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ロシア料理空振りで冷麺セット

 大型連休二日目。天気は薄曇りに時々雨が混じる感じ。

 大学時代の友人と府中で会う。自分たちがその頃企画したイベントの資料をその彼が持っていて、それを預かるのにロシア料理の店で昼食をということだった。だが行って見ると今日は予約客だけで席はいっぱいで空くのは一時間後だという。失敗。予約っしておけば良かった。なので急遽、くるる上の韓国料理屋「シジャン」に行った。そこで冷麺。ロシア料理店は日をあらためてといことにした。

 下村さんの本を作っている編集者の女性に乞われての資料集めだが、当時作ったパンフレット、ポスターは友人が持っていたものの写真が無い。当時の写真をいっぱい持ってきてくれ、そこに下村さんが歌っていたり、居酒屋で皆で打ち上げをしているところの写真はあるものの、あのイヴェントの時のものではない。あの頃、写真は大量にあって、動画もあったのだが、あれは何処に行ってしまったのだろう?二人で冷麺セットを食べながらしばし話す。イヴェントを一緒に企画してくれた恩師にもその場から電話して聞いてみたが持っていないとのことだった。

 食後、時間もあり府中にいるので、今日は天皇賞だから競馬でも。。。と一瞬頭をよぎるが止める。何年も馬券を買っていないし急にやったからと言って勝てるわけでも無し。ロシア料理を食べるだけのためにまた会おうと、京王線・聖蹟桜ヶ丘で友人と別れた。

 帰宅後、友人から預かった当時のパンフレットをじっくり読んだ。パンフレットには当時、イヴェントを企画した友人、弟、それと自分のコメントや文章があり、下村誠、友部正人、諏訪優、吉田ルイ子、The Street Beat、樋口健司、宮田雪などのそうそうたるメンバー。川村かおりはサプライズゲストであった。今読むと友部さんの文章が良い。どの本にも、エッセイにもこの文章は収録されていなくて貴重なのではないか。当時、学生たちのこんな企画にこんなに真剣に文章を寄せてくれた友部さんにいまさらながら感謝の念が沸いてくる。3冊預かったが、6月にライブを見に行くのでその時、一冊あげようかなと思う。

 それと下村さんの文章だが、当時の下村さんはアメリカインディアンのことにも冷ややかで、反核にもエコロジー運動にも否定的である。というかまだ何も知らないという感じ。逆にこのイヴェントが後年の彼の歌や行動のキッカケになったならそれはそれで貴重な文章だと思った。このイヴェントのテーマソングとして書かれた『インサイドサバイバル』の詩が記されている。この歌はジャクソンブラウンの『フォーエブリマン』のような、安易に連帯、ドロップアウトせずに「個」として考え、生きていくという宣言だった。歌はこの頃、まだ雄大なバラードだった。

 弟に電話して聞くと、写真の幾つかが山形の家にあるという。灯台下暗し。郵送してくれるように頼んだ。

 夜、友人の引っ越しを手伝っていた息子から連絡があり、友人ともどもレンタカー屋まで迎えに来て欲しいと言うので秋川に行く。雀士から行政書士になった友人とフリースクールの教師をしているという二人と息子。しばし、車中で会話を楽しむ。

 23時就寝。

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神代植物公園へ行った。

 大型連休初日。と言っても1日、2日は仕事だが。

 朝、息子を豊田駅前まで車に乗せていく。本当は秋川までと頼まれたが断る。娘が携帯を乗り換える手続きをしようとしたらJ:com繋がりなので契約者本人でないとナントカ番号を与えられないと言われたとか。なので朝の9時に自分が電話しなければならなかった。

 電話してその番号を貰い娘にLineで教えた後、調布の神代植物公園へ行く。

この公園について|神代植物公園へ行こう! (tokyo-park.or.jp)

深大寺までは何度か行ったことがあるが、その至近の植物公園は行ったことがなかった。京王線で調布まで行きそこからバス。公園内は広くてつつじ、シャクヤク、バラなどなど、どれも見事だったが、自分のお気に入りだったのは中の植物多様性センター。見たこともないような様々な植物に引き込まれしばし陶然となる。写真はヒスイカズラの花が水鉢に落ちたもの。美しい。それと睡蓮。

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 中には自販機のコーヒーなどを飲みながらゆっくりできるコーナーもあってここは穴場と知る。今日は大型連休初日なので人が多いが普段の休みの日や平日ならもっと静かに見れるだろう。また来よう。年間のパス券を買ってしまおうかと迷う。

 様々な花をたっぷり見た後、深大寺へお参り。天台宗の名刹。ここには国宝の白鷗仏があり見れる。仏像マニアと言うわけではないが、それでも芝・増上寺の阿弥陀仏に並びここの白鷗仏釈迦如来像はお気に入りの一つ。奈良朝前期の傑作。珍しく椅子にお座りである。

国宝白鳳仏 | 深大寺 (jindaiji.or.jp)

手を合わせその拝観施設から出ようとすると出口の所にその仏像の顔のアップを撮った写真が飾られていたのでそれを撮ったがガラス越しなので自分と周囲が写り込んでしまって上手くいかなかった。

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 その後、創業文久年間『嶋田屋』で蕎麦を食べる。言わずもがな有名な深大寺蕎麦。なめこおろし蕎麦。美味。

 食べ終わってお金を払う時、レジの隣にさっき拝観施設の出口で見た写真の絵ハガキ大がきれいに額装されているのを見て、「この写真の絵葉書とかありませんか?」と聞くと、無い、とのこと。だが店員の女性は何か思い出したように「ちょっと、待って」と言って、お土産コーナーのような所から深大寺の古いポストカードセットを持ってきてくれて「これ持って行って下さい」と何とただでくれた。見ると深大寺の山門や大師堂の写真に混ざって仏像の写真もある。飾られてある写真とは違うが気遣いが嬉しかった。

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 帰りのバス中、それと帰宅してからも植物公園で撮影した写真をFacebook、インスタグラム等にアップした。

 昨日、連絡した友人からメールがあって明日、府中のロシア料理の店で昼食を、ということになった。楽しみ。

 23時半 就寝。

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“下村本”の編集者から連絡あり

 朝、天気快晴。おにぎり2個握る(こんぶとおかか)。それと漬けたキュウリとキャベツ、昨日漬けたみょうがの甘酢漬けもタッパーに詰めて持って行く。仕事だが最近は会社に寄らず直行直帰で、しかも作業員はもう10~20年近く一緒にやっている人たちなのでちょっとしたピクニック気分。明日から大型連休だがどっちでもいい感じ。

 仕事の休憩時間、スマホにある人から連絡が入っていることに気付く。音楽ライターで友人だった故下村誠さんの生前雑誌に書いた文章を中心にした本がこのほど出版される予定で、その企画・編集をしている女性から。自分たちが大学の頃、彼と一緒に企画したイヴェントの資料を貸して欲しいとの事。以前から人づてにその人が一度会いたいと言っていると聞いていた。

 前に今YouTubeにある佐野元春のラジオに下村さんがゲスト出演した回の音声を聴いていたら、佐野に評論家と称され「自分が書いているのは評論じゃなくて・・・」と下村さんが返すやり取りがあった。良く分かる。何にしても下村さんが書いたものがまとめて読めるなら嬉しい。資料は友人や恩師が管理していると連絡し、手に入り次第一度会おうとやりとりする。

