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8月6日 朗読を聞く。

 今日は8月6日。広島平和記念式典の中継を見る前に、以前、YouTubeで見つけた友部さんが8月6日のことを書いた『8時15分』という詩を朗読する動画をフェイスブックにアップした。そして中継を見て8時15分に黙祷す。

 朝食を食べ、洗濯をなどするちに、今日は早起きし過ぎてしまったせいでまた眠くなってしまう。それでまた寝た。起きると10時半頃。昼食後、買い物に行き、その後、またPCをダラダラ見ていると今度は豊田勇造の『ジェフ・ベッグが来なかった雨の丸山音楽堂』を見つける。これも1975年の8月6日の事を読んだ詩だ。原爆とは関係が無いが。こちらは朗読ではなくトーキングブルース。これもフェイスブックに一度アップしたが、止める。

 夕方、高田馬場で娘と待ち合わせして詩人・大島健夫さんの朗読ライブを見に行く。

大島健夫公式チャンネル - YouTube

朝から朗読やトーキングブルースを見ていたのはこのせいもある。大島さんは10年前ある朗読のイヴェントで共演し、先月、銀座の若松さん主催のイヴェントを見に行って再会した。大島さんはその後、2016年にポエトリースラムジャパンで優勝し、今は世界各地の詩のイヴェントに出演、活躍している方。YouTube動画で見せたら娘もドはまりしそれで二人で来た、と大島さんに言うと驚いていた。

 朗読は短編小説のように長いものから短いもの、笑えるものから泣けるものまで、朗読というと普通、音楽とコラボレーションしたりが無いと途中で飽きてしまいそうなものだが、全くの朗読だけの2時間があっという間だった。良い時間だった。また見たいと思った。

 詩はどれもが感動的だったが↓はその中の一つ『1998年の千葉ロッテマリーンズ』と言う詩。大島さんは千葉出身で、あの負け続けの悪夢のような年を読んだ、弱小チームを応援し続ける人々の気持を読んだ傑作。その後、2005年にロッテは日本一になるが、それまで日本シリーズの頃まで野球が行われることがなかったので誰もあのマリーンズスタジアムに霧が出ることを知らなかったのだ、と読後、大島さんと笑う。

 
 朗読を見終わって娘と食事し(サンマの塩焼き定食)別れ、帰宅は22時半。入浴し、速攻、就寝。

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