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志村けん 逝去。

 朝は昨夜の残りのうどん。二日間、家にいたので外の空気が冷たくやけに新鮮に感じた。正常な時より人は減っているのだろうが、勿論、人は普通にいて、週末だけ外出自粛要請などしても平日にこうでは効果はいかほどかと思う。

 寝すぎてかえって体調が崩れかけていたようだったが、体を動かすとしゃんとして元気になる。現場は昨日の雪と雨で完全に水没していて、一日、ほぼその汲み上げ作業の準備などした。

 AM10:00頃、作業員の一人から志村けん氏が亡くなったと知らされる。新型コロナウィルスに感染し重症と聞いていたが随分早かった。

 子供の頃のドリフは言わずもがなだが、個人的に彼一人を意識したのは「志村けんのだいじょうぶだぁ」から。「俺たちひょうきん族」が始まって「8時だよ、全員集合!」は古く感じたが「志村けんのだいじょうぶだぁ」 を見たら「ひょうきん族」が古く感じた。

 特に「~だいじょうぶだぁ」では石野陽子との就寝コントが面白かった。今、YouTubeにいっぱいあって、帰宅後、ひとしきり見てしまう。やはり面白い。

 その他では高倉健主演の映画『鉄道員(ぽっぽや)』での炭鉱が閉山し荒んでしまった鉱夫の役を思い出す。いつものコミカルな役ではなく哀しみに溢れた役で名演だった。天才コメディアンが悲しい役にも優れているのはチャップリンで証明済み。ご冥福を祈る。

 夜、鍋とビール。20:00からまた小池百合子都知事の会見。夜の外出を控えろとの事。

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自粛要請下、東京、雪。

 AM5:00起床。昨夜、炊くのにやや失敗し、固めのご飯があるというので、それに少しバターをあえてハム、葱と共にチャーハンにする。美味しくできる。

 本日も外出自粛要請とやらが出ているが、息子は仕事に行かねばならないというので最寄り駅まで車で送っていく。起きてすぐはみぞれのような天気だったが、帰路、本格的な雪に変わる。自粛要請下でも出かけようという人はいるもので、だが、これで少しは控えることだろう。

 昼頃、山形から野菜が届く。長芋、蕾菜、アスパラ菜、青梗菜、大根、サツマイモ、ニンジン、行者菜など。早速、サツマイモをふかして食べる。午後、家の前の小学校の前に雪桜の写真を撮りに出る。

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 一日中、テレビを見たり、ネットを見たり、音楽を聴いたりしてゴロゴロしていたと書く以外にない一日。夜、平成から令和の記者会見ベスト100のような番組を見る。色々な事があったが、未来から見れば今がその色々な事の渦中にいるのだろうなと思った。11時頃、就寝。

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夜は鰻。

 朝、新聞の折り込み広告に近所のスーパーで鰻が凄く安く売られるとあり妻が買いに行く。今の自粛ムードで高級食材が余り、スーパーで売られるというニュースをネットで見たが、こうも早く実感できるようになって良いんだか悪いんだか。

 外出自粛要請初日。外に出るなと言うので一日中家にいるが全く痛痒を感じず。最近、遠くまで通勤しているので疲れていたのか、寝る。寝る。寝る。

 午後、山形の長兄から携帯にメールあり。東京の新型コロナウィルス感染がみるみる拡大していくのを見て、長井に疎開してこいとのこと。こちらはこちらで兄の商売の方を心配しているのだが。ありがたい。

 テレビはどこもコロナコロナでつまらなくて、色々リモコンをいじっていたら「アルプスの少女ハイジ」をやっていてそれを見る。クララが立った。涙。夕方、また首相の会見があり見る。

 というわけで夜は鰻。緊急事態の瀬戸際だと美味いものが喰えるのか?ヘンな世の中。

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Culb SONIC iwakiからミーワムーラの無観客ライブ、動画配信。

 朝の通勤電車がずっと座って行けた。京王線。新宿から乗り換えた大江戸線も。一見、普通のようでいて東京は今、やはり人が減っているんだな、と実感する。天気は曇っていたが暖かい一日。だが風が強かった。自分が今いる現場が海を埋め立てた場所だと思い知る。

  夜、友人が経営するいわきのライブハウスから無観客ライブの無料動画配信があった。その第1回はミーワムーラ。状況が状況なだけにどんなだろうと思ったが、歌・演奏は変わらずに素晴らしく、ステージングはユーモラスで良かった。名曲「残映」からのメドレーはビートルズの「ディア・プルーデンス」。ぐっと酒量が増え、結局、ライブ終了後、また酒を買いに行ってしまった。

 いつもライブを見に行くと飲み過ぎや帰りの電車の時間などの心配があるが、動画配信で見ると当たり前だがその心配がない。心行くまで飲んで、あとはごろっとなれる。最高だった。

 SNSを見ていたら、ライブは東京より厳しい措置(都市封鎖)がされているキエフからも見られていたと知って動画配信の威力を知る。

 またこの動画はミーワムーラの厚意によりCulb SONICのYouTubeチャンネルのアーカイブに残されるとのこと。明日からの週末、東京(首都近郊)は外出自粛要請。予定がなく家にいるという人は是非。「かもめ」から全9曲。9:50秒程から登場です。https://youtu.be/d5UN3-92fFc

そしてチャンネル登録も宜しく。

https://www.youtube.com/channel/UCyxqvXm3ut9t6O5OXu699ZQ/featured

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第1回はミーワムーラ。

 朝、5時起床。弁当を作り朝食。6時8分に家を出る。この時間に出ると電車の時間が丁度良いのを発見。

 昨夜、都知事から今週末、外出自粛要請が出たため、また買い占めが始まったとのニュース。馬鹿なのか?普通にして、普通の購買活動でいればあまねく食糧でもなんでも行き渡っているというのに。メディアもそんなニュース流さなければ良いのに。

 友人が経営するライブハウス、 Iwaki Sonicが新型コロナウィルス感染拡大の影響により危機に瀕していて、それを打開すべく色々とやっている。Tシャツ販売、缶バッヂ販売。元々あったYouTubeチャンネルを強化することも決め、登録者4000人、視聴時間1000時間を目標としているとか。Facebookを見ていたら無料ライブ配信も決まり、その第1回はミーワムーラ。https://www.youtube.com/channel/UCyxqvXm3ut9t6O5OXu699ZQ/playlists

 ミーワムーラを自分はいわきで見たことがまだない。見たのは湘南、代々木、新宿。初めて見るいわきでのライブがこういう状況下で、ネット配信でというのも後の何かに立ち会うような気持ち。明日、3/27 夜8:00より。いわきの至宝。見逃さないようにしなければ。さっそくチャンネル登録。

