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一番感動したスポーツの名場面

 一日中曇り。朝、また電話がありOさん休み。

 雨中止などで実働が減った日数分を延長できないと知りいきなり切迫した状況になったと思いきや、担当が現場に来たので直接話すとそうでもなさそう。と言ってのんびりやるわけではないが。

 昨日と同様メンバーが一人減だがなんとかいいとこ終わらせる。なんとなく先が見えて来た感じ。

 休憩時間、ドラマ『聖域(サンクチュアリ)』の話からスポ根漫画の話になり、そこから今まで自分が一番感動したスポーツの名場面は何かという話になる。ソチの浅田真央、スケートの黒岩、原田のジャンプetc...皆それぞれで面白かった。自分はもうずっと前にこのブログにも書いたことがあるが1997年11月のボクシング、辰吉丈一郎VSシリモンコン・ナコントンパークヴュー戦。無敗のタイの若き英雄をもうピークは去ったと思われていた辰吉が下して三度目の世界タイトルを手にした一戦。思い出しても今だに胸が熱くなるような一戦であった。以外に皆知らなかった。

 帰宅して夜はうどん。録画してある映画『ノマドランド』を見始めるが、良い映画なのは分かるのだがなんだか今日に気分に合わなくて途中で止める。それで久しぶりにWebで韓国語の勉強をした。

 昼間話したボクシングの試合をYouTubeで見た後、ネットを色々見ていたら辰吉に敗れた後のシリモンコンの人生が書かれてある記事を見つ読んだ。映画になりそうな波乱万丈な話で驚く。やはりボクシングの世界はドラマチックだな。

辰吉丈一郎との名勝負から24年。今も戦い続ける「タイの貴公子」の壮絶な半生(三浦勝夫) - 個人 - Yahoo!ニュース

 なんだかやたらと眠くて22時、就寝。

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『聖域(サンクチュアリ)』シーズン1見終わる。

 一日中曇りの予報だったが午後少し晴れ間在り。晴れている時間は日差しが強くて暑かった。電話がありOさんが本日休み。

 雨で数日現場が中止になったり途中で引き上げたりした場合は、その分の調査期間が延長になったりするのが通常なのだが、今回の現場はそれが無いとのこと。いきなりお尻に火が付いたような状況になる。なんだかなあ。。。

 昼休み、昼食後にウォークマンでマーラーの2番を聴いていたら、何楽章目かの静かな出だしに同じテンポの人の声が重なっているので、あれ?これは合唱つきのところか。。。と思ったら隣の工事現場の警備員が車を誘導する声だった。あまりにベストタイミングで一人笑う。

 帰宅後は火曜日なので写経。その後、親子煮とジャガイモと玉ねぎの味噌汁を作って食べる。

 Netflixで『聖域(サンクチュアリ)』の7、8話を見た。韓流ドラマやその他、海外のドラマを見る度に日本も独自の文化を前面に押し出した内容の、世界に通じるドラマを作れば良いのにと常々思っていたがついに出た。

 この場合、独自の文化とは相撲はもちろんだが、自分が思うのはスポ根漫画のこと。このドラマには今までのそうした漫画へのリスペクトやオマージュが全部入っている。完結せず続編があるような終わり方。はやく続きが見たい感じも少年誌で連載中のそうした漫画を読んでいた時の感覚そのままだ。現在Netflixの非英語作品部門で世界第6位とか。早く続きが見たい。

 22時就寝。

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一日できた

 朝、窓の外はどんより曇り空。予報は一日中雨とのことだがまだ降っていなかった。ただ道路は濡れていたのできっと未明にでも降って今止んでいる状態なのだろうと思った。中止だろうと思ったがまだ降ってはいないので作業員の皆に電話するのは止める。

 出勤途中にでも降って来て中止の連絡が来るのだろうと帰る気満々で現場に行くが雨は降ってこず、結局、午前中だけでもやろうという事になる。それで結局、弱く降ったり止んだりしていたが一日できてしまった。損したのか得したのかと言う気分。

 帰宅すると息子が料理していてなんでも母が作っていた白菜と豚肉の中華風の炒め物とたけのこご飯を作っているのだとか。娘が作ってくれる時は今風の洒落た料理だが、息子は妻の味を再現しようとしたものが多い。感心していたが片栗粉を切らしていることに気付き困っている風なので志願して自分が散歩がてらにスーパーに買いに行った。ついでに、とプロ野球チップスを頼まれる。

 夜は息子が好きなカーレース、インディ500(録画)を見た。息子が中学生の頃、ツインリンク茂木で開催されたのを見に行ったがそれ以来で知っているレーサーはもういなかった。佐藤琢磨は7位。昔ならそれでも大騒ぎするくらいだったが彼は優勝2回、3位を1回経験しているので今回はそんなもんだったかと思ってしまう。時代は変わったなあ。

 見ていて思ったのはそのレース会場。30万人くらい入っていると言う。もし、人類が死に絶えこのレース場が残り、そこにやってきた宇宙人はここは何をする場所だったんだろう?と思うのではないか。。。とか、そんなことを考えた。

 残りは後で見るからと息子がテレビを譲ってくれて『風間公親~教場0』を見た。その後、またインディ500。

 個人的にまとめていた詩のテキストを鎌倉の友人に送る。23時就寝。

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古い日記

 昨日、帰宅、就寝が遅かったため、寝坊したかと思い起きて見るといつもと同じ起床時間。やや風があるもののさわやかな快晴。すぐ外に出たくなり仕事の息子をドライブがてら秋川まで乗せていく。帰りに松屋で朝定食。

 帰宅して家事全般をしているとスマホに先日会った故下村さんの評伝、アンソロジー本の編集をしている方から連絡あり。昔、自分があるところに書いた下村さんについての文章を今度出版予定の本にそのまま転載させてくれないかとの事。また分からないことについて質問が書かれていた。

 転載については了解と返事。また質問された事項については自分も分からないのでもしやと思い自分の古い日記を調べる。が、下村さんについての記載はいくつかあるものの質問の答えのような記述は見つけられなかった。日記は2001年から3年連用日記で6年間つけていたが下村さんについてのことを探そうと読むうちに昔の我が家の事が様々に書かれていて、懐かしくてしばらく読みふけってしまった。

 午後、買い出しに出かける。某大型古書店の中古CDのコーナーでバーンスタイン指揮、マラーの2番を買う。バーンスタインは生前、若き日と晩年に2度、マーラーの交響曲全集を出しているが買ったのは晩年の指揮の方。

 夕方から夜にかけてまた『聖域(サンクチュアリ)』を見た。途中、止めて夕食の準備。野菜炒めと大根の味噌汁。今日は飲まないつまりだったが頂いた芋焼酎をロックで一杯だけ飲んだ。

 娘から連絡あり。娘は昨日は埼玉スーパーアリーナでバンプオブチキンのライブを見ておりその感想。昨日のセットリストの順番でアップルミュージックで編集したという音源のデータを送ってくれた。ミーワムーラの歌詞の翻訳の件を確認する。期限は指定されていないが、長引くとうやむやになりかねないので一応6月中にと期限を決める。

 『聖域(サンクチュアリ)』を見続ける。NHKの大河はあまりにつまらないので見るのを止める。23時頃、就寝。

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越谷にライブを見に行った

 大好きな土曜日の朝。アラン・シリートーに『土曜の夜と日曜の朝』という小説があるが、今は昔の日曜の朝的なものが土曜の朝なのではないかと、どうでもよい考察。とにかく好きな土曜の朝。

 YouTubeで見知らぬ人が下村誠ゆかりのナンバーをやっている未見だったものがいくつか見つかり、Facebookにアップしたら早速数名からメッセージその他があって返信す。

 Tverで『波よ、聞いてれ』の第6話を見る。それとNetflixのオリジナルドラマ『聖域(サンクチュアリ)』を見始める。

Netflixシリーズ「サンクチュアリ-聖域-」キャスト&あらすじ【まとめ】|シネマトゥデイ (cinematoday.jp)