 帰宅して自分はまた漬物やなにやらで軽く夕食をすます。金曜日は夕刊に例のルポ『イマジン~チリの息子と考えた』が掲載される日なので楽しみに読む。第15回。

 夜、昼間連絡があったイヴェントの資料を持っている友人にメールで連絡を入れる。ほどなく返信がきてこの連休中に渡せるとスケジュールの詳細がきた。いつ会うか。

 自分は簡単に夕食をすませたものの息子に何かと思って、また親子煮を作る。それと野菜具沢山の味噌汁。

 23時15分からドラマ『波よ聞いてくれ』の第2回だが眠くて明日見ようと録画する。録画し忘れてもTverがあるしな。23時半、就寝。

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みょうがを漬けた

 天気快晴。風が少し強いようだが予報だと空気も乾燥していてさわやかな一日なるだろうとの事。

 起きるとすぐ息子が「コロナウィルスの検査キットある?」と言うので聞くとのどが痛く鼻水が出ると言う。以前、娘が罹患して自分も濃厚接触者という事になった時、会社から貰ったやつが余っていたので渡す。検査すると陰性。発熱はしていないので大丈夫だと思っていたがその通りだったので安心す。市販の風邪薬とビタミンCの錠剤を飲ませる。

 火曜日は休んで昨日は雨天中止だったので現場がどうなっているか気になっていたが順調だったよう。自分は一日、いくつもの遺構が折り重なっている個所の確認をする。知恵の輪というか立体パズルのよう。発掘は新しく掘られたものから順番に掘削しなければならないのでその新旧が分からなければ作業をすすめられない。だいたい分かった感じ。

 昼休み、100円ローソンのおにぎり。いか昆布めんたいと鮭バジル。珍しいおにぎりのニューウェーブか。特に鮭バジルが美味しかった。

 帰宅して夕食は昨日の買い出しで買っておいたブリの照り焼き。それと豆腐とワカメの味噌汁。食後、散歩がてら近くのドラッグストアに青汁とシーチキンの缶詰を買いに行く。

  帰ってきて今度はみょうがクズ?を甘酢に漬ける。これも昨日の買い出しで手に入れたのだが、ビニール袋に大量に安く売られていた。一度湯がいたら色が落ちて、?と思ったが酢につけるとみるみる真っ赤になった。

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丁度漬け終わった頃に娘から電話あり。ゴールデンウィークの過ごし方を長々とおしゃべりした。また今日で今の仕事を始めてから丁度一年なのだとか。正式に翻訳家としてデヴュー?が決まったらしい。若い人の人生の展開は早い。「お父さんは?」と聞かれたので「昨日はキュウリとキャベツを漬けて、今日はみょうが。」と答える。そのくらいの展開。

 夜、友人が坂本龍一指揮、東北ユースオーケストラの『ビハインド・ザ・マスク』の動画をアップしていてシェアする。

 23時半、就寝。

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雨の書店

 朝から雨。現在の現場の中止の判断は自分にないものの作業員皆に中止の電話をする。もし万が一やるという事になればまた連絡するので待機していてくれということにして。そして自分が現場に向かう途中、正式に中止の連絡が入った。また皆に正式に中止と電話した。

 午前中、会社で事務的な仕事をして午後から有休をとった。現場と現場の谷間の時、皆に手伝ってもらったおかげで大量に抱えていた仕事が全部終わり今のところやることが無いので。

 会社から真っすぐ帰らずに稲城の大型書店“コーチャンフォー”に行った。いつも土日に行くので人が多いが、こんな雨の日の平日なら随分空いているだろうと思った。予想通り凄い広い店内は閑散としていてそれだけでなんだか気持ち良かった。若松英輔の『悲しみの秘儀』を買った。あとがきは俵万智。

 家に帰ると、休みで今日は日本橋に行く用事があると言っていて息子が家にいた。聞くと用事はキャンセルしたらしい。少しすると図書館から連絡があって先日頼んでいた藤原章夫の『イマジン~チリで息子と考えた』の第1,2回分のデータベースからのコピーが出来たというので取りに行く。厳密に言うとコピーではなくテキスト形式だったと司書さんが何故かとても恐縮していた。読めればどっちでもいいのですよ。

 夕方、雨が止む。息子と買い出しにでかけ、帰宅してけんちんうどんを作った。

 夜は読書。買ってきた若松英輔氏の『悲しみの秘儀』を読む。妻の事があってすぐは何も感じられないようだったところ誰かも知れず偶然ネットで目にしたこの人の言葉だけが心に届くようだった。この人も自分と同じことを経験した人だったと先日知ったばかり。予想通りの良書。大事な本になりそうだ。

 23時就寝。

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『心得』

 今日は家の至近の病院で検査があるので仕事は休み。朝のルーティーンをこなした後にのんびり出かけようと思っていたら、早く家を出た息子から電話があって忘れ物をしたから届けて欲しいとの事。今日は立川の店舗。急いで届けに行く。

 その後、病院へ。結果から言うと今日の検査で分かる範囲ではシロ。だが念のためもう一つの検査をしましょうとのこと。次回は来月の9日ということに。

 思ったより早く終わったと思ったら結構時間が経っていて家に帰ったらもう昼近かった。昨夜の肉じゃがの残りで昼。その後は家の中を片付けたり、食品トレー等を捨てに近くのゴミ収取所に行ったりした。壊れたフライ返しを買った。電池が切れていた体重計に電池を入れた。

 今日は火曜日なのでいつもより早い時間に写経する。

 夜、鳥肉、タマネギ、缶詰のカットトマト、バターと冷蔵庫にあるので、これでパプリカパウダーがあればバターチキンカレーが作れるのになあ、と思ってよく見たらパプリカパウダーもたっぷりあるので、それなら、と作る。以前はレシピ通り色々量って作っていたが大体の目分量で作る。美味しくできたが、はてこんな味だったっけ?と言う気がした。

 録画してあるドラマ『風間公親~教場0』の第三話を見る。新垣結衣が新人刑事の回。第2話を見逃したなあと思っているとドラマ終了後、見逃し防止にはTverで、みたいなことを盛んに言うので家のテレビの機能を探るとTverがあって、それで探すと第2話も見れた。便利な世の中だなあ(笑)。

 『教場』シリーズのキムタクを見ると父を思い出す。あんな暗めで強面ではなかったが。父性と言うやつか。小学校の中学年の頃になるともう優しかったが小さい頃程怖かった。怖くてちゃんと顔が見れなかった。後になるとちゃんと理由が分かるのだが。今の世の中ではもう中々理解されないことだろうと思っていた。エンディングテーマのUraの『心得』が良い。

https://youtu.be/BvcicEAjSKM

 息子帰宅後、カレーの味を聞くと美味いとのこと。良かった。23時頃、就寝。

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抹茶プリン?

 朝、薄曇りでしかも寒い。玄関を出て気付き、急いで戻りヒートテックの下を履く。

 現場は先週の引き続きだが、何がどうなっているのか分からない箇所があって、進めるところは進めながら一日その確認作業をした。

 休憩時間、週末に見たドラマ『波よ聞いてくれ』の話をするとK君が原作漫画を全巻もっているとのこと。「貸しましょうか?」と言ってくれたがドラマを全部見た後にしよと思う。

 ゴールデンウィークの過ごし方を皆で話し合っていると伊東にある大室山を教えてくれる人がいた。ケーブルカーで頂上まで行けて火口を一周できるという。スマホで写真を見るときれいな黄緑色の円錐形で抹茶プリン?のよう。天気が良ければ最高だと聞いて俄然興味が沸く。クラシックのコンサートを見る以外何も決まっていないので行こうかどうか考える。

 夕方、週末に買い出しして食料は万全だが、ふと肉じゃがを作りたく(食べたく)なり、しらたき、シイタケ、きぬさやなどを買い足して帰宅後作る。テレビも音楽も点けずに料理に集中すると何だか瞑想したようにスッキリした。マインドフルネス。

 NHK『100分de名著~福音書』の最終回を見る。23時半、就寝。

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新聞のルポをスクラップ&コピー後、熟読。

 朝、一度早くに起きてしっかり二度寝する。起床8時半頃。

 娘とゴールデンウィークの過ごし方を話していると、娘も『ラ・フォルジュルネ』を見たいと言い、5日の午後、第6(田園)を一緒に見ることになった。6日には広島に行ってしまうから都心の自分の部屋を使ってもいいと嬉しい申し出。第6のチケットを早速買う。