 志村けんが新型コロナウィルスに感染したことは知っていたが重症と知り心が痛む。回復を祈る。

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今週末、不要不急の外出自粛要請

 朝、いつもより30分寝坊。よって弁当なし。朝食は現場に着いてからコンビニでおにぎりとカレーパンを買う。東京オリンピック1年延期が正式に決まる。Facebookでジャクソン・ブラウンが新型コロナウィルスに感染したニュースを見る。回復を祈る。

 夜、小池百合子東京都知事が都内における新型コロナウィルスの感染爆発を懸念して、今週末、不要不急の外出自粛の要請。

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『MOTOHARU TV SHOW』を見た。

 昨日と同様寒く、また風が冷たいとの予報。もう今年は着ることはないと思っていたダウンのジャンパーを着ていくと朝は丁度いい感じ。だが、帰り電車の中は暑くて脱いだ。

 昨日も今日も電車の中でマスクをしなかったら周囲の視線が厳しかった(気がする)。電車の中は昨日より心なしか混んでいる。学校が始まったのだろうか。隣に立っている若者のヘッドフォンの音漏れがうるさかった。

 帰り際、息子から携帯に連絡あり、待ち合わせして何処かで飯を喰おうとの事。色々言っていたが、疲れて遠くには行きたくなくて、結局、地元日野のラーメン「魁力屋」へ。妻、娘も来て家族で晩飯。ラーメンに味たまごをトッピングでチャーハンセット。かなり空腹だったので美味かった。

 夜、かねてからSNS上で予告のあった佐野元春の『MOTOHARU TV SHOW』を見る。YouTubeで無料。佐野さんはデヴューして今年で40周年、バンドのコヨーテバンドは15周年。その簡単なヒストリーとトーク。新曲の題は『エンターテイメント』とか。興味あり。

 新型コロナウィルスの影響でオリンピックは延期の方向。11頃、就寝。

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「ペスト」を読んだ。

 朝、昨日のスパゲッティの残り。昨日より気温差があって晴れているが寒いとの予報。何を着ていけばいいか難しい。しかも始業時には雨が降って、待機をしながらだったが、やはり濡れて寒かった。

 今日から他の現場から三人来る。知り合ったのは十年前くらいだが、同じ現場で一緒に仕事するのは5、6年ぶり。それぞれに会えて嬉しかった。

 帰宅して夜、ネットで昨日見たドラマ『テセウスの船』関連記事をいろいろと見てしまう。ドラマの題名『テセウスの船』は"テセウスのパラドックス"からきているが、最終回まで見て題名の意味が深く理解でき、良くできたドラマだなぁと妙に感心してしまった。

 カミュの「ペスト」を読み終わった。十年以上前に読んだ時、難しくて辟易した覚えがあって、今ならもう少し違う読みができるだろうと思ってまた手にしたが、内容はともかくやはり読みづらかった。ただこれは訳が古いせいではないだろうか?長年この訳で読まれていて今もそのままなのだから、きっと名訳という評価に入るものなのかもしれないが、古い感じが否めなかった。新訳を望む。

 寒暖の差があった上、日中少し濡れたせいで風邪をひきそうな感じ。今なったらただの風邪でも気疲れしそう。長風呂して早く寝る。

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映画『三島由紀夫VS東大全共闘~50年目の真実』を見た。

 朝、起きてすぐ府中に映画『三島由紀夫VS東大全共闘~50年目の真実』を見に行く。映画に取り上げられている伝説の討論の様子は以前細切れでYouTubeにあって(今はない)見たことがあったが、実際、大きなスクリーンで見ると、当時の駒場900番教室いるような臨場感があった。

 三島はユーモリストで人の話を良く聞く人という印象。極左と極右の議論だが、紆余曲折しながら着地点を見出していく過程がスリリングだった。

 あまり気にしなかったが上映が終わって周囲を見ると客はほとんど70代(くらい)の当時を知っていると思われる世代の人か、あるいは若い人だった。その間の自分と同じ50代、あるいは少し下の40代にしてもほとんどいなかったように見えた。

 映画が終わったのは11時ごろで、少し早かったがリンガーハットでちゃんぽん麺1.5倍を食べる。帰宅すると娘が昨日のブレイディみかこと鴻上尚史の対談番組の録画を見ていてまた見てしまう。その後、少し寝る。

 カミュの『ペスト』をずっと読んでいるがなかなか読めずにいたのでこれを機にと思い、後は読書。天気が良く、暖かく、その上桜が満開に近くて誘惑も多かったが、ずうと家にいた。

 夜、陽気は暖かいのに何故だか鍋が食べたくなり、頼んで鍋にしてもらう。鮭と牡蠣入りの胡麻豆乳鍋。昼に作ったスパゲッティナポリタンが少し残っているというのでそれも食べる。変な組み合わせ。

 テレビはNHK大河『麒麟が来る』と『テセウスの船』の最終回。妻、娘とギャーギャー言いながら見る。

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洗濯機が来た。

 昨日、朝の8時半~10時半までの間と言われていた洗濯機の配達が8時頃来る。

 慣れた感じが良いと思って壊れたやつの新世代型を買ったのだが、昨日、店頭で一日一回回して7年が寿命と言われたことを取り付けに来た人に言うと、そんなにもたない、もって5年が普通、と言われる。とすると壊れたやつは6年使ったので、やはり買い替え時だったのだと改めて思った。

 韓国語教室の課題を午前中にやり、午後、教室へ。外は快晴で上着がいらないほどの暖かさ。授業は今、新型コロナウィルスの件で机同士の距離がやや離され、マスク着用が必須。Zoomを使ったオンライン授業も選べるが、それでもやはり、できるなら集まった方が良いと思った。

 終わって帰宅途中、聖蹟桜ケ丘駅前の通りを見ると桜が見事に満開。家の周囲ではまだこれからという感じなのが、ここではすでにピークを迎えているものもあって、そんなに離れていないのに気温・条件の違いはいかばかりかと思う。

 陽気と花見気分が手伝ってか、そのままビールと渇きものを買って帰って夕方から飲んでしまった。

 夜、テレビ『出没!アド街ック天国』は郷里のいわき。良く知っている所もあれば知らない所もあった。特に震災後に出来た食事処はほとんど知らない。今度行ってみようかと思った。https://youtu.be/DX4lRaJW5zc

