高三の娘に自衛官募集の案内が来た。
集団的自衛権行使容認が閣議決定された後、全国の高三生に続々と自衛隊募集の案内が送られているというのはネットで見て知っていた。 http://matome.naver.jp/odai/2140429499827623501
で、昨日、我が家にも娘宛に届いた。昔からある・・・毎年恒例のこと・・・という意見もあるが、へえ、そうなの?自分の時はなかったし、二つ上の息子の時もこなかったけどな。こんなもの。これをもって赤紙(召集令状)が来たなんて騒ぐつもりはないが、このタイミングだとその前の段階の“何か”のように感じたのは確か。他の事は遅々として進まないのにこの件だけは随分用意がいいじゃないか。
教育格差が広がっているから経済的な理由で進学できないという子は応募するかもしれない。貧しい者が戦場に・・・それはアメリカを始めとする他の国の構図とまんま同じ。閣議決定後、やっと普通の国になったと言う人々もいたが、普通になるってこんなことだよ、とても素晴らしかったものが「普通」に堕ちた、のだと思うけどな。
送られてきたパンフを良く読むと予備自衛官補というのは国家免許資格のある18~55才未満、と募集の年齢幅が広い。賛成だと言う人達にまず声をかけてみたらどうでしょうか?子供たちにせっせとこれを送りつける前に。防衛大、自衛隊ともに、イラク派遣後、辞めた人が多いと聞くから年喰ってても案外すぐ偉くなれるかもしれないですよ。
新しいボスに会ってみろよ、古いボスと同じだ。(The Who 「無法の世界」より)
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