 古新聞を片付けながら目につくものを拾い読みしていたら毎週金曜日の夕刊(毎日新聞 )に連載されているルポルタージュが 素晴らしいことに気付く。

 ジャーナリスト藤原章生氏による『イマジン〜チリの息子と考えた』というルポ。

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 ノマド(放浪者)クライマーとなった息子を取材対象として一緒にキャンピングカーでチリを旅し様々に考察を巡らしたもの。チャトウィンの『パタゴニア』を思い出す。2023年の現在にこんな風に生きている日本人青年がいるということにまず驚いた。日本語、英語、スペイン語を話し、山岳ガイドや鉱山での通訳の短期バイトをする以外は働かず、仲間と旅し、歌い、菜食主義を貫く生活。父親目線でももう完全にチリ人だと言う。ヒッピーのような、ビートニクスのような。

 家には古新聞が古紙に出そうと一塊あったのだが、それを紐解いてまたバックナンバーを探しスクラップした。が、もう以前に出してしまった分にあったのか、前半部が無いので午後図書館にコピーしに行った。概ねはコピーできたものの、図書館は2か月分の古新聞しか保存していなく、1月末に掲載分だった最初の第1回と2回はなかった。「こういう場合、どういう方法が考えられるでしょうか?」と司書にきくと市政図書館の方のデータベースに保存があるので申し込むとコピーを取り寄せてくれると教えてくれた。親切な司書さんだった。早速頼むことにした。

 このルポ、ネットでも読むことが出来るようだが完全に読むには有料のデジタル会員にならなければならない。家で新聞を取っているのにそれにも入るというのもなんだか馬鹿らしいではないか。加えて言うと最近気が付いたのだが自分はスマホなどの液晶画面で長い文章を読むことが出来ないようだ。何故だろう?読んでも頭に定着せづすぐに忘れてしまう。それにこういう傑作こそ新聞で読みたいという気持ちがある。ルポと小説という違いはあるにせよマルケスの『百年の孤独』やS・キングの『グリーンマイル』も初め新聞小説だったのだ。勝手なこだわりだが。

 夜、息子が平塚にカートのレースに出ると言っていないので、シラスおろしとみそ汁で簡単に夕食を済ます。

 夜、上述のスクラップとコピーをじっくり読んだ。第3章から第14章。読後、藤原氏の経歴を調べるとなんといわき出身であった。ちょっとびっくり。

 現在23時半。もう寝よ。

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第9のチケットを買った

  朝、またお仏壇から下げて溜めてある"ほしひ""を粥にして食べる。天気は薄曇りでここ数日とは打って変わって肌寒い。昨日は現場でガリガリくんを食べたというのに今朝またストーブを点けた。

 血圧と痛風の薬を貰いにかかりつけの病院に行く。前回貰いに来た時、採血していてその結果も教えてもらった。2月後半頃。その時のデータでは尿酸値、血圧、腎機能も正常値に戻ってる。ただやはり脂質が高くて相変わらずオイリーな血。食事、運動を、と言われる。最近、変な腰痛があって・・・とは言わなかった。来週、別の病院で見てもらう予定なので。

 ゴールデンウィークに『ラ・フォルジュルネ』のどれかに行こうとプラグラムをにらめっこ。色々考えて最終日6日、ファイナルの第9を見ることにする。ベートーベンの第9だけでCDを5枚持っている。指揮者がフルトベングラー、サイモン・ラトル、バレンボイム、カラヤン、小澤征爾。

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 クラシックを聴き始めた頃、同じ曲なのに指揮者が違うとこんなに違うという事を知らなかった。それとオケ。今回はマカオ生まれのクオクマンと言う人が指揮。プログラムには名匠とある。考えたらクラシックの正式なコンサートを見るには初めてだし、楽しみ。

 午後、都心に散歩がてら出かける。特に何をするでも無し。帰りにコンビニで第9のチケットを買った。4日は第3(英雄)、5日に第5(運命)、第6(田園)とあり、チケットが安いのでそれらも・・・と考えたが保留にした。

 夕方、いつもより少し高いパスタの素を買って行って夕食はそれにした。自分、ボンゴレビアンコ、息子、ズワイ蟹のトマトクリーム。

 昨日、新聞のテレビ欄にやさぐれた風の金髪の女性の写真と共に新番組の解説が載っていて、どんなもんかと気まぐれに録画だけしておいたものを見る。「波よ聞いてくれ」という番組。

金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

見始めてすぐに主演の小芝風花の怪演ぶりに引き込まれた。ストーリーも意外な展開で面白かった。なんでも漫画原作で原作も評価が高く、アニメ化もされている作品なのだとか。知らなかった。毎週金曜日の夜。楽しみが増えた。

 『天才テレビちゃん』で昭和の特撮ものの特集を見る。 23時頃、就寝。

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『ラ・フォルジュルネ(熱狂の日)』に行こうかな

 朝、昨夜のの残りのカレー。今朝も冷え込みは無く日中はまた夏日になるとの予報だった。

 電車通勤をしているが府中駅で降り、国際通りをまっすぐ歩いていくと100円ローソンがある。先日100円ローソンの"のっけ弁当"のことを現場でUさんに話すと、100円で5つ入った稲荷寿司があり、またおにぎりの種類がいっぱいあると教えてくれた。早速のぞき、見ると確かにそのようで、昼食用に稲荷寿司としらすワカメおにぎりというのを買った。それとブレンド茶で計330円激安。

 仕事の休憩時間、どういう話の流れからかTVドラマの話になって、またUさんが、自分はドラマと言うのを全く普段見ないのだが、と前置きした後、『リバーサルオーケストラ』という門脇麦主演のドラマが面白かった、と言った。超地味な市役所職員が実は訳があって音楽を離れた天才バイオリニストで、それがポンコツオーケストラを立て直す物語だという。プロの楽団が協力していて演奏シーンが素晴らしくて見てしまったとか。

 その話から以前東京で毎年ゴールデンウィークに行われていた『ラ・フォルジュルネ(熱狂の日)』を思い出した。ゴールデンウィークの数日間、東京の各地で同時多発的にクラシックのコンサートが行われていて、安い値段(700円~3000円)でクラシックコンサートをハシゴして楽しめるというイヴェント。コロナでどうなっているか調べると今年は4年ぶり開催されると知る。今年のテーマはベートーベンとのこと。ドラマも見たいがこれも見たい。イベントの会場や内容を良く調べてみよう。

ラ・フォル・ジュルネ東京2023 特集 - TOWER RECORDS ONLINE

 夜、冷蔵庫に数日前のうどんの汁がラップしてあって、まだカレーも残っているのでそれを利用してカレー蕎麦にして食べる。またカートのレースに出場することになった息子がその練習に平塚に行ったのでてっきり何か食べてくるのかと思ったら、空腹で帰宅。何か作ってくれとというのでチャーハンを作る。

 『ヘッドスペースの瞑想テキスト』を今日も見る。“やる”というより“見る”と言う感じ。アニメが可愛いし、気が向いたところでガイドに併せて息をスーハ―。

 その後、野球。日ハムVS楽天。マー君が2500奪三振とかを記録した後に打ち込まれ、大差で負けると思ったら逆転した。

 23時頃 就寝。

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急な夏日

 朝、あまり冷え込みもなく日中はまた暑かった。今からこれだと夏が思いやられる。

 仕事は昨日の引き続き。自分は主に土層断面の分層という作業をした。発掘の仕事で自分はこれが一番好きかも。土層断面を見ればその場所がこれまでどういう風に土地利用されていたのかが分かる。畑や田が作れれていたり家があったり、火事があったり。いまやっている現場は街道沿いより少し奥まったところなので、江戸時代の民家の柱穴が多数出るというよりは、その裏のゴミ捨て場や収納の室(むろ)などがあった場所だと思っていたが案の定な様子。ただ全体に出土遺物が少ない。

