いつサンタがパパとママだと気づいたか?
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クリスマス・イン・ザ・ハート
アーティスト:ボブ・ディラン |
昨日、中学生の娘に妻がうっかり「プレゼント何が欲しいか、サンタさんに手紙書いたの?」と言ってしまったらしい。それで娘、「もう、お父さんとお母さんがサンタだって知ってるっちゅうに!!」。
我が家の子供達に自分達がサンタだとカミング・アウトしたのは確か息子が小学校6年生、娘が4年生の時。しかし、昨日、良く話すと実は息子も娘もそれ以前から薄っすらと気がついていたらしくて、してみると親は騙したつもり、子供達は騙されたふりのクリスマスが過去にあったことになるわけでなんだか可笑しい。娘曰く「だいたい分かっていたんだけど、どうやってプレゼントを気付かれないように置いているのか、それが分からなかった。誰か第三者に頼んでいるのかと思った。」とのこと。
トリックは簡単。数日前からプレゼントを用意しておいて、子供達の手の届かないような場所に隠しておく。夜、チキンやらケーキやらを食べて、やや過ごして後、「サンタさん来ないね・・・。」と妻。それで「せっかくのクリスマスが勿体無いから、○△×のツリーのイルミネーションでも見に行こうよ!」と私。それでドライブに出かけるわけだが、妻&子供等が先に車に行っている間、私が戸締りがてらプレゼントを玄関やら子供の枕元に置いて出ることに。で、帰宅後に「うわ!出かけてる間にサンタさん、来ちゃったみたい!!」なんていう訳。この手で3年間くらいもった。
しかし、ある年、息子&娘が「絶対サンタさんに会う!今年は出かけない!」と言い張る年があって、その時は困った。どうやって騙した?か覚えていない。確か子供達が風呂に入っている間、上手いことやったんだと思うが・・・・・・。また、ある年はクリスマスの何日も前からプレゼントそのものを目に付く所に置いておくという手も使った。ただ地味な紙袋に入れておいて、子供にはちょっと手の届かないところに置いておく。それで、ちょっとしたスキに紙袋から出すだけ。これも効果満点だった。
妻と娘の会話を聞いた後、私は得意のウンチクをぶった。「サンタって何だか分かる?、それは親が子供を愛しいと思う気持ちのことなんだよ、だからお母さんがサンタに手紙書いた?って言っても何も可笑しいことじゃないだろ?」とかなんとか・・・・・。
でも、親が必死で騙そうとしているのを気遣って、わざと騙されているフリをしてくれている子供達のことを思うと、サンタって実は子供が親を哀れに思う気持ちのことだったりして・・・・ね。恐え。
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