日記考3
朝、昨夜のカレーの残りとパン。朝のうち天気は良かったが次第に薄曇りに。
今朝の毎日新聞、保坂正康氏の「昭和のかたち」という連載に「質の高い日記出ぬ現代」なる記事があった。内容はかつての天皇、皇后両陛下の側近と目される人には日記や回想録があったものだが、現在の上皇にそういう記録がないということから始まり、優れた日記として、永井荷風の「断腸亭日乗」、清沢冽の「暗黒日記」、木戸幸一の「木戸幸一日記」、佐藤栄作の「佐藤栄作日記」などが挙げられていた。
自分が日記をつけ始めたのは2000年から。3年連用日記を買って6年間欠かさずつけた。その後2006年からこのブログを初めたことによってその習慣は終わったが、単発的に2016年に一年間、また去年も韓国語教室の課題でハングル語で一年間、1行日記をつけた。
今、それら自分の過去のものを読むと何か考えを述べた所より具体的な事実をポン記してあるだけの所の方が訴えるところが大きいような気がして、この日記もそのように心掛けようと思う。上にあげたような日記はきっと素晴らしく(どれも読んでいない)全く、手本にも参考にもならないだろうから、続ける、ということだけが目標でもまあ良いだろうと思う。
午前中、昨夜、映画『パラサイト』を見てきたという娘と感想を話す。
昼、うどん。午後、出かけたが電車の中は新型コロナウィルスの拡大を受けてマスク使用者が多かった。かくいう自分も使用。今日会った人から日本ではあまり報道されていないが、外国の企業では日本への渡航禁止令を出しているところが増えている、と聞いた。どうなることやら。
帰宅して夕方、ウォークマンを聞きながら散歩。一昨日、会社帰りの夕焼けとそれを映した川面がおそろしくきれいで、写真に撮ればよかったと後悔していて、今日、似たような夕暮れだったのでそれを狙って出かけたが先日ほどではなかった(↑写真)。夜、鶏肉とごぼう、コンニャクの煮物、豆腐、納豆、昼の残りのうどん。
と、ここまで書いて、このブログに日記について何か書いたことを思い出した。武田百合子の『富士日記』についてと、太宰治の愛人・太田静子の『斜陽日記』について。それぞれ、
『日記考1』http://penguin-pete.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_b3f5.html
『日記考2』http://penguin-pete.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-174f.html
となっているので、これは『日記考3』か。
夜、NHKスペシャル『一人駐車場の片隅で~車中生活者の実態』を見る。
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