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ビートリッツ

 今日も暑かった。

 朝食は、ごはん、みそ汁(ねぎ、インスタント)、ぬか漬け(にんじん、キュウリ、なす)、納豆、玉子。毎朝BSで7:15からの『あまちゃん』の再放送後に現在の朝ドラを見ているが、この流れだとつまらなさが際立つ。まあ、時計代わりなので。

 通勤途中、コンビニで弁当を買う。今朝は作らなかったので。昼に暑い中、買いに行ったり食べにいったりが億劫なので。のり弁と野菜ジュース。こんなでまた現場が始まったら思いやられる。

 仕事の休憩時間、昔読んだ檀一雄のエッセイに、檀がニューヨークに行った際、向こうの編集者に「今、バーなんかに行くと"ビートリッツ"とかいうヘンな輩がいてたむろしているが、相手にしないように」と言われたという件があって、それが何に出ていたか調べるが分からなかった。

 "ビートリッツ"とはもちろん"ビートニック"のこと。自分のタイプミスではなく本当にそう書かれていた。そう言われたが、好奇心旺盛な檀は早速に飲みに出かけ、"ビートリッツ"とやらに会い意気投合し、その感想は"皆、太宰のようなやつらだった"というもの。読まず嫌いにしていた太宰を自分が読むきっかけになった文章だ。家にあるいくつかの本をあたったが、そのエピソードがどうしても探せない。図書館から借りてきて読んだものにあったのだろうか?誰か知ってたら教えてください。

 で、そんなことを調べるのにネットサーフィンしていたら、こんなものを見つけた。『文豪春秋』。今は文豪と呼ばれ教科書になんか載っている連中がどんなに破天荒な人達だったかのようなエピソード漫画。水木しげるかと思った。絵がそっくり。まさかと思う向きもあろうがネットで漫画を読むのは自分これが初めての経験。

文豪春秋 | ダ・ヴィンチWeb (ddnavi.com)

 まあ、実際、知り合いにいたら大変な連中だと思うが、今より風通しが良い世間だったような気がする。

 うえのようなきっかけで太宰を読むようになって、吉田拓郎の『今日までそして明日から』が太宰の『帰去来』が元ネタだという説があることも以前知った。日本のビートリッツ(笑)から和製ディランの流れか。久しぶりに聞くと良い歌。映画『旅の重さ』より。

https://youtu.be/JjbRet-3MXA

 夜、またまた冷やしうどん。

  なんだか起きてるのも面倒くさくて、21時就寝。早起きし過ぎちゃうんだ。これが。

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