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New morning

 

 観測史上一番の暑さとやらで、一つ生活習慣を変えたことがある。それは凄く早く出勤するようになったこと。以前から異常に早起きだったが、これまでは朝起きてから例えばネットを見たり、本を読んだりして、その間、朝食として冷蔵庫にあるものを手っ取り早く、適当につまんでいるという風だった。

 今は暑くて、いつもよりさらに早く目覚める。どうせ暑い、暑い、と家の中でウダウダしているのだったら、と、さっさと顔を洗い、歯を磨き、以前より約30分早く家を出るようにした。すると、驚く程道路は空いていて、その上、朝焼けがとてもキレイで気分が良い。結果、9時からの始業時間に対し、もう7時前くらいから職場にいることになった。後はそこで珈琲を飲んだり、花に水をやったり、洗濯したり、本や新聞を読んだり・・・と、人もいなく静で、とても充実している。

 それで、一つ気がついたこと。思いもよらなかった人が同じように朝早くから来て、その日一日の仕事の準備をしていたり、掃除をしてくれているということ。聞くと「人がいなくて、静で、頭も疲れていないので、準備したり整理したりするのがはかどるから。」と一様に言う。

 大体、ビジネス書とか成功哲学みたいな本を手に取ると(ほとんど手に取らないが)、できるやつは早起きで朝の時間を有効活用している・・・みたいなことが書かれている。いつも鼻で笑っていたが、確かに、早くから来て何事か始めている人は皆、仕事ができる優秀な人達である。一応、私はその現場ではトップの立場にいるので、そうか、この人達のおかげで自分の現場は回っているんだなあ、と毎朝、感心することしきりである。

 昔、夢中になったネイティブ・アメリカンのメディスンマン、ローリング・サンダー曰く、「コップ一杯の水に、朝、最初の光をかざしてそれを飲むと、それだけでお前の魂は正常に保たれる。」とのこと。実際にやったことはないが、朝という時間はその位、ある種のスピリッツに満ちているということか。

 キレイな雪景色にたくさんの足跡が付けられるのに似て、出勤者がぞろぞろ、がやがやと通りに溢れてくると、朝の、その霊気、マジックはあっという間に消える。そこからは人間の時間なのだが、しかし、それまでのほんのひと時で、毎朝、何かが充電されたような気持ちである。

 で、お前は他の皆のように朝から何か仕事してるのか?って。まあ、いいじゃないか(笑)。ただ、早起きは三文の得ってことさ。

↑はアルファ・レヴの『New Morning』。名曲。

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