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一日ゴロゴロする。

 今日で九月も終わり。

 ここのところ毎日同じような事を書いているが急に涼しくなったこともあり、酷暑の疲れが出たのか一日中眠い。

 朝起きてすぐ検査があり病院に行く。昨日ちょっとした異変?があったから見てもらったのだが今のところ以上はなさそう。先日、右わきに出来た腫瘍を取ったりと病院にばかり行っているが医者代も馬鹿にならない。年をとるとこういう事が増えるのか。

 帰宅してすぐ、J.comがモデムの付け替えの工事に来た。こういう事は全く音痴で良く分からないのだがこれから少しPCの動作が早くなると言っていた。ふーん。

 後は読書して寝ていた。夕食をつくるのも何だか面倒に感じ、息子には何処かに食べに行こうと話したが、やはり気を取り直し作る。白菜の甘酢漬け(パーラーツァイ)と豚汁。それと山芋をすってトロロ。

 夜、サンドと芦田愛菜の『天才テレビちゃん』、其の後、池上彰の番組で日本が世界より優れているところ劣っているところを検証するような番組を見た。世界から驚かれる程劣っているのは災害時の避難者の保護にまつわるもろもろ。問題形式になっていたが回答者の芸能人たちは体育館にゴザのような写真を見せられても誰も何も気づかなかった。こういう時はそんなのが普通だと皆思っているのだろう。

 読書して寝る。就寝 23時。

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中秋の名月

 大分涼しくなったと思うが湿度が高いのか、あまり涼を感じない。ただ予想通り夏の疲れが出ているのか、あちこちボロボロ。以前、やった足底腱膜炎というやつがぶり返しているのか歩く時足の裏が痛い。その他、もろもろ。

 現場は昨日の引き続きで重機掘削の手元と設営。発生残土を場内に置かなくてはならないというので車の留める場所がなくて、近くのコインパーキングに停めなければならないのにどこも満車。探すのに難義する。このままだと2か月間づっとこんな調子になってしまうと重機のオペに言うと残土の置き方を工夫して1台分だけ停めれるスペースを作ってくれた。ありがたい。

 今日は中秋の名月(十五夜)とか。雲が多くてどうかと思ったが、その切れ目から拝むことが出来た。一頃は望遠の効くコンデジで撮影したものだが、最近は見るだけ。撮れて「スゲェ―だろー」と見せる相手がいなくなったのがやはり大きいな。

 夕食は温かいうどん。づっと蕎麦もうどんもソーメンも冷たいものを食べていたが、今日は白菜、豚肉、ネギ、人参を入れて肉うどん。こうやって少しづつ季節が変わって行くのか。

月見はしないが先日娘の友達から頂いた和菓子セットの和菓子を濃い目のお茶で頂く。

 昨夜途中にしていた映画『Mr Booギャンブル大将』の続きを見始めるがあまり面白くないので止める。

 明日病院で検査があるので早めに寝る。22時半、就寝。

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今日から新現場

 涼しくなったと思ったら、暑さがぶり返した一日。 今日から新現場。隣が「大阪王将」で道路の対面が「カレーCOCO壱番」というところ。餃子とカレー。どちらも一度と言わず食べに行くことになりそう。

 どんな仕事も人によってやり方は色々あると思うのだが、自分の仕事には大きく二つあって、段取りと工程をきっちりと決めて着実に進めていくいわばクラシックの指揮者タイプと、その場その場で決めて状況に併せて色んなことが決まって行くジャズプレイヤータイプの二つ。

 今回の担当は後者で、良く言えば臨機応変だが、悪く言えば何も考えていずテキトー。まあ、掘って見なければ何が出てくるか分からない世界なので分からないでもないが、それにして。。。。という一日。掘った結果は想定外だったが、こうなるだろうことは想定内だった。分かるかな。