 その後、NHKEテレでブレイディみかこと鴻上尚史の対談、NHKで『MISIAスペシャル、ザ・シンガー22年目の挑戦』を見る。

 MISIAのことは良く知らなかったが、昨日、新型コロナウィルス下での中国の歌番組で彼女が歌った動画を見たばかり。ウィキペディアを見ると医者の家系で「離島に医療を」という父親の思いを受け長崎の対馬で育ち、そこで教会のゴスペルに触れ歌手を目指したとある。

 昨日、見た動画で歌っていたのは中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」で、いろんなことが腑に落ちた。

 自室から出てきた娘が録画しておいた上述のいわきの番組を見始めたので、また途中まで一緒に見たが、眠くなって寝る。12時半就寝。

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洗濯機が壊れた

 朝起きて洗濯機を回したら、洗濯機か壊れた。買って6年くらい。それで昼頃、新しいのを買いに行き店員さんに聞くと洗濯機の寿命は1日一回回したとして寿命は7年だと言われる。日によって2~3回回したこともあるだろうから、丁度、買い替え時だったのかと悟る。

 その後、スーパーで買い物してから一度帰宅して、八王子のTower Recordへ。昨日、新宿に行って探したCDが無いものかと行ったのだがまた無い。あきらめて帰る。

 日本の歌手MISIAが現在、中国の有名な歌番組のシーズン5にレギュラーで出演していると娘に教えてもらう。その時のパフォーマンスがYouTubeにアップされていて見る。いくつかあるが、見たのは中島みゆきの『銀の龍の背に乗って』。昔のドラマ『Dr.コトー診療所』の主題歌だった。

https://youtu.be/AfBViJGmDl4

中国と言わず、イタリアと言わず、世界中の医療従事者は新型コロナウィルスで今大変だ。いい選曲だと思った。そう言えば、あのドラマに出演していた人が以前自分の現場にいたことがあった。富良野塾出身の人だった。今どうしているのだろうか。

 夕方からの飲み始めたら、いつもより早い時間に眠くなってしまいそのまま寝る。目覚めたら0時過ぎ。眠れなくてこの日記を書いている。また寝よ。

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静かな銀ブラ。

 明日は休みなので、せっかくだからと思い帰宅時に銀ブラ。築地青果門から晴海通りへ。新型コロナウィルス禍でどんな様子だか見ておこうと思った。通りは静か。交差点に或るたこ焼き屋の店先には外国人観光客の一団が固まっていて不思議そうにこっちを見ていた。歌舞伎座三月公演は中止。

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 その後、丸ノ内線に乗って新宿へ。こちらも普通に人はいるが、今日のような休日前日、普段に比べれば人は少ないのだろう。探しているCDがあるのでついでと思いディスクユニオンに行くが、CD、LPと別れている上にジャンルが細分化されているので、聞くとあっちの店舗へ、いえいえあっちの店舗へとなって疲れる。結局、探し物は無く無駄足に。

 週刊文春が十年に一度のスクープ記事で20うん年ぶりに完売、とのネットの記事を思い出し、地元駅付近のコンビニを見ると普通に一杯あるので一冊買う。週刊文春は伊集院静の人生相談が好きでいつもそこだけ立ち読みしていたが、作家が病気で連載がなくなって全く手に取ることがなくなっていた。スクープ記事は家でじっくり読もうと思う。原色美女図鑑は広瀬すず。

 夜、テレビは面白いものが無く、録画してあって見ていなかったBS『地球タクシー』のカイロ編、パリ編を妻、娘と見る。仕事後に普段よりさらに歩いたので疲れたのか、缶ビール2本飲んだらキマってしまい寝る。

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やわらかくなりたい。

 肩が痛い。五十肩。四十肩、五十肩で病院に行ったことのある人に聞くと、多くは動かせ、と医者に言われるらしい。動かさないでいるとどんどん可動域が狭くなって悪化していくと。

 良く背中で自身の両手を繋ぐ動作をすると、普通の人は右はできるが左ができないとか、あるいはその逆だとか言ったりするが、自分は両方できない。もっと言うと自分の人生でできたことが一度もない。だから楽々やっている人を見る度、惚れ惚れするように見てしまう。きっと自分は普通の人より腕が短いのだろうと思ったりする。で、長年できないものはできないのであきらめていたが、この肩痛をキッカケに考えを改め、きっとふさわしいストレッチ法がある筈でそれを見つけ、続けることを思い立った。

 で、ネットの記事を色々見たが文章だとやり方が今一つ分からない。またそれだとできているつもりで間違ったまま続けてしまうということもありうる。なので、YouTube動画を探したら、あるはあるは、それはいわゆる肩甲骨はがし、という一つのジャンルのようになっている。

 自分が、いいな、と思ったのはこれ。 https://youtu.be/vKWKvWq5ECs

 他のも見てみたが、自分からすると、多くはほぼ出来ている人がさらにできるようになるためのもののように思えて、もっと初歩からの・・・と思って上のやつにした。筋肉の解説など聞くとどうやら自分はまき肩というのになっているような気がする。

 だいたい年を重ねるといろんなところが衰えてくるが、筋力が落ちるとかより、体が硬いことで不都合が起きることが今後は多くなる気がする。以前、現場にヨガのインストラクターをやっている女性がいて、この件を相談すると、お風呂上りにストレッチすればできるようになりますよ~と軽く言われた。もう十年前くらいの話だが、その頃から毎日やっていれば今頃くにゃくにゃにだったのだろうか。

 朝、ミーワムーラのアルバム解説のゲラが送られてきて、それを見たせいか、今日の通勤はミーワムーラ。通勤時間が短く感じた。夜、カレー。その後、初韓国語のオンライン授業。

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通販の学校給食

 ここのところ起きてすぐおにぎりを握って出かけていたが、案外それも面倒と気付いて普通に弁当を作ることにした。ごはんにのり玉のふりかけと種無しの梅干し、おかずはカミさんの仕事場のチキンハムを焼いたものとサラダ。それにフリーズドライのみそ汁とお椀も持参した。

 始業前の時間、雑談で、今、新型コロナウィルスのため学校休校措置のため給食業者が悲鳴を上げていて、給食食材を通販しているという話が出る。なんとタイムリー。実は昨夜、同様のニュースを見て我が家も一品頼んだところ。

https://www.value-press.com/pressrelease/238136

ただ自分はさんまの・・・か、サバの・・・のようなものを注文したと思っていた所、カミさん曰く、いろいろ話すうちに、結局、さわらの西京焼きにしたのだとのこと。そうだったのか。なんにしても来るのが楽しみ。

