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二十四節気七十二候

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 お正月なので初詣で神社・仏閣に参拝する人が多いと思うが、いつもより「暦(こよみ)」に触れる機会が多いと思う。

 私が毎年手に入れているのは高幡不動尊で出している『御家寶暦(ごかほうれき)』というやつで、今年はこの二日、日帰りで実家に墓参りに行った際、住職の奥様から御年始の品として『智山御寶暦(ちざんごほうれき)』というのも頂いた。

 『御家寶暦(ごかほうれき)』の中に二十四節気というものの説明がある。簡単に言うと陰暦を基にして一年を二十四に分け、それぞれの時期に名称がついたもの。誰でも良く知っているものとしては小寒(寒の入り)、大寒、立春、夏至、冬至、と言ったところか。

 その一つ一つはだいたい15日周期になっていて、それをさらに五日毎に分け「初候」「次候」「末候」となる。その一つ一つにその時期にどういう事が自然界に起きるのかをイメージできるような詩のような言葉が当てはめてあって、現在のグレゴリオ太陽暦が数学的、科学的だとすると、太陰暦(正確には太陽・太陰暦)は詩的、文学的な感じがする。

 http://www.nnh.to/yomikata/72kou.html

 そして、太陽暦が物質的な世界を押しすすめるためのものとしたら、太陰暦はスピリチャルな物事を見ていくのに適していると、あるエッセイで読んだことがある。古来、神事はこの陰暦を基にしたものが多い。

 日本は明治になるまでの約1300年間、この太陽・太陰暦を使用していた。現在では全く気にもしない事柄の中にもそれは生きていて、例えば毎年11月に歌舞伎は「顔見せ」をやるが、それは旧暦11月、冬至を意識してのものの名残。元々は一年で一番夜が長く、そこからまた次第に明るくなる転換点となる時期に行なわれ、演目は「暫(しばらく)」。江戸の正義の味方、鎌倉権五郎が冬至祭のヒーローとして登場すると、江戸の人々は熱狂したという。

 最近、地球温暖化とかで季節感が狂ってしまったという感想がある一方で、この二十四節気を意識すると、なんとまあ、正確なことか、と驚く。キャロル・キングの歌ではないが、足元で大地が動いている、とダイレクトに感じることができるのは私の場合、この太陰暦の方で、それは経済か、命か、と言われた時の無意識にも響いてくる。

 本日 五日は小寒(寒の入り)、初候。芹乃栄。芹(せり)が良く栄える時。 

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コメント

先日仰っていた旧暦のお話ですね。
スピリチュアルと言う感覚がわかります。

投稿: ズン☆チャ♪ | 2013年1月20日 (日) 21時10分

ズン☆チャ♪さん、コメントありがとうございます。本文にも書きましたが、これホント正確、と言うか実感があるんですよね。今日は風が冷たくてとても寒かった。で、大寒。

 ふきの花咲く、ってのが大寒、初候のお言葉です。本当に咲くのかは知らねども。大地が生きて動いている感じがします。

投稿: ナヴィ村 | 2013年1月20日 (日) 21時40分

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