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甥誕生、そして「青山ロックンロール・ショウ」

 生まれました。愛人に第一子が・・・・・。と言うのは嘘で、今日、弟夫婦のところに第二子が誕生しました。PM1:00頃、携帯に連絡があり、元気な男の子!弟は「世継ぎ」が出来たと喜んでいました。名前ももう決まっていて↓の映画に出てくるコンピューターと同じだとのこと。

 双子同士とは言え、私は20代後半~30代前半に2児の父になったのに比べ、弟は40代になってから。やっとオレと同じ土俵に立ったな(笑)。色々と大変でしょうが、子育て、楽しみながら頑張って下さい。ホント、おめでとうございます。

            ☆

 昨夜、新橋の飲み屋を出たのはPM9:00頃。T君の送別会という場所に専務、所長と乱入する形になったのだが、私は車と言うことでアルコールは抜きにし、周りがみるみる壊れていくのをただ見守る、そんな飲み会であった。

 家に電話すると妻の第一声は、「あれ、清志郎の葬儀にいったんじゃなかったの?」というもの。なんでも昼の1:00位から始まったが、弔問客が多くて夜中までやることに決まったとニュースでやってるとのこと。別に急いで早く帰らねばならない理由も無いので、私は急遽亡き“King of Rock”に手を合わせに行くことにした。

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銀座線で青山1丁目まで行き、5番出口の階段を上ると道案内の地図があった。そこに「青山ロックンロール・ショウ→」という表示があり、道なりに歩いていくと、やがてピンクのスーツを着てギターを下げた巨大な兎のバルーンが目に入った。そしてもう夜遅い時間だというのに人、人、人。会場には遺作の『OH RADIO』、『Around corner』、『デイドリーム・ビリーバー』などなどが聞こえる。

 彼の死に関してはなるべく感傷的にならないようにしていたので、もし、そうなってしまったらどうしようと、恐る恐る入場したのだが、この時間、雰囲気としは不遜だがお祭りみたいで、助かった。私のここ数日の正直な気持ちは、彼は全然死んだことを感じさせない人というもの。

 彼のロックはそれだけ私達の日常の意識にすっかり根付いてしまっているということだが、つまり彼は音楽で世の中をほんの少しだけ“良く”した人ということで、だが、それはとてつもなく凄いことだ。

 今日生まれた甥が、大きくなって“自分が生まれた日の出来事”みたいなことを調べた時は、必ずこの「青山ロックンロールショウ(忌野清志郎の葬儀)」というのがついて回るのだろうな。HALL、叔父さんはちゃんと参列したぞ。

 帰りのカーラジオ、FENを付けるとなんだかR&Bの特集のような選曲。スティービー・レイボーンのギターをフルボリュームにして甲州街道をひた走る。今夜に相応しいエンディング。

 これら「スィート・ソウル・ミュージック」を甥に、今日一日を生き延びた自分に、仲間に。そして、これからも頼むぜ、清志郎!

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コメント

俺は、昨日の昼間に青山ロックンロールショーに行ったよ。夜中まで続いたのかぁ。いざ、遺影を目の前にすると切ない気持ちになったけれど祭壇が紅白で入学式のようだったので何だか良かったな。自分が生まれて初めて見たコンサートが箱根で見たRCサクセションと高橋幸宏バンドのジョイントコンサート。その後、武道館でも見たかな… あれだけ多くの人に愛され彼は幸せだと思う。国民的なロックミュージシャンだね。今日は、これからRCを最後に看取ったギタリスト春日さんと新宿で朝酒ブランチ。夜は、吉祥寺ワルシャワにて悪友とセッション!

投稿: 志村 貴彦 | 2009年5月10日 (日) 10時03分

 そうか。君達は行ったかい。青山ロックンロールショーに。その日に息子は生まれたのか…。考えてみれば僕らが影響を受けたアーティストの中にはすでに死んでしまった人たちもいたわけで、その人たちと同じように彼はこれからの人たちにも強い影響を及ぼすことになるだろうね。
 ただ面白い人たちが肉親や身近な人たちも含めて皆向こう側に逝ってしまうとなんだか向こう側の方が楽しそうに思えてくるよな。
残された者たちはこうやって少しずつ「死」への恐怖を克服するのかもしれないと最近実感しています。
 でも僕はまだまだ逝けないね。晶と晴がいるから。みんな、清志郎みたいに精一杯楽しく人生を全うぜ。
 

投稿: ほぴ村 | 2009年5月10日 (日) 11時13分

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