 給食というと世代によって、それにまつわる思い出はそれぞれに違うらしい。自分は脱脂粉乳を飲んだ世代ではない。米飯給食が試験的に始まったころで、月に1回(そのくらいの頻度だったと思う)のそれが、とても楽しみだった。普段はコッペパンか食パン。クジラのたった揚げとかまだあった。ソフト麺というのもあった。ミルメークとか懐かしい。今もあるのだろうか?いずれにせよさわらの西京焼きなんてなかったぞ。

 仕事は昨日に続き、炭鉱風。暗い中にライトを照らすとグレーの土に影がコントラストになって月面の上にいるよう。昨日のような強風は今日は無くてそれは良かった。

 朝と同じルートで帰宅しているのに、帰りが体感的に長く感じるのはどういうわけか。疲れているといえばそれまでだが。朝がとても寒かったのでダウンのジャンパーを着ていったら、帰りにはそれが凄く暑くて、脱いでリュックに詰め込んで帰る。電車の中はウォークマンでウディ・ガスリー、レッド・ベリー、ピート・シガーらを聞く。家に着いたらへとへと。

 『三宅裕司のふるさと探訪~和歌山県高野町』、アナザーストーリー『太宰治心中!~人間失格』を見る。

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風が強い日

 朝起きて体調悪し。というかこの土日寝すぎて怠いというのが本当のところか。天気予報を見ると晴れるが寒いとの事。ただ晴れマークと最高気温14℃と言うのを見ると何を着ていくべきか迷う。またおにぎりを握る。鮭と梅。ジャンパーなしでパーカーだけにして出かける。

 現場は週末、特に土曜日雨が降ったので水が溜まっていてポンプを設置したり、土留めの土嚢を作ったり。詳しくここには書けないが現場は暗くライトを照らしながら鶴橋やバールで硬い石、地面を砕きながら掘るような状況でまるで炭鉱夫のようだなと思った。一日中鉄骨の下での作業なので何度も鉄柱に頭をぶつける。ヘルメットをかぶっていなかったら大怪我だろうと思うほど、その都度、結構な衝撃。東京の都心でこんな作業している人間がいるなんて誰も想像してないだろうな。親戚の叔父たちの多くは本当に鉱夫だったので、勝手に運命的なものを感じながら作業する。カンテラ欲しい。

 午後、頼まれて市ヶ谷の現場まで届け物&預かりもの。築地からだと新大橋通りで虎ノ門から六本木を抜け外苑東通りへ。午後から凄い強風で合羽坂を過ぎたあたりの横断歩道で文字通り小さな子供2人とその若いお母さんが飛ばされていくのを見て驚く。車も気を付けないとハンドルを取られっぱなし。風は冷たくてやはりジャンパーを着てくればよかったと後悔す。帰りは晴海通りを直進し、勝鬨橋を渡って右折。また築地の現場へ。

 「健さん」という名称の安全靴を履いているが、それは安全靴と言うより地下足袋のつま先に鉄が入ったようなもの。軽くて良いが、何分、シンプルなものなので足の衝撃吸収のようなことは全然に念頭に無くつくられているようで、長く履いていると足への負担が大きい。衝撃吸収の中敷きを敷いているが、それにも限度がある模様。またかかとが痛くなってきた。足底腱膜炎。もっと良いのを買おうか。

 夜、録画しておいた『テセウスの船』を見る。いよいよ佳境。冷蔵庫に飲まずに残っていたHitachinoBeerを飲む。今日はすっかり冷えたので熱燗にすれば良かったと飲んでから気付く。腰と肩が痛い。風邪をひかないように、風呂で暖まって早く寝たい。

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ウディの本を2冊借りた。

 朝起きてすぐ洗濯機を回す。天気が良さそうで、起きてすぐはどこかに出かけようかと思っていたが、段々と風が冷たいのが分かってきて家にいることにした。「不要不急」の外出は控えよ、との言を守ろうとしているわけではないが、今は平日遠くまで出かけているので家でゴロゴロしているのも良いと思った。

 先日買ったウディ ガスリーのCDについていたライナーノーツ、とりわけウディ自身によるオリジナルライナーノーツをじっくり読んだ。なかなか長い文章だが、中にこんな一説があった。

"オクラホマに住む女性から1通の手紙が俺のもとに届けられた、そこにはこう書いてあった。「貨物列車や壊れたおんぼろ車で逃げだしたのは意気地無しの連中だけだわ、"働かずに食える生活を求めて"」
 僕たちオーキーに関してそんなことを信じている人間がこの世界に一人でもいるなんて思ってもみなかった。だけどどうやら一人はいるようだ。この世界のどこかに一人いる。ということで、もしみんが構わなければ、ビクターレコードから出すこのアルバムと、この世で俺が吸い込む息を一回おきに、その人ただ一人に捧げたいと思う。" ウディ・ガスリーCD『Dust Bowl Ballads』収録ウディ・ガスリーのオリジナル・ライナーノーツより一部抜粋。

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 ウディ・ガスリーの今まで持っていたCDはオムニバス版のようなものだったが、『Dust Bowl Ballads』は1935年4月14日にアメリカを襲った歴史的な砂嵐と、自身もその被災者でもあったウッディが自分の目で見た、それに巻き込まれた多くの難民たちのことを歌ったもの。アメリカ版ウィキペディアには、世界初のコンセプトアルバム、のようにある。そして対訳を見ながら曲を聞くと、当時の人々の苦難がじわじわと沁みてくるようで、今の時代のどんなメディアをも超えていると思った。福島原発事故後の被災者たちの姿が重なった。

 と言うわけで、午後、図書館に行ってウディ関連の本を借りてくる。一冊は『わが心のウディ・ガスリー アメリカ・フォークの源流』エド・ロビン著 社会思想社、で、もう一冊は『この国はきみの国 アメリカの吟遊詩人 ウディ・ガスリー』ヤネル・イエイツ著 かもがわ出版。どちらも矢澤 寛氏訳。明日からまた通勤の電車時間が長いのでじっくり読んでみようと思う。

 "ウディの子供"の一人であるボブ・ディランの来日公演は新型コロナウイルのため中止とか。

 夜 NHK大河『麒麟が来る!』、NHK特集『メルトダウン 原発事故 見過ごされた分岐点』を見る。

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お早う

 朝から雨。いつも早く目覚めてしまうが、ここ数日都心まで通っていたので朝ゆっくりできるのが嬉しい。ハムサンドを作り、低脂肪牛乳のコーヒー牛乳。先日、amazonで買ったウディ・ガスリーのCDは日本版で、解説と歌詞対訳が付いていたので聞きながらじっくり読む。ウディ自身の文章も載っていてそれも興味深かった。