 昼、松屋の牛丼。小鉢でたまご付き。これで十分。

 帰宅してシャワーを浴びて、冷蔵庫にある残り物で夕食。なんか最近こんな感じが増えて来た。先に自分は簡単な食事をしてそれから息子用に料理するというパターン。

 テレビの録画データを見たら、映画『Mr Boo』シリーズが全部録画してある。シネマチャンネルが入るのでその放送予定を見て、面白そうなのがあるとかまわずなんでも予約録画にしておくが、これもそんな風にしたのだろう。全四作あって、何作目にあたるのか分からないが『Mr Booギャンブル大将』を前半1時間だけ見た。だが面白いが途中で睡魔に襲われ後半は後日見ることにする。昼間、バタバタし過ぎたか。

 今夜は熱帯夜とか。久しぶりにクーラーを点けて寝る。 

 22時、就寝。

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『命の詩(うた)』

 今日は亡妻の誕生日。ネットを見ると亡くなった人の誕生日を祝うのはいけないという話もあるらしいが、意見は半々。結局、好きなようにやればいいという事ではないか。

 彼女が生まれた1965年の今日と言う日が無ければあれらの愛しい日々は無かったわけだし、息子にも娘にも会えなかったわけだから、自分にとって祝うべき日であることに間違いない。

 昨日、夕食の料理中、Apple Musicでどうしても良いと思えない佐野元春の最新アルバムの何度目かのトライをしていたのだが、やはり最後まで聞きとおせなかった。佐野さんは今、本当は歌いたいことが無いのではないか?それで、先日、BSでパリ、オランピア劇場での辻仁成のライブを見たばかりだったので最近はどんな感じでやっているのかとあらためて聞いて見るとこれが良かった。文学者だけあってさすがに詩(ことば)がちゃんとしていた。

 特に『命の詩(うた)』と言う楽曲。一聴して感動し痺れたようになる。それから立て続けに20回くらいは聞いただろうか。朝の、世界が太陽の光を浴びる瞬間の命のざわめきといずれ来る死と再生の、その循環が嬉々として歌われていて、明日の朝、起きたら真っ先にこれをFacebookにアップしよと決めて実際にそうした。妻は名前がMorninng Childなので誕生日を祝う日の朝にピッタリだと思った。ギンズバーグの詩には「何々のスートラ」という題が冠されたものが多くあるがスートラとはお経のこと。これは辻流のスートラだと思う。辻はリアル・ビートニクス。

仕事は明日から始まる現場の準備。途中、昨日、渡しそびれたものがあってまた府中に行く。

 夜、不二家に行き、ケーキを買う。帰宅して箱を開けると入れてくれと頼んだはずのロウソクがない。気付いてすぐは憤慨するも、よく考えたら亡き人のバースデイケーキに一体何本ロウソクを立てれば良いというのだろう。気を取り直して供える。

 今、息子が帰ってきた。もう少ししたら供えたケーキを半分ずつ食べよう。現在、21時。

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マントラを唱える

 朝、昨夜、息子が作ったきんぴらごぼうとキュウリのぬか漬け、ボイルしたシャウエッセン・ソーセージで簡単な弁当を作った。朝食もそんな感じ。

 先週の金曜日、生ごみを出す日に息子と家中の屑籠やら台所ごみやらをひとまとめにして出勤時に出そうと玄関に置いていたら、そのまま忘れてしまうというテイタラクだった。今日、火曜日も生ごみの日。息子が出してくれたのに出がけにふと、また忘れているんじゃないかと戻ったりした。もちろん、大丈夫。いよいよボケが始まったか。

 仕事は昨日、取れずにいた夏休を使って休んだので、その間、パート、アルバイトのスタッフが進めてくれていたもののチェックから。その後、いつものデータの整理作業。月初までやっていた自分の現場の請求書が出来たと事務に渡されたので、未納のままにしていた写真一式と一緒に府中に持って行った。

