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レターセットを買いに行く

 涼しい。朝起きて涼しいとここに何度も涼しいと書いてしまう。涼しい。よっぽど今年の夏の暑さが堪えたのか、それだけで気持ち良くていつまでもゴロゴロして、そうしている内にまた眠ってしまう。今日の午前中は全般そんな感じだった。あけ放った窓から微風が入り込んできて、それを体感しないでいるのはもったいないという気までしてしまう。起きている時に家事をちょっとこなしては眠り、起きてちょっと本を読んでは眠り、、、という状態。だが昼頃、これではいかん、と意を決して出かけることにした。

 場所は聖蹟桜ケ丘のアートマン。かねてから返事を書かなければ、と思っていた数人に残暑見舞いのはがきもしくは手紙を書こうと思ったが、いざパソコンで文書を書いて清書と思いきや気の利いたはがきも便箋も封筒もない。まさか事務用の茶封筒にB4のコピー用紙に、というわけにもいかんだろう。行きは電車で出かけ、帰りはその足で駐車場に向かい車に乗り換え食材やらを買う計画で。別に自分ひとりの事なので予定が変わってしまえばそれはそれで良いし。

 店に着くと早速、そのような品があるコーナーに向かった。残暑見舞い用や誕生日用のカード、はがき類、用途別の便箋、封筒など、普段、あまり気を付けて見たことが無いので興味深く見た。返事を送りたい人は2名いて、二人とも亡妻の友人。昔のエピソードを語った長い手紙に昔の写真を添えて送ってくれた方と、葬儀直後には桜並木の立体のカード、先日にはひまわりのカードを送ってくれた方。色々考えたが、封筒と便箋のセットに自分の気に入った絵葉書をいれて送ろうと思いつく。それで封筒はそのはがきも一緒に入れられるサイズのものを選んだ。

 選んだはがきは蓮の花を描いたもの。頂いた手紙もはがきも仏事がらみだし、だからといってあまりに線香臭い雰囲気にもしたくない。Yoko Matumoto という作家の作品をポストカードにしたものらしいが、それが合うような気がした。

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 一通り選んで、レジで精算していると、隣のレジに何処かで見たような人がいるので良く見ると、ここのところ連日仕事を一緒にしているKくんであった。「あれー」と言い合って駅で別れる。奇遇というか、珍しいこともあるものだ。

 その後は予定通り最寄り駅で電車を降りた後、車に乗り換え買い物へ。ただし真っすぐスーパーは行かず、暇つぶしの古書店へ。先日、毎日新聞のコラム『彼女たちの中上健次』で宇多田ヒカルと共に取り上げられていた宇佐美りんという人の『推し、燃ゆ』を買う。史上最年少芥川賞受賞作とか。この小説、いつも聞く小川洋子のラジオでも取り上げられていたっけ。

 その後は予定通り、スーパーへ。最近、肉ばかり食べているような気がして、魚、ぶりを買う。

 帰宅後、早めにブリ大根と茄子の煮びたしを作る。早めに作っておいた方が味がしみて美味いだろうと思って。

 ネトフリで『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を見る。息子、帰宅遅く10時半頃。飯は出来ている旨告げて、11時半頃就寝。

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日記 2022.6.19~2023.6.19 (365)」カテゴリの記事