« 永田町の帰り日野で飲む | トップページ | のんづくしの一日 »

ドラマ『離婚しようよ』見まくり

  今日から7月。朝、秋川まで息子を送っていく。なんだかとにかく若葉マーク付きのパッソ君を運転したくて。その後、松屋で朝定食。

 山形へ行っていた間に溜まっていた新聞に残らず目を通す。スクラップしたいもの、そうでないものを考えながら読んでいるうちに眠ってしまい、気が付くと12時半。午前中のほとんどを爆睡していた。

 午後、亡妻が働いていた無添加チキンハムの店に行った。五月にいわきの墓前まで来てくれた妻の友人家族へお中元を贈るために。五月のその時は遠くまで訪ねて来てくれたというのにこちらの方が過分な頂きものを頂き、また招いたつもりがご馳走にまでなってしまった。ハム、サラミ、かば焼きなどをひとまとめにしたセットを送る。それとは別に店の息子さんからまた試作品の明太サラミなどを頂いた。ありがたい。

 その後、食材など買い出しに業務スーパーへ行く。朝、息子と話してこれから夏の間はなるべく作り置きなどして生ごみがあまり出ないように、また鍋などに作ったものが余らないようにしようということにした。夏の作り置きと考えると真っ先に思い浮かんだのは、ぬか漬け。なのでぬかその他も買って準備する。

昨日、Netflixのドラマ『離婚しようよ』について宮藤官九郎の新作と書いたが正確には宮藤官九郎と大石静の共作。テーマは選挙。ネット陰謀論的に本当は不正選挙が行われているとか無力感が広がることを言う一方で、投票率が低いからもっと選挙に行け、と若い人に言ったって、そりゃ行かんでしょ、と常々思っていた。

 このドラマは選挙と言うものに秘められた泥臭い人間ドラマを遺憾なく見せ、笑わせ、泣かせて一級のエンターテイメントに仕上がっている。全9話を今日一日で一気に見てしまった。面白かった。勝ち負けという事だけを考えたら選挙なんて確かに多数決なのだけど、それ以上にその期間中は投票者の側も政治をする時間なのだという事をあらためて考えた。

https://youtu.be/s_yeekhhEwI

 名作『あまちゃん』でクドカンがしたことは3.11以降の東北の人に(日本人に)海を取り戻したという事に尽きる。最終回、再度走るお座敷列車の窓から出演者皆が凪ぐ海を見るシーンが秀逸だった。この『離婚しようよ』ではそれが選挙=政治。こういうのを見て面白いと思えたらもっと選挙に行く人が増えるのではないかと思った。

 夜、自分はまたざるうどん。息子には親子煮とインゲンとジャガイモのスープ。弁当のおかずになるものを何か買っておいてと頼まれたのに忘れたので、それ用に豚の生姜焼きも作った。

 一日中蒸し暑くてずっと冷房を付けていたが、夜半に強い雨が降った途端、急に涼しくなったので窓を開けた。ぬか漬けを漬ける。キュウリと茄子。

 23時半、就寝。

|

« 永田町の帰り日野で飲む | トップページ | のんづくしの一日 »

日記 Re License (2023.6.20~)」カテゴリの記事