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五月の詩〜to EL

     

     
     何が
     春に終わりを告げたのかは
     誰も知らない

     ただ 初夏の風が
     手紙のように届けられ
     
     僕らは また
     街路樹の緑を読む

     嗤う花 
     その蜜を探り当てる蜂の羽音

     白いシャツを着た休みの国の
     誰もが美しい詩句になる街角で

     見ろ 泡立つビールの向こう
     郵便配達夫に成り済ました天使が
     
     蕎麦屋の暖簾を
     ハイタッチしていくぞ

     濃い影が
     全世界を
     足下で支えているという真昼の幻想

          
           ☆  

     「メキシコ湾流と偏西風の影響で
     緯度ほどに寒くはないの」と
     彼女は言った
     

      to エレノア
     君は妖精とティン・ホイッスルの国から来た
     緑のエアメール

     

     揺れる
     五月の詩

 

 今、ゴールデン・ウィークで実家のいわきに帰っています。今日、zenさんのお店、greenwich-villageでアイルランドから来た女性に会って楽しい時間を過ごしました。いわきの中学校で英語を教えているそうでとても素敵な人でした。

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