Parfectdayと『チョンマダムの最後の一週間』
朝、右足親指の付け根あたりにやや痛みあり。見ると少し赤みを帯びている。痛風の発作。
考えてみればウォーキングに出かけたりしているとはいえ、運動量は減っているところに料理の楽しさから毎日高カロリーのものを作り、家族と一緒にそれらを食べていたので当然の結果だろう。痛みはマックスを10としたら3くらいのもの。ロキソニンを飲んで今日は食事を控えようと決める。
午前中、BSで『空港ピアノ』グラスゴー編を見ていたら、祖母が好きな曲だとルー・リードの『パーフェクトデイ』を歌う若者がいた。
歌詞が気になって調べると、恋人とサングリアを飲んだり、映画を見たり、出かけたりして今日は完璧な一日だ、いつも違う自分だったら良かったのに、と思ってるくらいのだめ人間だけど、君がいてくれるから生きていける、君なしでは生きていけない・・・のようなねじれた、だが強烈なラブソング。しかし、最後に不可解な一行があって、それは、自分で蒔いた種は自分で駆らねばならない=いずれ報いを受ける、というもの。
https://gizmond.hatenablog.com/entry/2018/05/28/164918
この一行のため、一説にはこの歌のYouは恋人のことではなくてドラッグのことという解釈があるそうだ。だが現在の自粛要請下で聞くと色々に響くところがあってこわい歌だと思った。
ルー・リードの名盤『トランスフォー―マー』に収められていて、コアなロックファンだけが知る名曲・・・のように思っていたら、スーザン・ボイルその他、いろんな人にカヴァーされていて今はポピュラーなスタンダードナンバーになっているとのこと。知らなかった。
自分は食べずとも家族のために何か料理はせねばならぬと思い、スタミナネギ塩豚こま炒め、にしようと決める。冷蔵庫に豚こまがあるので。ネギを多く使うが少ししか無いので、午後、一日ぶりに買い物に外に出る。
牛乳を頼まれていたところ低脂肪乳を買ってきてしまう。冷蔵庫が低脂肪乳だらけになる(紙パック3本)。低脂肪乳は痛風予防に効果ありで自分用。普通の牛乳は家族用なのであった。しばらく飲むのを忘れていた。飲め、ということだろう。
夕方、いつも見る『報道特集』で今回の新型コロナウィルス禍を台湾、韓国がいかに封じ込めたかを見る。それぞれ手法は違うが、結局、常日頃からの政治の透明性とそこからもたらされる信頼性が不可欠で、自国を顧みて暗澹たる気持ちになる。
食後、毎度テレビがつまらなく、また録画して未見のままの韓国ドラマ『チョンマダムの最後の一週間』を見る。大ヒットドラマ『応答せよ1988』であの一角の心優しきボス、ミランおばさんを演じていたラ・ミラン主演の単発もの。
悲しい過去を持つ犯罪者が時効一週間を前に虐待を受ける少女と出会い、その二人の逃亡劇。
途中、やくざにも追われ少女が捕らわれるも、医者に扮した主人公が「その子はSARSに感染している!」として奪還し、マスクだらけの群衆の中をやはりマスクをして逃げるシーンがあた。ドラマは2017年制作。韓国社会には当時からしてすでにこうした記憶があることを思った。
その後はまた『逃亡者』を読む。PM12時頃、就寝。
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