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暫(しばらく)

 東北、日本海側では大雪らしいが東京は快晴。ただやはり風があってとても寒い。今日も現場と会社を行ったり来たり。府中から日野に戻る際に走る石田大橋からの富士山が神々しいほどに美しかった。写真に撮りたかったが途中で止められるような道ではないのであきらめる。

 昨日からの冬至の余韻がまだ続いている。昨日を境に段々と日が伸びてくる。太陽が生まれ変わる。そう言えば歌舞伎の顔見世興行も江戸の頃は冬至の頃にこれからの一年はこの顔ぶれでやりますと、打たれるものだったと何かで読んだ事がある。

 毎年初っ端にかかる芝居は『暫(しばらく)』。主人公・鎌倉権五郎は復活の象徴で勧善懲悪の江戸のヒーローだ。日本の文化の中にもそうした形で冬至の風習が残っている。今は陰暦から太陽暦に代わって興行も季節がズレているが。

 昨日、ボックスフラワーを送ってくれた友人がその後も色々とメッセージをくれて、最近の音楽ライブの料金が高いことを嘆いていた。歌舞伎なら幕見席で映画より安い料金で国宝級の芸が見れるというのに。だがこれはミュージシャンが悪いのではない。何とかならんものか。これでは若い人はもうライブに行けないよね、と友人は嘆いていた。翻ってお金がない若い人が歌舞伎をもっと見るようになればそれはそれで違う何かが生まれるような気がするが。

 夜、また煮汁の無限ループで昨日のかぼちゃを煮た煮汁を利用して肉豆腐を作る。超美味。息子が作って置いてくれたみそ汁の具が揚げ出し豆腐で豆腐が被ったが。

 今日も柚子湯。気持ち良い。ポカポカ。明日からのクリスマスイヴ~クリスマスは土日なのでどう過ごすか色々考えるが答え出ず。

 11時半 就寝。

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日記 2022.6.19~2023.6.19 (365)」カテゴリの記事