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釜の蓋が開く、ということば。

 朝、朝食は昨夜の残りのトマトスープとごはん。

 今日は長崎原爆の日。台風6号の影響で今年の平和祈念式典は規模を縮小して室内とか。

 天気予報では大気の状態が不安定とのこと。先日から始まった現場も初日は降ったり止んだりだったので「あんな感じか」と思って出かけたが、その"降ったり"の時の降りがハンパなく、結論からいうと現場中止。止んでいる時を見ると、できるのになあ、と思ってしまうが、降ってる時を見ると、こりゃ、ダメだ、と思う。あきらめて会社に戻り原稿の仕事その他をする。

 そろそろお盆の準備を考える。恥ずかしながら"釜の蓋が開く"という言葉をこの年になって初めて知った。毎年8月1日のことをそう言う地方があるそうで、それは地獄の釜の蓋が開くことらしい。地獄というとコワイ印象だが地獄=あの世で、つまりは死者の霊が動き始めるという意味だろう。だから8月に入ってしまえばもうそういう期間だということ。この日記を見ると東京は1日に物凄い雷雨だった。あれが合図?だったか。一般的にはお盆期間中の事をそう言うそうで、ネット等では準備は7日あたりから、とある。今日は9日。

 帰宅してビール。暑い外での作業で汗みどろになって、その後にと思って冷やしておいたが、そうでなくなっても飲む。案の定、声が出るほどには美味くない。

 供え物にと思い大量にトウモロコシを茹でる。鎌倉の友人から頂いた桃は供え物がてらに自分らでも食べ(娘にもやり)、今日でなくなった。送られてきた時は固目で、それから段々と熟して行ったが、いろんな段階の桃を楽しめた。ありがたかった。

 NetFlixで『御手洗家、炎上す』を見始める。永野芽衣VS鈴木京香。まだ第1回。面白くなりそう。

 22時半。就寝。クーラーは止め、窓を開ける。

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