『道具道』読みました。
遅ればせながらの初Kindle本(電子書籍)体験は絵本作家・長谷川集平さんと奥様クン・チャンの「道具道」。愛用の道具についてのお二人のエッセイです。盆の連休中に購入し、少しずつ読みました。軽妙な文と気軽なおしゃべりのようでいて、読後はじんわりと深いです。ぼくも自分と自分の周囲の道具(物)との関係を見つめ直したくなりました。文章で描写され、はて、どんなだろう?と思ったところに素敵な写真がパッときて、おお!と思う楽しさもありました(線香筒のヘアピン、石に閉じ込められた猫!)。
スマホを持たされたのに携帯する習慣がついに身につかない僕はこれをPCで読んでいます。これもぼくなりの道具道と言っていいのでしょうか。書籍で読みたいという気もします。出版社さん、是非。皆さんも是非。
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