日本のドラマで角界の話。全世界配信で相撲の話はウケルるのではないかと思う。主人公はだらしなく太った巨漢の不良青年だが、段々と鍛え上げられた格闘家の身体になっていくところは息を呑むほどに凄い。その体の変化を見せるためだけに撮影に2年かけているとか。こんなこと地上波のドラマではできないし、低予算の映画でもできない。今、Netflixその他では後世に語り継がれるような名作、傑作が続々と作られている感があるが、何故、皆もっと見ないのだろうか。

 夕方、ミーワムーラのライブを見に越谷のゴリゴリハウスに行く。ツーマンでもう一方の出演者はバンド、夜ハ短シ、の山口進。ミーワムーラが世界進出に向けてPVその他を作るのに歌詞を英語に翻訳してくれと先日話が振られたが、自分にそのような能力は無いので中国語翻訳を仕事にしている娘に中国語に、また娘の友人の英語が堪能なK姉に英語版をやってもらえばと提案したばかり。それで着くなりその話になった。とにかく一曲やってみようということになる。

 山口進、ミーワムーラ、ともにライブは素晴らしかった。ミーワムーラはほぼ新曲の構成でニューアルバムが今から楽しみ。聞きながら菅原ミワと言う人の才能について考えた。それと声。人の声にはレコード、CDに録音、記録できない周波数のようなものがあるのではないかと『それぞれのミーワムーラ道』でHさんが書いていたが、自分もそれに同意する。ライブで生の彼女の歌声を聞いたことのある人なら大きく納得すると思うのだけど、これはワン&オンリーな体験である。

 ライブ終了後、詩集を作らないかと話が持ちかけられる。詩は長年書いているが、形にすることにあまり意欲は無くて、自分が死んだら簡単なものを編んで香典返しに配る、と生前の妻は言っていた。自分も半分本気でそれで良いと思っていたが妻の方が先に逝ってしまい、どうしたものかと思っていた。やってみるか。

 ライブ終了は10時過ぎで、帰宅は12時。酒とつまみはライブハウスで食べたが、食事と言う感じではなかったので腹が空きコンビニのおにぎりとカップ麺の長崎ちゃんぽんを買って帰り食べた。

 1時、就寝。

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またプラスに

 今日も天気快晴。朝、体重計に乗る。人体とは正直なもので先日前にここに体重が減り始めたのように書いたばかりなのに数日晩酌をしただけでまたプラスに転じ始めた。いかん。酒はどれであれ砂糖水のようなものなのでほどほどにせねばと思う。

 一昨日、以前NHKの『アナザーストーリー』でジャッキー・チェンの偉業?と言われる、映画『プロジェクトA』での時計台からの落下シーンが実は本人ではなくスタントだったというのをやっていたとなにげに話したら、そのことに予想以上にショックを受ける人たちが現場に数名いて今日もそのことが話題になった。罪づくりなことをした(言った)か?中島みゆきが吉田拓郎に書いた『永遠の嘘をついてくれ』の中に"いつまでも種あかしをしないでくれ"という歌詞があるが、それを思い出した。なんにしても平和な現場。

 現場は順調だが来週火曜日から雨が続くと聞いて気が急く。大丈夫だと思うが。江戸時代の地下室(むろ)。2基目の全容がようやく分かる。

 帰宅すると休みの息子がカレーを作ってくれていた。夜、夕飯の支度をしなくて良いと夜の時間が異様に長い。見たいテレビやドラマがあるわけでもなく、食後はYouTubeなどを見てダラダラと過ごした。下村さんの『壊れもののうた』をストリートミュージシャン風の人がカヴァーして歌っている動画をみつけフェイスブックにアップする。知人や、そうでなくても知っているミュージシャンがカヴァーしているのももちろん好きだが、こんな風に自分の知らないところで知らない人がさりげなくやっているのを見るのはグッとくるものがある。それになかなか上手い。

https://youtu.be/On8xXM8WU00

 ずうと読んでいてなかなか読み終わらなかった本が読み終わって、それを読んでいる最中は、「これが読み終わったら次はあれをこれを。。。」と色々考えていたのに、いざ読み終わるとなかなか次に向かえない。そういう時もあるさ。金曜なので夕刊に連載の『イマジン~チリの息子と考えた』を読んだ。第18話。

 眠い。22時、就寝。

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 天気は晴れ時々曇り。昨日と同様に暑くもなく寒くもなくで良い感じ。皆で和気あいあいと仕事。

 先日、会社のある方に「家に飲まない芋焼酎があるんですけど貰ってくれませんか」のようなことを聞かれ気軽にOKしたらなんだかとても良いものだった。もっとスーパーとかで売っているようなものかと思っていたのだが、箱入りで某会社の創立30周年記念のようなことがラベルにある。恐縮。どんな味か仕事中も気になってしまった。

 帰宅途中、最近は魚がやたらと高くて食べないでいたが、鮭がどうしても食べたくなって買って帰る。切り身が2枚で400円近くする。高い。今ガス台のグリルが壊れているのでフライパンでムニュエルにして焼く。昨日サトロさんから送られてきたCDを聞きながら料理した。サトロさんの「川」のインスト、チェロとリコーダーとアコーディオンのバージョンが良い。サトロさんの曲を紹介する時、詩のことばかり自分は書いてしまうのだが、素晴らしいメロディメーカーでもあることも思い知る。

 貰った芋焼酎を速攻で一杯やる。超美味。2本あるのでどちらの壜からも一杯ずつ。鹿児島の酒を沖縄のグラスで飲んだら、どんとの「波」が聞きたくなり聞く。

その後、そのままボガンボスのライブをずっとYouTubeで見てしまった。

https://youtu.be/NWPqrbyrQwY

 23時、就寝。

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暑くもなく寒くもなく

 天気快晴。今日は暑くもなく寒くもなくの過ごしやすい日になるとの予報だったがその通りの一日。最近は寒さが終ったらあっという間に暑くなるし、暑さが終るとあっという間に寒くなる。春と秋が短いので貴重な一日だと思った。朝、家を出た瞬間が本当に気持ち良かった。

 現場は皆でひたすらに遺構の掘削。江戸の遺構。特徴的な作り方をしている室(むろ)の跡で、現場があるのが宮西町ということから勝手に"宮西式地下室"と学名風に呼んでいる。ちょっとした遊びごころだが皆で呼んでいるとなんだかそういう風な気がしてくる。まあ、『ゲド戦記』でも名付けは魔法だと言っているし。

 スマホに鎌倉の友人からある件で連絡あり。あることを相談され、そのことで娘にLine。振った話に色よい返事。なんのことか分からんと思うが。

 帰宅して冷蔵庫を見ると挽肉が余っているので久しぶりにハンバーグを作ろうと思った。自分は先に息子が以前買ってきて手付かずになっている水沢うどんを食べた。いざハンバーグを作ろうと思ったら卵が無く、散歩がてら買い物に出かける。夜もまだ暖かくてシャワーを浴びた後の身体に夜風が気持ち良かった。帰ってきてやっとハンバーグづくり。美味く出来たと思う。一つは息子に食べさせ、もう一つは明日の朝食か弁当に持って行こうと思う。

 サトロさんから手紙が届いた。先日メールで言っていたCDも一緒に。返信にリンクして送った詩を褒めてくれていた。嬉しい。ノートに書きおこし朗読してくれているとか。これも勝手な考えだが送った詩はサトロさんのうた『川』と対になっている気がした。残していく側と逝かれた側。今度詩の感想だけでまた手紙を送るとあった。送ってもらったCD、じっくり聞こうと思う。

 テレビは何も見なかった。0時就寝。

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然(しかり)。

 朝から雨で現場中止。久しぶりに一日中会社にいて普段おざなりにしていた事務仕事をやる。昨日と比べ10度以上気温が低く寒い一日。予報を見て上下ともにヒートテックを着て出かけたが正解。これで明日はまた暖かい(暑い)のだとか。心身ともにややバランスを崩したよう。悲嘆のウェーブというのは段々波長が大きくなって最近は緩やかと思っていたら今日は急に下降して一日中息が苦しく胸が痛かった。