 昼はコッペパン一個とお茶。それだけで十分だった。

 腰部の中、腎臓のあたりにずっと違和感があり、家の至近に専門の病院があるので見てもらおうと電話して来週の火曜日に予約を取った。

 夜はカレー。最近、ドラマをずっと見る気力が無く(というより見たいと思うものがない)、Netflixで『ヘッドスペースの瞑想ガイド』といのをやった。今日はチャプター1と2。効いているんだか効いていないんだか。

 夕食後、色々な本を拾い読みしているうちに寝落ちして帰宅した息子に起こされるというパターン。今日はその前に起きてはいたがこれが常態とならないようにしなければ。

 入浴し、23時頃、就寝。

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『100分de名著~福音書』のテキスト

 朝、今日も腰が痛い。天気は快晴。ただ起きたばかりはまだヒンヤリしていた。昨日、朝の内だけだろうと思い用心しないでいたら午後から寒かったので、上下ともにヒートテックを着て上着も持って行く。だが今日は一日中夏日で暑く、とんだ取り越し苦労だった。上手くいかない。

 仕事は古代がメインの御土地柄だが今回は江戸遺跡の調査。江戸遺跡の特徴は何かと言うと一つ一つの遺構がデカくて深い。今日もそうだった。地下室(むろ)を転用したゴミ穴か。今後が楽しみ。

 今日は息子が仕事が休みで、だが夜は友達と食事に行くというので自分だけで簡単に食べれば良いと思って帰ったら家にいる。なんでも食事は昼に行ったとの事。なので夕食は簡単な親子煮と買ってきたひじき煮。はじめ、いらないと言っていた息子も結局食べた。

 夜は昨日買ってきた『100分de名著~福音書』のテキストを読んだ。若松英輔氏の解説が深くて良い。ずうと読み続け、就寝は23時半。

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腰に違和感あり

 朝、今日も肌寒くストーブを点ける。朝食は昨夜の水炊きの残りをアレンジしたスープにご飯。BSで古い朝ドラ『あまちゃん』と今の朝ドラ『まんてん』を見て出かける。久しぶりの電車通勤だがだいたいその時間に家を出ると丁度いい。

 現場は昨日の引き続きで重機掘削と遺構確認。それと検出全景写真。今日からUさん参戦でまた撮影を頼む。今回からはもうフィルムが手に入らないから、とこっちから言い出したところ、役所の方からも電話があり施主に説明が難しいからもうフィルムでは撮らないでくれとのこと。この業界だけ世の中より遅かったがいよいよそういう時代が来たかと実感する。

 昼休み、駅に近い書店を覗いて『100分de名著~福音書』のテキストを買う。

 帰宅は直行直帰なのでなんだかヘンな感じ。最寄り駅より一つ手前の駅で降り、スーパーで買い物して帰る。てんぷらのセットを買って行ってそばを作りてんぷらそばにして食べた。それと炊き込みご飯の素で炊き込みご飯。

 火曜日なので写経。使っている筆ペンがもうインクが出ない状態になっているのを思い出し、しまった、と思ったが、ためしに以前同じようになってもう捨てようとしてまだ捨てずにいたもので書いてみると全然大丈夫だった。?そういうものなのか?

 野球、楽天VSオリックスを見る。楽天勝利。浅村、ホームラン2本。

 帰宅した息子に夕食の説明し、風呂に入って寝る。体怠く、相変わらず腰に違和感あり。22時半頃。

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今日から現場

 朝、まだ肌寒い。予報では日中はそうでもないが朝夕は冷えるとのこと。着るものが難しい。ここの所目覚めた時、腰のところに痛痒いような違和感がある。丁度腎臓のところ。母も腎臓が弱かったし、尿酸値が高いまま放置しておくといずれ腎臓を悪くすると医者にも言われているのでちゃんと薬を飲まなければと思う。

 今日から現場。電車で行って直行直帰の予定。資材その他を運んでもらうことになるので日々の同僚間の連絡を密にするのが大事になるだろう。初日の感想は今回は近世(江戸時代)の発掘でしかも遺構が多そう。どうなることやら。

 昼、100円ローソンの"だけ弁当シリーズ"なるものを食べた。肉団子だけ、ソーセージだけ。。。のようなお弁当。200円と超お安い。量は少な目だが本来この位でちょうど良いのだろう。ひじき弁当というのが食べたかったが無いのでソーセージ弁当にした。それと野菜ジュース。

 夜は鳥で水炊き。先日、もつ鍋をやったばかりなのにまた鍋。血圧の薬を飲んだり飲まなかったりしているが本来は高いはずなので(最近は買っていない)野菜をいっぱい取らなければ思うと簡単なのでそうなってしまう。ポン酢で食べるがなるべく薄味にしなければ。なんだか健康のことばかり書いている。

 食後、久しぶりにNetflixで何かドラマを見ようと思っていくつか見始めるが何だか気分が乗らず止める。韓国語の勉強をする。その後、本を読んでいたら寝落ち。帰宅した息子に発見?され怒ら?れる。

 起きて『100分de名著~福音書』の第3回を見る。解説は若松英輔。

 23時半就寝。

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イレギュラーな日曜日

 昨日、一日雨で買い物以外何もできなかったので今日は久しぶりに映画でも見に行こうかと思っていた朝。弟からLineにYouTube動画が送られてきて何かと思ったら昔の『Ryu'sBar~気ままにいい夜』と言う番組の坂本龍一が出ている回だった。見ると村上龍も坂本龍一も若くて岡部まりがきれいだった。映画『ラストエンペラー』封切直前の頃。

 村上も坂本も自信満々で色っぽく、こんな時代があったのだなあ、と感慨深かかった。それでその流れで映画には出かけずに、結局、家で録画したままになっている『ラストエンペラー』を見てしまった。3時間。予定外の、だが充実した日曜日になった。

 『ラスト~』を見終わったのは午後の2時頃で、その後、ラーメンを食べに行き、帰って来てからは読書などなど。夕方から夜にかけても過去の『Ryu'sBar』を色々見ていてそのYouTubeをテレビ画面で点けたたままにしておいたら今度はNHKのドキュメンタリー『ディランがやってきた』という番組が勝手に始まった。

 1978年のディラン初来日の時のものでリポーターは村上龍。この番組については彼のエッセイで読んだ事があるし以前にも見たことがあるので内容は分かっていたのだが、映っているのはバブル直前の日本で、昼間見たバブル最盛期の頃の『Ryu'sBar』と比べると違う国のような印象があった。出演者が凄い。故小島鉄平さんが若い。中に東大全共闘VS三島由紀夫で三島と激論を交わした芥正彦が村上と話していてそれを見たら60s、70s、80sを一日で遡って見たような気分だった。

 また取り上げられているディランについてだが、当時の日本でディランは本当にこの番組で紹介されているような聞き方をされていたのか?と疑問だった。78年の頃のディランはというとローリングサンダーレヴューが終わった頃で、番組内のプロテストソングの旗手のような時代からは随分と後のハズ。そもそものタイムラグが大きいいのだが、そういう時代だったのだろう。

 昼間、間食したり変な時間にラーメンを食べに行ったりしたので夕食はなし。就寝23時頃。

 

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まな板を買い替えた

 朝から雨。

https://youtu.be/d_7-6birPGc

土曜日朝の定番『チコちゃんは~』の流れで、有吉の番組を見ていたら川崎の工業地帯の特集をやっていた。近年、その近未来のような夜景が注目され観光資源にもなって、国内だけではなく海外からも多くの人がくるようになったが、一体、中では何が行われ(作られて)いるのだろうか?という番組。自分も以前から疑問だった。ためになった。

