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車、擦る。

 夜中、右足首の外側に痛みを覚え目覚める。今までもそんなことがあっても治まることがあったのでそのまま寝ていたが痛みが増していくようなので起きて薬を飲む。痛風。マックスに痛い時に比べればまだ大したことはないのだが、それでも歩行が普通にできない程度になる。以前に比べ尿酸値を下げる薬も普段から飲むようにしていたので、安心して夏ごろからビールを毎晩飲むようになった。そのせいだろう。不覚。

 仕事はなんとか運転して行ったが、現場に乗り入れる際、狭い出入口にある左側のフェンスで会社の車を擦ってしまった。傷はコンパウンドでこすると消える程度だと思うが左の後輪の前部分が微かに凹んでしまった。自分も凹む。会社に電話して謝る。ごめんなさい。

 帰宅してFacebookを見ていたら、イタリアのモデナ在住の友人のご主人がある発明品をコンペ?のようなものにエントリーしていて、ネット上の投票で選ばれると多額の賞金が得られるので是非投票を、という記事を見る。早速投票する。そのご主人は自身もハンディキャップを抱えながら自分と同様な方たちが自由にパソコンを使えるようなグッズを開発しているという凄い人。ローマ法王と謁見したこともある。その賞金もそれらの開発のさらなる資金にしたいとのこと。良い話じゃないか。投票は↓から。

 Facebook

 夕食は蕎麦とサラダ。息子が米だけは炊いて行ってくれたみたいなのでご飯も軽めを納豆で食べた。テレビでプーチンのウクライナ東部の4州を併合したと言うスピーチを見る。

 明日、いわきの街中コンサートに行く予定をしていたが断念する。一緒に見る約束をしていた友人にその旨の連絡をする。ごめんなさい。

 今日で九月も終わり。11時半頃、就寝。

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後遺症、不眠症

 朝、ひんやりと肌寒さを感じるほどなのにびっしょりと寝汗をかいていた。寒暖差を用心し過ぎていつもより多く着て寝たからだろうか。着替えて空気を入れ替えるのに窓を開けるとやはり寒かった。昨日の煮物が鍋にまだ大量にあるのでそれで朝食を取り、弁当に詰める。

 古代の道跡がすっかり検出されて今日はその全景写真の撮影。前後の調査から8世紀から機能し10世紀は廃絶された道ということで、そのことが分かる土層断面が今回記録出来て貴重な調査だと朝イチで言われた。良かった。

 午後、コロナウィルスに罹患しその後遺症に苦しんでいる人が現場に来た。コロナ自体は普通の風邪のようで大したことはなかったと言うのだが、交感神経に問題が出て不眠症になり、仕事は現在休職中だと言う。ただ家にじっとしていても鬱々してしまうのでボランティアでも良いから仕事させてくれないかというのが最初の申し出だった。しかし例え何時間でも仕事してもらって無給というわけにはいかないし、会社にそういうシステムはないのでと断ったが、上のような理由なら昼休みや午後の休憩時間にきて話するくらいならいつでも来てくれと話す。話したら少し気が楽になったと言って帰ったけれど、どうだろうか。随分痩せてしまって心配。

 夜、帰宅してまた煮物。どれだけ大量に作ったのか。しかし、時間が経つにつれて味がしみて美味い。息子は他に何か。。。と言うが、これで良いよぉ~と、それをつまみにビール。ご飯はなし。それにサラダを食べた。

 Netflixで『シスターズ』第7話を見る。やっと面白くなってきたというところで続きがまだ配信されていない。そういうのを現在いくつか抱えている。どんだけNetflixが好きなんだか。

 夜、読書。『勇魚』。単純に捕鯨の話しかと思ったら幕末の壮大な人間ドラマ。これをウェールズ出身のイギリス人が書いたのかと舌を巻く。故CW・ニコル恐るべしだが、翻訳者も凄い。

 11時半、就寝。

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静かな一日

 昨日と同様に寒い朝。起きておにぎりを二つ握る。おかかとシーチキン。弁当を持って行くと昼、時間とお金が楽なのを毎度のことながら痛感する。続けば良いのだが。

 今日は弁当の他に現場に新聞を持って行って休憩時間に隅から隅までと言う感じで読んだ。スマホ(ネット)のニュースはここまで酷くなるともうニュースとは言えないのではないか。痙攣的な反応を持続させているだけな気がして、それに付き合ってこちらも少し長い文章を読むのが面倒くさく感じるようになった。読書をしていると分かる。スマホ脳というやつか。意識して見ないようにしようと思う。自分が一番信頼しているニュースソースはラジオ。次が新聞。昨日の国葬についてじっくり読んだ。

 仕事は可もなく不可もなくと言うか、順調と言うか。

 帰宅して夕食は煮物と茄子の味噌汁。休みで家にいた息子が作ってくれた。段々料理のレパートリーが増えている気がする。Netflixでドラマ『シスターズ』の第6話を見る。サスペンスで良く出来ているのだが伏線が多く、また話が複雑すぎて見ていて少々疲れる。とは言え、この次どうなるのか?と思わせて終わる所はさすが韓流ドラマ。

 なんだか静かな一日だった。10時半就寝。

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妻の誕生日

 日中の残暑は厳しいのに朝夕は寒いくらいなので寒暖差のため体がついて行かない感じ。コロナ騒ぎが始まってからマスクをし頻繁に手洗いうがいをし、買い物等に行く時もその都度手を消毒するのでコロナどころか風邪もひかなくなったがこうしたところに落とし穴がありそう。気を付けなければ。

 昨夜の野菜炒めが残っており、それと先日漬けた漬物で久しぶりに弁当を詰めた。

 今日、9月27日は亡妻の誕生日だった。朝、2015年にあったイヴェントで彼女の誕生日に書いた詩を朗読した動画をFacebookにアップした。書いたのは2012年で、ということは書いたのは10年前。当時は随分年を喰った気分でいたが、当たり前だが今から見れば若い。年を重ねていくというのはそういう事なのだろう。

 仕事は昨日の引き続き。作業員に光波測量機で平面図を取るよう指示したら、なんと昨日充電したバッテリーを自分が持ってくるのを忘れると言うミス。自分あるある。ただ作図する前にもうひと手間かけようということになって皆を遊ばせずに済んだ。昼休みに会社に取りに戻る。

 夜、帰りがけにケーキを買って行く。自分と妻と息子の3人分。帰宅してすぐホワイトシチューを作って、作りながら食べながらNetflixでドラマ『シスターズ』の第6話を見る。食べ終わった時点で一端ドラマを見るのを止めて火曜日なので写経する。終わってまたドラマの続き。

Keki

 
 買ってきたケーキに蝋燭を立て妻の写真の前に供えた。朝、アップした詩は灯台と蝋燭をかけた詩なので、ケーキにも一本だけ蝋燭を立てた。と、そんなことしていたら息子が帰ってきて、なにやらマクドナルドのハンバーガーやポテトやらチキンナゲットやらをいっぱい買い込んできた。聞くと入院中、お母さんがジャンクフードを食べたいと言っていたから、という理由。息子なりのバーステーのつもりらしかった。男子らしい。

寝しなに読書。11時就寝。

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スズメバチの死

  3連休明けの月曜日。なんだか体が怠いがこれは休み過ぎのせい。昔、若い頃、周囲の年配の方々が「仕事してた方が楽」と良く言っていて、そんなことあるものか、と内心思って聞いていたのだが今は全くその通り。暮らしにリズムやメリハリができるし、長年やってきたから休憩時間も含めて体で覚えているようなこともある。作業が始まってしまえば体調はすぐに戻るだろうと、出かける。

 現場はこの3連休中も雨降りだったのでどんなものかと思ったが前回ほどではなかった。まだ暑いと言えば暑いが気温は30℃前後なのでピークの時を考えたら楽なもの。休み中何をしていたか等、皆で言い合いながらの作業をしていたらあっという間に午前が過ぎた。

 昼、中華食堂(東秀)の中華あんかけラーメン。

午後は現場で不思議なものを見た。いや、不思議なもの見たと言うより貴重な場面に居合わせたというべきか。それはスズメバチが自然死するところ(?)。初め現場に蚊が出たので蚊取り線香を点けたのだが、しばらくするとスズメバチが一匹やってきて自分を含めた作業員3人の間を飛び回り始めた。

 スズメバチを見る度いつも思うのは小さなプラモデルのようだということ。勿論、刺されたら嫌なので怖いのだが、こちらが何もしなければ何もしてこないだろうと何食わぬ顔で作業をしていた。だがそうするうちにも自分の胸にぶつかってきたり、シャツに止まったりしてくる。そしてそんなことを何度か繰り返していると、その飛行の軌道が段々と乱れ、よれよれになって、ついには地面にポトリと落ちた。何故だろう?蚊取り線香が効いたのか?でも蚊取り線香でスズメバチが死ぬなどあまり聞いたことはない。

