Joan Baez in concert Live in Japan 74
一日中雨。朝、現場の見回りに行き、後は会社でずっと写真と図面の整理をする。
四月に手に入れたジョーン・バエズの来日公演のブートレッグをDVDに焼くのを頼んでいたものが今日できてきた。家にVHSの再生機がまだあるのをいいことにビデオを買ったらいつの間にか機械が壊れていて見れなかったもの。
時間がかかるかも、と言われても構わずに頼んでいたものだが、間に新型コロナウィルス禍があったせいでさらに延びて今日になった。
見ると映像は1974年来日の時のもので当時テレビ放送されたものの録画。間に当時のテレビCMもあった。
74年は昭和49年で自分は9歳。長嶋が引退した年で千葉の市川から福島のいわきに引っ越した年。当時のテレビCMを見ても記憶になく、古いCMという以外何も感慨はないが、時代の雰囲気だけは身に覚えがあるという感じで不思議な体験だった
。
入っている曲は全部で14曲。ジョーン・バエズというと歌手であると同時に平和運動家、社会活動家として名高いだけにそうした映像を絡めた番組作りがされていてそれも興味深かった。
中にギリシャの何かのデモ、運動の様子が映され、彼女がその非暴力な活動について語るシーンがあるが、いつの何の事だろうか?全然知らない。調べてみようと思う。
曲については彼女の歌で有名なところはもちろんだが、ビートルズの「Let it be」もジョン・レノンの「Imagin」もその頃はまだ今ほどスタンダードナンバーという感じは無く、下に出る字幕もこなれていなくてかえって生々しい気がした。
また多分、当時の最新ヒット曲のような感じだろうか、ジャニス・イアンの「ジェシー」を歌っていて、少し感傷的な映像が初見なのに不思議と懐かしかった。
面白いのは「Going nowhere」の時の彼女のディランの物まね。バエズはディランの物まねが上手い。以前、ジョニ・ミッチェルがやる動画をを見たことがあるが、彼女も上手かった。まあ、そういうネタになりやすい歌い方ではあるが。
そしてディランの「風に吹かれて」。サビを日本語に変えて歌っていてそれは"いいかい、坊や、お空を吹く、風が知っているだけだ"がその歌詞。へぇー。
ジョーン・バエズはこの74年の来日以前に67年にも来日していて、その時のコンサートの模様はレコードにもなっているようだし、記事もネット上にあるが、74年の時のことを伝えるものはほとんどない。
思いがけず高くついたし、映像も音声もあまり良いものではないが、貴重なものなのは間違いないと思うので大事にしようと思った。
10時半就寝。
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