下村さんの本
朝、スマホを見ると下村さんの本を作っている編集者の方から連絡が来ているのに気が付く。本が出来て明日発売だが一冊送りたいので住所を教えて欲しいとのこと。早速に送る。
フェイスブックに写真で記事の一部がアップされており、それを拡大して拾い読むだけで良い本なのが分かる。下村さんと言う人を通して80s~90sの音楽状況を考えるという本のコンセプトは成功していると思った。何よりもまとめて下村さんの文章を読むことが出来るのは嬉しい。それはまたあのエネルギーに触れることが出来るという事だ。
Amazon.co.jp: 音楽(ビート)ライター下村誠アンソロジー 永遠の無垢 : 大泉洋子, 大泉洋子: 本
音楽を聴く環境はあの頃と今とでは大きく変わってて、今は何でも検索して動画を見たり、SNSですぐ繋がったりできるが、便利なようでそれは劣化なのかも、と思った。ミュージシャンとリスナーと雑誌文化。シーンを育てようと熱い心をもったライターたちの記事でぼくらは憧れを育てたり、想像力を働かせたりすることが出来た。言わば下村さんはその間に立っていた人(自在にどちらの側へも行き来したが)。
自分の昔書いた文章も載ってる。編者の方曰く、原稿を頼んだ人の多くは下村さんが亡くなったことを前提に書ているのでどこか追悼文的なのだが、自分が書いたのは生前のものなので貴重だとか。本人を前にしてこっぱずかしい思いをした文章だが(笑)。本が届くのが待ち遠しい。
会社に行くと来週7日にから現場が始まるのが決まっていた。来週の月曜日から。お盆休み明けからで良かったのになあ、と思う。また先週金曜日助っ人で行った現場で、今度はコロナに感染して主要メンバーが一人休みになって、また行くことになる。明日と明後日。
なので早く寝る。22時。冷房は付けたまま。
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