 夜、炊き込みご飯とうどんとブリの粗煮。息子も帰って来ていて一緒に食べる。食後、火曜日なので写経。

 スマホのメッセージに鎌倉の友人から連絡あり今週末の27日(土)、埼玉県越谷のごりごりハウスでミーワムーラのライブがあるが一緒に行かないか、とのこと。行くと返事する。

音楽茶屋ごりごりハウス (ongakujaya-gorigorihouse.com)

ネットで見ると今回はもう一方(ひとかた)出演者があって山口進from夜ハ短シ、とある。早速にYouTubeで夜ハ短シを見るとこちらも良い。『やさしさについて』。今回はソロ。週末に楽しみが出来た。

https://youtu.be/7VguFSAY-ek

 今、自分のウォークマンにはジョン・レノンとマーラーとミーワムーラが入っている。先日アニメ『ヴァイオレットエヴァ―ガーデン』のある回を見ていて、アルバム『種』の最後のナンバー『天の然り』を思い出していたところだった。この曲の終盤のミワちゃんのネイティブスキャット?を聞きたくて寝しなに久々に『天の然り』を聞く。然(しかり)とは、その通りである、そのようであるという意味の肯定のことば。いわきの地霊の化身のような、彼女の呪術的な声に救われる思いがした。呼吸が楽になる。凄いうた。

 23時就寝。

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『TAR(ター)』のサウンドトラック

 朝、天気晴れ。だが湿度が高く蒸し暑い一日なるとの予報。今日はいつも機材を配達してくれるスタッフが休みなので久しぶりに会社に行き、自分でそれらをバンに積み出発。久しぶりにカーラジオで『森本毅郎スタンバイ』を聞いた。

 先週末うってがえしした現場の、北側(Ⅱ区)の確認全景写真を撮影。その後は皆でひたすら遺構を掘った。光波測量機のバッテリー、レベル等、積み忘れがあって反省。もっと切羽詰まった状況だったら致命的。しっかりしなければと思う。

 昼休み、自動車税を払う。高いなあ、と思う。

 現場終了後、パーキングから車を出してきて現場脇に路駐し、皆で撤収の機材を積み込んでいると何故か若い女性にその様子をスマホで撮られる。何だろうか?路駐しているのが不愉快だったのか?訳が分からん。嫌な世の中になったとものだと思う。

 帰宅してすぐシャワーを浴び、その後、ハイボールを作って飲んだ。夕食は麻婆豆腐。

 昨日見た映画『TAR(ター)』ショックがまだ続いていて、またまたYouTubeで様々な解説動画やケイト・ブランシェットのインタヴューなどを見てしまう。彼女の役作りがどんなに凄いかについて、例えば今回の映画のサウンドトラックはクラシックの老舗レーベルから出ていて本物のオーケストラを彼女が指揮したマーラーの5番が収められているという。ジャケットはアバドがそれを振った名盤のオマージュのような彼女自身のポートレート。役者がロックシンガーやジャズシンガーを演じ、自ら歌い話題になると言うのは数多あれど、クラシックの指揮者役でここまでなのは映画史で初なのではとのこと。御意。

映画『TAR/ター』サントラ本日発売!!主演ケイト・ブランシェットが指揮した「マーラー:交響曲第 5 番」含む作品を収録。 - クラシック | Classics (universal-music.co.jp)

 夕食はいらないと出かけた息子が21時頃帰宅。休みで友人とハングリータイガーでハンバーグを食べたとか。良いな。

 ドラマ『教場0』を見る。

 寝しなにアップルミュージックで『TAR(ター)』のサウンドトラックを早速に聞いた。

23時就寝。

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映画『ター』を見た。

 朝、昨日、妻の旧友から頂いたお土産のお菓子とコーヒーだけの朝食。掃除、洗濯をしながらTverで『波よ聞いてくれ』の第5話を見る。

 映画『TAR(ター)』を見た。

映画『TAR/ター』公式サイト (gaga.ne.jp)

 予備知識を全く持たずに行ったので、冒頭からその不思議な映画の構造にたまげる。そしてあのラスト。分からなかった。すべてが終わり照明が点いた後、館内に大きな?マークが浮いていたので他のお客さんも皆そうだったのだろうと思う。帰宅後、YouTubeの解説動画をいくつか見たら映画評論家の町山智浩さんも自力では全く分からなかったと言っていたから、あながち自分の鑑賞能力が人より劣っているわけではないと知り安堵した。そしてあれがまさに"衝撃のラスト"だったことを理解した。

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 こんな風に書くとなんだか小難しい映画のように思われるかもしれないがそうではない。一人のカリスマの言動を2時間38分、ひたすら追い続けるだけの映画と言ってしまえばそうなのだがこれが無類に面白い(と言うか怖い)。緻密に画面にちりばめてあるという伏線や仕掛け。もう一度映画館で見たい。これはそういう映画。

 夕食は娘の広島土産の海軍カレー。なんだか人からのお土産ばかりを食べていた一日。22時半、就寝。

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妻の旧友と会う

 朝6時半、自分、息子、娘3人で雨の中いわきに向けて出発。朝の内は雨だがすぐに止んで、後は曇りと言う予報。そうあって欲しいと願いながら出発した。妻の古い友人と墓前で待ち合わせしていて、ご主人と車で来てくれると言う。約束は午前中の10時から11時の間ということにした。

 約束通り寺に10時に到着。息子、娘に花など買いに行かせている間、墓周りの草取り等して過ごす。だいたいお彼岸、お盆などの頃に墓に来るのが常だが、普段の時の様子はこんな風かと思う。これから夏に向けて雑草がさらに延びる季節だが、早速その旺盛なところを予感させる感じにぽつぽつ目立ち始めた緑をちまちまと抜いた。

 子供らが買ってきた花を供え、墓掃除をしていると車の音がして待ち人到着す。初対面の方だが妻と一緒に撮った少女の頃の写真を貰っていたので面影がありすぐに分かった。ちょうどその頃に雨が上がる。

 その後のことはここには書かない。ただ人生とはなんと神秘的なのだろうかと思った。ただ一つだけ記しておくと、ご夫婦は紙袋に小さな鳥かごと、中に小さなつばめを連れていて、聞くと道を歩いていたら空から目の前に落ちてきて、負傷しているので病院に連れて行きそのまま飼っているのだという。つい数日前のことなのかと思ったらもう6年目だという。なかなかできることではない。妻はなんという素晴らしい幼なじみを持っていたのだろうかと思った。

 墓参りのあとはお寺の奥さんお勧めの蕎麦屋に皆で行き、その後ファミレスでお茶を飲み、それから小名浜の市場・ららみゅうまで案内して、そこで別れた。家族三人この先もずっと忘れられない時間となった。

 娘を板橋の家で降ろし、息子と日野に帰ったのは7時半頃。もらったお菓子、手紙を仏前に手向ける。

 22時、就寝。

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ウィスキー『戸河内』を貰う

 午前中は曇りで午後から雨の予報。今日は現場の1区が終わり、2区を掘るその土で1区を埋めながら2区確認すると言う、いわゆるうって返しの日。何時までできるだろうかと心配しながら出かける。重機の土木屋のSさんが状況を見越していつもより大きなバケットで来ていたので進行は早かったが、一方で雨も予報通りで昼前に降ってきた。雨の中の作業となり、皆、ドロドロ。15時で終わったが自分は電車で一度自宅に戻り、着替えて車で会社に行く。久しぶりに専務、事務のNさんに会う。

 帰宅しながら買い物し、夜はに肉じゃがを作る。みそ汁を作ろうとしたら味噌を切らしているのに気付き、またスーパーに出かけるか。。。と思っていたら娘からLineがあり、今日は日野に帰るが何か買って来て欲しいものはあるか?とのこと。渡りに船で早速味噌を頼む。味噌が来る間にとレタスとキュウリの甘酢漬けも作る。