 昼、うどん。妻が適当にテレビのリモコンをいじっていると小津安二郎の『お早よう』(1959年)をやっているのでそれを見る。ただし出かける時間が迫っていて途中録画にして家を出る。

 韓国語教室のため聖蹟桜ケ丘へ行く。だが時間変更のメールがあったのに気づかず授業は大幅遅刻。後半30分だけ受ける。先生が、できなかった部分は後日オンラインでどうかと言ってくれOKと返事。この新型コロナウイルス禍でどの分野でも試されていることでもあり興味がある。それで大丈夫なら今後それでもかまわないとも思う。

 帰宅して『お早う』の続きを見る。子役(勇ちゃん)のある仕草が可愛く、しばらく妻との間だけ流行りそう。

 夜はチキンライスと昼の残りのうどん。テレビで首相の2度目の会見を見る。その後、買い物に出かける。近くのイーオンまで。客はまばら。でも不遜だが自分的にはその方が快適に感じる。妻が買い物をしている間、自分は書店で立ち読み。

 帰宅してBSで大谷翔平のドキュメンタリーを見る。

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浜離宮へ行った。

 今日も築地へ。昼休み、現場の隣の浜離宮に行った。https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/about028.html

昨日同様、朝、握ったおにぎりを食べる。昨夜、WHOが新型コロナウィルスについてようやくパンデミック宣言とか。それを受けての日米株式市場の暴落。でもここは静かだ、など思ったが、これでは静かすぎるのだろう。初めて来たので、平時の様子が分からない。ま、静かに飯が食えてありがたかったが。

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 中に広い菜の花畑があって学校が休みだからだろう、親に連れられて子供たちがたくさん遊んでた。

 だいたい通勤には1時間半かかる。へっちゃらと思っていたが、帰宅するとけっこうくたくた。じきに慣れるだろうが。夜、ハヤシライス。しばらく夜は糖質制限的な食事をと意識していたが(別に守られていないが)、これだけ体を動かしているとそれも気にせず食べられる気がする。ギリシャで聖火リレー中止のニュース。食後、灯油が切れているというので買いに行く。

 空を見ると晴れていて星が出ているので今日も月が撮れると思ったが、昨日と同じ時刻に同じ場所に行っても見えず。薄い雲でもあるのだろうか。諦めて入浴後、ダメ押しで窓を開けて見ると今度は見える。この状況も昨夜と同じ。また湯冷めを心配しながら撮りに行く。昨日はポリスのWalking on the Moonで今日はストーンズのMoonlight Mile。歌詞が気分にぴったり。12時過ぎ就寝。

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Walking on the moon

 今日から築地の現場。周囲がどんな環境なのか良く分からないので、早朝、とりあえずおにぎりを2個握る。京王線から大江戸線。電車内はいつもより空いていてマスクの人が多い。もちろん自分も。

 昨日、届いたウディ・ガスリーのCDをウォークマンに取り入れて聞きながら行く。ウディは1930年代、アメリカで起きた大砂嵐を体験してそのことを伝える歌を一杯作って歌った。この新型コロナウィル禍を歌う人が現れないものか。

 仕事は久しぶりの肉体労働で、ここのところ室内での仕事が長かったので、体がなまっているのが良く分かる。2年前(もうそんなに経つのか)、別の現場で入ってきて自分が掘り方など教えた23才の若者が、その後の現場で鍛えられたのかすっかり「掘りプロ」になっていてあおられ気味。しばらくすれば体重もすこし落ちるだろう。

 夜、ギリシャで東京オリンピックに向けて聖火の採火式。

 夕食後、昨日、月の写真を撮ったら凄くよく撮れたのに気を良くして、今日も。。。と思い、窓の外を見ると晴れていて星は見えるのに、月がない。ちょうど月が見えるはずのあたりにだけ雲があって見えない。諦めて入浴後、見ると昨日より少し欠けた月がきれに見えていて、急ぎ外に出て撮影。きれいに撮れた。

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 その後、YouTbeで月に関連した曲をいくつか聞く。今日の月は昨日より青白くてポリスの『Walking on the moon』が合っていると思った。 https://www.youtube.com/watch?v=mbv-LcdLY-Y

 風呂上りなのに外に出たので、湯冷めしないよう早く布団に入る。心地よい疲れ。10時半ごろ就寝。

 

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3.11から9年目。

 3.11から9年目。明日からしばらく築地の現場に助っ人に行くことになって、周りの片付け、準備、使っていた車の掃除などして過ごす。2時46分に黙祷。丁度、9年前、自分がやっていた現場の作業員名簿を提出する用があって調べたが、つい昨日のことのよう。なので被災者の心情はいかばかりかと思う。

 夜、ネットを見ていて郷里いわきでライブハウスを経営する友人が雑誌『アエラ』で取材されたと知る。この新型コロナウィルス禍で、ライブハウスは今大変で、そのことに対する取材要請なのだろう。ある意味、3.11の時よりキツイとあった。どうすれなようのだろうか。乗り切って欲しい。

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 夜、カレイの煮つけ。高校野球春の選抜大会は中止のニュース。Amazonで頼んでいたウディガスリーのCDが届く。食後、買い物に行き、歩いていたら月がきれい。山川異域 風月同天。月齢16.5。一昨日、Worm Moon前夜としたが、案の定、昨夜は天気が悪く見れなくて今夜はWorm Moon後日。だがあまりにきれいなので愛用のコンデジでズームして撮ると、なんとクレーターの凸凹までくっきり見えて驚く。これなら事あるごとに様々な月を撮って楽しめそう。明日に備え、早めに布団に入る。

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俺の五つ星

 朝から雨。今日は午前中は車で市谷へ。行く途中に聞いた、またラジオの話。自分はあらゆるメディアの中でラジオが一番好きだ。今日聞いたのは「伊集院光とラジオと」の中の"俺の五つ星"。

https://www.tbsradio.jp/yahoo-oreno5/

自分が昔食べた食べ物の今を視聴者とともに追いかけるというコーナー。今日はなんでも千住の方に昔(昭和30年頃)あったというタイ焼き屋のたい焼き。駅前の区画整理で無くなってしまったが、その後、どうなったのか? 詳しくは書かないが、結末が意外な展開で、ラジオのちょっとした1コーナーなのにドラマのような感動があった。

 自分の中の"俺の五つ星"は何か?と自然と考えた。いくつかあるが、でも自分の場合は店も商品もまだあって探したりしなくても良いので、番組的な展開は(まだ)成り立たない。なんかそういうのがある人が羨ましく思った。