 ハチは何度ももう一度飛び立とうとしていたが、叶わず、何度目かにとうとう仰向けになって手足を激しくばたつかせた後、段々と動きが緩慢になって最後に動いているのかいないのかという状態になった。遺跡の発掘では土を掘るのにお椀を使うことがあってそれが現場にあるのだが、自分はハチをそれに下の土ごと取って、現場の隅に持って行った。まだ生きていたと思うがそのまま置いておいたら作業中いつか誰かが踏みつぶしてしまうと思ったのでそれで。それだけのことなのだけど、去年のことがあって以来、虫一匹に対してもその生死に関しては自分は今敏感になっているのだろう。思う事が多々あった。命にはそれぞれの時間がある。考えたら今日はまだ彼岸だ。

 帰宅後はすぐビール。冷ややっこと冷やしトマト、サラダで飲む。冷蔵庫を良く見たらシラスがあったのでシラス丼のようにして夕飯を食べた。NetFlixのドラマ『シスターズ』第5話を見る。

 と、これを書いている今、家の中のハエが一匹いることに気付く。無益な殺生はしたくないと思う反面、うるさいので仕留めたい気持ちもある。そう言えば敬愛する詩人の諏訪優さんに一匹のハエと朝まで酒を飲む詩があったが、、、自分はまだその境地には達していない。

 11時就寝。

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ミーワムーラの『彼岸花』

 埼玉県岩槻に義父母の墓参りに行く。朝、8時に日野を出て9時半に到着する。雨続きの連休最後の一日、天気快晴なので人の出はどうだろうかと心配したが、首都高、東北道共に空いていた。盆に来たときは下道の16号で行き渋滞に巻き込まれたりで時間がかかったので、そのイメージが定着したままになっていたがあまりにあっさり着いて拍子抜けする。そりゃそうだろう。早速、お墓を掃除し、花を手向け、手を合わせる。一昨日いわきでもしたし、今日も、、、と思ったが当たり前だろう、お彼岸なんだから。

 墓参りが済んで一路、また高速で日野に戻る。昼食に何か食べようと府中でオムライスの専門店に行く。

 丁度昼時で混んでいて少し待たされる。で、注文した後も随分と待たされた。そんなに狭くない店内には多くの客がいたが、どのテーブルにも料理が出ていず、なんか全体がイライラした雰囲気。しばらくコロナで客の入りが少ないのが常態化していたのが、しばりがなくなり客足が急に増えたので厨房が対応できないのでは?想像した。しかも店内の冷房が強すぎてTシャツでいたら寒く、ウェイトレスさんにその事を紳士的に訴えたら、こちらが恐縮するほど丁寧に対応してくれ、設定温度を少し上げてくれた。待たされている気分が少し解消する。

 一緒に行った息子は高校時代陸上部で、その恩師が近くのスポーツ公園で行われている某大会に来ていて会いたいというので、食後はそこへ行く。ちょっと顔を見せるだけと言っていたはずがそれでは済まなくなったようで、結局、息子を置いて自分だけ先に帰ることになる。

 帰宅後は少し寝て、あとは読書。その後、簡単な買い物に一度出たものの、後は帰ってきてまた読書。夕飯はどうするつもりかとLineで息子に連絡を入れると、やはり先生と飲むことになったのでいらないと言う。なので自分も冷ややっこ、冷やしトマト等でビール、ウィスキーで夜は済ます。

 家の裏のトマトのビニールハウスの前に毎年、白い彼岸花が列になって咲く。その写真を亡妻はウェイボー(中国のLine)のプロフィール写真にしていて、毎朝、毎晩の隔離病棟との連絡はいつもこの花を見ながらだった。今年も咲いている。因みに白い彼岸花の花言葉は「また会えるのを楽しみにしています。あなた一人を思っています」とか。

 明日で彼岸も終わり。それで今、ミーワムーラの『彼岸花』を聞いている。

https://youtu.be/L9kmzcx48NA

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『勇魚』を読み始める

 今日は一日寝ていようと思っていた朝。天気は予報通り雨。息子が仕事に行く時に一度起きたが、送り出してまた寝た。しかし、そうは思ってもずっと寝ていることが出来ない性分らしく、起きていろいろとやり始める。昨夜、友人からメッセージが来ていたようで見ると、共通の友人が経営する店が11月いっぱいで閉まるということなのでそこで一度会わないか、とのこと。早速返事を送るとすぐ返信が来て、断続的にやり取りを繰り返す。10月8日に夕食を、と決まる。来月の3連休初日の土曜日か。覚えておこう。

 一日家にいようと思っていたら息子から電話あり、仕事場にあるべきはずのものが無くて、家に置いたままになっていないか確認してくれとのこと。息子の部屋を見るとある。いわゆる忘れ物。届けてやろうか?聞くと、お願いしますとの返事。息子の仕事場は先日初めて行ったクジラ屋が近いのでまたそこで昼食がてら行ってやるかとOKする。そのことを電話口で言うと、自分にも唐揚げをテイクアウトで買って来てくれ、とリクエストされた。それでまた出かけることにした。

 店に行くと混んでいて、それならと先にテイクアウトの唐揚げだけ買って息子の働くレンタカー屋へ。忘れ物と唐揚げを渡し、ワンオペでいるので少し話した後、またクジラ屋へ。前回は日替わり定食のステーキセットを食べたが、今回は生クジラ丼を頼む。超美味なり。

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 店は本来はクジラ肉の販売店で食事をする場所もイートインという体裁なので、買って帰るにしても、家で食べる際、どう食べれば一番良いのか?と聞くとやはり刺身と言われる。値段票を見せて貰い説明を聞いたが、今、刺身の丼ものを食べたばかりなので今日は缶詰だけ買って、肉は次回にという事にした。

 帰りの車の中でクジラについて考える。Netflixのドラマ『イ・ヨンウ弁護士は天才肌』では自閉スペクトラムの主人公はクジラを偏愛していて、事件を解決する時に頭の中でザッパーン!とクジラが跳ね上がる。『ガリレオ』で福山演じる湯浅教授が突然所かまわず数式を書きだすあれのほのぼのバージョンのような感じで。

 日本人のクジラ食は世界から非難の的になって以前ほど食べられなくなったが、自分が子供の頃は学校給食にも出ていた。クジラ漁は蛮行のように言うむきもあるが、事実は海の生態系の長であるクジラを過度に保護したため逆にある種類が増えてしまって、クジラは大量の他の魚を食うので生態系のバランスが崩れてしまっているということを以前ある漫画で読んだ。本当だろうか? 興味が沸き調べてみようと言う気になるが、その前に昔からいつか読もうと思っていて未読なままの本があって、それは故CW・ニコル著の『勇魚』。名作の誉れ高いが何故か今は絶版になっている。以前は古書店で良く見かけたが今はそれも無くなった。帰りに図書館に行くと上下巻ともあっさりあったので借りてくる。丁度『1Q84』のBook1を読み終わったところで、まだ2、3とあるが、そっち以前一度読んだ本の再読なので中断しても良いだろうとまた悪い癖がでる。

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 帰宅して『勇魚』を読み続ける。夕食は鮭のバターソテー。息子帰宅後、クジラの缶詰で酒盛り。11時頃就寝。

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墓参り、あんかけ海老やきそば、アーノルド・ローベル展

 3連休初日。また妻の夢を見る。自分は泣きながら停まった車の運転席にいる。いつも助手席だったのに何故か妻は後ろの席にいて自分を慰めているのだが、自分は車がちゃんと停まっているのかが気になって、足で踏むタイプのサイドブレーキを何度も踏んでいる、と言う夢。

 いわきに墓参りに行く。また台風が来ていて全国的に雨の予報。だがウェザーニュースを見るといわきの浜通り地方は12時からずっと曇りマークになっていた。起きた時すでに日野は雨が降っていたが、ここで怯むと結局前回の3連休の時のようにずっとまた家でゴロゴロしてしまうと思い、意を決して出かける。朝の7時頃。

 土曜日のような気でいたがラジオを付けたらいつも通勤で聞いているTBS『森本毅郎スタンバイ』がやっていて金曜日と知る。通勤中のような変?な気持ちでスタート。道路は首都高はそれ程でもなかったが、常磐道で途中事故があって少し渋滞した。事故現場を通り過ぎる時見ると、小さい子供を連れたお腹の大きな若いお母さんが道路際に立っていて、その旦那らしき人が警察や相手に話を聞かれていた。この連休中、何処に行き、どう過ごそうと思って出かけたのだろうかと気の毒になる。相手方の車は右側面が全体に凹んでいてレッカー者に積まれていて、なかなか大きな事故だった模様。母ちゃん身重なんだから、父ちゃん、安全運転で頼むぜ。