 20時頃、娘帰宅。作った肉じゃがその他を出すと美味いと食べてくれた。良かった。買って来てくれた味噌でもやしの味噌汁も作った。

 娘に広島の土産を貰う。ウィースキーで『戸河内』。丁度今、広島でG7のサミットが行われていることに思い至る。酒にはストイックになったつもりだが、ウィスキーにはやはり目が無い。昼間、すっかり濡れて冷えたのでお湯割りで一杯、ロックで一杯頂く。適量で止めておく。ラベルの文章の通り。

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 明日、妻の旧友と言う人がいわきに墓参りに来てくれると言うので、家族三人で墓前で待ち合わせして会う予定。ほどなく息子も帰って着来る。明日、早くに出かけるので早く寝ようと声をかけ寝る。と言ってもいつも通りの23時頃、就寝。

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『天使か?悪魔か?ビリー・ザ・キッド』を見た

 朝、カーテン越しの朝日がぎらぎらしていてそれだけで暑くなりそうな一日と分かる。親子煮と和え物の弁当を作る。保冷剤を一緒にする。昨日、暑さ対策としてクーラーボックスを常備するように言われ今資材の運搬をしてくれているスタッフに頼んだので持ってきてくれるだろう。

 現場は工期の心配をしたほどなのに予定より早く終わる。良かった。明日、重機屋が来てうってがえし。ただウェザーニュースでは雨予報が出ているが。

 休憩時間にOさんから歌舞伎役者の猿之助とその両親が家の中で倒れているのが発見されたとのニュースを聞く。何があったのか。その後、両親はお亡くなりになったが本人は一命をとりとめたとのニュースを見る。今後、どうなるのか。

 暑かったので帰宅時にノンアルコールビールと乾きものをかって帰宅後シャワーを浴びてすぐ飲む。これでもういいや、と思うが、思い直し、野菜炒めをつくり夕食。食後、家事を色々やっているうちに無いものに細々と気づき、散歩がてら近くのスーパーに買い物に行く。夜なのに暖かい南風が吹いていて、シャワー後の身体に気持ち良かった。固形石鹸、ふりかけその他。

 ダークサイドミステリーで『天使か?悪魔か?ビリー・ザ・キッド』を見る。伝説に彩られているが当時の新聞記事などからうかがえる実像は21人を無慈悲に殺した殺人鬼。。。。だがその死後、生前の彼を知る人を訪ね取材した作家が書いた小説から彼は西部開拓時代の英雄ということになる。

 当時のニューメキシコ一帯を支配した悪徳政治家と結託した商人に殺された友人の復讐のために戦った男、というストーリーのこの小説が大ヒットした。どちらが本当か分からないが、自分はその評価の回復される経緯に日本の新選組、特に土方歳三を思い出した。さらに番組最後にはアメリカ議会図書館に残る、近年発見されたニューメキシコ周辺のインディオたちの証言が紹介され、それにはビーリーは優しくて、みんな彼が大好きだったとあった。アウトローと被差別民と後の醜聞。色々と想像力を掻き立てられる。

 ビリーの名前が口々にのぼるのはアメリカが苦境に立たされた時だと言う。大不況の1930年代、それとベトナム戦争の泥沼の時。30年代は誰にも頼らず独力で生きた男として、60年代には自由を愛し義のために闘った男として。この辺りも土方にそっくりだ。映画『パット・ギャレット&ビリー・ザ・キッド』を見たくなった。

 
 日中暑かったからやはり体が疲れていたのかすぐ眠くなる。23時就寝。

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サトロさんのTV出演

 朝、通勤の電車の中でサトロさんから来たメールを読む。仙台のテレビに出て演奏した映像がYouTubeにアップされたのでと、そのURLが貼られていた。それと近況。サトロさんはドキュメンタリー映画作家の伊勢監督の小児がんの子供たちのことを撮った映画の挿入歌を歌ったりしているからなのか、血液バンクへの血液成分の提供や献血に熱心で、先日も血小板を採った旨が書かれていた。それにどれだけの追い詰められたような気持ちの人たちが希望をつないでいるか自分は骨身にしみて知っている。見知らぬ誰かに代わってありがとうと言いたい。

 仕事は昨日いきなり工期の心配をするほどになったが、調査会からNさんが助っ人に来てくれてなんとかまた工程に乗る。皆で各遺構をドカドカ掘って、図面、個別写真、大全景写真と撮った。暑かったので疲れたが良かった。

 夜はうどん。昨日、蕎麦でやったようなことを今日はうどんでした。超大盛。本当はビールも、と思ったが最近、酔う、ということが面倒くさく?なった。鬱陶しいというか。なのでノンアル。それも"体脂肪を減らす"とうたわれたやつ。本当か?まあ何でもよいが一口目はやはり美味かった。ノンアルコールビールは不思議で出始めの頃はこんなのビールじゃねぇと思っていたのに、飲むほどに、これならこれでいい、という気持ちになる。それと少し酔ったような気持ちにもなる。うん、これならこれで良い。

 サトロさんが出演した番組をYoutubeで見る。曲は『ラッキードラゴン』『満月』『素敵なニュース』。1954年3月1日、乗組員23人、久保山愛吉さんetc。自分が第五福竜事件のことを詳しく人に語れるのはこの歌の歌詞を暗記しているからだと改めて思った。

 https://youtu.be/MknsBgovxdE

 見終わってサトロさんに返事を書く。こちらの近況報告を含め最近書いた詩をリンクする。

 23時、就寝。

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意外に深い

 朝、天気快晴。昨日、一日中降った雨に洗われて窓の外の景色がきらきらしていた。例によりまた朝は肌寒いが日中は暑くなるとか。今週はずっとそんならしい。体がついていかん。昨日作った和え物、パーラーツァイ、きんぴらごぼうなどを詰めた弁当を作る。

 現場は一番難関だった近世の地下室(むろ)が終りかけているので後はそれに重複している遺構をいくつかやれば終わりと楽勝ムードでいたらその一つ一つが深くて掘るのが意外と大変だった。今週金曜日が埋め戻し、うって返しの予定なので間に合うかどうか。

 雨上がりで急に晴れたので日影に蚊が多く出て、昼休み蚊取り線香を買う。某コンビニで見たら10巻420円で、至近のドラッグストアだと30巻で480円だった。コンビニって高いなあと思う。

 昼また皆でガリガリ君。現場近くのコンビニはソーダ味しかなくて他のも入れて欲しい。梨味を特に。

 帰宅してまずシャワーを浴び、業務スーパーで買った冷凍蕎麦大盛を二玉湯煎して冷たい蕎麦を超大盛にして食べた。ワサビを多めにして、大根おろしもつけておろし蕎麦。美味かった。本当はビールも、、、と思ったが、今日は火曜日で写経の日なのでそれは終わってからにしようと止める。

 その後、写経。いつも使っている筆ペンがもう限界だろうと思っていたが、なんとか完走?できた。般若心経は前半は唱えられるのに後半が覚えられない。読経も練習しようか。

 終わってビール。昨日、息子がお土産でくれた柿の種をつまみに飲む。YouTubeで宮台真司×安藤優子の『日本サバイバル術』を全部見た。面白かった。

https://youtu.be/aIhf1T2ayQc

 23時、就寝。

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映画『1987年、ある闘いの真実』を見た。

 朝から雨で現場中止。このところの寒暖差のせいか体調もあまり良くないので休んで家にいた。午前中は録り溜めて未見の映画を見、午後は料理してほぼ一日が終わる。

 見た映画は韓国の『1987年、ある闘いの真実』(チャン・ジュナン監督 2017年)。韓国のこの時代のものは今までも『タクシー運転手』、『弁護人』などを見たがこれはその極めつけだろう。警察がある学生運動家を取り調べ中に拷問死させ、権力側から隠ぺい指示された検事がそれを拒否するところから映画は始まる。

