ドラマ『ブラックドッグ』のバナナ事件
朝、今日も曇り。しかし、昨日ほど寒くはなくて過ごしやすかった。
朝食はまたサラダとコーヒー牛乳、それとパン。痛風の痛みは完全になくなり、腫れもわずかに残るほど。そろそろ尿酸値を下げる薬を飲み始めても良いかとも思うが、前回、その薬がきっかけで治り始めていたのに再発したので飲むのはもう少し待とうかと思う。
仕事場で「昨日、アベノマスクが来た」と話すと、小児科の病院にマスクを寄付する活動をするNPO団体が吉祥寺にあると、その連絡先を教えてくる方がいた。愚作の産物と言えど物自体はちゃんと使えるもので、それで助かる人がいるなら使ってもらった方が良いだろうと寄付することにする。少しは溜飲が下がろうというもの。https://kichijoji.me/column/event/heart-mask-project0507/
昼は弁当。ごはんはすき焼きふりかけをかけたものに梅干し、おかずは弁当用の総菜のチャーシューと魚肉ソーセージ、レタスとミニトマト。朝、目に着いたものを取りあえず詰めたもの。それと自販機で買ったほうじ茶。
持ち歩かないと決めていたスマホを最近持ち歩くようになったら、案の定、ネットのニュースばかり見るようになって、いけないと思い今日は家に置いてきた。
で、余計なことに気を煩わせなくて良くて快適、と思ったら、昼休み明け、黒川検事長の処分が訓告だけとネットのニュースにあったと聞き不快。
ただ今回はこれまでと違って仕事場でもおかしいと声が上がっている。潮目が変わったと感じる。
夜、韓流ドラマ「ブラックドック」を見る。https://www.lala.tv/blackdog/
第8話。取り上げられていたのは「バナナ事件」という国語の試験の出題とその回答にまつわる顛末。
"ソンスンがバナナとスイカを2個買った"という文章には3つの解釈があって、その解釈によって購入するものの数が変わる。あくまで国語の問題。文章からは
バナナ1+スイカ1=2個
バナナ1+スイカ2=3個
バナナ2+スイカ2=4個
という三つの解釈が成り立ち、そのうちの二つを書けと言うのが問題なのだが、生徒たちの中からもう一つの解釈の可能性を指摘される。それはソンスンがバナナさんとスイカを2個買った、というもの。つまりバナナを人の名前とする解釈。
初め、多くの教師たちは問題が解けなかった生徒たちの荒唐無稽な言いがかりと取り合わないが、主人公は"語彙的曖昧性"という文法の考え方を使えばそれは正しいと時を経ずして発見する。実際に過去にそれを生徒たちに教えた教師がいたことも分かって、その採点をやり直すかやり直さないかで学校中が騒然となる話。
韓国は日本で想像する以上の学歴社会で、試験の点数で等級が変わり生徒たちの進路に大きな影響を及ぼす。指摘した学生は経済的に苦しい家庭で苦学しながら医者を目指す少女で、主人公は学校の名誉とその少女の間に立つ形になって逡巡するという巻。
長々と書いたが、何が言いたいかというと、かの国ではそうした公正さや正義、言葉の解釈についてのドラマが真剣に作られ(間違ってもコメディではない)多くが見ているという事(一般に一話が長く週2回。法廷ドラマも多い)。
翻って、自国の現状を考えてしまった。たかがドラマと言うなかれ。
夜、11時頃、就寝。
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