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 常磐道いわき湯本インターを降りてすぐスーパーマルトで花を買い、お墓に着いたのは10時頃。首都高の途中から雨は完全に上がっていたが、いわきはさらに全くの薄曇りで墓参り日和。見るとすでにきれいな、まだ手向けて日も浅そうな花が飾られていた。誰だろう?自分の買った花をそれと合わせて飾った後、全体を掃除して、線香を焚いて手を合わせた。

 墓参り後、昼食にいわき駅前の『鳳翔』へ行く。新盆の時、弟家族と来て弟がここのあんかけ焼きそばは絶品だ、ということを言っていたが、その時、自分は冷やし中華を食べたのだった。しかし、弟が頼んだものを見ると確かに美味そうで、冷やし中華も美味かったにもかかわらず少し後悔したのであった。なのでそのリベンジ。あんかけ焼きそばは五目そばと海老そばとがあって海老そばを頼む。うん、おっしゃる通り絶品。

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 食べて公園のベンチから娘に電話すると友達と山形の長井市にいるとのこと。弟が秋の稲刈りを含めてイヴェントを企画していてそれに行くと以前から言っていたのでどうしたものかと思ったのだがやはり行ったよう。しかし、あいにくの雨でイヴェントはできなくて皆でお喋りの最中のようだった。いわきにいると言うと、「こっち、来れば?」と誘われ、一瞬、ぐらっとしたがやはり止める。

 いわき市立美術館で「アーノルド・ローベル展」を見る。

 「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展【福島県 いわき市立美術館】 (fct.co.jp)

実は墓参りに来るにあたってその後の過ごし方として下調べしていて、時間があれば行こうと思っていた展示。絵本「がまくんとかえるくん」で有名な作家だが、かえるの詩人・草野心平を生んだいわきにこれはなんと相応しい展示だろうかと思った。そして妻がいればきっと喜んで見ただろうなと思った。展示を見た後、ミュージアムショップに行くと欲しいものだらけで爆買いしそうになるがやめる。結局ポストカードを3枚買った。

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 帰り、もう一度、墓に行き手を合わせて、3時過ぎにまた常磐道で東京でへ。東京に入ると首都高渋滞で加平で降り、慣れた環七へ。しかし、その頃から猛烈な雨が降って来る。道路は環七も渋滞。結局、家に着いたのは8時頃。途中、夕食を何処かで食べようと思ったが、それもなんだか面倒くさくなって、コンビニでビールとサンドウィッチを買って、帰宅後にそれを食べる。疲れた。明日はずっと寝て居よう。

 11時頃就寝。

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明日からまた3連休

 朝は涼しいを通り越して少し寒い。暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったもの。10月からまた物の値段が上がると言うから灯油の値段が今から心配になる。NHKの天気予報で八王子、府中は昼から雨の予報。スマホのウェザーニュースでは一日曇りマークという朝であった。息子が休みで家にいるので様々な事を任せて出かける。

 仕事は相変わらずの作業。昼休み、車検の支払い関係の書類を某会社に郵送しなければならなくて、さて、何処にポストがあるかしらん、と思っていたら丁度現場の目の前のお家に郵便配達のバイクがやってきて、そのお兄さんに、この近くにポストってどの辺にあるでしょうか?と聞くと、にこやかに「自分が預かって出しておきますよ」との返答。出そうと思ってバックから封筒を取り出して30秒以内くらいの出来事でタイミングが良すぎたのと、お兄さんのポジティブ対応に晴れやかな気持ちなる。お兄さん、ありがとう。

 前半、普通の曇り空だったので今日はウェザーニュースの方かと思っていたら、1時頃から急に雨が降り出す。丁度、皆で全景写真撮影の準備をしていた所だったので焦ったが、待機と作業を繰り返す後に天気が少し安定した時間があって無事撮影終了。明日からまた3連休なので区切りがついて良かった。

 帰りの車のラジオで今日行われたと言う旧統一教会の記者会見とその質疑応答のダイジェストがやっていて不遜ながら面白かった。金平キャスターのツッコミに快哉を叫ぶ。

 夕食は息子が作ってくれていて、麻婆茄子と深川めし。深川めしってどうゆうのだ?と聞くとアサリごはんとか。美味。食後、息子が買い物に出かけると言うので酒の類を頼んだら、「やめとけば?」と諭され止める。

 その後は読書。9時から『六本木クラス』を見る。主人公が危篤の最中、夢で死んだ(殺された)父親と再会するシーン。此岸と彼岸の間の橋の上。今は彼岸中なのでタイムリーなシーンだと思った。

 明日、墓参りにいわきに行く予定なので早く寝る。雨予報だけどどんなもんだか。

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映画『三蔵~玄奘の旅路』を見る。

 朝、半袖で出かけようとしたら寒くていったん家に入り長袖を着て出直した。出勤の車のラジオを聞くと今日は10月初めの気温だとか。昨日が雨で中止でその前の連休期間中もたっぷり雨が降っていたので、さぞ現場内に水が溜まっているだろうと予想していたが思ったほどではなかった。良かった。空で雲の流れがゆっくりで、時折秋晴れ。作業は先週の引き続きで古代の道跡の検出作業。皆で一日中、地道に移植ベラで掘り続けた。

 帰宅して夕食は温かい蕎麦。豚肉にたっぷり目の葱を入れて"肉そば?"風。昼、あまり食べず空腹だったので、多めにと思い2把茹でたら意外に量が多く、結構、満腹になった。

 その後はこれも昨日に続き映画『三蔵~玄奘の旅路』を見る。昨日、眠くなり途中で見るのを中断してしまったのでその続きから。今、現場で一緒に働いているK君が大学で東洋史専攻で玄奘に詳しく、昼間、映画について昨日見たところまでを色々と聞かれたが、彼が史実に沿って言うところのどのエピソードがどの辺りの事か良く分からず答えられなかった。こっちは『西遊記』のイメージと般若心経を翻訳した人という知識以外はあまりないのでしょうがない。映画は壮大な風景と荘厳な寺院の様子など、オールロケで(多分)それだけでも貴重な映像だと思った。願わくばもう一度映画館の大きなスクリーンで見たい。

https://youtu.be/hGjn5A80rNE

 その後、お金の色々なことで娘とスマホで話す。ある支払いのための引き落としの手続きについてだが、面倒くさくてゲンナリする。こういう事全般はずうと亡妻に任せきりだったので本当に苦手。でもなんとかやるしかないが。

 日付が変わる頃、就寝。

 

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遅い夏休~らじっくへ行った。

 彼岸の入り。台風一過とはならず。朝はどんよりと曇っていたが雨は降っていなかった。だが10時頃からまた激しく降って来るとの予報。出かける時は一日作業が出来そうな雰囲気だったが、現場に向かう途中、予報を鑑みて市から中止の連絡がある。作業員たちは現場に集まってくれていたがすぐに解散。すまん。自分はそのまま小平の測量機材屋にいって先日修理を頼んだ光波測量機を取りに行った。そして案の定、予報通りに10時に激しい雨が降って来た。

 一度会社に戻った後、使っていなかった夏休を使ってまた午後休む。そして平日でなければできないお金の色々を済ませた後、あきる野市の「らじっく」へ行った。元捕鯨船に乗っていた方が店主というクジラ肉の専門店。店内でも食事ができると聞いて生前の妻とも一度行って見たいと話していた店だが行ったことが無かった。

あきる野市,捕鯨船元乗組員!くじら肉通販・くじら料理・鯨肉小売・卸売 らじっく (a-rajic.com)

 着くとすぐ本日の日替わり定食のメニューが書かれたホワイトボードが目に入った。店主曰く、今日は年間25頭しかとれないという“つち鯨”が入ったということで刺身の丼ものかカットステーキ定食のどちらかがお勧めとか。それでカットステーキ定食を頂く。クジラ肉は硬いという印象を持っていたが柔らかく、味も肉のような魚のような淡白なようで風味豊かで美味しかった。ご飯がクジラの形になっていて、そうした遊び心も面白かった。また来よう。

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 帰宅してPCでHEATWAVEの山口洋さんのブログ、Rock'n Roll dairyを見ていたら、11月20日に山形で弟たちが企画したイヴェントの事が書いてあり、またその企画のフライヤーに自分が書いた文章がまんま出ていて驚く。

山口洋、山形で歌います | ROCK 'N' ROLL DIARY (no-regrets.jp)

 自分の文章はさておき、これ、いい企画だなあ、とつくづく思う。前日の酒蔵体験から参加するかどうかマジ悩んでしまう。

 火曜日は写経の日。いつもより早い時間に出来てなんだか得した気持ち。

 夕食は特に腹が減っていないので自分は適当に済ませたが、息子用にチキンソテーとサラダを作る。夜はFacebookで長谷川集平さんが紹介していて興味を持った映画『三蔵法師 玄奘の旅路』(2016)を探したらYouTubeにあっさりあったのでそれを見た。
 