 はじめは無駄な抵抗、と言う雰囲気だったところ、徐々に徐々に盛り上がっていくところに圧倒された。事実を元にした映画で、運動に無関心だったのに最後に立ち上がる当時の人々の象徴のような存在として描かれたというキム・テリ演じる女子大生以外はすべての所要登場人物に実在のモデルがいる。1987年と言うと自分は大学生で佐野元春やRCサクセションを聞き、バンドの真似事をし、バイトに明け暮れていた時代で、あの頃、隣の国でこんなことが起きていたこに改めて驚く。そしてあれからの時間で韓国が今の韓国になったことにも。

韓国の民主主義と映画の“力”。『1987、ある闘いの真実』|洋画専門チャンネル ザ・シネマ (thecinema.jp)

 午後は料理。和え物、甘酢漬け、きんぴらごぼう。弟から送られてきたHEAT WAVEのDVDを見ながら、聞きながら作る。夜はそれらと買ってあったブリの照り焼き、それと大根の味噌汁で夕食。

 休みだが会社のスポーツ大会のようなことがあって群馬に行っていた息子が21時頃帰宅。みやげに水沢うどんと元祖かきのたねを貰う。

 読書して23時半頃、就寝。

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古い手紙

 朝から雨。朝食は昨日の炊き込みご飯、"かしわ飯"とレタスとキュウリの酢の物、なめこの味噌汁。

 故・下村さんの本を作っている編集者の人と会うために約束の午前十時に武蔵境に行った。早めに行って待っていようと出かけたのだが、待ち合わせのスタバ違いで、結局、お会いできたのは10時20分頃。車で来ても大丈夫なようにと言ってくれていたので、専用の駐車場がないところで間違いに気づくべきであった。待ち合わせ場所は武蔵境通り店。武蔵境駅前店はイトウヨーカドーと一緒になっていて、その駐車場のことかと勘違いしてしまった。

 先日、友人から預かった資料、弟から送られてきたアルバムを持って行く。出版にあたっての今は"大家"となったミュージシャンたちの裏話などを興味深く聞いた。良い時間だった。良い本になってくれればと祈る。

 せっかく武蔵境まで出かけたのだから昼食に何か食べて帰ろうと思ったがやめた。前に子供らとウクライナ料理を食べに三鷹に行った時、駅前に長崎ちゃんぽんの専門店を見つけ、次回、必ず来ようと思った店があったのだが。なんだか腹が減っていなかった。

 帰宅すると今日は午前中で仕事が終わりの息子が部屋で寝ていた。買い物を、と思ったが、外が結構強い雨なので、しばらく待とうと、Netflixで劇場版『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』を見た。昨日、一昨日とテレビ放送版を見ていて良かった。Netflixには今、テレビ放送版、スペシャル、劇場版、外伝、総集編、とあるが、見る人は今書いた順番で見るのをお勧めする。テレビ版は大筋があるものの1話完結の物語。スペシャルはそこに漏れた短編で時間も30分ほど。外伝、総集編はそれらを見た後で良いと思う。

 見終わって買い物に行く。今日は母の日なのでお供えにシュークリーム等を買う。

 夕食後、昼間、珍しく昔話などして、また手紙がテーマの『ヴァイオレット~』をここ数日見たりしたので、手紙を整理することを思いつく。自分もそうだが妻も人から頂いた手紙を年賀状も含め、絶対に捨てない人だったので大量の手紙、はがきがうちにはある。手紙の消印を見たら一番古いのは1991年のものでジャミン佐藤(という友人がいる)さんからのものだった。その他、もういない人、もう付き合いのない人からの手紙のいくつかを読む。感慨深かった。SNS流行りの昨今、手紙も何かの案内かDMだけになってしまった。かつての手紙とは人間の、なんと美しい習慣だったのだろうか。

 予報では明日も雨。22時就寝。

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まさかの号泣

 朝、昨夜、息子が作った水餃子で朝食。洗濯機を回すが天気は曇りから雨の予報なので部屋干しにする。

 娘がケイタイの乗り換えをするのに現行の契約上自分も立ち会わねばならずということがあって、連絡しやり取りの上、午後三時に池袋のビックカメラでという事になる。了解とLineする。

 なので出かけるまでの午前から昼にかけては昨夜第3話まで見た『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』の続きを見る。戦争の「兵器」として、言わば殺人の道具として育てられた孤児の少女が、戦後、手紙の代筆屋の仕事をすることになり、様々な人たちとのかかわりの中で感情を回復していく物語。ことばの獲得、死者との対話、テクノロジーとの共生、記憶、鎮魂、などなどなどのことがテーマとしてある。

 第7、8話辺りから涙が止まらず、第10話でまさかの号泣。一度、動画を止めてキッチンで水を飲み、また見て泣くという事を繰り返す。言霊(ことだま)という言葉があるが、アニメーションの語源はラテン語の(アニマ)で、それは光、魂、霊魂の意味であると、詩人の故山尾三省が著書『琉球大学の五日間』で語っていたのを思い出す。この作品はまさにそれだ。さらに京都アニメーションの事件の犠牲者の方たちも作品に関わってることを知り、作品そのものがレクイエムなのだと知る。事件直後、パティ・スミスが哀悼のメッセージを出したのを見たが、作品世界に共通するものがありと思った。原作が読みたくなった。

唯一の「京アニ大賞」受賞作、小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に宿る“言葉の力”|Real Sound|リアルサウンド 映画部

 約束通り3時に池袋に行く。午前中がそんなだったのでなんだか透明になったように娘の隣にいて契約がどうだこうだと言う話を右から左に聞いて、すぐに日野に帰った。

 帰宅してまた『ヴァイオレット・エバーガーデン』の最終回を見た。

 夜は炊き込みご飯、ブリの粗煮、なめこの味噌汁。

 23時頃、就寝。

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『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』を見始める

 朝、昨夜の煮物で朝食。弁当にも詰める。天気は晴れ時々曇りと言うか、曇り時々晴れと言うか。息子が休みで家にいるので家事一切を任せて出かける。

 仕事は昨日雨で午後丸々中止だったので工程がいきなりタイトになった。これで長期予報だと来週月曜日がまた雨なので工程はずらさざる得ないだろう。皆で頑張ってかなり取り返せたと思うが。午後の遅くに高齢のOさんがかなり辛そうにしていたので休ませた。少し無理をさせ過ぎたか。反省。

 そういう自分も帰宅時にはクタクタ。途中でコンビニに寄ってビールと乾きものを買って、帰ってすぐ飲もうと思っていたら携帯に息子から電話があり、一日寝過ごして今買い物に出かけていて夕食の準備等は何もしていないとのこと。了解。帰ってシャワーを浴び、とにかくビールを飲む。それから歩いて近くの蕎麦屋に出かけた。

 せいろの大盛と蕎麦焼酎をロックで。美味かった。広々した店内にまだ客はまばらでジャズがかかっていて良い雰囲気の中、スポーツ新聞を読みながら食べて飲んだ。“千原ジュニア、何度か死の淵まで行く事故、大病をし、49歳の今からあとどれだけ未体験のものを体験できるか”のような記事を読んだ。共感す。『プレバト』での彼の俳句の幾つかを思い出す。店を出て歩いていると夜風が気持ち良かった。

 宮台真司が激賞し2回見たと言っていた『バイオレット・エヴァ―ガーデン』をNetflixで見る。探すとTVアニメ版と劇場用映画と外伝もの、スペシャル等、色々あるようだが、とりあえずTVアニメ版を第1話から3話まで見た。

TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト (violet-evergarden.jp)

あの京都アニメーション制作。普段、1話1時間半とかの韓流ドラマを立て続けに見ているので、1話30分で13話はあっという間だろう。全部見てそれから映画版を見よう。

 見ていると、妻の友人の方から電話あり。来週いわきの妻の墓前で会う約束をしているが、昨日電話で、お寺に頼んでそこでお茶か食事でも。。。と話したら、それだとかえって恐縮してしまうという話。それならざっくばらんに墓参り後、近くのファミレスで、という事にする。最初からそう言ってあげれば良かった。

