新聞のルポをスクラップ&コピー後、熟読。
朝、一度早くに起きてしっかり二度寝する。起床8時半頃。
娘とゴールデンウィークの過ごし方を話していると、娘も『ラ・フォルジュルネ』を見たいと言い、5日の午後、第6(田園)を一緒に見ることになった。6日には広島に行ってしまうから都心の自分の部屋を使ってもいいと嬉しい申し出。第6のチケットを早速買う。
古新聞を片付けながら目につくものを拾い読みしていたら毎週金曜日の夕刊(毎日新聞 )に連載されているルポルタージュが 素晴らしいことに気付く。
ジャーナリスト藤原章生氏による『イマジン〜チリの息子と考えた』というルポ。
ノマド(放浪者)クライマーとなった息子を取材対象として一緒にキャンピングカーでチリを旅し様々に考察を巡らしたもの。チャトウィンの『パタゴニア』を思い出す。2023年の現在にこんな風に生きている日本人青年がいるということにまず驚いた。日本語、英語、スペイン語を話し、山岳ガイドや鉱山での通訳の短期バイトをする以外は働かず、仲間と旅し、歌い、菜食主義を貫く生活。父親目線でももう完全にチリ人だと言う。ヒッピーのような、ビートニクスのような。
家には古新聞が古紙に出そうと一塊あったのだが、それを紐解いてまたバックナンバーを探しスクラップした。が、もう以前に出してしまった分にあったのか、前半部が無いので午後図書館にコピーしに行った。概ねはコピーできたものの、図書館は2か月分の古新聞しか保存していなく、1月末に掲載分だった最初の第1回と2回はなかった。「こういう場合、どういう方法が考えられるでしょうか?」と司書にきくと市政図書館の方のデータベースに保存があるので申し込むとコピーを取り寄せてくれると教えてくれた。親切な司書さんだった。早速頼むことにした。
このルポ、ネットでも読むことが出来るようだが完全に読むには有料のデジタル会員にならなければならない。家で新聞を取っているのにそれにも入るというのもなんだか馬鹿らしいではないか。加えて言うと最近気が付いたのだが自分はスマホなどの液晶画面で長い文章を読むことが出来ないようだ。何故だろう?読んでも頭に定着せづすぐに忘れてしまう。それにこういう傑作こそ新聞で読みたいという気持ちがある。ルポと小説という違いはあるにせよマルケスの『百年の孤独』やS・キングの『グリーンマイル』も初め新聞小説だったのだ。勝手なこだわりだが。
夜、息子が平塚にカートのレースに出ると言っていないので、シラスおろしとみそ汁で簡単に夕食を済ます。
夜、上述のスクラップとコピーをじっくり読んだ。第3章から第14章。読後、藤原氏の経歴を調べるとなんといわき出身であった。ちょっとびっくり。
現在23時半。もう寝よ。
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