ドラマ『私たちのブルース』~名作。
『北の国から』ならぬ『済州の島から』みたいな。短絡的な発想と言うなかれ、ちょっと倉本ドラマのティストを感じました。これだけの大スター、国宝的な名優を一同に集めて物語が渋滞しないものかと思ったがさにあらず。全20話だけどだいたい2~3話で一つのエピソードが完結するオムニバス形式なので長さにたじろがなくても少しずつ見れます。
どのエピソードも内容を語ってしまうことがはばかれるような名作ぞろいなので言いませんが、個人的には4~6話、14~15話、そして最終回で泣きに泣きました。特に14,15話。この問題をここまで直球で描くなんて日本のドラマ界にこんな勇気、昔も今も無いでしょう。本土と島を行き来するひねくれものの行商人をイ・ビョンホンが、その彼と深い確執を抱える母親役を映画『母なる証明』のキム・ヘジャが演じてます。ある回では主役で、ある回では脇に徹する、それぞれが変化自在な役者ぶり。それととにかく脚本が素晴らしい。名作。
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