 現在22時半。そろそろ風呂入って寝るつもり。

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一瞬で居間の3分の1水浸し。

 3連休の三日目。風と雨音で目が覚める。九州での被害の様子を伝えるニュース。昨日に続き今日も家にいようと決める。雨は断続的に降ったり止んだりしているようだったが、その止み間に換気しようと窓を開けPCにイヤホンで音楽を聴いていたら、すぐさま暴風雨のようになって一瞬で居間の3分の1ほどが水浸しになった。やばかった。窓からすぐ近くにテレビがあったので壊れていないか心配した。大丈夫だった。

 一日、読書。最近、Netflixでドラマを見るかスマホを見るかばかりだったので、こんなにじっくり本を読むのは久しぶり。そうなるとまだ今読んでいる本が読み終わらないうちから、あれも読みたいこれも読みたいと気が急いて最寄りの図書館にあるかどうかなど検索したりした。やっとそういう意欲がわいてきたということか。良い傾向だと思う。

 朝は昨日の残りのカレー、昼食には冷やし中華を作る。

 午後、雨が止み日が差してきたので洗濯機を回したが、風が強いのでやはり外に干すのを止める。現場を見回りに行くと言ったら仕事休みの息子も行くというのでドライブがてら二人で府中に行く。帰りにスーパーで焼き鳥とビールを買って、帰宅して酒盛り。『シスターズ』の第4話を見る。夕食はあるもので適当に済まそうという事になって特に作らなかった。

 夜はまた読書。『1Q84』。近過去小説だがかえって内容が古びない。Netflixでドラマ化すれば良いのにと思う内容。配役など勝手に妄想しながら読んでいるが韓流スターしか思い浮かばない。

 11時頃就寝。

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『離れ部屋』を買った

 3連休二日目。台風が早くも九州に被害をもたらし始めていて、数十年に一度の規模の台風が日本を縦断するかもしれないという予報の朝。家の窓の外も物凄い強い降りかと思えば小雨になったり曇り空になったりだが、確実に台風が近づいている様子。本日も引きこもりを決め込む。読書、読書。朝食はコーヒーとゆで卵だけ。と、体を動かさないのでそんなもので十分と思って冷蔵庫を開けたら昨夜の野菜炒めの残りがあるのを見つけ、結局少量のごはんでそれも食べてしまう。食べてまたゴロゴロした。

 午後、娘に電話するとなんと昨日まで友達とレンタカーを借りていわきに行っていたとか。さっき帰ってきて今は池袋で買い物をしているとか。相変わらず元気でなにより。台風を意識し過ぎて引きこもりな休日を過ごしている自分がなんだか損しているような気分になる。

 昨日買ったCDを聞きながら現場の下見に府中に行く。完全に水没。この後も降るから火曜日は水を抜く道具を持って行かねばなるまい。

 帰りに某大型古書店に寄りブラブラしていると宇多田ヒカルの『Fantom』と『初恋』を見つける。いつもサブスクで聞いてるが娘と「これはCDで持っていたいよね~」と常々話していた。ので早速ゲット。その後、店内をさらに散策していると、ずっと探し続けていた韓国の作家・申京淑(シン・キョンスク)の小説『離れ部屋』を見つける。韓国発の世界文学。

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 この作家はこの作品より『母をお願い』の方が有名だと思う。

 「母をお願い」を読んだ。: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

だが自分は『母を~』よりこっちの方を昔、図書館で借りて先に読んだ。読んで大感激し、これも手元に置きたいとずっと思っていた。これもゲット。

 申京淑は数年前、三島由紀夫の作品を盗作したかどで作家活動自粛ということになってもったいないと思っていたが、去年、6年ぶりに新作が出たことを先日ネットのニュースで知ったばかり。新作も早く翻訳が出ないものか。今年の秋は読書の秋になりそう。

 帰宅して相撲を見ながらカレーを作る。そして今日はBSで6時から『鎌倉殿~』を見る。ちむどんどん、ならぬ、 死ぬどんどん。

 窓の外で雨が激しくなってきた。現在22時半。

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『歌の贈り物』を買った。

 3連休の初日。台風予報がなければどこか小旅行的なことをと考えていたところ、雨降りと聞いてあきらめた3連休の初日。朝は相変わらず涼しくてまだ雨は降っていなかった。寝室の窓の外はトマトのビニールハウスがあるが、毎年、その農地と道路との地境に白い彼岸花が列になって咲く。今年も咲き始めた。その花の写真を亡妻はウェイボー(中国版のLineのようなもので家族内ではそれを使っていた)のアイコンに使っていたっけ。そんなことが思い出される3連休の初日。

 芸名でSNSをやっていた仙台在住のミュージシャンの友人から今まで使っていたアカウントはもう使わないことにして本名でやることにしたのでこれからも頼む旨の連絡を貰う。なんでも友人間のやり取りより投資だのもうけ話のような連絡が多くなってしまったというのが理由の一つのよう。先日自分にもその友人の共通の友達と装った女性から友達リクエストがあって、友達の友達ならなら。。。と承認したら投資の勧誘だった。きれいな女性で、また大学の頃の友人と同姓同名だったこともあってつい気を許してしまったのだがすかさずブロックした。友人の、本名で始めるという新しいアカウントの方に早速友達リクエストを送る。

 午前中は昨日から再読し始めた『1Q84』をゴロゴロしながら読んだ。昼頃になってようやく空腹に気付いたが、冷蔵庫には驚くほど何もなく、それなら何処かで昼食を食べに行き、その帰り足で買い出しに行こうと出かける。初め、先日、息子が行ったあきる野のクジラ屋に行こうと思ったが、そっち方面は車が渋滞していて止め、結局、日野駅前のラーメン屋でラーメンを食べた。

 食後、その近くの中古レコード&CD屋を覗いたらブルース・ジョンストンのCD『Going Public~邦題・歌の贈り物』があったので買う。

https://youtu.be/-Hz16lpf4ds

ビーチボーイズというとブライアン・ウィルソンがすぐ頭に浮かぶが、自分が大好きな『デズニ―ガール』の作者はブルース・ジョンストンである。買ったCDには『デズニ―ガール』も収められている。すかさずカーステレオで聞いたが、よくもまあ今までこんな素敵なアルバムを聞かずに生きてきたもんだと思うような名盤。ずっと聞いていたくてしばらくドライブすることにした。その後、買い出し。

 買い物の後、帰宅してからは夕食を作ったり以外の時間はずっと読書。カルト2世の暗殺者の話だが、夜、ドラマ『ガリレオ』の最新作を見たらこちらも怨恨が理由の暗殺者の話だった。その後に見たNHKのETV特集は「銃撃事件と日本社会」という複数の識者へのインタヴュー番組。なんだか今日はそんな一日。

 0時頃就寝。

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『1Q84』再読

 朝、昨日に続き涼しいが台風が来ているとの予報あり。明日からの3連休はあまり天気が良くないとか。

 昨夜の夕刊に目を通すとある社会学者が昨今のカルト2世の問題について書かれている小説として村上春樹の『1Q84』を挙げていた。なるほど。発売当時は物凄いベストセラーで、その空気の中で読んだので内容をあまり覚えていないが、確かにカルト宗教2世の女性(青豆)とNHK料金の集金人の息子として育った男性(天吾)の二人が主人公の物語だった。今はあんな事件があっての元統一教会の問題があるし、N党というのもあるので意外とあの小説は今読むのにタイムリーな気がする。

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 仕事は昨日に引き続き"潮干狩り"。小さく砕けた古代の土器片がいっぱい出てくる。だいぶ涼しくなったが日中は晴れるとやはり日差しがキツイ。日よけとして現場内にテントを張った。

 帰宅すると今日も仕事休みの息子はいなく、シャワー後にすぐビールを飲む。ビールと枝豆。それでネトフリのドラマ『シスターズ』を見ていたら息子が帰ってきて、聞くとどうやらジョギングに出かけていてらしい。夕食は?と聞くと友人と遅い昼食に焼き肉を食べに行って、あまり腹が減っていないからいらないと言う。なので自分用にパスタを茹で、"和えるだけのパスタシリーズ~キノコと野沢菜"というのがあったのでそれで食べた。

 夜、朝読んだ新聞にあった例の『1Q84』を久しぶりに手に取った。数ページだけ読むつもりが何だかんだで最初の章を全部読んでしまう。もう一回読んでみるか、と思う。小説冒頭で効果的に使われているヤナーチェクの『シンフォニエッタ』をYouTubeで聞く。何だかサスペンスドラマのオープニングナンバーみたい。



 12時頃、就寝。

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All the same

 朝夕が大分涼しくなった。何だかんだで家ではクーラーかドライのどちらかを点けているようだったのが、無しでいられるような時間が増えてきた。こうして段々に秋らしくなっていくのだろう。

 仕事は古代の道跡の調査。昨日、重機掘削で壊されないように少し高い位置で止めたので今日は人力でカチコチの面を出していく作業。スコップでドカドカとはいかず移植ベラで少しづつ掘り検出していく。途中、土器の破片が出てくるので傍から見たら潮干狩りでもしているような光景。嫌いな作業ではないが一日中やっていると後半は少し飽きる。でも大方の様子はつかめた感じ。