 洗濯して本を読んでいたら寝落ちして起きたら昼頃。ニュースで岸田首相の街頭演説直前に爆発騒ぎがあったことを知る。首相は無事で、たいしたけが人はなかったと聞いて安心するが、物騒な世の中になったものだと思う。

 先週いわきに出かけて週末の買い出しに行かなかったら、家の中、色んなものがすっからかんで、これではまずいと午後は息子と二人で補給業務に出かける。米をはじめとする食料、風呂、洗面所、台所の液体類、お仏壇の花などなど、大量にお買い物。

 特筆すべきはまな板で、調理器具は妻が生前から使っていたものを引き継いでいるが、白のそれがどんなに洗っても色が落ちなくて汚い印象になっていた。妻は凄く物を大事する人だったので捨てるに忍びないのだが、その血を濃く受け継いでいると思われる息子もさすがに同意して買い替えることにした。またオリーブのカットボードを。。。。と一瞬、思ったが、高価だし、それに気安く使える方が良いと思って桐の普通のまな板にする。980円也。

 靴に穴でも開いているのか雨の中歩いたら靴下がびしょびしょになった。

 帰宅して録画して未見の映画『バードマン(あるいは無知がもたらす奇跡)』(2015年 米 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)を見た。その後、弟がLineで教えてくれた昔坂本龍一が出たバラエティ番組をYouTubeで見る。

 夕食は山形の兄の店から送ってもらったモツなべ。先週届いていたが息子と夜一緒に食事が食べれるタイミングにと思っていて今日になる。相変わらずモツがプリプリしていて美味。

 NHKで「ドキュメント シン・仮面ライダー~ヒーローアクション挑戦の舞台裏」を見た。確か前にBSでやっていてその地上波の放送。番組自体がネットで話題になっていて少なからず興味があった。戦闘シーンをどう撮るかの葛藤。現場の雰囲気が最悪で、やった人たちにはスマないが、でも面白かった。

 その後もその流れでNHKドキュメント『羽生善治・52才の格闘』を見た。前に新聞で"今行われている将棋の羽生善治と藤井聡太の勝負は100年後にも語り継がれるほどの名勝負だ"という記事を読んで興味を持っていた。その一端を垣間見る。確かに凄い。

 雨の日は嫌いではないが、テレビを見たり、本を読んだり、PCを見たりばかりになって目が疲れる。疲れた。悪くなるわけだ。

 0時頃就寝。

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『100年インタヴュー坂本龍一』を見た

 朝、昨夜の野菜炒めで朝食。そんなつもりはなかったのだが結構な量があって昼もこれでいいやと思いそうした。

 仕事は来週から始まる現場の準備と下見、それと細々としたものの買い物。いつも使っている車の掃除もした。花粉や黄砂が窓や車体にたっぷりこびりついていて水拭きしたら大変なことになっていた。随分、きれいになったと思う。

 草津の重監房の発掘調査をして10年経ったと話になった。今『あまちゃん』が再放送されているが丁度あの頃。時が流れるのは早い。

 このブログには写真を保存する機能があって、今までアップした写真だけではなくアップしようとしてボツにした写真までが大量に保存されている。今日それを見ていて亡妻が居間のこたつでテレビの駅伝を見てる写真を見つけた。いつ、何故撮ったのかも分からない写真。若い頃の写真や旅行中や何かのイヴェントの中にいてポーズをとっているようなのは数多あるが、晩年の、当たり前の日常の中に普通にいる姿をもう一度見たいという渇望があったのでふいにそれを見つけて驚く。

 きっと何かのために試し撮りした何の変哲もない写真だと思うがそういう写真が良い写真だったりする。手前みそだがアジア映画のなかのワンシーンのような写真。大事にしようと思う。

 帰宅して、晩酌がてら先週末録画だけしておいて未見だったNHK『坂本龍一さんを偲んで―100年インタヴュー』というのを見た。インタヴューは彼が56,7才頃のもので今の自分と丁度同じ頃。生い立ちから、音楽との出会い、学生時代の話、YMOで成功してからその後のこと、子供や未来への展望など、1時間半ただインタヴューを受けてそれに答えるだけの番組だが見応えがあった。彼の気さくさと真剣とユーモア。見終わって改めて彼がいない世界に今いるのだなあと思った。ただ、音楽家には永遠の交信の術(すべ)として命そのものとも言える音楽が残されている。翻って表現者ではない故人と繋がるにはどういう方法があるのかと考えた。

 見終わってスマホでFacebookを覗いたら、M君が坂本龍一と細野晴臣のライブをアップしていて見たらこれが良い。保存がてらにシェアした。

https://youtu.be/IsZVJLJoQfI

そのまま引き続きに坂本龍一の動画をYouTubeで立て続けに見た。『Beauty』を聴いていたら、昔、夏にいわきの海水浴場にCDラジカセを持って行ってこれを大音量でかけて周囲に奇異な目で見られたことを思い出した。曲はローリングストーンズのカヴァー。



その後、アナザースト―リーで『高倉健、幸せの黄色いハンカチとその舞台裏』を見た。23時半就寝。

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ディラン談義

 朝、Facebookを覗いていたら、フォークシンガーの中川五郎さんが事実を正確に書き記しておくことの大事さを訴えていた。どういう経緯でそのことをアップしたか分からないが、その場所にいなかった人たちの声が後世には事実となってしまう怖さを感じた、のように言っていた。あの日、あの時、あの場所で、誰が何をしていたか、どう言ったのか。きっと長くやっておられると自分が記憶していることと周囲が事実としていることの違いを感じることが多々あるのだろうなと想像する。ましてや今はSNSの時代である。膨大な情報量で一方向からの見方で何かを言われたら嘘でも事実ということになってしまう。毎日、ブログに日記など書いている身としては襟元を正される思いがする。

 昨夜、息子が帰ってこなかったが、朝、携帯に電話すると繋がってなんでも永田町のホテルに泊まったらしい。仕事中にLineに国会議事堂内部の写真が送られてきて、昨日はそういう見学も含めたセミナーだったらしい。なるほど。

 仕事は来週から始まる現場のための"仕込み"。天気が良いので外で道具を準備したり整備したりするのはなかなか気持ちの良い作業だった。ディラン好きのK君とディラン談義をしながらやる。ブートレグシリーズも含めて(それも高い方を)全部買ってしまうという彼。自分より若い人でこういう人もいるのかと毎度感心?する。

 ネットでその、現在来日中のディランの大阪、東京公演の記事その他を読んだ。御年81歳。チケット代が馬鹿高くて行か(け)ないが、案の定、満員御礼にはならなくて席は余っているらしい。ライブ評は激賞されているが。ただ今のコンサート評は滅茶苦茶褒めちぎるか、けなすかのどちらかしかないのでもっとフラットな感想を聞きたいと思った。

 と言うわけで帰宅後はYouTubeで2016年のZep東京でのディランのライブを見た。バンドメンバーは違うのかもしれないが、今やっているやつもこれに近い感じなのではないかしら。

 https://youtu.be/0QTL4nNhzYA

 夜は春キャベツが安かったのでそれを買って来て、もやし、人参、厚揚げなどで炒め物にして食べた。

 22時頃、息子帰宅。自分は22時半頃、就寝。

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長い夜

 朝、天気快晴で洗濯物を干していると思いのほか風が強く、天気予報を見直すと下り坂で雨が降るとか。思い直して部屋干しにする。

 朝一番で昨日整理が終わった写真データの品々を府中に納品に行く。そのついでに来週から始まる新しい現場の資料をもらう。帰りに現場を下見して行こうとしたらその前の道路が工事中で、警備員に聞くとこの五日間、通りは通行止めとのこと。