 疲れた体に久しぶりの度数の高い酒を飲んだせいか体が気持ち良く、ふわふわしてすぐ眠くなる。

 22時頃 就寝。

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昼を挟んで一転、雨

 朝、昨日のきんぴらごぼうと豚汁で朝食。 

午前中、晴れて少し暑いくらいだったのが、昼休みを挟んで一転雨模様となって現場は14時で中止。気温の方も急に寒くなる。その後は久しぶりに会社に戻り、普段できていなかった日誌、その他の書類の整備をする。

 帰宅して夜は煮物。鶏肉、人参、大根、ごぼう、ジャガイモ。オーソドックスな煮物だが美味くできた。息子も16時に仕事終わりだったらしく家にいて一緒に夕食を食べる。近くにソフトボールの試合に出ることになっているらしく練習がてらバッティングセンターに行こうかと言っていたが結局やめたみたい。

 地上波テレビで『プレバト』を見る。その後、YouTubeで社会学者・宮台真司の評論、発言を立て続けに見た。昔、TBSラジオ『荒川強啓デイキャッチ』で毎日のように聞いていた論調だが、久しぶりに聞くとやはり面白くて、なるほどと思うことしきり。

 血縁と地縁、宮沢賢治と右翼、鬼滅の刃、バイオレット・エヴァ―ガーデンなどなど。特に『バイオレット~』は未見だが、手紙は非日常で、SNSは日常という話から、感情の回復は非日常=手紙が重要というところはここ数年の自分に照らして、そうだったのか、と腑に落ちた。

 23時半、就寝。

 

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妻の友人からハガキくる

 朝は肌寒いが日中は暑いと言うこのところこのパターン。天気予報では日中は半袖でも良いほどの夏日になるとかで、本当にそのような一日だった。

 現場が一日中壁の土説。土説というのは自分で引いた土層断面の分層線に対してその土質を図面に説明書きすること。土色帳というカラーチャートを見ながら色を見て、混入物やら粘性や締まり、粒子の様子を各層ごとに記していく。自分で引いた線なので基本自分で書かなければいけないが、いっぱい引いたので大変だった。一日やっても終わらなかった。続きは明日。

 帰宅して家の郵便ポストを見ると妻の友人からはがきが来ていた。妻が亡くなった直後から折に触れ長い手紙をくれる方で、その方に去年の新盆に仏事にふさわしく、さりとてあまり大仰でないものをと思い蓮の花のイラストの絵葉書を同封して手紙を書いたらそのはがきが返信用のようにして届いていた。今月の20日にいわきに墓参りに来てくれるとのこと。嬉しい。ご自身のケイタイの番号も記してあった。

 今日は昼食を少な目にしたせいか、帰宅時にはエネルギー切れのようにふらふらで、家についてすぐにあるもので夕食を食べた。幸い朝、タイマーをしかけご飯は炊きあがっていたので、昨夜の残りの味噌汁とおにぎり昆布と納豆で食べる。それだけで十分だった。食後、見るともう米がなくなりかけているの買い物に行く。

 買い物から帰って、はがきをくれた方に電話。妻の幼なじみのような人で或る時期まで土日以外はいつも一緒にいたのだと言う。こんな人がいたなら生前なぜ紹介してくれなかったのかと思った。角田光代の『対岸の彼女』を思い出した。聞くと偶然にご主人の名前は自分と同じで息子さんの名前も息子と同じだった。以前の手紙で「朝ちゃん(妻)が私に、ちゃんと見ているから大丈夫と伝えてくれと言っている」のようにあった。不思議。20日にお寺で会おうと約束する。

 YouTubeでマーラーの人生や作品を紹介したようなチャンネルを見つけそれを見る。その後、夕刊を読んでいたら中川五郎さんの選で新しいシンガーソングライターの新作が紹介されていて聞くとなかなか良かった。フェンネ・リリーと言う人。

Fenne Lily - YouTube

いつも新しい所を押さえていてさすが。見習いたい。年齢的なものなのか、話題がだんだんと同窓会的なものが多くなってくるが、自分はもっと新しいものに出会いたいし、触れたい。未知なもの、未知な人、今まで自分が一度も経験したことが無いような。因みに自分は一度も同窓会に行ったことが無い。

 23時半、就寝。

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検査の結果はシロ

 朝、天気快晴。朝弁当におにぎりを1個だけ握った。休み明けに体重を計ったら休みに入る前より減っていた。先月いわきの四ツ倉健康センターで計ったら自分史上最高に重かったが、現場が始まったらみるみる減って、履いていズボンが履けなくなった。それで少しサイズダウンしたものを買ったのだがそれもゆるくなってきた気がする。維持したい。

 日中は日向にいると暑いが日影に行くと肌寒かった。着るものが難しい陽気だった。

 今日は仕事は15時までにしてもらい、連休に入る前に行った病院に検査の詳しい結果を聞きに行った。その結果を見て今後のことを考えましょうということだったが、結論から言うと基本的には問題なしとのこと。一般の健康診断で異常と判断されるある部分の数値は簡単に言うと大雑把な判定で、もっと精密な検査でみるとそれは正常値だとのこと。一年に一度の経過観察で良いと言われた。

 いつもより早い時間に家にいたので早いいうちに火曜日の写経。その後、自分だけ早めの夕食。ご飯に納豆、レタスとキュウリの酢漬け、ジャガイモと玉ねぎの味噌汁、だけ。

 最近、楽しみに読んでいる新聞の連載記事『イマジン~チリの息子と考えた』に完全にチリ人と化したノマドクライマーの息子に筆者である父親がこんこんと菜食を勧められるシーンがあった。今朝のBSのテレビでもヨーロッパの何処かのビーガン食しか出さない山小屋が紹介されていた。前者は思想的、宗教的、人道的見地からで、後者は健康的な見地から。極端にやるつもりはないが、自分もすこし取り入れても良いのでは思い始めた。確かに夜はほとんど食べなくても良い気がする。

 弟が送ってくれたHEATWAVEの3枚組を自分はCDと勘違いしていたらDVDだった。中の一枚を少し見た。これはこんな見方じゃなくて休日にでもじっくり見ようと思う。

 息子に鶏肉と卵で親子煮を作る。

 その後、バーンスタイン指揮・ベルリンフィルのマーラーの9番を聞く。ライバル、カラヤンのオケをバーンスタインが振って歴史的名演となった一枚。ジャンル問わず音楽には様々なドラマがあるものだ。

 22時半、就寝。

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淡々と日常に復帰

 朝、凄い雨の音で目が覚める。家の裏がトマトのビニールハウスなのでなおさらな音。ゴールデンウィーク明けの初日だがもし現場中止なら休もうと思った。9連休の人もいたし。だが天気予報では通勤時間中が一番雨が降っていてそれ以降は曇り→晴れと回復傾向との事。微妙な気持ちでとにかく出かける。結局、予報通りで現場は通常営業だった。ぎりぎりまで休む気満々だったが。

 皆で休み中何をしていたかなど話しながら仕事したら一日があっという間に過ぎた。K君が伊東の大室山に行った写真を見せてくれた。

 広島に行っている娘からLineに色々写真が送られてくる。呉の軍港か。確か映画『ドライブマイカー』のロケ地に行くとか言っていたが。

 帰宅すると郵便ポストに自動車税の請求書。そして休みで家にいた息子が部屋の電気が切れてその付け替えをしようとしたら旧来のものはもうなく、LDEライト仕様のものを買って来て傘ごと付け替えていた。昼間、友人と食事に行きあまり腹が減っていないというので自分だけまた蕎麦を作って食べた。

