映画「Once we are brothers~かつて僕らは兄弟だった」を見た。
朝食は昨夜の残りのビーフシチューとパン、それと低脂肪乳。
いつも乗っている会社の車(エブリイ)を朝一で車検に出す。昨日、来週は暇だと思い色々な単発の仕事を引き受けていたら、急に現場が始まることになって調整が難しくなった。結局、発注元は月曜日からと言っていたが、頼んで水曜日からにしてもらう。木曜日に引き受けた仕事はキャンセルした。
夜、立川で映画「Once weaer brothers~かつて僕らは兄弟だった」(2019 監督ダニエル・ロワー)をようやく見た。多面体な物語に、これはロビー・ロバートソンの側から光を当てた時に見えるザ・バンドのヒストリー。
想像していたよりずっといい映画で最後は涙腺が緩んだが、後で冷静になって、あれだと初めて見る人はレヴォン・ヘルム(以下)がバンドを壊したただのジャンキーのようにしか見えないのではないだろうか?と思った。
ストーリーも仲の良い悪ガキ同士が暗黒街でのし上がり、やがて袂を分かち、永遠の別れがくる、のようなギャング映画、もしくは青春映画(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、「アウトサイダーズ」など)に寄せてあるように見えたがどうだろうか。ちょっと出来過ぎの感あり。
ただこれは誰の人生にも起こりえる話で、実際、自分にもあった。ぼくらは最後に和解できたと思うが。スクリーンに映っているのはザ・バンドのメンバー達なのに、途中から自分たちが映っているように見え、きっとそういう風に見た(見る)人もいっぱいいるだろう。
ロビー派、レヴォン派、のようなことをあまり意識したことはないが、それでも微かに自分をレヴォン派だと思うのは、ひとえに「ラストワルツ」以降にロビーが残した音楽を比べて、自分はレヴォン側(ロビー抜きのザ・バンド)のそれの方が好きだからだが、帰宅してネットを見て、それに関する含蓄のある文章を見つけた。
レヴォン・ヘルム最晩年のアルバム「Dirt Farmer」についてのレヴューの形になっているが、内容は初めて目にするザ・バンド論。https://blog.goo.ne.jp/stillgoo/e/d45311c528d7aa9bf72cc22219a5a6d3
これを読んだらもう一人の残されたザ・バンド、ガース・ハドソンが気になった。
12時頃就寝。
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