『もし、さしつかえなかったらその一部を、見せてくれる?』と被害の当事者に聞くと、少し画面をスクロールしてから『この部分からならさしつかえありませんから・・・・』と、見せてくれたので、その前半には私に対する誹謗中傷もあったことがなんとなく察しがつく。

 こんなブログをやっていて矛盾しているかもしれないが、私は元々、デジタルなコミュニケーションというものを余り信用していない。私にとって一番大事なコミニュケーション、それは美女とのスキンシップであるが(願望。そんな機会はほとんどない)、それからもっとも離れたツール、PCメールの類はごくごく親しい友人以外とはほとんど使用しないし、携帯のメールは基本的に全く使用しない。だから迷惑メールで逆切れして事件を起こしたり、訴えたりしている人の気持ちにはかなり疎い。疎かった。しかし、こういった事態を目の当たりした感想を言わせて貰うと、書いてある内容より、こんなことにエネルギーを注いで家でピコピコ文章打っている人間がいるという事実が醜く悲しいと思う。誰も元気にしないし、励まさないし、笑えない。それだけならまだしも回りのポジティブなエネルギーを確実に奪うし、それは社会全体に対する罪だ。こういうことは無視するのが一番だから放っておくが、かなりシリアスな発言も文中にはあるので今後事態を見守りたいと思う。

 

 美しいもの 朝の連ドラ 貫地谷しほり

で、クリスマス・イブを含む3連休の朝だってのに映画『GO』のラストでの柴崎コウのように『あーあーなっちゃない、なっちゃない・・・。』と頭掻き掻き起床。『何か美しいものに触れなければ、魂を浄化しなければ・・・・』とブツブツ言いながらリヴィングに行くと、妻と息子のかなり胡散臭げな視線。ゲっ!なんだこの軽蔑を含んだ眼差しは。父ちゃんは、父ちゃんは今、魂の負傷兵なんだぞぉ!と、おそまつ君の終わりの歌を別バージョン風にして言いたかったが言語機能も麻痺していて無言。

 しかしそんな視線に耐えつつも頭の中は昔コロラドのモニュメント・バレーで見た夕日『サンタフェ』の宮沢りえのヌードセザンヌの『サント・ヴィクトワール山』ミケランジェロの『ピエタ』『アビーロード』のB面メドレーピンク・フロイドの『ダークサイド・オブ・ザ・ムーン』ベートベンの第九9・5カラットのダイヤモンドラピスラズリの勾玉天才シェフフランク・エラーのエロチック・キュイジーヌマカジュースニンニク酒スッポンベッキーガッキー長澤まさみ小林麻美山口百恵矢沢永吉吉田拓郎イチロー新庄剛長島茂雄『逃亡者(のがれもの)おりん』などなど、知っている限りの美しいと思うもの、美味しいもの、元気になるもの、可愛いもの、面白いもの、ポジティブなパワーを感じるもの全てを脳内で総動員し全力でイメージしたがダメ。心のインポテンツ状態。立たない。“どうしよう、ささささ最悪だ”と思ってふとテレビをつけると朝の連続テレビドラマ小説『ちりとてちん』!

 暴力事件を起こした草々さんの破門を何とか解こうと、一門の人々が師匠の前でお互いに殴りあい、渡瀬恒彦に『師匠、私も破門でしょうか?』と詰め寄るシーン。貫地谷しほりに連れられて現れた草々さんを渡瀬恒彦が殴り、『ちっとは親の気持ちを考えぇ』『俺もどついちまった、、、』と抱き合い泣くシーン。じーん。わーどうしよう、べたべただけど思いがけず美しいものに触れちまった。もろ落語の人情噺。でも、これは朝の連ドラ史上の名作では?と、どっかのブログに書いてあったが本当だなあ、貫地谷しほりっていいなあ、いいオーラ放ってるなあ、ファンになっちゃったなあと、といきなり魂の浄化指数50パーセント。つい5分前まで不愉快な顔をしていたのにいきなり笑顔で涙する亭主を見て妻ますます不安そう。憐れみの視線。

 