 夕食は息子かまたミネストローネを作ってくれていたのでそれを食べる。昼間、岩手県で呼吸道のワークショップをやっている清水友邦氏の自然食を勧める記事をシェアしたところなのだが、それを取り入れるのにはさてどこからすべきか。そうこう考えているうちに食後、息子は買い物がてらドライブに行って、カード欲しさからプロ野球チップスを大量に買って来て、それを一緒にを食べてしまった。ま、そういうことを止めるところから始めるべきだろう。

 今日、仕事が休みだった息子が昼寝をしていたら妻が夢に出てきたと言う。息子はまだ高校生で部活に勤しんでいて、特に奇妙なこともなく普通な日常を送っている風な夢だったとか。前に見たドラマ『大豆田トワコと3人の元夫』というドラマの中で主人公(松たか子)が親友の死を嘆いていると、知り合ったばかりの奇妙な男(オダギリジョー)が、亡くなった人は時間や空間を越えた別の場所で今でも普通に生きていると思いますよ、というような事をこともなげに言うシーンがあった(正確なセリフは覚えていないが)。その夢もそんな事なのだろうか。息子は高校の頃、そこそこの陸上選手で妻はその応援で毎日楽しそうだった。あの頃にいるのなら良いと思う。↓はそのドラマの挿入歌だった曲。歌詞が自分の気持にぴったり。

 
 楽天VSソフトバンク戦を見ていたが楽天がつまらないミスをしたりで4点取られた時点で日ハムSオリックス戦にチャンネルを変える。こちらはいい試合で2対2のまま延長12回。最後はオリックスがさよなら安打で試合を制する。

 11時就寝。

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残暑厳しい

 今日も残暑が厳しい。朝いちばんで資材屋に行って電気のコードリールを買う。市が現場にデカい扇風機を入れてくれたがコードが無くて使えないでいた。会社にある物は全部出払っていてそれで。

昨日、現場の西側の区域が終わり、本日はうってがえして東側の掘削。古代の道跡跡が西側で出ているので当然東側はその続き。その他、場内の整備など。本格的な調査は明日からということにする。

 ニュースはウクライナ軍がロシアから重要な拠点を奪還したとか。他にアメリカの価格高騰、すすむ円安などなど。明るいニュースと言えがヤクルト村上のホームランくらいなものか。

 昨日、ゴダールが亡くなったニュースがあり友人の何人かがそのことをSNSに挙げていた。ゴダールの映画は自分にとっては永遠に背伸びして見るもの、と言う感じ。若い頃、周りの大人たちに言われ好奇心もあってリバイバル館などで見つけると良く見に行った。見ても分からなかったが、今だって見ても良く分からないだろう。でもそういうものってとても大切ではないかと思う。今は分かり易いものだらけて無味乾燥な世界。最後に見たのは『右側に気をつけろ!』だったか『ヌーベルバーグ』だったか。R.I.P

 帰宅してシャワーを浴びてすぐビールを飲む。すぐNetflixで『シスターズ』を見る。第2話。カメオ出演で大物がワンシーンで出てきて作り手の意気込みが分かる所だがまだ話の展開が良く分からない。『若草物語』をベースにしたサスペンスということだが。

 夕食に豚肉、キャベツ、もやし、ピーマンで炒め物を作る。そして食べて少し横になっているつもりが、すっかり眠ってしまって結構な時間が経ってしまった。急いで風呂を沸かしていると息子が帰って来る。10時頃。

 何だか疲れていてさっき起きたばかりなのにまた眠い。10時半頃、就寝。

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修理、修理。

 昨日から心配だった会社の車を車屋に出す。朝イチは自分の車で現場にカメラセット、測量機材などを持って行き、現場の皆に作業を任せ一度会社に戻って車屋に行った。すぐに見てもらえて大事無かった。良かった。午後、今度は光波測量機に不具合が生じそれを測量機屋に持って行き代替機を貰ってくる。なんだか今日はそういう一日らしい。

 夜、昨夜息子が作ってくれたけんちん汁の残りに水を加え、そばつゆの素、醤油、ネギ、厚揚げ、豚肉などを足してうどんにする。美味。食後、火曜日恒例の写経をするが、終わってビールを飲もうとして缶ビールを空けようとしたら、空かないままプルトップのリングが取れてしまって大弱りする。やはり今日は何かが壊れる一日。それで缶切りで開けたら側面の変なところに穴が開いてしまって、コップに注ぐとき大量にこぼれてしまった。最近、飲み過ぎだと、自分の痛風をいつも心配していた妻が怒っているのか?と、苦笑する。結局、2本目を空けてしまったが。

 山形から頼まれて送った原稿のゲラがPDFで届きチェックする。現場で今一緒に働いているK君に、自分で書いた原稿の校正が出来ないと言う話を以前したら、それは多くの人がそうで人間の脳はそういう風に出来ていると言うデータがあるらしい。他者に頼むか、自分で見る場合は時間をおいてするべしとのことだった。じっくり見た。大丈夫だと思う。

 YouTubeで色々みていたらどういう流れからかムーンライダースのライブに行きついてまとめて見る。カッコイイ。

 11時半頃、就寝。

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車にオイルのランプ

 朝のNHKの天気予報のお姉さんが変わっていた。いつもの朝と違う事と言ったらそのくらい。

 仕事は順調。予定通り水曜日にはうってがえし(一つの敷地の中で半分を埋め、半分を掘削すること)できるだろう。今日も残暑が厳しかった。いつも乗っている会社の軽のハコバンに運転中ずっとオイルの警告ランプがついている。一応、会社にスタンドでオイルを入れて良いか聞くと、オイルが減っているだけではないかもしれないので車屋に行って見てもらえとの事。近いうちに行かなければ。

 帰宅すると本日休みだった息子が鶏肉ときのこの炒め物とけんちん汁を作ってくれていた。夕飯はそれとビールで食べる。夕食後、息子に大阪に行っていた友人から連絡があって、お土産があるから取りに来いとのことらしい。行ってもらってきたものを見ると、シュウマイと肉まん。夜はもう満腹なので明日頂こう。

 録画したままになってた日曜美術館『水木しげるの妖怪画』を見る。いったんもめん、やぬりかべなどが民俗学者・柳田国男の著作にあるものを氏の想像力でキャラクター化されたものだということを初めて知った。面白かった。亡妻は水木しげるに限らず京極夏彦の一連の著作や畠中恵の「しゃばけ」シリーズなどの妖怪ものが好きだった。いれば一緒にたのしめたのに、と思った。

 何だか疲れて9時頃、就寝。

 

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9.11から21年目

 朝早くに娘が板橋に帰る。頼んでいた郵便物が午前中の間に来るのだとか。昨夜から朝早くに帰ると言っていたので自分も併せて起きる。といっても自分にとってはいつも通りの時間だが。

 朝のルーティーンの様々を終えた後、早朝から『今、私たちの学校は...』の最終回を見る。苦手だったゾンビものだが面白かった。早く結末が知りたかった。この終わり方だと続編がありそうだと思ったら、2の制作が発表されているとか。世界的な大ヒット作品。続きが楽しみ。

 11月のライブのために頼まれている文章を書く。以前書いたものを直すだけで良いと言ってくれていたが、意外とその方が難しく全面的に書き直すことにする。山形から頼まれた文章も手紙形式にしたが、結局これもそのようにした。最近、気持ちを伝えるという事に謙虚になった。手紙と言う形が今はしっくりくる。

 昼は炊きすぎてジャーの中で少しガチガチになりかけている米でチャーハンを作り息子と二人で食べる。息子は今日は仕事が夕方の4時からと言うので、自分はウォーキングがてらに買い物に行く。娘に息子ともども太った、と言われ、息子ともども改善策として夜は米を食べないようにしようということになり、豆腐など主食のかわりになるようなものを買う。続けば良いが。

 帰宅してテレビで競馬を見る。そろそろ馬たちが東京に戻って来る。最近、全然やらなかったのでどんな馬がいるのか分からなくなった。2番人気にソングラインと言う馬いる。知っていれば買ってしまいそうだったが、見てたら負けた。買わなくて(知らなくて)良かった。

 ネトフリで『シスターズ』を見始める。『今、私たちの学校は...』の主人公だったパク・ジフンと、『トッケビ』のキム・ゴウン、『善徳女王』の時子役だったナム・ジヒョンが三姉妹の『若草物語』をモチーフにしたドラマとか。その第1話。

 夕食はビールと枝豆、それとピーマンお浸しなどを食べたら、自分はこれで良いや。。。と言う気分になりそうする。だが息子には何か作ってやらねばと思い、鳥の胸肉と茄子のポン酢サッパリ炒め?を作る。なかなか美味。