 夕方、「一日、眠かった」とある人に言うと「現場の人なのよ。体を動かしているのが常態で、動いていないと脳みそが、ああ、この人は今休んでいるんだと思って眠ろうとしちゃうんじゃない?」と言われる。言っていることは分かる。多分、合ってると思う。

 帰宅して、パスタを茹でインスタントのツナソースで食べる。その後、火曜日なので写経。また最近、般若心経とは別に光明真言もそらで唱えられるように練習?し始めた。いわゆるマントラというやつ。

 "おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら、まに はんどま じんばら はらばりたや うん"。段々ケルアックの『ダルマバムズ』のようにな心境になってきたのか。

 写経を終え、息子用にチキンのトマト煮を作る。ネット上で激賞されている佐野元春の『今、何処』がどうしても良いと思えなくて、料理しながら聞いたがやはりダメだった。

 現在、22時30分。風呂入って寝よう。

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一日、ボーっとする。

 昨夜、山形からの帰宅が遅く、また帰宅してもぐずぐずとすぐには寝なかったのでいつもより遅い就寝だった。こんな場合でもいつもと同じ時間に目が覚めるのが通例のことなので、どうせまた5時とか5時半とかに目覚めるのだろうと思っていたら起床は8時過ぎ。それまで目覚めなかった。こんなことは久しぶりの事。昨日、余程、疲れていたのだろう。

 起きても昨日のライブの余韻がたっぷり残っていて呆然とした状態。取りあえず冷蔵庫にあるおはぎを食べた。

昨日の動画配信した会社は弟の教え子の二十歳の青年が社長を務める超若いメンバーだったので、どんなになっているかとYouTube動画を見たら"ちゃんと"していて良かった(大変失礼)。ライブは限定公開だがまだ見れるよう。↓

【LIVE】山口洋 アコースティックライブ MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵) - YouTube

昨日、搬入と設営を手伝いに行った時、朝イチで可愛い軽の中継車を見て、自分はもう古い人間なのだと分からせられることが嬉しいという奇妙な経験をした。MCで山口さんんも弟の教え子だったと言う社長に「大社長になるんじゃないか」と言っていたが、お世辞やリップサービスじゃないと思う。

 その山口さんだが、弟との電話によると一昨日ツーリストとボランティアが中途にしてしまった農作業を今日の早朝に完遂して行ったとの事。脱帽。

 お盆に休まなかったので、今日は夏休を使って仕事は休み。彼岸なのに今回は墓参りに行かなかったので仏壇周りを掃除して、昨日、貰ってきたシャインマスカットを供えたりした。

 昨日の帰りの車の中で珍しく息子が、ライブで山口さんがピアノで弾き語りしたした英語の歌はロビー・ウィリアムスの「She's one」だと教えてくれた。

【歌詞和訳】She's The One - Robbie Williams |シーズ・ザ・ワン(それは彼女だよ) - ロビー・ウィリアムズ - エイカシ | 洋楽歌詞の和訳、英語の意味、読み方 (red-goose.com)

HeatWaveの名曲『Carry on』とメドレーで歌われた歌だけど、息子によるとロビー・ウィリアムスはイギリスのテイクザットとか言うアイドルグループのメンバーで、彼がソロの時歌っていた歌だとか。全く知らんかった。山口さんのピアノは超絶技巧のギターと違ってコードだけを押さえて朴訥としたニールヤングのようなプレーで自分は好き。それにしても山口ソングにはパートナーを失った人の心情をリアルに綴ったものが多い(ような気がする。それとも勝手にそう聞こえているだけなのか)。個人的にはこの「She's one」~『Carry on』の流れが昨日のハイライトだった。まあ、全部がハイライトだったけど。

 夕方、病院に痛風の薬を貰いに行き、帰宅して夕食はまたソーメン。パスタ、蕎麦、ソーメンとあったが今年はこれで終わりにしようと息子と話し、そうすることにした。

 一日、家を空けたのでその分の家事をいくつかする。

 現在、23時17分。もう寝よう。

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山口洋 アコースティックライブ MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽を見た。

