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ぼくのクラプトン

4111070753  今朝、運転中の車の中でバイトのK君、「きのう、ぶどうかんにくらぷとんみにいったんですけどぉ、しってるきょく、あんまりやらなくてぇ、ふるいぶるーすばっかりでぇ、もうぐったりでした。もう、いかねぇ、ぜってーいかねーっ!!!!」と、のたまう。

 次に昼間、仕事の休憩時間。コアなクラプトン・ファンのS君曰く「久しぶりに入魂のステージでしたよ。ブルース炸裂でしたね。」と、K君とはまた大きく違う評価。

 正確なセット・リストが無いから何とも言えんが、前者はきっと、「ティアーズ・フォア・ヘブン」とか「チェンジ・ザ・ワールド」とかから遡って「レイラ」や「ワンダフル・トゥナイト」や「コケイン」等をベスト盤的に聞いた輩の談。で、後者はクラプトンをブルース・ギタリストとして認識した上で上記の曲を単なるヒット曲的に聴いていた人の談。

 で、ぼくのクラプトンはどっちかと言うと・・・・・・実はどちらでもないんです。ぼくのクラプトンはへなんへなうんちゃかのクラプトン。あのへんなレゲエをかましていた頃のクラプトンです。

 書くのをはばかれるくらい有名な話ですけどクラプトンって親友ジョージ・ハリソンの妻パティ・ボイドを略奪愛しちゃったんですよね。その時のパティへの怒涛の求愛ソングが「レイラ」なんですけど、その後、安心したんすかね、なんか、パティとの愛が成就して心身が充実したのか『461オーシャン・ブルー・バード』っていう名作を作るんです。ボブ・マーレーの『アイ・ショット・ザ・シェリフ』が入っているので有名な一枚。1曲目の『マザー・レス・チルドレン』とか『レット・イト・グロウ』とか最終曲の『メイン・ライン・フロリダ』とかが最高。

 で、さらにその後なんですけど、この愛の成就の先にはご他聞に漏れず、暮らしの荒野と倦怠がやってくる。ここ、ここ、です、ぼくのクラプトンは。これがね、上に紹介する『安息の地を求めて』です(本当か?)。

 これはね、初めてクラプトンを聞こうと言うあなたは・・・止めた方がいいです。なんか気合が入らないへなへなギターとジョージ・ハリソンソン的美しいメロディのコラボ+二日酔いの親父がつっかけで煙草を買いに出かけた帰りに公園の壁にもたれ日向ぼっこ・・だけど風が冷たい・・けどそれも気持ちいい、ああ、家帰ったら髭剃ろう・・・的な自堕落な名盤なので(なんのこっちゃ)。

 友人の彼女と一緒になって、その後その友人とも共生を図る。その離れ業を日常とする・・・・みたいな、その先生としてクラプトンとジョージ・ハリソンとパティのお話はあるわけで・・・まるっきりその生徒であるぼくは全く現在はこの『安息の地を求めて』的な人生なわけで・・・(と、『北の国から』の純くん的なナレーション)。

 今日は朝、ジャンパーなんぞを着て出てしまったのを後悔するような陽気でしたが、帰りはその下にセーターを着込んで出なかったの悔やむような寒さでした。午前中は「今夜は冷たいビールでもカーッと・・・」と思っていたのに、今、ホット・ウイスキーを飲んでいるぼく。そして考える。まあいいや、ジェフ・ベックとクラプトンの夢の競演なんて・・・・・・・・・・・。

 今日もなんとか生き延びた。7曲目の『Better make it through today』、ブルージーな名曲。

 http://youtu.be/9xh56fI_HSg

 で、これがぼくのクラプトン。

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