『夜はやさし』(改定バージョン)を買った
朝、起きて洗濯する。中々乾かず部屋干ししたままになっていた洗濯物も外してたたむ。昨夜一緒に飲んだ友人のブログを見ていたら、その友人から甲本ヒロトのインタヴューのアドレスがメッセージに送られてきた。昨日話していたやつ。早速に読む。なるほど面白い。
痛風の薬を飲んでいたところに血圧も高いとなってその薬も飲むようになったが、今の内は薬で押さえていても、いずれは飲まなくてもいいように食事を変えたり体重を落としたりして元に戻さなければと思う。ずっと薬漬けなのはやはり嫌だ。
仏壇に毎朝供えているごはん(米)は下げる度お椀にストックして冷蔵庫に保存しているが、昔で言うところの"ほしひ"のようになっていて今朝はそれを煮詰め、お粥にして食べた。乾燥していて完全に柔らかくはならず独特の食感がある。昨夜食べ過ぎたので今朝はこれで良いと思った。
午前中、息子と話しているうちにまた昨日見た「空海の旅」を見てしまう。四国のお遍路。やれと盛んに息子に勧められる。
昼、パスタ。息子と用事があってドライブがてら出かけたが、用事は空振りだった。空振りの目的地は車が停められないのでコインパーキングに車を入れて二人で歩いたが、目的が果たせないと分かって、歩きがてら見つけた古本屋に入る。良くある大型古書店ではなくて個人てやっているような風情のある店。自分はフィッツジェラルドの『夜はやさし(上・下)』(谷口陸男訳)と『漢詩への招待』石川忠久著を買う。息子は白洲次郎の評伝を買った。レジでお金を払う時、品の良さそうな老齢な店主がこちらが求めた本一冊一冊にコメントをくれた。こういうは久しぶり。昔はよくあった。本を買うにしても、レコードを買うにしても。
有名な話だがフィッツジェラルドの『夜はやさし』には二つのバージョンがある。最初のオリジナル版と、その後に作家自身が目論んでいた章立ての構成を変えたものを、作家の死後、編集者が意に沿って直した改定バージョンの二つ。十年ほど前、自分が初めて読んだのは集英社から出ている森慎一郎氏訳のオリジナルバージョンで、今日買ったのは改定バージョンの方である。個人的に大変感動した作品だが、今、世間一般に流布されているのは改定バージョンの方で今日買ったのはそちら。村上春樹が、初めて読んだのは改定バージョンのほうでそちらの方に愛着があるがオリジナルも捨て難い、というようなことを何処かで書いていたが、自分が最初に読んだのはオリジナル。この改定バージョンをじっくり読んで後日どんな感想を持つか楽しみ。
買い物して夕方に帰宅して、ポテトサラダを作る。ハム、ベーコン等の加工肉は止めようと息子と話していて、代わりに甘栗を入れて見る。変わった味な気もするが、まあ、不味くはないと思う。
BS・NHKの6時から大河ドラマ『どうする家康』を見る。大河をこの時間に見てしまうと日曜日のこの後の時間はヒマ。買ってきた本を読んだり本棚を」整理したりして過ごす。
11時、就寝。
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