 食後、TVerで見逃していた『波よ聞いてくれ』の第3話を見る。21時から『風間公親~教場0』。また淡々とした日常が戻ってきた感じ。

 23時就寝。

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連休最終日、遊び疲れ。

 朝、曇っていて蒸し暑かった。少し小雨混じり。昨夜、帰宅が遅く、またその後も興奮で中々寝付けなかったのに習性なのかいつもの時間に起きる。一日家を空けていただけで色んなことが溜まっていてまずをそれをやる。故下村さんのアンソロジー本の編集をやっている方に頼まれた写真を送ってくれるよう弟に頼んでいたが来てなかっただろうかとポストを見ると不在票があってなんでもこの集合住宅の宅配ボックスに入れておいたとのこと。そんなものがあったのか。知らんかった。

 取ってきて開封すると当時の写真を貼ったアルバムで、それプラス、HEAT WAVEの3枚組ライブCDが入っていた。去年11月に弟が山形イヴェントを企画した際に自身で買ったが、本人はコロナに罹患してライブを見れなかったところ、後日、山口さんが送って来てくれて家に2セットあるのだとか。1セット、お前にやる、とのこと。ありがたい。ここ数日、クラシック漬けなので一発目のロッケンロールはこれに決まり。

 早速、編集者に連絡し会う日取りを決める。今日でも良かったが後日という事になった。

 大型連休最終日ということだが、昨日、丸の内界隈を歩き回ったせいで疲れたのか、家事その他をすませて少し横になったらぐっすり眠ってしまい起きたら午後の良い時間になっていた。そして午前中より雨が強くなっていて急に気温が下がって肌寒い。買い物に出かけ帰宅後、肉豆腐、みそ汁などを作る。

 その後、一昨日、昨日とスマホで撮った写真、動画などを見て過ごす。丸の内MY PLAZAアトリウムで見た梅村知世×吉武優によるベートヴェン:4手のためのピアノソナタニ長調Op.6、ベートヴェン:交響曲第7番」イ長調Op.92第1楽章、第4楽章(ウルリヒ編による4手ピアノ版)の動画をインスタ、フェイスブックにアップしたが、自身のみの設定にする。音楽の神様が降りてくる瞬間が映っているが。

 今日でゴールデンウィークも終わり。人によっては9連休。自分は月、火出勤だったので5連休だったが良い休日だった。遊んでくれた息子、娘に感謝。

 22時就寝。

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「ラ・フォル・ジュルネ2023」ファイナルの第9

 大型連休八日目。自分は四日目。

 娘の家で早朝に目が覚める。娘も今日から広島に行く予定なので早起きしAM6時頃出かけていく。

 知らない町を朝から散歩できる絶好の機会と思い小竹向原周辺をフラフラと散歩する。環七沿いのデニーズでベーコンエッグ定食を食べる。ドリンクバー付。娘の家の至近に図書館があるのでそこを覗いたりする。良い図書館。

 昨日までは日中は銀座か池袋で何か映画でも見て、夜9時からの第九の時にまた有楽町に行けば良い。。。と考えていたが、昨日のご老人の助言を思い出し考えを改める。どうせなら「ラ・フォル・ジュルネ」を徹底的に楽しむことにする。そんなことを考えていると早速スマホのSNSで「マスタークラス」のチケットがまだわずかに残っているという広告。急いでセブンイレブンにってチケット買う。500円也。朝から色々なクラスが続くが自分が買ったのは17時半からのクラス。

 その後、すぐ出かけようと思ったが、こんな早朝から起きてウロウロしていたら夜の第九の時に絶対に眠くなってしまうと思い直し、午前中は少し眠ることにする。13時まで眠る、眠る、眠る。それから娘の部屋を出て14時頃、有楽町に到着。以下、

 丸の内ブリックスクエアー一号館広場で「街角に音楽を公演」を見、

 MY PLAZAアトリウムで『ベルリンの風~ドイツに学んだ名手たち』梅村知世×吉武優によるベートヴェン:4手のためのピアノソナタニ長調Op.6、ベートヴェン:交響曲第7番」イ長調Op.92第1楽章、第4楽章(ウルリヒ編による4手ピアノ版)を見、

「マスタークラ講師・岡田侑一(Vl)※トリオアーノルドヴァイオリン奏者、受講生・山本志保(Vl)東京音楽大学4年、ベートーベン・バイオリンソナタ第9番イ長調Op.47番『クロイツェル』を見、


 講演『自由主義者ベートヴェン~第9に託されたメッセージ~』古山和夫(リコーダー奏者、古楽研究家)を聞き、

最後に、リオ・クオクマン指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の第九を聞いた。

 リオ・クオクマンはマカオ出身で香港フィルハーモニーの若き常任指揮者。4年ぶりのこのイヴェントという事もあって、聞きながらその4年の間に香港に、世界に(そして個人的には自分の身に)起きたことを思ったら第二楽章のあたりから目頭が熱くなってきた。鬼気迫る指揮と演奏。終了後はブラボーの叫びと万雷の拍手がいつまでも鳴りやまなかった。鳥肌がたった。今回のテーマがベートヴェンなのが良く分かった。


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 二日にわたって『ラ・フォル・ジュルネ』を、ベートヴェンを堪能した。疲れたがかつてない音楽体験であった。娘には自分がいない間、部屋を自由に使って良いと言われていたが、日野に帰り、帰宅は深夜0時過ぎ。興奮でなかなか眠れなかった。

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古寺巡礼と6番

 大型連休七日目。自分は三日目。

 恵比寿の東京写真美術館に『土門拳~古寺巡礼展』を見に行く。

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仕事では最近になってようやくフィルムでの撮影が無くなりデジカメだけで良いということになり、予算その他の面で安心したものの、個人的にはやはりフィルムで撮影された写真の質感には愛着がある。ましてやカラーポジともなれば安易に加工が効かないため撮影者の思いや熱意が如実に伝わってくる。

 展示室には行ってすぐ全てに圧倒された。特に先日、調布の深大寺で見た白鳳仏の写真が入ってすぐのところにあり、先日、蕎麦屋で見たあの写真は土門のこのシリーズからのものだったのかと知る。不覚。

 その後、恵比寿から娘との待ち合わせ場所の池袋に移動して、今日のメインイヴェント『ラ・フォル・ジュルネ』の会場、有楽町の国際フォーラムに行く。何処かで昼食を。。。と思ったが、結局、早めに会場に行って国際フォーラム内のファミマで何か買って会場周辺の何処かで食べようという事になった。だが、パン、おにぎりなど買っていざ何処か座ろうとするとどこも同じようにしている人でいっぱいだった。

 円卓の付いているベンチにいた年配の女性が二人立ち上がったのを見つけて急いで席に向かうと、ほぼ同時にリュックを背負ったご老人も着席。お互いに顔を見合わせる。「同席でもよろしいですか?」と声をかけると「どーぞ、どーぞ」と満面の笑みだった。聞くとこのイヴェント期間中、ずっといるつもりだという。手製のサンドイッチとワインを持った音楽愛に溢れた品のいいご老人であった。

 イヴェントは有料の公演の他にも、丸の内界隈各所で無料の演奏会、テーマに沿った講演などがあり、中でも「マスタークラス」といって、巨匠が若い演奏家に指導しているところを直接に見せる企画があって毎年それを楽しみにしているのだと言う。今日見たのは、ジャン・クロード・ベヌティエが東京芸術大学の学生に教えるクラスで、曲はベートーベン、ピアノソナタ第24番『テレーゼ』だったとか。巨匠は言葉少ななのに、通訳の女性がいっぱい喋って「本当はその女性が指導しているのでは?」と面白い話だった。娘ともどもこのイヴェントの楽しみ方を色々と教えてもらった。

 午後3時15分からベートベン交響曲第番『田園』を聞く。指揮・三橋敬子。東京交響楽団。素晴らしかった。

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夜は娘の部屋のある小竹向原に行って、ワインバー、焼き鳥屋と2件ハシゴ。その後は近くのスーパーで乾きものなど買って家呑み。娘は明日から三泊四日で広島に行くと言うので早めに寝る。いない間、部屋を自由に使って良いと合いカギを貰う。23時就寝。濃い一日だった。

