どら焼きの皮
ドリアン助川著の小説「あん」ではさくらの花びらの塩漬を皮に付したどら焼きが着想されていた。近年、豆大福を良く食べるようになり、衣の塩加減を意識するようになって、どら焼きに関してもそうしたものもありかと思っていた。衣とあん。皮とあん。いずれも二つが合わさって豆大福だったり、どら焼きだったりするのだが、別々に食べるなど考えたこともなかった。
先日、仕事場でお茶の時間に“どら焼きの皮”なるものを差し入れに頂いて、少々面食らった。聞けば、府中青木屋の工場直売店で、アウトレットものとして売っているとのこと。正式な商品は店の銘品「日々是黒どら」なるどら焼きだが、そのアウトレット品を安く販売しているのだとか。頂いたものは中に十枚・二つ一組で5品入って200円と激安。そして初めて食べる「皮だけ」はこれはこれで相当に美味であった。
食後、「このどら焼きの皮、すごく美味しいですね」なる問いかけに「うん、今度はどら焼きのあんだけ食べていみたい・・」などと言ってしまい爆笑を誘ってしまったが、この会話には後日談があって、実際にその後、自分でこの直営店を訪ねたら、なんと、どら焼きの「あんだけ」も実際に商品として売っていた。「日々是黒どら」も正式なものは一個160円くらいだが、アウトレット品は3個で250円。買ったのはまた「皮」だけだが(笑)
「あん」だけでも売っていると知って「この皮にあのあんを付けて食べたら・・・」などと考えてしまったが、それなら普通のを買って喰えって話。ただこれは食べ方、見方、使い方を変えたら違う価値が出るという、これはそういう話。
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