蜜蜂はどこへ (COLONY COLLAPSE DISORDER)
消えた蜜蜂はどこへ?
それは花の中へ
密やかな花弁の奥の
手招く
夏の迷宮の中へ
花の色に酔い
花の蜜に溺れ
嵐の後
朝の舗道に落ちた花々の種は
嬉々とした
蜜蜂たちの
死
見ろ
飛ぶのに飽いて
転生し
街路に咲く
美しき蜜蜂の群れをー
世界的な規模で蜜蜂がいなくなる現象を、以前、このブログでも取り上げましたが、その頃はまだ一部の人しかこれを話題していませんでした。この問題、数日前の新聞で大きく取り上げられていましたが、原因は諸説考えられるものの、正確にはまだ分かっていないとのことです。
ただこれを人間が自然界のシステムを破壊して何かが狂ったため・・・というような考え方ははっきり言って嫌いです。過去にもこの現象はあったとの報告もあり、もっと違う面からの考察も必要でしょう。
一番、不思議なのは蜜蜂が大量に消えているのに死骸は全く見つからないということ。それで思いついたのが上の詩。
絶対そうだ、そうとしか考えられない・・・・・・(笑)。
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