 朝、5時起床。昨夜遅くまで騒いでいたので寝坊するかと思ったが、いつも通りの目覚め。義妹の美味しい朝食を頂く。義妹はいわきから長井に避難してくる前はいわきで人気のあるレストランをやっていた人なのでさりげなく作ってくれるものでもお洒落で美味しい。自作の味噌でみそ汁を作ったが味噌づくりが上手くいかなくて。。。。のような話だったが、どうして凄く美味しい味噌汁だった。

 9時に本日の山口洋ライブの資材搬入を手伝うべく会場の白鷹町あゆーむに行く。行くと、本日の動画配信を行う会社のスタッフが来ていて、なんだか屋根に受信システム?のようなものを乗せた車の前で皆であれこれやっている。いわゆる中継車というやつ。聞くと衛星の位置を確認しているのだとか。社長が二十歳でスタッフが皆十代!という若い(超若い)会社。社長は弟の塾の教え子で元問題児だったとか。いい人材が育っているなあ。

 搬入、設営を手伝った後に弁当の調達。リハーサルが一段落ついた時点で山口さん、PAの佐藤さん、動画配信グループ、案内、物販販売係みなで食事。自分と弟でスーパーで買ってきた弁当だが、食べながら山口さんが米の美味さに驚く。「スーパーの弁当で米がこんなに美味いんじゃ、店入らなくても良いよね」との談。御意。皆に悪いが、実は自分だけ弁当とは別にそのスーパーのおはぎも買ったのだがそれも超絶美味しかった。へへ、お彼岸なのでね。

 ライブは2時開場、2時半スタートで、自分、娘、娘の友人のAちゃんがチケットのもぎりとパンフレット渡し。息子が物販販売。来る客来る客、昨夜の稲刈り&宴会とカラオケで見知った顔ばかりで「半券渡す必要あるの?」と娘と笑う。

 ライブは素晴らしかった。素晴らしくならないわけがなかった。(限定公開となっているがまだ見れるようです↓)

 【LIVE】山口洋 アコースティックライブ MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵) - YouTube

 ライブが終って東京組はすぐに帰路に着く。新幹線で来てくれた友人を赤湯駅まで送る。東京と違って空が広いなーと車中で皆で言い合う。途中、インターで食事し、板橋で娘を降ろし、日野の家に着いたのは23時半頃。どうしても風呂に入りたくて風呂を沸かし、入浴して0時過ぎ、就寝。良い週末だった。

My-life

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長井で稲刈り、宴会、カラオケ。

 予定通り朝5時に山形県長井市に向け日野を出発。東京は雨。昨夜、夜まで仕事だった息子を助手席に自分が運転する。

 途中、板橋の娘のアパートに迎えに行くが電話をしても出ない。着いてみると昨夜あれから娘とAちゃんは強か飲んだらしく二日酔いの様子。6時半板橋出発の予定がやや遅れ7時出発。道中もAちゃんが体調が悪そうで心配したが、なんとか持ち直してくれたよう。

 首都高~東北自動車道~東北中央道と、全部自分が運転するつもりでいたが、途中でモーレツに睡魔が襲って来てやはり息子とチェンジする。こういう時、運転者が二人いるのは楽。

 長井に12時に着き、弟宅に荷物を卸し、早速にレインボープラン市民農場の田んぼに行く。行くと鈴木酒造の磐城壽と山口洋さんの活動"My life is my message"ののぼりが立っていいて俄然気分が盛り上がる。今回は山口さんのライブと鈴木酒造のコラボツアーの一環でもあり、そのツアー客の人たちと皆で稲刈り。

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 考えてみると自分は人生で稲を刈るのは初めてだ。息子、娘とやるのも色々と思うところあり。途中からハーレーで山口さんも到着し、挨拶する。稲刈りはコンバインが壊れたり稲束の結び方が分からなかったりと、途中トラブルもあったが楽しかった。

