ヤシの木のレーベルの話
朝、寒し。ストーブを点ける。弁当を作り朝食もそのあまりのおかずでごはん。チキンソテー、エビチリ、レタスとトマト、ごはんに梅干し。
仕事は今回の現場の整理作業はもうUさん一人で良いと判断して、自分は会社で前回の現場の納品の準備をする。一度、府中に行き、午後また来るからと戻る。
帰りの車のラジオは「アメリカ映画産業とルーツミュージックの意外な関係」というお話。先週のザ・バンド映画の話と言い、番組改編後、金曜日のこの新しいDJは朝から随分マニアックな話をするなと思って調べると、臼井ミトンという人で自身もミュージシャンとか。番組名は「金曜ボイスログ」。アメリカで育ち、大物ミュージシャン達とセッションしアルバムも出している。訪ねたミュージシャンはラス・カンケルなどの名前がある。
内容はワーナーミュージックレーベルについて。あのヤシの木の並木道のレコードレーベルと聞いてピンとくる。↓ネットから拾った写真。これ。
60年年代後半のサイケデリックムーブメントが終わる頃、その反動でもっとブルースやカントリー、ブルーグラスなど、ルーツミュージックに根差した音楽を志向する若者が多くあらわれる。その東の拠点が先週、ザ・バンドの件で話したウッドスットクなら、西はハリウッドの中心地から少し北にあるバーバンクだとのこと。J・テイラー、ボニーレイト、ヴァン・モリソン、リトル・フィート、ドゥービーブラザースなどなど。
土地柄的に映画音楽で蓄積されたノウハウがあり、ウッドストックと比べ、ルーツミュージックとは言え洗練されている、と言う話。かかった曲はリトルフィートの「ディキシー・チキン」。ただ洗練されているからなのか、上記したアーチストのライブに行くと、見事なほど観客は白人しかいない、と言っていてた。事実なら興味深い。
夜、夕食はキーマカレー。自分は映画館で見たが、息子は見ていないというのでBSで録画した韓国映画「タクシー運転手」(韓国2016 チャン・フン監督)をまた見る。ソン・ガンホにまた泣かされる。
突如、家に若いお巡りさんが二人来て、何かと思ったら駐車場を一列間違って停めていると通報があり停めなおして欲しいとのこと。番号の表示盤が壊れていて、また最近隣に停める車が変わったので間違ってしまったみたい。不覚。
娘に勧められこれまた韓国の、アジアで唯一のブッカー賞受賞者、ハン・ガンの「すべての、白いものたちの」を読み始める。さっき見た映画は光州事件の話だが、作家は光州生まれ。1970年生まれとあるから、事件の時は10歳か、などと考える。
11時半就寝。
| 固定リンク
「日記 2020年1/10~12/31(353)」カテゴリの記事
- 大晦日、良い年越し。(2020.12.31)
- 豆餅豆餅。(2020.12.30)
- 一日中、家にいた。(2020.12.29)
- スパイクスライダー(2020.12.28)
- 凄いドキュメンタリー(2020.12.27)
最近のコメント