「流れ者のブルース」の「King Harvest」
今日から11月。朝、またカンパーニュとコーヒーのみ。
昨日、買い戻したザ・バンドの2ndアルバムには解説と歌詞対訳が付いていた。昔、アナログレコードで持っていた時も、その後、CDで持っていた時も対訳は無く、どの曲もどんな内容が歌われているのかはつたない英語力で英詩を見て雰囲気だけで理解したつもりでいるしかなかった。
それが少し解消されたのは90年代半ばに出た「流れ者のブルース」(バニー・ホーキンズ著 奥田祐士訳 大栄出版)というザ・バンドの評伝本によってで、この本の巻頭には彼らの歌の数曲が翻訳されていた。700Pに及ぶ大著。特に好きだった訳は「King Harvest」の訳。サイケデリック全盛の時代に良くこんな不運に見舞われ暴発寸前の農民の気持ちをロックナンバーにしたものだと当時感心して読んだ。
だから、このように自分にはこの本の翻訳が沁みついている数曲がザ・バンドにはあり、昨日、購入したCDについていた翻訳ではなんだか物足りなさを感じてしまった。だが、昨日も書いたが前述した本は誰かに貸した挙句、戻って来なくて、もうそれも時効のような状態。その上、ネットで調べると本は絶版で、ネット上でもすでに品切れ状態の希少本になっている。
しかし、どうしてももう一度見たくて、市の図書館を調べたらなんとあっさりとあった。それで午前中、散歩がてらに図書館に行って数年ぶりに本を手にする。見ると記憶にある歌の翻訳はやはりしっくりくるもので、本を返してしまう事を見越して、その「King Harvest」の詩をFacebookにアップした。現在、ザ・バンドの映画が公開されているこの機に、本書も復刊してくれないだろうか?
昼はインスタントのクラムチャウダー。
一日中、本を読んだりしてごろごろしていたので、さすがに少し動きたくなって、浅川沿いを八王子方面に散歩する。五月の緊急事態宣言の時、良く行って亀の甲羅干しを眺めていた池にはバンが2匹いるのみ。帰る頃にはすっかり暗くなってしまった。
夕食は豚肉のキムチ炒め、ごはんに味噌汁。
食後、息子と将棋。自分、また飛車角抜きで勝利。3勝目。
大河ドラマ「麒麟が来る」見る。久々の帰蝶=川口春奈。NHK・BSで「コウラン伝」を見る。
11時就寝。
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