 コンビニでトイレを借りた店内で雑誌コーナーの前を通ると『高野山』なる文字を見つける。時空旅人シリーズなるムック本の大判のよいうな雑誌。息子と近いうちに高野山に行こうと話しているが、その割に色々な事を知らないので勉強にと衝動買いする。

 午後になっても天気は晴れていて「雨なんか降らないじゃん。。。」と思っていたら、4時ごろ凄い勢いで降ってきた。すぐに止んだが。洗濯物を中に入れてきて良かったと思う。

 息子は今日は休みだが、会社の研修か何かがあって遅くなるというので夕食の準備は自分一人分。何を作ろうかとスーパーを歩いているとお惣菜コーナーにブリの照り焼きの大きいのが120円で売っていて、結局、それにした。もし一人暮らしだったらこういうパターンが多くなるのだろうと思った。

 料理をしなくて良いとなったら夜が長い。録画してある昼間再放送の名作ドラマ『眠れる森』の最終回を見る。見終わって中山美穂繋がりでネットサーフィンしていたら辻仁成のこんな詩を見つけた。最後の行、自分はどっちだろうかと考えた。

サヨナライツカ 詩 : 네이버 블로그 (naver.com)

 その後、遅々としてなかなか読み進まない本を集中して読んだ。たっぷり読めた。大江健三郎の『懐かしい年への手紙』。いよいよ後半。

 息子の帰りが遅い。22時半頃、一度寝て、0時頃目が覚めたがまだ帰ってこない。Lineを入れて、また少し本を読んで眠る。1時半頃。

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オランジェット

 朝はまだストーブを点けているというのに今日は夏日という予報。まだ四月なのに。夏が思いやられる。朝食は昨夜のカレー。昼用におにぎりを一個握る。

 駐車場の自分が車を止めているすぐ後ろに、毎年この頃になるとムラサキツユクサが咲くのだが今年はまだのようだ。咲いてきれいだなと眺めながら数日過ごしていると、駐車場の管理会社の人が周囲の草刈りがてら一緒に根こそぎにしてしまうのいつものパターンなのだが。よほど鉢に植え替えて家のベランダに持ち帰ろうかと考えるが、春にはまた葉が伸びてきて蕾をつけてやがて咲く。いつのころからかその復活さ加減も込みで楽しみにしているようなところもある。今は葉が青々としてきたが花はまだ無い状態。去年スマホで撮った写真の日付を見ると5月になっているのでまだ少し先か。

 10時半の休憩時にオランジェットというフランス発祥のお菓子を頂いた。スライスした柑橘系の果物を皮ごと甘く漬け、それにチョコレートをコーティングしたもの。手作りとか。とても美味しかった。


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 仕事は室内で原稿。会社の中はさほどではないが、外は予報通り暖かいを通りこして夏日。午後から一度、半袖になる。

 夜、今日は息子が仕事終了後も会社の集まりがあって遅くなるというので夕食は簡単に済ます。鍋にまだカレーが僅かに残っているでカレーうどん。週末出かける前に新聞を見てやたら留守録しておいた番組の中からドラマ『風間公親ー教場0』を見ながら食事。キムタクはこれが当たり役になるのではないか。見応えあり。

 火曜日なので写経。いつも市販の筆ペンで書いているが、硯で墨をすって普通の筆で書いても同じように書けるだろうか。今度やってみようか。

 終わってまた録画した番組『報道特集・追悼坂本龍一』、『杏はただいまフランス修行中です』などなどを見る。『杏は~』はフランスに移住した彼女が料理やタンゴ(!)などを習いに行きフランスの文化に慣れ親しもうというもの。タンゴがフランス発祥とは知らなかった。頂いたオランジェットといい今日はなんだかおフランスな一日だった。

 読書して寝る。23時頃。

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今日からダイエット

 朝、コーヒーとレタスとシーチキンの簡単なサラダ。週末遊びすぎ、楽しすぎで日常に復帰するのが大変だが仕事に行く。いつもの一日だったがこの日常がなくなることを想像すればその大切さは言わずもがな。

 昨日の回廊美術館でのライブで赤ちゃんが激しく泣き出して困っているお母さんがいた。赤ちゃんの泣き方の強弱に併せて会場を出たり入ったりしていた。すると自分の隣で一人で見ていた若い女性が抱っこされ後ろ向きになっている赤ちゃんのところまでスタスタ行ってあやし始めた。お母さんはそのことを知らない。赤ちゃんは突然知らない女性がやってきてあやしてくれたからなのかすぐに泣き止んで、それどころかニコニコし始めた。若い女性はすぐ自分の隣に戻ってきたが、後ろ向きに抱っこされた赤ちゃんはずっとその女性を見てニコニコしているので、自分にもライブは赤ちゃんの笑顔付ということになった。以上、印象的なシーン。

 昨日、細美武士は邦楽、洋楽問わず様々なカヴァー曲を歌ったが「この曲を歌うと次の世代への責任を感じる」と言ったのはシンディ・ローパーの『True Colors』。この曲をそんな風に聞いたことが無かった。上手かったし、かっこよかった。

 土曜日に四ツ倉の太平洋健康センターで体重計に乗ったらちょっとびっくりな数値で、今日からダイエットを始める。夜、カレーを作ったが肉を入れず代わりに厚揚げを入れた。週末留守の間、予約録画にしていたドキュメンタリーなどなどを見て過ごす。

  23時半、就寝。

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金星(Venus)

 朝、スマホの電池が切れかかっているのに気付くも充電ケーブルを車に忘れてしまい、タワーの駐車場から出すのも手間なのでホテルのフロントで借りる。早朝からYouTubeで昨夜教えてもらったELLEGARDENを聞く。『風の日』と言う曲。今朝のいわきは風が強くてピッタリな状況などと思う。

 9時半にホテルをチェックアウトして回廊美術館に向けて出発する。ただ問題が一つあってそれは駐車場。いつもの駐車場は今日は使用できず交通機関を利用して、と案内にはある。昨日そのことを尋ねたらある方法を教えてもらってまずはその確認。"春祭り"は10時開会だが、しょっぱなからは行かずにその近くの"いわきフラワーセンター"に行く。ここも子供らが小さい時良く連れて来た場所。盆栽展を見た。

 昼頃、"春祭り"に到着。着いてすぐカレーを食べる。バンドの演奏、ジャーナリスト・津田大介氏と代表の対談、ボランティアの方々への表彰式などが終って、いよいよ細美武士登場。まずステージ脇に桜を植樹して、それから歌。さてどんな歌が始まるかと思ったら、1曲目がBiginの『恋しくて』で、2曲目が『涙(なだ)そうそう』だった。そこから約一時間。

 何度も声をかけてくる客には「おめえとだけ話しにきたんじゃねぇ」とか、リクエストには「なんでも自分の思い通りになると思うな」とか、悪態をついても会場の雰囲気が全く悪くならないのはこの人の魅力なのだろう。最後の曲のサビをファンの皆と繰り返し合唱していたらなんだか涙が出て来た。来て良かった。

 
 ライブ終了後、最後にまたお墓に行って手を合わせ、常磐道に乗って帰路に着く。日野の家に着いたのは21時頃。

 ライブの最後の曲を調べると『金星(VENUS)』とうう曲だった。

 23時半 就寝。

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いわきに行く~ふるさと観光

 朝、7時、いわきに向けて出発す。カーラジオでNHKのピーター・バラカンの番組を点けるとディラン特集のよう。『Time out of mind』収録の曲の別バージョンとかニューリミックスとかをやっている。またそういうブートレグシリーズでも出たのだろう。今来日中だし。

 10時ごろ、いわき湯本ICに到着。マルトで花を買う。天気は道中ずっと雨だったが法海寺で墓参りしようとしたら止む。祖父母、父母、妻に「遅いじゃない。」と言われているような気がした。お彼岸には来れなかったから。遅れてごめんなさい。

