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Shinoの『Rivers Story』

 朝起きて早速に洗濯機を回す。この災害的な暑さの中に唯一ポジティブな面を見つけようとするならば、それは洗濯物がすぐ乾くことだろう。瞬殺。

 冷蔵庫を見ると何やら中華料理のテイクアウト品が三品ある。昨夜遅く帰ってきた息子に聞くと、会社の人たちと食事に行って、中に食べきれないと分かっているのに一杯料理を注文する人がいて、案の定、残った品々をもったいないから貰ってきたとの事。一緒にいて恥ずかしかった。。。。と息子が不愉快そうに話すので、その人は仕事もプライベートもつまらなくて(閉塞感の中にいて)、きっとそういう風にしか祝祭感を演出できないのだよ、とかなんとか諭す。いいじゃん、おかげで家で美味いものが喰えるんだから。

 と言いつつ、自分は朝食に昨日の残りのブリの粗煮を食べた。それとごはんとサラダとみそ汁。みそ汁は夏の間、作って残して悪くしてしまうのが嫌なのでインスタントにしようと決めたのだが、それを切らしてしまい久しぶりにちゃんんと作る。具はキャベツ。やはりちゃんと作った方が美味しい。

 家の近くのレンタルビデオ屋がいよいよ閉店になり、DVD、ブルーレイ、CDなどがすべて安売りになると聞いて二人でのぞきに行く。VHSがDVDに変わる頃、VHSにはあったのにDVD化されない作品というのが多々あって、それと同様にDVDにはあるのにサブスクに上げられない作品というのも今後あるかもしれないなどと思って行ったのだが、思った以上に高くて止めた。息子は韓流ドラマの『善徳女王』が全巻6000円くらいで売っていて迷っていたが、これも止める。それはしょっちゅう何処かでやっているし、サブスクで見れる。

 帰宅して例の中華料理で昼食。食べながら最終回だけ見ずにいたドラマ『The Days』を見た。吉田所長役の役所広司が素晴らしかった。あの時、一歩何かが違っていたら東北と関東のほとんどに人が住めなくなって、日本は北海道と関西以西に分断されるところだった。そして事故はまだ収束していないということを強調したラストだった。その通り。

 午後から仕事と息子は出かけて行って、午後はまた『下村誠アンソロジー 永遠の無垢』を読んだ。浜田省吾&ヒューズのベースだった江澤宏明氏と佐野元春&ハートランドのキーボードだった西本明氏が今二人でデュオ"Shino"を結成し、下村さんの歌の数曲(『River's Story』『ウルダジンナ・グッドナイト 』『海への風』)をカヴァー、CD化しているのを知る。ネットで調べるとカヴァーどころか『River's Story』は2枚目のCDの表題作にもなっている。

Discography - shinomusic ページ! (jimdofree.com)

 本の最後は図らずも自分が昔書いた文章なのだが、そこで28年前の自分は下村さんにライブ音源でしか残されていない『River's Story』をスタジオ録音で正式にリリースしてくれと頼んでいた。下村さんに自身のよるセルフカヴァーは実現しなかったが、知らぬ間にこんな風に形になっていて嬉しい。自分はこれをHeat Waveの山口洋氏に、『海への風』をミーワムーラにカヴァーしてもらえればと勝手に夢想していたが、それもいつか実現しないだろうか。

 夜、録画したまま未見だった映画『シングストリート~未来へのうた』(2015年アイルランド・英 ジョン・カーニー監督)を見た。

 23時半、就寝。

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