« ドラマ『踊る大捜査線』~ケイタイ以前のフォークロア | トップページ | ENDLESS SUMMER NUDE »

CD『じゃんがら』発売!

Photo_2  以前、このブログに我が郷里いわきの“じゃんがら念仏踊り”が400年前、沖縄に渡りエイサーになったと書いたことがあるが、その時、我が友人が“じゃんがら”をワールド・ミュージックにすべくレコーディングを開始したことも同時に記した。で、丁度先週の日曜日、ついに!その完成品のCDが郵送されてきて、ここのところ毎日聞いている。

 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%98%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%8C%E3%82%89-%E8%87%AA%E5%AE%89%E6%88%91%E6%A5%BD-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9/dp/B002EJ04II

 じゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんが・・・・・・・・・・。

 夏のひととき、死者の霊があの世から戻ってきて、それを反復するビートと踊りで迎えるという風習は、この地球上に一体どのくらいあるのだろうか。北米インディアンには“パウワウ”と言うのがあって、彼らはそれを踊ることによって自らのアイデンティティを回復し、戦士としての力を得ようとすると聞く。

 死者の霊と言うと穏やかで清らかなイメージもあるが、本当はとても過激でパワフルなエネルギーなのかもしれない。そして、そこから何かを得、精神を浄化させるためには永続的なビートとダンスが不可欠なのかもしれない。

 これはとても過激な音楽。ずっと聞いているとなんだか自分の中のサイキックな何かが立ち上がってくるような気がして、車を運転しながらだと、ちょっと危ない。そして、これが“いわき人”以外の人々にどう響くのか、とても興味がある。スピリチュアルなルーツ・ミュージックにしてレイブ・ミュージック・・・・・こんな紹介の仕方だと怒られてしまうか。

               ☆ 

 ライナー・ノーツには東京スカパラダイスオーケストラのASAーCHANGや明星大学の先生などに混じって私も駄文を寄せている。もし見かけたら手に取ってみて欲しい。そして、時間のある方はこの夏、是非、いわきに行って是非、体感して欲しい。お盆の“じゃんがら”。貴重な体験になる筈だ。

               ☆ 

 PS 完成までには様々な困難があったと聞きくが、JUCE&LOVEさん、ご苦労さまでした。個人的には私の敬愛する二人の故人に捧げられていて・・・泣けた。

|

« ドラマ『踊る大捜査線』~ケイタイ以前のフォークロア | トップページ | ENDLESS SUMMER NUDE »

音楽コラム(89)」カテゴリの記事

コメント

今では供養の意味合いが大きい「じゃんがら念仏踊り」ですが、昔はあまりに風紀を乱すために禁止令が出るほど過激なモノだったようです。しかもギャラリー全員参加型の踊りだったようで、その夜の出会いから「じゃんがらベイビー」が相当数誕生したとの話もあります。
強力なエネルギーを感じるのは、そういった名残があるからかもしれないです。
そう考えると、まさにナビ村さんが言う「スピリチュアルなルーツ・ミュージックにしてレイブ・ミュージック!」ですね。

投稿: JUICE&LOVE | 2009年8月 3日 (月) 23時44分

イギリスにはクリミナル・ジャスティス法なるものがあって、それは反復するビートを有した音楽を屋外で大きな音で鳴らしてはならないという法律です。これは80年代後半から世界中に飛び火したレイブ・カルチャーを恐れ、規制しようとしたものらしいですが、このCDを最近聞いて、「これはイギリスではかけられないないのだろうか?」というものでした。

 江戸時代「じゃんがら」も同じ理由で規制されたとなると現代のレイブとホント変らないですね。

 今、私の仕事の相棒はDJなんですが、今週末、長野の山奥でレイブ・パーティみたいの企画していてね、それでその辺のことちょっと詳しくなりました。

 

投稿: ナヴィ村 | 2009年8月 4日 (火) 05時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/186188/30803743

この記事へのトラックバック一覧です: CD『じゃんがら』発売!:

« ドラマ『踊る大捜査線』~ケイタイ以前のフォークロア | トップページ | ENDLESS SUMMER NUDE »