 その後、万本桜プロジェクト・いわき回廊美術館の山に行き去年植樹した桜の様子を見る。東京では桜はほぼ終わっているがこちらではまだぎりぎり残っている感じもあって、どうだろうかと恐る恐る?見たが、木からは葉が出ていていくつか花を付けていた。終わりかけている印象でもう少し早く来ればもっと咲いていたのかも。ただ植樹した際、代表の志賀さんから「毎年何本かは枯れる」と聞いていたので、木が生きていることが確認できて良かった。周辺の草刈りを少しして写真を撮る。その後、回廊美術館へ行く。桜、菜の花、うぐいすの声。ここは桃源郷か。

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平の街に戻り『串かつ田中』で昼食。友人のライブハウス社長・関さんが出した店で、店長、副店長も友人。二人と何年かぶりで再会す。忙しそうで、元気そうで嬉しかった。その後、小名浜のららみゅうに行き市場の中のバーベキューで海鮮を食べる。娘も幼なじみのボーイフレンドを二人引き連れて来ていて会う。皆、日野の同じ町内の出身なので「町内会を何故ここで?」と笑う。

 本当はここで帰路に着く予定の日帰り旅行のつもりだったが、居心地が良くて一泊しようと予定変更。その足で今度は四ツ倉の「太平洋健康センター」に行って風呂に入る。子供らが小さい時良く連れてきたところで海の至近に施設はあり、防波ボードを挟んで間近で海を見ながら入浴できる。雨の、やや荒れた海を見ながらしばし陶然となる。あがると宴会場でお年寄りたちがカラオケ大会をやっていて、一瞬、参加しようかと思ったが止める。皆さん、楽しく生きてんね。

 平のホテルルートインにチェックインしたのが19時。『ホルモン道場』で夕食を取り、そこで関さんに電話し、2件目の『バロウズ』で再会す。日帰りのつもりが一泊になり、明日、万本桜プロジェクトの"春祭り"を覗いて帰る予定、と言うと「ELLERGARDENの細美武士が来るから見た方が良い」と勧められる。ELLERGARDENって全く知らない。聞くとスタジアムツアーとかもするバンドらしく、そういう人の弾き語りってどんなだろうと?と興味がわく。明日の楽しみが増えた。

 ホテルに戻ったのが23時過ぎ。故郷をすっかり"観光"した一日。そこでまた風呂に入って0時頃就寝。

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生コッペパン

 朝、通勤中のラジオで"あなたの"一推しのコンビニ商品は何か?"というのをやってた。ダントツだったのはファミマの「生コッペパンシリーズ」というやつ。大ヒットしていて品切れ店続出とか。それと100円ローソンの「ひじき弁当」(200円相当)にも興味が沸いた。

 それで今日の昼休み、早速、生コッペパンを実食。ネットで見るとタマゴとかが食べたかったが無かったのでコロッケ&ミートソースとダブルピーナッツを食べた。本当は厚切りハムもあってそれも食べたかったがパン本来の美味さを味わうのはジャム系の方が良いのかと思いそのチョイス。確かにコンビニのパンでここまでなのは嬉しい感じ。それと挟む系ともう一つジャム系を買って正解と思った。店のポスターを見るとNetFlixのドラマ『初恋』で満島の若き日を演じていた女の子がキャラクターだった。好印象なり。

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 今日は天気は雨、曇りで暖かいやら肌寒いやらで着るものの調節が難しかった。上着やインナーを脱いだりしているのに自分のデスクの足元のヒーターを付けているというヘンな状況だった。体調を崩し始めている人もいる。気を付けなっければ。

 夜、自分はポークライス(チキンライスの肉が豚)を作って食べる。息子には他人丼(親子丼の肉が豚)。YouTubeで『100分で読む名著』の『般若心経』の回、全4回がアップされていて全部見た。息子が帰宅してまた『眠れる森』の録画を見る。0時頃、就寝。

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Zoomで韓国語

 朝、BSで再放送の『あまちゃん』と新しい朝ドラ『まんてん』を見る。『まんてん』で女が酒蔵に入ってはいけない、というシーンを見て宮尾登美子の小説『蔵』を思い出す。そうか、このお姉ちゃんがこの酒蔵を継ぐんだな、ともう分かってしまった。

薄曇りで風が強そう。車で通勤する。

 資料足らずで手が付けられずにいた原稿が、写真整理に必要だからと一度納品した図面が戻ってきて、出来ることになった。なので一日その現場の原稿を書く。

 昼、持って行ったおにぎりとセブンイレブンのシーフードヌードル。

 帰宅して夜は、ほうれん草とベーコンのバター炒め。それと弁当のおかずにと息子が買ったが"食べていいい"と言っていたスーパーのレバニラ炒め。

 テレビ、『プレバト』で梅沢富雄、句集完成の特別回を見る。一つのテーマで俳句を皆で作りそれを添削する番組だが、こうしたことをエンタメにするのを誰が考えたのか。添削中のやり取りが面白いのだがことばの勉強にもなるのでいつも見る。ボツとされた句にもなかなかいいのがあるのにと素人目線で思った。

 今日は20時半からZoomで無料の韓国語講座があった。Lineで先生に誘われていて参加する。久しぶりに先生とオンラインで再会。コロナが始まって手探りでオンライン授業を始めた頃がすでに懐かしくなっているのに気付く。妻の発病・介護を理由に止めてしまった韓国語教室だが、どこかのきっかけでまた復帰しようと思っていてそのままになってしまっている。

 今日のは授業と言うより韓国文化の中から一つのトピックスを元に雑談がてら語彙を増やすみたいなことで気楽に聞けて楽しかった。ほんの一時間ほど聞いただけで勉強へのモチベーションが上がる。また機会があったら参加したい。

 息子帰宅後、録画しておいた『眠れる森』の弟5,6話を一緒に見る。23時半、就寝。

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偏頭痛?

 朝、徒歩通勤。後頭部の左側がズキズキと痛い。偏頭痛?時々なるのだが中身、つまり脳がというより外側の部分で神経痛の一種か。ずっと我慢していたが、午後、校正を頼んでいたものが出来たと連絡があり、それを府中に取りに行く途中一度家に寄りロキソニンを飲む。ほどなくして治まるが一度ちゃんと見てもらった方が良いのかも。

 今日は夜いないから、と息子から連絡があり自分一人分の夕食の買い物だけして帰ると息子がいて、何でも予定が無くなったのだとか。夕食の用意もしてくれていた。麻婆豆腐とみそ汁と自分が買ってきたカツオのたたきとビール。何だか変なとりあわせだが美味かった。

 録画しておいたドラマ『眠れる森』を見る。このドラマ放映から数年後、例の世田谷の事件が起きてテレビでは再放送できないと聞いたことがあるが本当なのだろうか。また結末を知っているからだが、前半の役者の演技も今見るとその結末を意識しているようで何もかも緻密に計算されて作られているのが分かる。傑作。韓国とかでメイクされたりしないだろうか。

 その後はこれも録画しておいた坂本龍一のライブ。最後の『メリークリスマス・Mrローレンス』を弾き終わった直後の教授の表情が今後ずっと記憶に残りそうだ。

 読書して就寝。23時半。 

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古いドラマ

 朝、天気は良いが肌寒い。おにぎりを2個握る。BSNHKの7時15分は昔の朝ドラ再放送の時間枠だが『本日は晴天なり』が終わり4月からは『あまちゃん』。

 リアルタイムに散々見たし、ケーブルテレビ等で再放送しているのも見たのだが、やっていると面白くてまた見てしまう。朝ドラといってもこれは別物だと思う。

 歩かずに車で出勤。週末歩きすぎたのか足にやや痛みあり。こういう場合、いつもなら無理するところだが今回は用心ということで。あとは会社でいつもの一日だった。

 夕食は昨日のうどんつゆに豆腐、豚小間、葱などを足して肉豆腐を作る。その後、火曜日なので写経。

 昼間、昔のドラマ『眠れる森』の再放送があるのを新聞で見て予約録画しておいたのを見る。"伝説の~"と銘打たれた傑作サスペンスだが、これも当時夢中になって見た。友人だった故音楽評論家(彼も大のドラマ好きだった)が、毎回、夜中に誰が犯人か?ということで電話をかけてきて二人でギャーギャー言い合ったのを思い出す。見ると中山美穂が美しく、キムタクが全盛期で超絶カッコイイ。ただ古いドラマは朝の『あまちゃん』もそうだが、その時、一緒に見ていた人(たち)をも思い出してしまって辛い部分もある。

