「チィファの手紙」を見た。
朝、天気曇り。今にも雨が降り出しそうだった。朝食はあまり腹が空いていず、夕べの残りの野菜スープとコーヒーだけで良いと思ったが、娘が起きてきて昨日言っていたのとはまた違った食べ物、葱油餅(ツォンヨウビン)なるものを焼いてくれてそれを食べる。
一見、お好み焼きのような、韓国のチジミのような印象だが、その平べったいものは餅である(小麦粉だが)。生地がもちもちしていて弾力がある。娘はそれに昨日の辛い食べるラー油のようなもの(ユラージャオ)をつけパクチーのパウダーをかけて食べていたが、自分は醤油。何でも挟んで食べると良いというので、自分はソーセージを挟んで食べた。美味。食べるとずっしりと腹持ちが良い気がした。
アップリンク吉祥寺に映画「チィファの手紙」(2018年 岩井俊二監督)を見に行く。
最寄り駅まで車で送ってくれと息子に頼むと、ドライブがてら・・と言って吉祥寺まで乗せていってくれた。映画は12時5分からで車で渋滞などあると時間に間に合わなくなるかもという心配もあったが大丈夫だった。元「下駄屋」があった辺りで下ろしてもらい歩く。
映画は岩井俊二の小説が原作で、福山雅治や松たか子、広瀬すずなどが出ていた映画「ラストレター」(2020)の中国版のように理解していたが、撮影はこの「チィファの手紙」の方が先だとか。自分は日本の「ラストレター」は未見。どういう話かも全く知らずに見たのだがそれが良かった。主演女優もさることながら少女二人が素晴らしかった。
中山美穂主演の「ラブレター」といいこれといい、岩井俊二って何故こんな話を思いつけるのだろうか。そして、失われつつあるが手紙とはなんと美しい習慣だろうか。「ラストレター」は季節が夏で、中国版のこちらは冬。様々に違いがあるらしい。いつか「ラストレター」も見てみようと思った。
映画が終わったのは2時頃で、真っすぐ「いせや」へ行く。井之頭公園店ではなく、吉祥寺通り沿いの方。実は新しくなってからのこちらには来るのが今日が初めて。行くと店内に促されそうになるが立ち飲みでいいと断る。ウーロン杯とハツをタレで2本、塩で2本。それとシューマイ。本当はタンを塩で食べたかったが売り切れとのこと。残念。しばし隣の、やはり立ち飲みのおじさんと焼き場のにいちゃんの話に聞き入る。煙さが懐かしかった。あまり長居せずに立ち去る。1080円也。
その後、井之頭公園を抜けて、玉川上水沿いを歩いて三鷹駅へ。水を抜いて天日干ししたら昔の藻が蘇って一頃喜ばれていたが、今は増えすぎてしまっているのだろうか?藻を取るボランティアが忙しそうだった。
帰宅したのは4時過ぎ。シャワーを浴びて少し眠る。
夕食は豚肉の味噌漬けをソテーしたものとサラダ、味噌汁、ごはん。大河ドラマ「麒麟がくる」を見る。
大坂なおみ、2度目の全米オープン優勝。黒沢清監督「スパイの妻」でベネチア国際映画祭監督賞受賞。
窓を開けたら湿度が下がってようやく涼しい。
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