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白鳥と木内酒造合資会社

 早起きして茨城県那珂市の古徳沼まで白鳥を見に行った。関東最大の白鳥の飛来地ということだが、時期的にもうだいぶ帰ってしまっただろうと思ったて、ネットで見るとまだ80羽ほどいるとある。客商売で土日は普段は仕事の息子も珍しくこの週末は休みと言うので、一緒に出掛けることにする。そして初めは渋っていた妻も行くことになった。

 茨城県は郷里のいわきに帰る時、常磐道で帰るので何度も来ているように錯覚するが、通り過ぎるだけで意外と知らないことが多い。那珂インターで降りるというのも初めての経験で新鮮な気分だった。沼は昔から見学者が多いからだろうか、トイレが完備された広い駐車場があって、すでにでかい望遠レンズを付けたカメラをセットした年配の方たちが数人談笑していた。たくさんのカモたちに交じって白鳥はいた。

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 しばらく、ぼーっとして見た後、沼を一周できる周遊路の案内看板があったので歩くことにする。水に浮いているもの以外にも沼の淵には大量のカモがいて、それが自分らが歩いていくと一匹一匹、まるで舟が出漕するように逃げていって、悪いやら、面白いやらであった。道は途中、切られた木々が苔むしていてちょっと幻想的で良かった。

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 周遊路を3分の2ほど回ったところに熱心にエサをあげている女性がいた。沼の中心部の方にいた白鳥やカモたちが一斉にその人のほうに寄ってきて、なかなか面白い光景。話しかけるとこの時期は日課で毎日エサをあげにきているとか。小白鳥と大白鳥は絶対一緒の群れにならないとか、飛び立つ前の仕草とか色々教えてくれる。群れが一斉に飛び立つ様はすごい感動的で、見れるのはもっと早い時期の朝方とか。早朝に来ることを進められる。

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 帰り、丁度昼時だったのでどこかで何か食べようという事になり、少し走ると酒蔵と蕎麦屋が一緒になっている店の看板を見つける。建物も風情があってそれに惹かれ入ることにする。店は一杯で少し待つように言われたが、建物やグッズ売り場など見ているうちにすぐに声がかかる。つけ、もり、暖かいの、とあって自分は川海老のかき揚げ&つけ、を頼む。

 食後のコーヒーは蕎麦猪口で。洒落ている。自分が座った席の天井を見上げると天井の梁に大正十五年。。。。という墨書きがしてあって随分歴史ある酒蔵を改造した店であることを悟る。息子がスマホで調べると店は中々、有名なところのよう http://kodawari.cc/?fbclid=IwAR3EzfBPL9VEPGrAu1YXSYpIm3XcFLl4zfwwaJNtB0uNUAKfdIowIHMJgRY

食後、さっきのグッズ売り場に戻り、酒、ビールの他店のロゴ入りのトートバッグ、ステッカー、缶バッヂなども買ってしまう。

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帰宅したのは午後3時頃。夜は買ってきた酒を飲む。テレビで「地球不思議発見 台湾遺産」を見て寝る。

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日記 2020年1/10~12/31(353)」カテゴリの記事