 午後は会社の戻ってきて、納品の準備と納品。ようやく終わる。

 と、ここまで書いて、俺の五つ星二つ思い出した。

一つは、郷里いわきの鹿島街道沿いにあった「福仙」のスタミナラーメン。

もう一つは昔、住んでいた三鷹南口駅前通りにあった八千代軒の豚生姜焼き定食。

「福仙」のラーメンは厳密にいうと父が好きで、外食なんて今のようにまだそんなにしない時代、家族で外に何か食べに行くとなるといつもそこだった。

 ラーメンは大盛でステーキのような肉がのっていて餅が入っていた。父がうまいうまいと食べるので、子供の自分もうまいと思って食べていた。懐かしい。

八千代軒のほうは生姜の効かせ方と焼き加減が絶妙で、当時は今よりももっと貧乏だったから、余計に、美味かった。二つとも今食べることが出来たならどんな感想を持つのか興味ある。

 夜はピーマンと豚肉のオイスター炒め、キャベツと油揚げの味噌汁、冷ややっこ、それとビール。春だからか、やたらと眠い。早く寝よ。

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Worm Moon前夜

 今日は友人の命日だった。東京に出てきて最初の友達が彼だった。4年間、田舎から一緒に出てきた自分の友人と混ざって一緒に遊んでいて、彼らの大半が郷里に戻った後も、ポツンと東京に残った自分のところにいつまでも変わらずに遊びに来てくれていて、大学卒業後の方が関係は深くなったと思う。

 詳しくは言わないが今のカミさんと自分が出会ったきっかけを作ったのも彼だったし、将来ということに恐ろしく不真面目だった自分に今の仕事を見つけてきてくれたのも思えば彼なのであった。

 想い出は色々あるが、今日、何故か思い出したのは弟と自分が二人で住んでいたアパートに彼が数か月居候していた時があって、ある日三人で、ルウを使わずに香辛料からカレーを作ったこと。

 何故かそうしようということになって、昼間から皆ですり鉢でなにやらゴリゴリやったりして、つくったのだった。3人で美味い、美味いと喰った。若かった。些細なことだけど、今日、彼の命日だと会社で一緒に話した人も、思い出すのはそうしたことばかりで、何故か仕事のことではないと、笑っていた。

 今日は朝、また役所に書類を届けた後、都心の現場に行った。世田谷と十条。久しぶりに会う人たち。皆、元気そうだった。

夜、肉じゃがとサラダ。食後、散歩がてらにスーパーに買い物に行ったら月がきれいだった。明日がネイティブ・アメリカンの言うところのWormMoonらしいが、多分、明日は天気が悪くて見れないので、今日の月で満足する。カメラを持っていなくて残念。

 帰宅して録画していた「テセウスの船」を見る。見ながらイカの塩辛とホットウィスキー。朝、Beatlsの「ホワイトアルバム スーパーデラックス」から「ディア・プルーデンス」をアップしたが、夜はこちらに「グッドナイト  take5」https://www.youtube.com/watch?v=mImUDiwKTTo

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墓参りに「想像ラジオ」

 朝から雨が降っていたが、岩槻に墓参りに行くことにする。家族四人が一緒に出掛けられる機会が意外になく、息子が仕事休み、娘が今日は天津からのオンライン授業がないというのでそうすることにした。

 朝、8時頃出発。首都高→東北道へ。昨日、遅くまで飲んでいたので、息子、娘は車内で寝ていてカーステレオは低くノラ・ジョーンズ。だが、それにも飽きて小川洋子のラジオを聴くことにする。今日、紹介されていた本は東日本大震災から9年目の日が近いということで、いとうせいこうの「想像ラジオ」。 https://www.tfm.co.jp/ml/today/index.html

 番組、本の内容、かかる音楽も、墓参りの道すがらに聞くにはあまりにタイムリーで、聞きながら自然と厳粛な気持ちに。

http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20200308100000

丁度、番組が終わった時に霊園に到着した。到着してすぐ霊園の事務所に「春彼岸合同慰霊式は雨のため本日中止です」と張り紙があった。そうか今日はそういう日だったのか。

 墓参り後、せっかく出かけてきたのだからこの周辺の何処かに行こうということになって、息子が色々調べてくれたが、施設・店は何処も新型コロナウィルスの感染拡大のため休館・休業ばかりで、食事だけして帰ることにした。

 帰宅後は二日続けて遠出したせいか疲れて眠る。起きてテレビを点けると「番記者!」で東京大空襲の特集をやっていた。また、新型コロナ感染拡大防止策の学校一斉休校に退屈した若者が街に溢れ、これでは本末転倒というニュースも。これを機に家で本を読め、と池上さん。御意。大人も。

 夜はシーチキンサラダのみ。NHK大河ドラマ「麒麟が来る!」見る。その後「40人の死は問いかける~大槌町"役場被災"の真実」を見る。「テセウスの船」録画。

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白鳥と木内酒造合資会社

 早起きして茨城県那珂市の古徳沼まで白鳥を見に行った。関東最大の白鳥の飛来地ということだが、時期的にもうだいぶ帰ってしまっただろうと思ったて、ネットで見るとまだ80羽ほどいるとある。客商売で土日は普段は仕事の息子も珍しくこの週末は休みと言うので、一緒に出掛けることにする。そして初めは渋っていた妻も行くことになった。

 茨城県は郷里のいわきに帰る時、常磐道で帰るので何度も来ているように錯覚するが、通り過ぎるだけで意外と知らないことが多い。那珂インターで降りるというのも初めての経験で新鮮な気分だった。沼は昔から見学者が多いからだろうか、トイレが完備された広い駐車場があって、すでにでかい望遠レンズを付けたカメラをセットした年配の方たちが数人談笑していた。たくさんのカモたちに交じって白鳥はいた。

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 しばらく、ぼーっとして見た後、沼を一周できる周遊路の案内看板があったので歩くことにする。水に浮いているもの以外にも沼の淵には大量のカモがいて、それが自分らが歩いていくと一匹一匹、まるで舟が出漕するように逃げていって、悪いやら、面白いやらであった。道は途中、切られた木々が苔むしていてちょっと幻想的で良かった。

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 周遊路を3分の2ほど回ったところに熱心にエサをあげている女性がいた。沼の中心部の方にいた白鳥やカモたちが一斉にその人のほうに寄ってきて、なかなか面白い光景。話しかけるとこの時期は日課で毎日エサをあげにきているとか。小白鳥と大白鳥は絶対一緒の群れにならないとか、飛び立つ前の仕草とか色々教えてくれる。群れが一斉に飛び立つ様はすごい感動的で、見れるのはもっと早い時期の朝方とか。早朝に来ることを進められる。