 『鎌倉たちの13人』を見る。そしてこの時間になってようやく今日が9月11日なことに思い至る。だれも9.11から何年目、のようなことを言わなくなった。かくいう自分も。21年目か。今現在が抱える問題があり過ぎてあんな大事件でも霞んで見えるのか。アメリカでは明日あたりその報道があるだろうか。寝る頃になって、スプリングスティーンの『Rising』を聞く。あの事件後の時事的な作品だと当時思ったが、時が経つにつれて普遍的な響きをおびるようになった傑作。

https://youtu.be/SAMkFVJ-ews

 11時頃就寝。

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相模湖に行った~『人魚』

 朝ケーキを食べたてしばらくして相模湖に行った。都心に一人暮らししている娘が「自然があって、何処かぼーっとできるどころに行きたい」と言うので。初めはせっかく免許を取ったのに全然運転する機会が無くペーパードライヴァーになってしまいそうだから運転させて、とも言っていたが、出かける寸前になって都心の家に眼鏡を忘れてきたことが発覚したらしく、結局自分が運転することになった。

 相模湖周辺はこれまでも家族で何度も来た場所だが、亡妻とカップルということになって初めてでかけた場所でもある。自分は昔、三鷹、小金井、吉祥寺あたりに住んでいて、妻は国分寺に住んでいた。つまり自分の青春?の舞台はその辺りで、だから初めて相模湖に来たときは随分遠くまできたような、ちょっとした小旅行気分であった。楽しかった。

 娘と出かけて湖畔に着いたのは丁度昼時で、何か食べようということになり、湖畔にあるレストラン「マツキ」に入る。ここも初めて来たときに入ったところだが、息子であれ娘であれ、小さかった二人を連れて入った記憶はないので(娘も初めて入ると言っていた)、その後、何度か来たことがあるにせよ多分、30年ぶりくらいではなかろうか。あの頃、まさか今のような状況で娘と二人で来ることなど想像もしなかった。自分は白身魚のフライ定食。娘はステーキを食べる。

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 食べて湖畔を散歩。実は白血病の治療で入退院を繰り返していた妻と最後に二人で来たのもここだった。だからどこをどう歩いても、何を見ても彼女の気配を探してしまう。娘も自分の子供の頃の思い出と重ねて同じような思いをしているようだった。スマホにケア帽子をかぶって湖畔のベンチに座っている妻の写真があって、その写真の周囲の物や景色のアングルからそのベンチを探して、娘と二人で座ってみた。

 どんな思いでこの大きな水を見ていたのか、と思った。

 娘と宇多田ヒカルの『人魚』という曲の話になった。妻を亡くした夫と母を亡くした娘のどこが違うのかは分からないが、母・藤圭子を亡くして8年近く実質引退した後に復帰した宇多田ヒカルの、復帰後のアルバムを父娘ともにいつも治療のように聞いていて『人魚』もその中の一曲。その場でサブスクで聞いたりなどしなかったが、頭の中でその曲がゆっくりと流れた。


帰宅途中に、日ごろから美味いと聞いている無人餃子屋に行きそれを買って行く。夜は娘がそれを焼いてくれて食べる。娘は自分の家にテレビを置いていず、ここ数回分の大河ドラマを見ていないと言うので、録画して溜まっている過去3回分の『鎌倉殿の13人』を続けざまに見る。その後、ブラタモリで青森の恐山。

 早起きし過ぎってずっと起きていたので、途中から猛烈に眠くなり、9時半頃就寝。

 

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57歳になった。

 今日で57歳になった。すっかり忘れていたが、朝起きてきた息子にかしこまった口調で「誕生日おめでとうございます」と言われて気が付いた。もう57か、ついこの間まで27歳くらいだったのに、というのが感想。年齢というのは実態を正確に表した数字ではなく、数字に合わせて実態が作られていくような(作っていってしまうような)感じがあって、ここまでくると万事年相応に振舞うのべきか、そうじゃない方が良いのか段々分からなくなってくる。ま、してきたようにこれからもするしかないのだが。

 天気は一日曇りの予報だったが日が出る時間もあって暑かった。午後からどかどか掘ったので疲れた。それで金曜日だし、と思ってビールを買い込んで帰ると、息子が誕生日なので何かごちそうしてくれると言う。今日、息子は昨日に続き休みで、昼間は友達と奥多摩の「瀬音の湯」という温泉施設に行って、その帰りあきる野のクジラ屋で飯を食ったとか。あまり腹が空いていなさそうなのを見て、回転ずしに行くことにした。自分で食べる量を調整できるからその方が良いだろうと思って。ビールを飲んで、寿司をいくつかつまんで、後は焼酎のロックで刺身を食べた。美味かった。ごちそうさまでした。

 帰宅して、風呂に入っていると、今度は久しぶりに娘が帰ってきて、ケーキを買って来てくれた。しかし、男の二人暮らしの間「男めし」ばかりになってすかり肥えた父と兄を見て、ケーキは明日にしろ、とのお達し。ただ気分だけでもということで、ローソクに火を点け吹き消すのだけは儀式のようにした。数は適当。自分が文字をいれたプレートに触ったら、少し字が溶けてしまって娘に残念がられる。お父さん、が、おっさん、に見える。まあ、いいじゃないか。

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その後、食生活の見直し計画とダイエットの計画をこんこんと聞かされる。12時頃就寝。

 

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新しい蛇口が来た。

 朝、起きると雨が降っていて、天気予報も一日中降ったり止んだりと言っていたので、出がけから頭の中は完全に現場中止モードになっていた。もし中止なら昨日の午後にも使った夏休を使う気満々であった。で、現場に行き決定を待っていると携帯に案の定「中止」の連絡あり。作業員の皆にも同様に連絡し、意気揚々?と帰路に就く。しかし、その途中、やっぱり「やる」と急遽連絡があり、また現場に戻る。電話でまた皆に来てくれるよう連絡し、昨日の続きの作業をした。雨は思っていたほどには降らず、結局1日できた。良かったのか悪かったのか。

 家に帰ると台所の水道の器具が新しくなっていた。古くなって蛇口の根元の部分から微かに水が漏れるようになって息子と直さなければと話していたところ。うちは賃貸で管理費も月々払っているのでこういう時は楽。管理会社に頼むと直しに来る。今日は息子が休みで家にいたので立ち会ってくれた。古いやつはオーソドックスなお湯と水を示す赤と青の印が付いた回すところが二つあるタイプだったが、今度のは長めのレバーが一本内側に突き出ているタイプで、それを下に下げると水が出てくる。左に回すとお湯、右に回すと水。快適。

 ただ息子曰く、水道の取り付け業者が来たのは夕方の4時半ごろで、帰ったのは5時半ごろだったから米は炊いたがそれ以外夕飯の準備は何もできていないとの事。それでこれから作るのは面倒だとの話になって、彼の幼馴染が働く弁当屋でとんかつを買って来てそれで食べようという事になる。息子のその友人のお母さんは生前の妻のママ友でもあって、小さい頃、一緒に野球を見に連れて行ったりもしたので自分もなじみがある。息子が買いに行っている間、自分はキャベツの千切りをした。

 夕食後、いつものようにドラマを見ていたら、山形の弟から電話あり。なんでも先日頼まれたあるライブのフライヤーの文章の記名がこれで良いのか?とのこと。企画は震災避難者復興事業の一環で、また旅行会社の企画とセットのようにもなっており、文章を読んだ関係者の方が書いたものを気に入ってくれ、肩書的なものを付けなくて良いかと心配してくれてるとの事。と言われてもなあ、と思う。このブログをはじめ、あちこちに様々に文章を書き散らしてはいるものの、それで生計を立てているわけじゃなし、詩を書いたり時には読んだりしているが、一冊の本を出していると言うのでもないから"詩人"というのもおこがましい気がするし。東京都在住 会社員、でいいのではないだろうか。実際、そのように生きているのだし。少し考える、と言って電話を切る。

 その後、色々と「肩書」を考えたが、なんだか疲れてきて寝る。11時頃。就寝。

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黒麻婆

 蒸し暑い朝。起きた時、窓を開けて寝たのにうっすらと寝汗をかいていた。天気予報では湿度高く、また午後から東京もかなりしっかりと雨、または雷雨になるかもとの話。早い所では11時くらいから降り出すとか。

 新現場3日目だが、前回のところほど遺構の数は多くないのでやや安心しているが古い道路跡が出ているので今日はその検出作業。道の表面に土器片がこびりついているので、それを手掛かりに硬化面を出していく。後世の土地利用で壊されたりするのですっかり残っているのは珍しいが案の定ここもそのよう。

 ただ大まかには検出出来たが予報通り11時過ぎに雨が降り出す。その時点で「午後はもうだダメかも」と話になる。で、昼休みを挟んで、予想通り、午後は現場作業中止。会社に戻ったが、お盆の時、実は夏休を2日取れたところを自分はそれを知らずに働いていて、年内の何処かでその夏休を使って良いと先日聞いたばかりで、それならと午後は休むことにした。

