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朝のボレロ

 

ラヴェル:ボレロ(ラヴェル管弦楽曲集) Music ラヴェル:ボレロ(ラヴェル管弦楽曲集)

アーティスト:カラヤン(ヘルベルト・フォン)
販売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2002/10/25
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 昨日はとても寒い一日でした。一昨日の予報では雪が降るかもしれないと言われていたので、朝、恐る恐るカーテンを開け外の景色を確かめたのですが、途中から雨になってしまったようで、そちらの方は“ホッ”と、胸をなでおろした次第。何故なら私の仕事は外の現場作業なので雪が積もってしまうと雪かきだ何だで、平気で1~2日潰れてしまうからです。

 雨の日は実は嫌いではありません。平日なら普段バタバタして手につかなかったことをゆっくり整理できますし、休日だと何処かに出かけて何かやらなきゃ損するような、何かそんな気持ちから開放されて、家でゴロゴロ、本を読んだりレンタルの映画を見たり、料理をしたり・・と、かえって充実して過ごせるからです。

 ただ一つ残念なのは朝焼けが見れないこと。私は今、早朝に起きて車で出勤しているのですが、晴れていると毎朝超絶的に美しい朝焼けが見れます。どんなに寒くてもそれを励みに出かけていくようなところがあって、雨や曇りだと当然見れず、それだけで一日の気分が1メモリ違います。以前は一人きりのドライブでしたが最近、途中途中でバイトくんを数人拾って行くようになり、彼等もその美しさに一様に驚いております。

 今年の元旦は初詣にはいけず、その代わり家族で初日の出を見に行きました。実家の近くの山に車で登り、濃紺色の海と薄い黄緑色に光る雲の狭間からみるみる太陽が昇る姿を見て、同様に見に来ていた人たちのあいだからは歓声が漏れてました。私はいつもは甲州街道や首都高から、眠る東京に昇る朝日を眺めていますが、こういうのもまた格別です。普段より幾分厳かな気持ちになって、真摯に手を合わせました。

 このキレイな朝焼け時、太陽がみるみる昇っていくシーンにピッタリの音楽は何か?と考えて私がすぐ思い浮かんだのはニーナ・シモンの『ヒア・カムズ・ザ・サン』(オリジナルのビートルズのやつではなく)とラヴェル作曲の『ボレロ』です。

 特に『ボレロ』には思い出がありまして、東京に出てきたばかりの頃、飲みに行き酩酊し、気が付くととある友人の家に泊めてもらっていたのですが、二日酔いの頭で目覚めると、彼が窓を開け昇る朝日を見ながら、早朝にこの『ボレロ』をかけていたのです。ロックやジャズ以外は音楽じゃないとツッパッていた頃だったので、田舎者だった私にはとても新鮮で、また、その友人がとても「豊な」やつに見え、それ以来この『ボレロ』は私の中で“朝”の曲ということになってしまいました。

                      ☆

 さて、正月気分が抜けてやっと仕事モードになったと思ったら、またまたの3連休です。実は年末から“不真面目”にジョギングなんぞを始めまして、まあ、今さら何かの大会に出ようとか、タイムをどうとかいうつもりは全然なく、疲れたら歩き、また走りで、一種のお散歩ですが、蒼く光る川を眺めながらで・・・なかなか気持ちの良いもんです。

 今日もこれから行ってこようと思いますが、現在AM8:30、太陽はスッカリ高くなって朝焼けは終わってしまいましたが、頭の中でまだ『ボレロ』が鳴り響いていてそのうちに、と思っています。

 ところでこの『ボレロ』、通して聞くと約17~8分。そしてそれを聞きながら今の私のペースで走るとだいたい何キロくらい走れるのでしょう?

 ま、計るつもりはありませんが・・ね。

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