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 帰り、丁度昼時だったのでどこかで何か食べようという事になり、少し走ると酒蔵と蕎麦屋が一緒になっている店の看板を見つける。建物も風情があってそれに惹かれ入ることにする。店は一杯で少し待つように言われたが、建物やグッズ売り場など見ているうちにすぐに声がかかる。つけ、もり、暖かいの、とあって自分は川海老のかき揚げ&つけ、を頼む。

 食後のコーヒーは蕎麦猪口で。洒落ている。自分が座った席の天井を見上げると天井の梁に大正十五年。。。。という墨書きがしてあって随分歴史ある酒蔵を改造した店であることを悟る。息子がスマホで調べると店は中々、有名なところのよう http://kodawari.cc/?fbclid=IwAR3EzfBPL9VEPGrAu1YXSYpIm3XcFLl4zfwwaJNtB0uNUAKfdIowIHMJgRY

食後、さっきのグッズ売り場に戻り、酒、ビールの他店のロゴ入りのトートバッグ、ステッカー、缶バッヂなども買ってしまう。

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帰宅したのは午後3時頃。夜は買ってきた酒を飲む。テレビで「地球不思議発見 台湾遺産」を見て寝る。

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築地に行った。

 今日は朝から築地の現場に行った。道路はいつもよりやはり空いている気がした。霞が関を抜けて日比谷通り、環状2号線へ。この環2の新橋―虎ノ門界隈は以前5年間毎日ママチャリで走り回っていたところなので見るものいちいちが懐かしかった。昔ならこんな場所に郷愁を覚えるようになるなど夢にも思わなかったが。

 運転する車でTBSのラジオ「有馬隼人とラジオと山瀬まみと」を聞いていたらAKB48の「マジすか学園」の監督が新作映画「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」の番宣で出ていて、そのギャップで出だしの話が面白く、しかし、内容はまじめに興味深くて、思わず引き込まれて聞いてしまった。中で「こうした迫真の議論を映像としてみると、今ネット上、匿名で罵詈雑言を浴びせたり、またそうでなくても人の意見にコメントを付けてリツィートしたりシェアしたりしてるだけでは何も生み出さないのでは」のような監督のことばがあった。御意。映画はドキュメンタリー。見たいと思った。

 着いた時間が中途半端だったので、午後一番で伺うと現場の責任者に電話して、豊洲のイーオンで昼食。フードコートもあるが慣れない場所で人がいっぱいの場所はやはり今は何となく気が引けて、簡単な稲荷ずしのパックを買って車で食べる。買い物途中、見たらトイレットペーパーが山のように置いてあった。これでみんな安心するのだろう。モラルと言うより動物行動学的。

 約束通り午後一に築地の現場へ。帰り歌舞伎座の前を通ったが、3月公演の前とはいえ、やはりいつもより人が少ない気がした。

 夜、テレビで日本アカデミー賞の授賞式を見る。毎回、国内の身内だけで盛り上がっている感じで賞にいい印象はなかったが、今回、ドラマで子役の頃から知っているシム・ウンギョンが主演女優賞だったのは良かったと思った。

 今日も酒抜き。12時頃、就寝。

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山形の「行者菜入りもつ鍋」

 風が強い一日。気温はそれほど低くなかったが体感温度的にはとても寒かった。

 先日、会社近くのスーパーに行ったらトイレットペーパーが棚に大量にあったので品不足はもう解消されたのだろうと思っていたら、また手に入らないのだとか。休憩時間や昼休みに何度か行ってみたがやはり無い。店員さんもいつ入るか分からないとのこと。先が思いやられる。

 昨日の納品で、書類、図面、写真のキャプション、原稿などに細かい修正があったので一日中、一人でそれをやった。

 朝、山形の弟と電話。昼は兄と。二人とも経営者なのでこの自粛ムードでどんなだか様子を聞く。

 夜、その山形の兄の店から一昨日取り寄せた「行者菜入りもつ鍋」を家族で食す。http://chuohkaikan.com/index.html?fbclid=IwAR3gOZvHWT2fuhNnxLBTfw1MC2FdSjP70G_msPHKVZ-sQW1xbpaaZhhibiY

 アレンジを施して色々な食べ方もあるだろうが、まずはオリジナルの味をと思い付いてきたレシピ通り作る。(ただし冷蔵庫にあったエノキだけ独自に入れたと妻)。

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 牛モツがプリプリしていて食感良く、またスープがとても美味かった。うどんも二玉ついてきて二度美味しい。それに最後に少し残ったスープに自分はご飯を入れ、たまごを落とし、唐辛子みそをを少し加えて雑炊にして三度美味しかった。

 東京を世界的なグルメシティとは言うが、本当は地方の人の方が美味い物を食べているのは皆良く知っているところ。この自粛ムードでさらに「家呑み」「巣ごもり」は増えるだろう。外に出かける交通費その他を考えればこうした取り寄せ品は案外、安いのではと思った。

 食後、BS「ザ・プロファイラー」で忌野清志郎。見慣れた映像と紋切り型のコメントでそれほど面白い番組ではなかったものの、子供~高校の頃に彼が描いたという漫画や絵が見れてそれが良かった。最近を彼を取り上げる番組が多い。世の中、息苦しくなって、皆で自由を懐かしがっている感じ。

 結局、ビール(プリン体0、糖質0)を2缶飲む。すっかり週末ムードと思ったらまだ木曜日。11時半頃就寝。 

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Rallyから電話。

 今日、また急に寒い。ここしばらく自分がやった現場の納品の準備をしていたが今日、納品だった。大方済んだ。あと半分ほどか。

 一昨日、メッセンジャーで注文しておいたもつ鍋セットが夕方、山形の兄の店から届く。家族が全員揃うのは明日の夜なので食べるのは明日の夜にしようということになる。

 昼頃、仙台のシンガーソングライターRallyから連絡があり、夜、電話したいとのこと。帰宅して待っていると大体約束していた時間に電話あり。先日、仙台で行われたイヴェントで自分の詩を素晴らしく朗読してくれたパフォーマンスを動画で見て感激していたところで、その件の礼を言う。しばらく楽しく話す。

 思えば20年近く前、彼のファーストアルバムのライナーを書いたのが彼との縁で、その後のアルバムでも書いた。今回、故・下村さんの曲をカヴァーした曲を含むアルバムを制作していてそのライナーノートをまた書いて欲しいとの依頼。かえって恐縮する。できるのは5月頃とか。楽しみに待っていよう。

 トイレットペーパーがないとの話だが、昨日、スーパーに行ったら普通にあった。一家族1個と制限があったが。家にあるのが少なくなっていたので一セット買ったが、何故だか妙に後ろめたかった。ささやかなコロナパニックの実例。

 今日も感染拡大のニュース。段々、慣れているのに気づく。やばい。

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Bonny Light Horseman

 昨日寒かったのに、今日はちょっと気持ち悪いくらい暖かかった。朝、仕事にちょっと遅れると会社に連絡し、駐車場の更新に近くの不動産屋へ行く。先月ちょっとある事でもめたので妻は行きたくないらしく、名義は自分なので自分で行った。行ったらそのために作ったという書類を紛失したらしく、不動産屋の方二人が事務所内をしばらく探し回っていてかなり待たされた。ここ大丈夫か?