 帰りにスーパーに寄り、花、葱、浅漬けの素、ノンアルコールビールなど買う。

 帰宅後、仏壇の花を取り替える。そしてNetflixで『今、私たちの学校は』の第7話と第8話。

日頃、息子と野菜をいっぱい食べるようにしようと言い合っていたら、冷蔵庫が野菜だらけになってしまい、かえって悪くならないうちにと焦っていた所だったので、ドラマを見たり止めたりしながら野菜スープを作り、漬物を漬けたりした。またトウモロコシも茹でた。ドラマも飽き、YouTubeを適当に点けていたら女優の杏とその父親・渡辺謙が一緒に料理を作る動画始まって今度はそれを見る。

https://youtu.be/QsSZv1-38qk

構わずつけていた次の回?が始まり、ゲストが今の朝ドラの主人公の子だった。

 夕食は麻婆豆腐と野菜スープ。いつも麻婆豆腐の素は四川風を買うのだが、先日息子が普段どれを使っているのか分からず買ってきたのは四川風は四川風でも黒麻婆というやつ。初めて使ったが美味しかった。これも覚えておこう。

 息子、9時頃帰宅。帰るなり、倒れた長嶋さんを心配している様子。

 現在22時15分。そろそろ寝ようとしている所。

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朝の夢 夜の月

 いわきの元実家の前には県道が走っている。そこから細くやや曲がりくねった道を田園の風景に入って行くと実家に着くようだったのだが、3・11以降人手に渡って、もう行くこともなくなった。

 今朝の夢はその実家から県道に向かって真っすぐな道が出来ていて、また道路に出た真正面には洒落たパン屋があり、雨の中、妻と相合傘でそこにパンを買い物にいくというもの。一つの傘に二人で入り歩いていると雨が強くなってきて、すると妻が何故か傘の中でさらに一回り小さな傘をまたさした。不思議なことをするなあ、と思いながらトコトコ歩いていくとパン屋に着き、中に入ると店内にはボブ・ディランの『I want you』が流れていた。店内はどこかの高速のインターの中のパンコーナーのような雰囲気で客がいっぱいいて「別に急ぐ必要もないし」などと言い合いながら二人でレジが空くのを待っているところで目が覚めた。

 仕事は昨日の続き。昨日から始まった現場だがまだいくつか運ばなければならない資材があって、ダンプで出動させねばならず、また自分が忘れてきてしまったものがあったりして午前中バタバタした。

 昼は現場から近い定食屋ますだやへ。

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府中はラグビーが盛んなところだが、ラグビーワールドカップがあった頃、選手たちが良く食べにくる店としてテレビで紹介されていた。以前も興味があって行こうと思ったが、そう思いたった日にはいつも休みで、だから今日は念願がかなった形。入ると壁いっぱいにラグビー選手たちのサインがあった。食べたのは日替わり定食で今日は豚の生姜焼き定食。

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見ると一切れずつが大きい肉が皿一杯に広がっており、タレと生姜の混ざり具合が絶妙。確かに体育会系の人なら何杯でもごはんが食べられそうな味だった。美味なり。前に偶然あるドラマのトレイラーを見ていたら、この店がロケに使われていて女優の夏帆が出演しているドラマだった。そのことを思い出し、壁の色紙を良く見ると選手たちの色紙に交じって確かに彼女のサインもあった。ドラマはこれ↓

https://youtu.be/wmFT8hfewfk

 夕方、現場をそろそろ閉めようと言う頃、息子から電話があって、今日は遅番だが冷やし中華の具だけ用意しておいたから帰りに麺を買って来てそれで食べてくれとの事。なので言われたとおりにする。ついでにビールも買ったが、火曜日は写経の日なので帰宅後すぐは我慢。シャワーを浴び、冷やし中華を食べ、写経が終わるまでグッと我慢した。

 書きながら今朝の夢について考えた。

 その後、やっとビールを飲みながらドラマ『今日、私たちの学校で』の続きを見る。面白くて一気に見てしまいたいがこちらも我慢。久しぶりに地上波『世界仰天ニュース』で「横山やすし伝説」を見る。

 昨夜もそうだったが、寝室の窓に月がキレイ見えている。今夜も月光浴。良く二人でそうしたものだが。月齢9.8。11時就寝。

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五鉄

 月曜日。今日からまた新現場。暑さのピークはもう過ぎたという考えが頭に居座ってつい水筒や長袖のシャツを持って出かけず、おかげで一日暑かった。水分はコンビニや自販機で買えるものの日差しがきついのには困った。肌に直接日が当たるとやはり消耗が早い。周りがアパートやその他のビルなどがあって時間帯によっては現場の何処かに日影ができるのでなるべくその中にいるようにしたが。不覚。まだ暑い日が続く。気を付けなければ。

 土曜日に行った中川五郎さんのライブのことをこのブログ以外にフェイスブックにもアップしたが、コメント欄その他に友人から連絡があった。フェイスブックの方にコメントをくれた友人には昼休み、コンビニのイートインから返信する。先日、娘さんが交通事故に遭われ、治療要のケガはあるものの命に別条はなかったと聞いていて安心していたが、直接コメントを交わせて良かった。

 そしてメッセンジャーの方には故下村さんのバンド・スナフキンのベース美穂さんから連絡あり、11月に予定しているイヴェント用に文章を書いて欲しいとのこと。先日、弟から山形の某ロッカーのライブのそれをやはり頼まれたばかり。美穂さんの件は13日で山形県はその一週間後の20日。11月は続くなあ、と思う。

 帰宅すると息子が夕食にカレーを作っていてくれてそれを食べる。美穂さんに13日の件はどういう集まりか知りたくて返信すると、文章じゃ面倒だからと直接電話があり、しばらく話す。以前、コロナで中止になった仙台のシンガーソングライター苫米地サトロさんの配信ライブを目論んだ際の原稿を少し直すようで良いとのこと。引き受けることにする。その他、娘が引っ越した小竹向原に「五鉄」なる良い居酒屋があることなどを教えてもらい、俄然、興味が沸く。調べて今度行って見よう。

 そしてまたNetflixで『今、私たちの学校で』を見る。第4話。苦手なゾンビものだが面白くてつい見てしまう。あわあわあわ。いつも面白いドラマは何話かを続けざまに見てしまうがこれは無理。全12話。匍匐前進。

 入浴後、ネットでさっき教えてもらった「ごてつ」を調べる。ここか。創作鳥焼 五鉄 (ごてつ) - 小竹向原/焼鳥 | 食べログ (tabelog.com)

 池波正太郎の「鬼平犯科帳」に主人公・長谷川平蔵が良く軍鶏鍋を食べに行く「五鉄」という店が出てくるが、ネーミングからして主人は池波ファンと見た。美味そ~。

11時頃就寝。

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何もない日曜日

 朝起きると右目奥の後頭部に痛みがあった。盆の時、岩槻に墓参りに行く道中でも同様の痛みがあってその時は両目奥という感じだった。ロキソニンを飲んでしばらくしたら治まったが何だろう?眩暈がするとかろれつが回らないとかの症状はないので静観するしかないが、ネットで見ると寒暖差による気象病というのが一番近いように思われる。これも夏の疲れか?今度ちゃんと見てもらおう。

 息子を送り出した後、少し横になったら見事に何もしたくなくなってそのままゴロゴロしてしまう。頭痛が原因なのか単なる無気力なのか判別つかず。そんなことをしているうちにまた眠ってしまって気が付くと昼を少し過ぎていた。腹が減っていることに気付き、何か食べなければと思うが何か作ろうと言う気力も湧かず、探すと以前サトロさんから送られてきた“かきの旨味だし・塩釜のおでん”という缶詰が残っていてそれとご飯で食べる。美味。テレビを点けると『やまと尼寺精進日記』がやっていて見ていたら元気になって、これではいかんと思い直す。午後から仏壇の水を換え、洗い物、掃除、洗濯をひたすらにやる。

息子と二人暮らしになって食事が"男めし"的になっていて、野菜を食べなければ、のようにいつも話しているので、買い出しに行くことにする。また写経をしたものがいっぱい溜まっているので、高幡不動に納経いくことも思いつく。

 初め高幡不動に行き納経。丁度午後の御護摩炊きの時間に行き当たり一緒に手を合わせる。そして納経所で納経。300円也。その後、数件のスーパーをはしごして野菜を中心に掃除道具その他を買う。

 帰宅してNetFlixのドラマ『今、私たちの学校は』を見る。ゾンビものだがさすがの韓流ドラマで、そのパニックに巻き込まれた高校生男女の恋愛や個々のコンプレックスなどが絡んだ人間ドラマになっていて見ごたえあり。ちょっと日本映画『バトルロワイヤル』に似ていると思った。

