切り口。
朝、天気快晴。珍しく娘が早くから起きてきて、何かと思ったら、昨日、家に誰も居ない間、録画してあったドラマ「深夜食堂」を見た、という話。
娘は本来、中国に留学中の筈が、正月に一時帰国したらこのコロナ騒ぎで戻れなくなってしまい、日本でオンライン授業という事になって一日家にいる。
話は学校のテキストにこの「深夜食堂」のことが出ていて、なんでもこのドラマは中国、韓国でもリメイク版が作られ、テキストにはその中国版の事が書かれているとか。いわゆる比較文化論なのだが、中国版は本国ではえらく不評だったとのこと。
理由は様々あるが、結局は日本版の「深夜食堂」の素晴らしさを深いところまで理解していない、というのが娘の結論。新宿のゴールデン街にあるという「意味」やキャスティングに至るまで。主人公の「マスター」の写真を見比べたりして、面白かった。
朝食はサラダとパンと低脂肪乳。
仕事の原稿は共著者と読み合わせのような作業に進んで、ようやく前に進んだ形。安心す。
というわけで帰宅後、「深夜食堂」の見てない分を見る。この題1回シリーズは2009年に作られたというのはネットで知ったが、第2シリーズが作られたのが2011年ではないか?と「缶詰」の回と「白菜の漬物」の回で思う。東北の震災のことをこのように取り上げたものを初めて見た。沁みた。
その後は韓国のドラマ「ブラックドッグ」を見る。これは学校ものだが、生徒との交流ではなく、教師たちの話。教師間の派閥や、教授法や、時間割など、意外と知られていないことがドラマになっていてこれも新しいと思った。ようは見せ方、切り口なのだと思った。第1話の中の印象的なセリフ。
"あなたが暗闇の中にいるなら できることは 目が暗闇に慣れるまでその場にい続けるだけだ。"
まだ第2回。映画のような見応えで、これから毎晩楽しみ。https://www.lala.tv/blackdog/
11時就寝。
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