夢読み?
毎日、とんでもなく暑いのだが朝夕涼しいのは助かる。しっかり眠れて目覚めが気持ち良い。昨日も窓を開けて寝た。そして起きるのが辛くて、段々と暑くなってきて起き出すのは昨日と同じ。
朝食は ごはん、ぬか漬け(きゅうり)、納豆、みそ汁(わかめ、インスタント)、玉子。冷凍の唐揚げをチンして弁当を作る。
仕事に行こうと駐車場まで歩いていると、駐車場の出口付近の中央分離帯に軽の車が突っ込んでいて警察と運転者らしき女性が話していた。時速30㎞の道路。こんなところで何故?と思う。
会社に着いてすぐ、会社の駐車場の一番目立つところに見知らぬ職人風の人が軽トラックを止めて堂々としているので、声をかけると外壁の塗装を頼まれ、足場を組むのでその下見に来たという。そんな話になっているとは知らなかった。
どんな色に塗るのだろうか。面接に来る人にアクセスを説明しても外観が地味過ぎて素通りされてしまうような会社=建物。なのでどうせならピンクとかに塗ってしまえば良いのにと思う。それで「バイク屋の角を曲がって真っすぐ行くと大きなピンクの建物があるので。」とか言えればいいのにと思った。そうなれば自分はザ・バンドのメンバーの気分で仕事ができるのにとか(笑)。(ザ・バンドの1stアルバムは『Music from the Big Pink』)。
仕事は原稿。縄文時代や古代や中・近世の人間の痕跡を図面や写真でジーっと見て、何事かを感じ、考え、調べて原稿に書く。村上春樹の小説『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』に出てくる"夢読み"のような仕事だなと思う。
あの小説に、夢読みが窓の外を見ていたら数人の男たちがやってきて、皆で一生懸命にドカドカと穴を掘って、一日の終わりにはそれを埋めて帰っていくというシーンが確かあった。夢読みが何故そんなことをするのか?と男たちに問うと彼らは困った風に「何故って、そうすることになってるから」みたいなことを言って去っていく。このシーンについても、発掘の現場って知らない人から見ればこんな風に見えているのだろうな、と前から思っていた。生産的なことは何もなく、シュールで、平和。
帰宅時、スーパーに寄り、キュウリとぬかを買う。ぬかは毎日取り出して野菜を洗うと微量でも量が少なくなってくる。そして水っぽくなってくるので追加用。
夕食はまたサラダうどん。昨日、急ごしらえでパッと作ったら案外美味しくて、今日は「ちゃんと」作る。レタス、キュウリ、トマト、カニかまぼこ、チャーシュー(自家製)等を添えて、麺にいりごまを振り、そばつゆ(生姜、ニンニクペースト少量入り)をぶっかけて食べる。美味なり美味なり。天かすが欲しいところ。食べ終わるとすぐ息子も帰ってきて同じものを作ってやる。
その後、火曜日なので写経。
買ってきたぬかを甕に足して、キュウリ、人参を追加する。昨日から茄子が漬かったまま。夜の内、常温に戻すべく冷蔵庫から出したままにする。
入浴し、23時半、就寝。
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