 昨夜、Facebookを見ていたら山形で商売している義姉が美味しそうな鰻の写真を載せていて、それをシェアした友人が鰻は送ってもらうことはできないので、やはり食べに行きます、のようなコメントをしていた。すると今度は兄が"もつ鍋セットなら送れる"との返信。それを見てすかさず一つ注文した。夜に、さっき発送したという連絡があり、明日の夕方届くとか。今、自粛、自粛で飲食店は大変だろう。なんにしても楽しみ。

 そしてまたFacebookネタだが、前にフォークシンガーの中川五郎さんがBonny Light Horsemanなる新しいトリオについてご自分で書いたブログの記事を挙げていた。http://midiinc.com/cgi/contents/magazine.php?id=1171&fbclid=IwAR0wOoXK6D4YFOoTRHCNJClPD-dF3VwnzKqmlDeUGvpCT4C8VALubZ7Aj9g

 後でゆっくり読もう(聞こう)と保存しておいたのを今日読んだ(聞いた)。素晴らしい。五郎さんには以前にもBird of Cicagoという素晴らしいディオを教えてもらった。鳥好き馬好きの自分に以前は鳥で今度は馬。アルバムジャケットもたまらん。YoutubeにFullであるが、これは買わなければ、と思う。

 天気予報では明日はまた寒くなるとのこと。コロナウィルス以前の体調管理が難しい。今日は酒抜き。

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総裁のこと

 朝から濃い霧雨。目覚めてすぐの午前6時頃、テレビを点けるとNHKで山形県長井市の鈴木酒造を取材したニュース。震災後、浪江からこの地に来て酒造りを続けているが、この度、浪江の米と水で新しい酒を造っているとの内容。商品名は『Land mark』とか。また3月11日がやってくる。朝から身が引き締まる思い。

 今日、休み時間、ネットで調べたことがあって、それは国分寺の"総裁"のこと。昨日、思いがけず昔の佇まいのまま店があったので、まさかと思いつい調べてしまった。見つけたブログの記事でも考えは同じで、当時にしてすで店主とその奥様はご高齢だったのでもうやってはいないだろうとのことだった。まあ、20代前半だった自分がもう50半ばということを思えば当然だが。https://ameblo.jp/heihachirou-1215/entry-12437334200.html

 元映画関係者だと言っていた店主のベレー帽?と髭、話好きの奥さんを思い出す。大洋ホエールズ→横浜ベイスターズの大ファンだった。自分が野球はセリーグではDNAを応援しているのは実はお二人の影響がある。

 大学時代の恩師、友人、イヴェントを企画した際の出演者を交えた打ち上げなどなど、ここで何度飲んだだろうか。この戸の向こうで起きた様々な出来事、一緒にいた人々のことを次々に思い出す。バブル全盛の時代だったのに金のない自分らはいつもここで飲んでいた。

 夜、録画しておいた『テセウスの船』と『アド街ック天国~分倍河原』を見る。今日は一日ずっと寒く、コロナウィルスの件もあって健康管理にも一段と気合が入る。

 毎日新聞の夕刊にカミュの『ペスト』が売れているとの記事。https://mainichi.jp/articles/20200302/dde/041/040/034000c 考えることは皆、同じか。自分も今読んでいる。風呂入って早めに布団に入り、続きを読もう。

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オシドリを見に行く。

 朝、車通勤がOKになった息子が勤め先の国分寺まで早速車で行くと言うので頼んで自分も乗せて行ってもらった。昨日に続き早朝の国分寺。

 目的は西国分寺の"姿見の池"でオシドリを見るため。息子の店は国分寺の駅近くにあるので自分もその辺りで降ろしてもらってあとは多喜窪通りを歩いて行った。朝の7時頃。周囲に人がほとんどいなくて静かで気持ちよかった。

 途中、学生の頃、皆で良く行った飲み屋「総裁」がどうなっているのか見に行った。もう、違う店になっているか、建物自体が作り直されているだろうと想像していたが、なんと見た目そのままにあった。まだやっているのか?分からない。

 武蔵国分寺公園を横切って20~30分ほど歩くと姿見の池。ただオシドリは池脇の小道から遠くにいて、しかも逆光、そして個体がカラフルな分、何かのポーズのまま固まっているとその姿自体どこがどうなっているのか良く分からない。遠くにいて動かないのは他のカモたちも同じ。我慢比べのようにしばらく自分もじっとしていたが朝飯を食べていないのに気が付き、一度、近くのコンビニへ行きおにぎりを買う。とり五目おにぎりと粕漬鮭のおにぎり。

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 再び池に戻ると、この時、異変が起きる。おにぎりを取り出したわけでもないのにコンビニ袋を持っているだけで反応したのか、カモたちが一斉に自分めがけて突進してきた。その後についてオシドリもやってくる。カモの一匹などは飛び立って自分の前の手すりに飛び乗ってねだり顔。あげないよ。「池の生き物にエサをあげないで下さい」のような看板があるが、あげる人がいるのだろうな、人慣れし過ぎ。



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 そんなことがあったため、やっと至近でオシドリが見れた。これはオス。オシドリ夫婦という言葉があるくらいだからパートナーがどこかにいるのかと探したがいなかった。因みに調べるとオシドリは長く番(つがい)でいるような印象だが、毎年相手が違うのだとの事。なあんだ。


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 帰りはせっかくだからとウォークマンを聞きながら府中街道を歩いて府中まで行った。帰宅してもまだ10時。ラジオ、小川洋子の日立メロディアスライブラリー、本日は3月1日だからなのか、赤川次郎の「早春物語」。

 その後はいつもの日曜日。夜はとんてき。大相撲史上初の無観客試合決定とか。NHK大河『麒麟が来る』見る。『テセウスの船』録画。

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