青空の扉
今日は友人の一周忌。最後の日、「楽しい時をありがとうございました。」と敬語で言われて、それが見舞いに行ったそのひと時のことなのか、それとも出会ってからの30年間のことなのか分からなかった。その事をいつも考える。
先日、彼の夢を見た。車椅子に乗っているので押してあげようとしたら思い切り手を振り払われた。それで、ようやく、本当に彼は青空の扉を開けて一人旅立って行ったのだと了解できた。
また会えたら今度こそバンドをやろう。何もかもやりつくしたベテランミュージシャンが原点回帰するために古いR&Rを完コピでやるみたいに。
また会おう。それが去年の今日約束した事。
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コメント
あー一周忌ですか。
この間、25年前の遺跡仲間と下北でデートしてたら、雑貨屋にへびのアクセサリーが売っていて、「あっ○林さんだ」「ほんとだ。こんなところにいたんだ」「けっこういろんなところにいるよね」みたいな会話がフツーにあって、彼は会話のなかでまだ生きているような気がしました。
ルーリードだって俺のなかでは未だに現役ロックンローラーなんですよね。
なんか変かな?
投稿: jazz坊主 | 2014年3月10日 (月) 00時02分
jazz坊主さん、お久しぶり。仕事場でも会話の中では普通に生きているんだけどね。本人だけが不在なのが不可解みたいな。
ルーリードが現役。そうか。
だけど比喩でもなんでもなくて今回のストーンズの来日公演はホント、凄かったみたいだね。
投稿: ナヴィ村 | 2014年3月10日 (月) 05時42分