8月8日
今日は八月八日で父の命日。一昨日、詩の朗読を聞きに行った時、読まれた詩の中に野球ネタの詩が二つあって、客席にも野球の詩だけで詩集を作ったと言う女性がいたものだから、そこで父の話をしたばかり。父は昔、社会人野球の選手だったと。
八月八日でもう一つ思い出すのは1988年の八月八日。大学四年の時、友人たちと長野県の富士パノラマスキー場で行われた日本のウッドストック、『いのちの祭り88』、通称88(はちはち)に行ったこと。イヴェントは10日間続いたので、7月の下旬からそこにいて八月八日はファイナル的なステージだった。雨でPAが使えない中、喜納昌吉が叫び続け雨が止んだ。思えば1988年のあの頃は奇妙な日々だった。
朝食(アトミック・カフェで): ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)
そしてもう一つは写真家で文筆家の星野道夫も命日だということ。
数年前、彼の著作『旅をする木』を読んでいたく感動し、その後、銀座で開催されていた写真展を見に行った時、年表に没した日が記されていて、あ、父と同じだ、と思って覚えていた。今年の春ごろだったが、道夫が最後に使っていたカメラが見つかり、そこに未現像のフィルムが残されていてそれを現像するというドキュメンタリーを見たが、ラストカットはアラスカの大地だった。番組は道夫が文字通り命を懸けて撮ったアラスカの大地が今、温暖化で消えつつあることを訴えていた。
『旅をする木』~春のナヌーク: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)
今日も一日中、災害的な暑さの中での作業だった。アラスカの熊たちも辛いだろう。帰宅して、ソーメン。火曜日なので写経。ムーンライダースの白井良明が星野道夫に捧げた曲を聞いて、ブルータスのバックナンバー、星野道夫特集号を読んで寝た。
22時半、就寝。
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