 柚子湯 風水 千円カット

20071222131513 昼頃、部活に出かけていた息子が帰ってきた。手には五つの黄色い柚子。息子は小さい頃から私が銭湯やら温泉やらにしょっちゅう連れ回していたので大の風呂好き。近くの農家が出しているスタンドにフリーで置いてあったやつを貰ってきたらしい。そう、忘れていたが今日は冬至です。冬至に柚子湯に入る風習がいつ頃からあるのかは分からないが、きっと江戸時代くらいからだろう。“冬至”を“湯治”にかけ、“柚子”を“融通”にかけてのこととか。これも昔の人のユーモアの賜物というか、生活を楽しもうとする知恵の一つだろう。今ならオヤジギャグとしてヒンシュクを買ってしまいそうな言葉遊びだが、そこからから派生した行為を真剣に続けてきた日本人はやはり凄い。貧しさを洗練させると“粋”に繋がるということか。

 PM1:30頃、設備屋が来る。トイレの水を流すと完全に止まらなくなっていしまい、管理会社に電話すると早速来る。体が異様に大きいスキンヘッドのおじさん。しかし、とても愛想良くて、作業も迅速で感心する。風水によると家の中で水周りは金運にかかわっており、そこをちゃんとしておかないと、どんどん金が出て行くばかりになるとか。昔、源泉徴収の戻りをこっそり小遣いにしてしまおうと企んで帰宅すると、子供がトイレに異物を流してしまい壊れ、急いで修理を頼むと修理費がピッタリ源泉の戻りと同じ金額だったことがあり、それ以来、私はこの風水とやらを案外真面目に信じている。この家の前に住んでいたのは平屋建ての貸家で、大家さんが近くに住んでいて随分良くして貰ったが、家の中のそういった設備が故障すると、顔見知りな分なかなか言い出せなくてちょっと辛かった。今は管理費として取られているのでこういう時は楽。

 その後、駅前の“千円カット”に行き、髪を切る。以前、住んでいた貸家の前は床屋さんでそこのご夫妻にも随分良くして貰ったが、そこに髪を切りに行くと床屋代が高くて、よそで切ると不義理をしているような気持ちになりちょっと辛かった。今も近くに住んでいるのだが余り顔を合わせることもなくなってこういう時は楽。その後、家族で近くのスーパーへ買い物。今夜は熱燗に湯豆腐ということに。鱈ちり。

 

 鯨鍋 ダーク・サイドからの帰還、そしてジュセリーノの予言 

大江戸美味草紙(むまそうし) (新潮文庫) Book 大江戸美味草紙(むまそうし) (新潮文庫)

著者:杉浦 日向子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 私の敬愛する故杉浦日向子様の『大江戸美味草紙』によると、江戸時代、「煤払い」、いわゆる大掃除の日は毎年12月13日に決まっていたとか。

 湯に行ってきて大魚を食っている

 江戸の頃、毎年13日には家族総出で真っ黒になるまで掃除して、その後、風呂に行き、上がった後で大魚(鯨)を味噌仕立ての鍋にして食べる風習があったと言う。上の川柳は正にこの師走の風景を詠んだものなのだが、今ではそう解説されないと何のことか分かりませんな。そう「鯨」は江戸人にとって、今のクリスマスの「七面鳥」のようなものだった、と日向子女史は書いております。

 と言っても鯨で鍋ってことにはならず、我が家は湯豆腐なのですが、それでも良い。それで魂の浄化率は80パーセントまで上がり、熱燗で90パーセント、最後の柚子湯で100パーセントということになって一日は終わるはず。今夜はきっと美しい、生きていることを神に感謝したくなるような素晴らしい夢が見れることと期待しております。そう、ダーク・サイドからの帰還。まるでアナキンに戻るダース・べイダーのような気分。

 話は変わるが数日前、テレビでジュセリーノの予言というのをやっていた。予知夢を見る人で、9・11や長崎市長狙撃事件なども予知していたらしい。

 それで、皆さん、もし、この年末年始何処かの海岸で溺死した熊の遺体が発見されたりしたら私を預言者と呼んで下さいませんか?そして来年の今頃、テレビで紹介されメタクソな大嘘をつき子供達を恐怖に陥れる・・・・・なんてことには絶対なりませんが、それにしても溺死する熊の夢って一体????・・・・・・・。

 ああ、それより大掃除しなくちゃな。それと年賀状、年賀状・・・・・・。

 

|

« アメリカVSジョン・レノン~闘う男 | トップページ | 『逃亡者(のがれもの)おりん』~おりん、Come back! »

日記・その他 (227)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/186188/9517533

この記事へのトラックバック一覧です: 冬至 2007・12・22:

« アメリカVSジョン・レノン~闘う男 | トップページ | 『逃亡者(のがれもの)おりん』~おりん、Come back! »