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秩父に行った。

 大型連休六日目。自分は二日目。

 秩父に行った。息子が“人生観が変わる”とまでいうホルモン焼き屋があり一度食べさせたいというので一緒に出掛けたが、結果から言うとその店は空振り(盛況過ぎて夜の8時以降しか入れない)だった。

 息子は思い付きで連れてきてしまって、しかも渋滞に巻き込まれすまなそうにしていたが、自分は全然大丈夫。道中の車窓から見える巨大のピラミッドのような武甲山の威容(異様)を堪能した。

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しかも道の案内に「浦山ダム」と出てきたものだからダム男子な自分は大いに盛り上がり、他の観光地はそっちのけで行こう、行こうという事になる。ホルモン焼き屋に限らず、秩父駅周辺の蕎麦屋、名物のわらじ豚カツの店などもどれも満員で、ダムに行ってダムカレーを食べようという事になった。ダムに行く途中、猿注意、の交通標識がでてきて面白かった。

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で、結果から言うと、このダムカレーも食べられなかった。店は午後の2時までで着いたのは2時半頃。ただ息子も自分も実はあまり腹が減っていなくて自分は"ダムカード"をゲットできただけで満足。息子よ、変わった親父で良かったな。帰りの渋滞を恐れて、結局、食事は昼食、夕食を兼ねて戻ってきた福生で回転ずしを食べた。刺身の盛り合わせメインに寿司。ホルモン焼き、ダムカレーはまたの機会に。良い休日だった。

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NetFlixで『アメリカンユートピア』を見た

 大型連休五日目。自分には初日。天気快晴。

 朝、弟と電話で話していたら玄関の音がばたん、として娘が帰ってきた。電話が終ったら家の中の掃除機をかけて彼女の部屋をかたずけてやろうと思っていたところ。昨夜連絡があって午前中に帰るという事だったが、まだ朝の時間。思っていたよりずいぶん早く帰ってきた。

 娘が近所を散策、ウォーキングに出かけている間に買い物に行き、和え物、甘酢漬け、炊き込みご飯などなどを作る。それと昨夜作った煮物で昼食。いつも外食が多くなっている娘はおうちごはんに飢えていたようで喜んでくれた。良かった。

 午後は二人でユニクロやら無印良品やらGUやらに服、その他の買い物に行く。自分はユニクロでジーンズを一本買った。その後はドライブがてらに八王子城跡に行った。娘は昔一度だけ来たことがあるという事以外ほとんど記憶がないようで、今のように整備されてからは初めてのようだった。

 帰宅途中、買い物して夕方から夜はNetflixで宇多田ヒカルのライブ『Laghter in the dark』を見ながら酒盛り。見ている途中に息子も帰って来る。宇多田が終って色々検索していたらデイビッド・バーンの『アメリカン・ユートピア』が配信されているを知って早速に見る。

映画『アメリカン・ユートピア』公式サイト (americanutopia-jpn.com)

 これは立川の映画館で極音上映で見て非常に感動したものだが、その後、子供らに見ろ見ろと勧め過ぎて嫌がられていた一作(笑)。静かに脳の話(歌)から始まって、デイビッドの例の奇妙なダンスと相まって徐々に盛り上がっていき、最後に会場が熱狂の渦に巻き込まれていく様子に二人とも唖然とした様子。ユートピアはあなたの頭から始まる。そう言えば今日は憲法記念日。一緒に見れて良かった。

 久しぶりに三人そろった夜。妻も喜んでいるだろう。23時就寝。

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ねがい

 大型連休四日目。と言っても自分は今日も仕事。仕事なのに何故こういう風に書くかと言うと、休み気分で働いていると言う(働いているけど休みだと言う)心理的な演出をしているわけである。そのくらい現在、クライアントとも現場のメンバーとも気心が知れている状況である。恵まれている。

 と言ってだらだら遊び気分というのでもなく仕事はいたって真剣。現場南側を早く終わらせて場所を確保しないと江戸時代の地下室の残り半分を掘ってももう発生残土の置き場所がない。写真撮影、図面取り、土層説明、測量、掘削、メンバーそれぞれがもう20年のベテランで皆何でもできるので、状況に合わせ役割が自在に入れ替わり頼もしい。曲によって楽器が入れ替わるザ・バンドのようだ、と思った。

 昼休み、また大國魂神社に行く。昨日よりさらに祭りの準備が進んで徐々に気分が高まっていくのを肌で感じる。府中くらやみ祭り。朝の通勤時、それぞれの町内の神輿を準備している風景にいくつか遭遇した。嵐の前の静けさ。

 夕方は明日からの5連休に向けて現場養生の状況を見たいから早めにしまってくれと役所から指示がありそうする。見てもらい問題なし。明日からが自分ら的には本当の連休。皆、良い休日を。

 夜、スーパーでまたブリの粗煮が安く売ってたので夕食はそれと茄子の味噌汁。自分が食べ終わる頃に息子が帰って来る。

 火曜日なので写経。終わってスマホを見ると都心住まいの娘が明日から休みだが、明日の3日はなんの予定も無いので、そちらに帰っても良いか?と予定を聞かれる。かもーん、と返事する。

 息子は明日は半日仕事の予定が変わって丸一日仕事になったとか。彼の弁当用に煮物を作る。明日の朝、味がしみて美味いだろう。

 YouTubeの案内で唐突に南こうせつの2nd『ねがい』が出てきてしばし聞く。ため息が出るような名盤。特に表題曲『ねがい』はゴスペルライクな曲調と岡本おさみの詩があいまった超名曲。"なりたい、いつかなってみたい 日当たりの良いアパートで そこから愛の暮らしを始める女に"。あすからの連休は“遠く”に行く予定はないが、中から終盤は娘の計らいで都心下町の彼女のアパートで過ごす予定。知らない町を散策しながら数日暮らすのはなんだか今からこの歌の気分である。楽しみ。

https://youtu.be/fJPn5QjHXa0

0時就寝。

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今日から五月


何が
春に終わりを告げたのかは
誰も知らない

ただ 初夏の風が
手紙のように届けられ
     
僕らは また
街路樹の緑を読む

嗤う花 
その蜜を探り当てる蜂の羽音

白いシャツを着た休みの国の
誰もが美しい詩句になる街角で

見ろ 泡立つビールの向こう
郵便配達夫に成り済ました天使が
     
蕎麦屋の暖簾を
ハイタッチしていくぞ

濃い影が
全世界を
足下で支えているという真昼の幻想
           

「メキシコ湾流と偏西風の影響で
緯度ほどに寒くはないの」と
彼女は言った
     
to エレノア
君は
妖精と
ティン・ホイッスルの国から来た
緑のエアメール

揺れる
五月の詩

(五月の詩 to EL)

 

 今日から五月。大型連休の三日目、と言う人もあろうかと思うが自分は仕事。その方がメリハリが合って良い。あまり長い休みは今の自分には精神的に良くない。

 この1日、2日を休みにして九日間も大型連休にする人はどのくらいいるのか。巷は普段より閑散としていて静であった。仕事の昼休み大國魂神社にいくと祭りの準備で開店前の屋台がずらっと並んでいて壮観だった。前時代的におどろおどろしいお化け屋敷の看板が人目を引いていた。

 夏日で休憩時間にまたガリガリくん。この寒暖差どうにかならんものかと思う。これで朝夕はまだ冷えるのだから。

 夜は鳥釜飯の炊き込みご飯とパーラツァイと豚の薄切りロースステーキとへんな組み合わせ。先日、みょうがの甘酢漬けをした真ピンクの汁がタッパーに多く残っていて、舐めるとみょうがの風味に甘さもまだあり中々に美味。捨てるのはもったいないので塩をふって水気を絞った白菜とスライスしたキュウリを入れごま油を大さじふりかけた。美味しい。

 本を読むにも、テレビを見るにも中途半端な気分でどれにも集中しない。そう言いながら以前読んだ本を色々拾い読みしているうちに寝落ちした。息子が帰宅した音で目覚め、入浴し、ちゃんと?寝る。23時ごろ。

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