 クローズアップ現代で坂本龍一の番組を見る。23時45分から彼の最後の配信ライブの放送があると桑子さんが言うので録画する。

 読書がてらに横になっていたら寝落ちしてしまい、遅い時間に帰宅した息子に起こされる。風呂を溜めて入浴し、寝直す。0時過ぎ就寝。

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星野道夫の番組を見た

 夢で中東の何処かの国の男の人が不思議な楽器を演奏するのを見た。楽器と言うよりシーシャのような感じで、でもとても小さいのだった。何かの液体を熱してポコポコと泡が昇って来るのだが、その泡に音階がある。何か違う道具を楽器に応用しているよう見えたが確かに楽器だと言っていた。驚いているところで目が覚めた。

 朝、薄曇りで肌寒い。昨夜聞いた坂本龍一氏死去ニュースを受けてFacerbookに『嵐が丘のテーマ』のYouTube動画を貼り付ける。車で彼の『1996』を聞いて行く。

 先週、原稿を書くのに必要な資料をもう少しくれないかと頼んでおいたものが用意できたと連絡を貰って府中に取りに行く。あとはほぼ一日その資料を読んでいた。古代東海道に関するもの。勉強になった。

 帰宅して、料理のBGM代わりにとテレビを点けるとBSで写真家・故星野道夫の息子が父の足跡をたどりながらアラスカを旅する番組をやっていた。いつかやったものの再放送か?中で父・道夫の親友だったというネイティブの古老が「死とか何か」を訪ねて来た道夫の息子に言い聞かせるシーンがあった。星野道夫の写真とそれが撮られた現地の現在と彼のエッセイのことば、それとネイティブの神話。テレビを点けた途端衝動的に録画したのだが良い番組だった。後でもう一度見よう。

 夕食はうどん。食後、大量に乾いた洗濯物をたたむ。一度止めたテレビをまた点けると先ほどの続きのような映像で?と思ったら、今度は今日現在放送中の番組でこれも星野道夫もの。さっきのはこの番組の紹介的な意味合いもあったのだと知る。これも良い番組で、番組の最後に今まで見つからなかった道夫の晩年のカメラがこのほど見つかり、中に残って入るフィルムを現像するというシーンがあった。そこに映っていたものは。。。最初から見たかったと後悔し、ネットで調べると4月10日の朝に再放送がある。早速にタイマー予約する。

アラスカの光と風 星野道夫×大竹英洋 時を超える旅 - ワイルドライフ - NHK

 星野道夫の名著『旅をする木』のあとがき解説で池澤夏樹は彼の死を「霊的な世界の側に何か大きな理由があった」のだろうと書いていた。死というものを最近は少しづつ自分もそんな風に感じられるようになってきた。本当に少しづつだが。

 寝しなにまた坂本龍一を聞く。クジラの歌、象の群れのドキュメント『エレファンティズム』等、星野の写真のメッセージと教授の音楽のメッセージのある部分が重なっていることに気付く。同じ時代に生きられて良かった。あらためて冥福を祈る。0時就寝。

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銀座で飲む(お茶)

 朝起きて昨夜の夕食にと作って置いたかぼちゃの煮つけ、豆腐となめこの味噌汁などなどを食べる。

 弟家族が今日は銀座の大型文房具店・伊東屋に行くというので、息子と出かける。義妹と姪は原宿に行ったらしくいたのは弟と甥。伊藤屋は自分も初めて入ったが特に文房具好きでなくても色々と欲しくなってしまいそうな雰囲気で買い物がエンタメ化している。文房具好きな甥にはたまらない場所だろう。

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 一度昼食に外に出て銀座三丁目の交差点を曲がり真っすぐ言ったところのワイン酒場でランチをたべる。そこで昨日長野の店で買ったというシャープペンを甥に見せて貰った。自分は何につけ高級志向というのは無いのだが、職人が手間暇かけて作った良いものというのはやはりそれなりのオーラがあるものだと思った。

 食後また伊藤屋に戻って甥が散策、買い物している間に自分らはその12階のカフェでお茶。娘もやってきてしばらく過ごす。日曜日の銀座は何処も混んでいるがここはまあまあの客の入りでゆっくり出来て良かった。少し高いが意外に穴場かも。覚えておこう。

 弟家族と別れたのは3時ごろ。その後、息子、娘と東銀座の歌舞伎座まで行き地下のお土産売り場などを見た後に解散。息子と帰路に着く。

 家に着いたのは6時過ぎで、作り置きのもので夕食を済ませ、8時から大河ドラマを見て入浴し早めに横になった。金曜日からこの週末は随分と歩いて飲んだ。来週からは少し節制しなければと思う。

 22時半、眠りにつきかけた頃、珍しく息子が起こすので何事かと思ったら坂本龍一氏が亡くなったとのこと。ご冥福を祈る。

 

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弟家族と飲む

 今日から4月。昨夜、散々飲んだというのに全く二日酔いしていなくて驚く。2件ハシゴしたが1件目から2件目の間に用事があり、かなり歩いたのが良かったのか。帰宅してケイタイの歩数計を見たら昨日はトータル21800歩、歩いていた。

 起きたら息子が今日は秋川の仕事場まで車で送ってくれないかというのでそうすることに。昨夜0時に帰宅して7時には秋川にいるとはどんな休日なのか。だが朝の空気が気持ち良かった。

 帰りカーラジオでピーター・バラカンの番組を聴いたら遅ればせながらデビッド・リンドレーの追悼特集だった。彼の有名なアルバム『化けもの』の名前の由来などを初めて知る。



 途中『すきや』で朝定。

 その後、日ごろおざなりになっている家事もろもろをやる。午後は近くのスーパーへ買い物。山形の弟家族が長野県の木曾経由で東京に来るというので、夜、立川で飲もうというのだが、もし渋滞などにハマって東京着が遅くなればそんな時間は無いかもしれないし、どっちみち仕事の息子には何か夕食を作って置いてやらねばと料理する。

 カボチャの煮物、なめこと豆腐の味噌汁、キュウリと大葉のシーチキン和え等作る。息子は昨夜きんぴらごぼうを作って置いてくれたらしく、それもあるので十分だろう。

 夜、7時半頃、弟に電話するともう国立府中ICを出るところとか。それならと日野のウチまで迎えに来てくれと頼む。久しぶりの弟家族と再会し、車で彼らの今夜の宿がある立川へ。そこへ娘も合流し予定通り酒宴となった。甥、姪がまた一段と大きくなっていて驚いた。今日の長野行の理由は甥が高級文房具に魅せられていてその有名な工房を見に行ったとのことだが、人は様々なものに興味を持つものだと感心することしきり。

野原工芸|木のボールペン・茶筒・木製品・なぎそねこの製造と販売 (nohara.jp)

 仕事が思っていたより早く終わったようでラストオーダーの頃、息子も来る。自分と娘は2連ちゃんだったが今日も美味い酒だった。

 で、また帰宅は0時過ぎ。夕飯用に作って置いたもろもろは明日の朝に食べるとする。煮物なので味がしみてその方が美味い筈。1時頃、就寝。

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