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ストウタカシの「Crying Moon」~二つの「Bell」。

 2013年の6月に高円寺の「ペリカン時代」という店で詩の朗読のイヴェントがあり参加した。

 歌の"詞"と読む"詩"の違いのような裏テーマがあるイヴェントだったが、その中でTHE FROCKSのストウさんが僕の詩に曲をつけてくれるという企画があった。 「Bell」という詩。先日、ストウさんからメールがあって、新作のCDを作ったが「Bell」も正式にレコーデングして、共作ということで僕の名前もクレジットした旨とCDを送りたいので住所を教えて欲しいとのことだった。

 今日、帰宅すると届いていて、早速、聞かせてもらった。

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 二つの「Bell」。

 http://penguin-pete.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-8c01.html#comments

 https://www.youtube.com/watch?v=DkCb5PLrYXw

 ライブで聞かせてもらった時も現在YouTubeにアップされている「Bell」もアコースティックの弾き語りだが、朗読イヴェントの時にもらったデモはちゃんとバンド演奏のように多重録音されていて、それだけでも感激していたのに、今回のニューアルバムではアレンジはさらに練られ本格的にカッコいいロックナンバーに仕上がっていた。しかもオープニングナンバー。嬉しい。

  この「Bell」という詩については、他の場所で読んだ時「ペリカンン時代」のイヴェントを見ていたという女性からこんな質問があった。 「ナヴィ村さんの"詩"では懸命に生きる人の手の中で一日は短い、とあるのにストウさんの歌の"詞"では長いとあります。どちらでしょうか?」と。  

 会場のMCでは亡くなった友人のために書いたものと説明したが、実はこの詩にはもう一人モデルがいる。説明は避けるが、晩年を過ごしていた友人には一日は短かったろうし、もう一人の方には長いだろう・・・と思って、実は最後まで迷った部分だった。だから僕の中で二つの「Bell」には矛盾がない。自分で読む時とこの曲を聞く時とでは思い浮かべる顔が違うが、迷って採用しなかった一方をストウさんが「歌」にしてくれたおかげで、僕は二人を同時に思うことが出来る。一番、感謝しているのは実はその事だ。
 
 自分が関わった「Bell」のことばかり書いてしまったが、ストウさんのニューアルバ「Crying moom」は全5曲。ストウさん自身も歌の“歌詞”とは別に“詩”も書く人なので、その辺りを興味深く聞いた。また、どんなところに音楽的なルーツがあるのかいつか聞いてみたいと思った。

で、 勝手に宣伝させてもらうが、このCDを聞きたいと思った方はこちら。↓

 http://ameblo.jp/stowtk/entry-12032476653.html

 初めてストウさんに会ったのは3・11直後の詩のチャリティーイヴェントでのこと。同じ福島人で、こうしてコラボレイトできてとても嬉しい。ストウさん、ありがとう。

このCDがたくさんの人に聞かれますように。

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