 夕食にサバの味噌煮を作る。最後にタレを煮詰めてとろみがついたらかけるのだが、少し煮詰め過ぎた。

 夜、『鎌倉殿の13人』を見る。寝る頃に息子が帰ってきて、『鎌倉殿~』の録画をまた見始めたが自分はそのまま就寝。11時頃。

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五郎さんのライブに行った

  この土日は息子が通し(仕事のシフトで朝から晩まで)なので基本ずっと一人。どう過ごすか考える。YouTubeにニールヤングのアルバム『BARN』のレコーディング風景をドキュメントした動画があるのを見つけ朝からそれを見た。監督は女優のダリル・ハンナ。彼女は現在ニールの奥さんだという。知らなかった。ダリル・ハンナというと昔ジャクソン・ブラウンの彼女で、ジャクソンのDVが原因で別れたというところまでは知っていた。動画はロッキーの自然と19世紀からある納屋を改造したスタジオでリラックスして演奏・創作をするメンバーの姿を捉えていて、ちょっと環境ビデオのようで家事をしながらのんびり見れた。

 その後、ウォーキング。見た動画の勢いでスマホのサブスクでニールヤングを聞きながら歩く。久しぶりに『ハーヴェスト』を通して聞いた。少し前にピーター・バラカンのラジオで『1972年特集』をやった時このアルバムも紹介され、お約束のように『Hart of Gold』がかかったが、通してきいても名曲ぞろいでつくづく良いアルバムと思った。それぞれの曲が川沿いの木陰で新聞を読む人や草野球する人、マラソン人の風景とあいまって良い時間であった。

 帰宅して昼食。余って冷蔵庫に入れておいた冷や飯を使ってチャーハンを作った。フェイスブックを見ていたら、本日、国分寺のライブカフェ「Ghee」で中川五郎さんのライブがあると告知があって、そのコメント欄に友人が「今日、行きます」とメッセージしているのを見つける。19時より。自分も行こうと決める。

 それまでは午後は一度昼寝し、起きて先日、人に勧められたNetflixのドラマ『今、私たちの学校は』の第1話を見る。大ヒットしたゾンビもの。自分はホラーやこうした怖い系は苦手で極力見ないようにしていたが見ると案外に面白い。全部で12話。これならいけるだろう。

 息子のためにハッシュドビーフを作って後、夜、予定通り「Ghee」へ。国分寺の北口の変貌ぶりに驚く。降り立った時の風景がまるで違う。町をそっくり作り変えたよう。しかし、スマホを頼りに初めて行くライブカフェは昔から良く見知った通りにあって、やっと息が付けた気持ちになる。店内に入って友人夫婦と五郎さんに再会する。

 五郎さんは久々に見たが新曲が多くて良かった。スリランカの経済危機のデモの時、デモの拠点に図書館を作った人たちの歌『図書館でデモをする、図書館がデモをする』、ウクライナ人がロシア人を見分けるため、ロシア人が発音し辛いウクライナ語でパンを表す言葉を言わせるというエピソードから始まる『パリャヌィツヤ』、60歳で起業し95歳の現在まで笹餅を作り続けるおばあちゃんを歌った『ミサオおばあちゃんの笹餅』など。

 フォークソングはジャーナリズムでもあるという事を多くの人が忘れているところ、五郎さんはただ一人(多分)その新しい所を常に実践していて凄いなあ思った。五郎さんの歌によって知りえたことが自分にはなんと多い事か。そして宮尾節子の詩に曲を付けた「再会」。五郎さんの前に歌った佐藤龍一さんが歌う数曲もそうであったが、これも妻を亡くしたばかりの自分には大きく響く歌であった。

↓は今年 墨田フォークフェスティバルでの『図書館でデモをする、図書館がデモをする』。

 

 帰宅は10時半頃。息子はもう帰宅していた。ハッシュドビーフは食べたようで、残りを自分も食べる。風呂に入り、12時頃就寝。

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ニールヤングの「Dont forget love」

「昨日までいた人がいてへんようになる。悪いことしてへんのに罰を受けたように・・・。教えや。人間は必ず死ぬということを教えてくれてる。死を受け止めて生きていくことが大事や。辛さと向き合うのが大切」

 今朝のBSで再放送している昔の朝ドラ『芋たこなんきん』のセリフ。悪いことをしていないのに罰を受けたように・・・というのところがリアル。キューブラ―・ロスの本などを読むと配偶者を亡くした人はいろいろな段階を経て、得も言われぬ罪悪感、自罰感を抱えるようになるらしい。自分にもある。それも一つの段階らしいが。

 朝は曇り。ただ空が暗くて今にも降りそうな天気。出勤して金曜日通例の全体清掃をしている時に本格的に降ってきた。ただ今日は来週から始まる現場の道具やらの仕込みもやらなくてはならなくて、雨具を着て、雨の降りが弱い時を見計らってなんとか準備する。先日終わった現場の道具を車から降ろしたばかりなのにまた積む。乗せたままでも良かったか?などと思うが、一度下ろして整理してまた積み直す方が正しいと思い直す。

 会社の前に用水路があってその中にカニがいるのを先日Uさんが見つけて、自分も事あるごとに観察するのが日課になった。今日もいる。雨の中、カニと二人。

 小雨時を見計らって作業したつもりでも、やはりしっかりと濡れた。しかしこれは雨なのか汗なのか。しかも湿度が高いのであまり感じていなかったが作業を終えると思いの外寒い。着替えを持っていなかったので、昼食時、家に帰り着替える。帰る途中に買ってカップヌードルプロ、というのを初めて食べた。糖質が少なく、高蛋白質なのだとか。

 午後は相変わらずの写真整理。撮影済みのフィルムをカメラ屋に持って行き、出来上がったフィルムを受け取る。その足でまた来週からの現場の下見に行った。

 帰宅すると休みだった息子が買い出しに行ってくれたらしく、昨日の惨状?とは打って変わって食材が豊富な冷蔵庫。挽肉があったのでハンバーグを焼く。デカく二人分作ったので火の通りが心配だったがうまく焼けた。美味なり。

 先週、娘が住む小竹向原駅前のケーキ屋でBGMにニール・ヤングが流れてきのが思いの外良く、先日、今のところの最新アルバムを調べたらジャケットが良くて時々聞くようになった。これはジャケ買いありかも。そしてジャケットが自分の好みに合うやつは大体中身が良いのも常。これは買い。

 

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 それとこの動画も良い。佐野元春が『ナポレオンフィッシュツアー』の頃、映像と音楽を融合したステージを目論んで、一番理想の形に近い事を当時していたのがニール・ヤングだったと著書『ハートランドからの手紙』にある。


「BARN」(納屋)と言うと佐野元春にも同名のアルバムがあるが、あちらはウッドストックだがこちらはロッキー山脈の「BARN」。今日は金曜日の夜。ゆっくり聞きたし。

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9月の空のシャララ

 今日から9月。朝から雷鳴と激しい雨で家の前のトマトのビニールハウスからドラムロールのような音。気温はさほど高くないのに湿度があるのでさほど涼しくは感じない。起きてすぐまたドライを点ける。昨日の夕飯時のままなので、つまり冷蔵庫に主だった食材は無く、そのため朝食は食パン2枚とコーヒーのみ。今日は夕方から出勤という息子に米その他の買い物を頼んで出かける。天気も大気が不安定そうなので洗濯を今日は回さなかった。

 9月は自分の生まれ月だし好きな月であるが、今は昔のような夏の終わりといった風情はなく、結局、10月頃まで暑い日があったりする。台風が近づいている。今年はどうだろうか。

 仕事は引き続き室内で整理作業。昨日、社長に頼んで通販で買ってもらったカメラ三脚が届く。軽くて着脱が楽にできるタイプのやつ。これで現場の度に借りなくて済む。

 昼、バーミヤンで香港風焼きそば。午後、府中に請求書その他を届けに行き、その帰り、来週から始まる現場を下見に行く。

 帰宅すると、米が買ってあり、葱その他もある。最近、暑さにかまけて帰宅直後にすぐビールを飲むようだったが、今日はシャワーの後、すぐに料理に取り掛かる。マーボ豆腐を作る。それとみそ汁で普通に夕食を食べる。ビールは無し。やはりちゃんとした食事をとらなければと思う。普通に戻さなければ。

 9月の歌というと色々あると思うが、自分が好きなのは幸田恒大という人の『九月の空のシャララ』という曲。"腕に涙の入れ墨の~"見たいな歌詞。ちょっとSIONのようなトム・ウェイツのような雰囲気。昔、下北沢のロフトや吉祥寺のマンダラⅡで良く見た人だが今どうしているのか。『下北ジャミング』というCDが1枚家にあるが、それに『九月の空のシャララ』は入っていない。故下村誠が良く一緒にジョイントしたりカヴァーしていたから、テープを持っている人がいるかもしれない。今度、誰かに聞いてみよう。

 『六本木クラス』を見る。今、風呂が溜まった音がした。はいろっと。

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