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 夜は兄の店でそのツアー客と混じり懇親会を兼ねた宴会。

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 その後は皆で名店スナック「夜汽車」でカラオケ。流れでもう一軒違うカラオケ屋にも行ったが、そこは浪江の人たちを中心としたグループでその熱量に衝撃を受けた。何だか絶叫する歌声喫茶のような様相。浪江は東日本大震災と原発事故で被害が大きかったところ。入った途端、皆で中島みゆきの『旅人のうた』を合唱していて、それぞれの表情を見ていたらそれだけで感極まった。そして喪失してから10年をして鈴木酒造・浪江蔵を復活させた杜氏の大介さんがそれらの人たちにとってどれほどのカリスマなのかが分かった。

https://youtu.be/Wjplt8N6EUc?si=gn0MCAUV6mbI9eTm

あの日々は消えてもまだ夢は消えない
君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ
忘れない 忘れないものも ここにあるよと
あの愛は消えてもまだ夢は消えない
君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ
忘れない 忘れないものも ここにあるよと

(中島みゆき 『旅人のうた』より)

 
 弟の家に戻ったのは23時頃戻る。0時頃就寝。

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鎌を研ぐ

 暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったもので、20日に彼岸入りしたとたんにもう涼しい。逆に涼しくなってきたので"そろそろ彼岸か?"とカレンダーを確認し、20日が入り、だったと知った次第。

 仕事をしながら明日の山形行の準備をする。と言っても長靴を用意して使う鎌を研いだくらい。

 ただ一日中大気はまだ不安定な状態らしく、夕方から物凄い雨になってまたスタッフの一人を駅まで乗せて行った。日光にあるなんとかという神社が凄いパワースポットだと言う話。

 夜、ソーセージ、ピーマン、タマネギでチキンライス(チキンでない場合はジャンバラヤかな?)を作る。

 夜、娘から電話あり、今、池袋のデパ地下にいるが明日山形に行くのに手土産を買いに来たところだとか。何が良いかと聞かれたが何でもよいと任せることにする。明日、一緒に行くAちゃんも一緒にいるとか。明日、6時~6時半頃、板橋のアパートに迎えに行くと告げる。

 ウェザーニュースで山形県長井市の明日からの天気を調べる。曇り、晴れで悪くなさそう。良かった。 

 明日は朝、5時出発と息子と打ち合わせして早めに寝ようと思ったが、いつも通り。23時就寝。

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ようやく少し涼しくなった

 昨夜、息子が多めに豚汁を作ってくれ、それと作りおきしてあるきんぴらごぼうで朝食。これも息子作。この10月から仕事の営業所が変わるとかで早朝から戦々恐々として出かけたがさてどこになるのやら。

 気温はようやく一段落して、今朝は少し涼しかった。天気予報でもこの夏の異常な暑さは終わりのようで今後は上がっても30℃前半、もしくは28~29℃とか。生き延びた、という気分。

 この夏、仕事で被っていた帽子は汗で変色し、それ自体はまだ全然かぶれるのに見た目悲しい感じに。なので出勤途中にワークマンで安いのを一つ買う。ただ一見大きさを後頭部で調節できるように見えて、実は固定されていて僅かにキツイ。良く確かめれば良かった。

 仕事は写真整理。午後、府中市から呼び出しがあって出かけ、帰りに来週後半から始まる新しい現場の下見に行った。以前、良く行った『味美』という中華料理屋が『餃子の王将』になっていてその隣。何度か食べに行くことになりそう。

 夕方、先日、腫瘍を切除してもらった病院に料金を払いに行く。意外に高額。昔、同様な施術を整形外科でしてもらった時はもっと簡単でもっと安かったような気がするが。まあ、何でもなかったのが分かったのだからと、やや強引に納得する。

 夜、前に買ってまだ一袋余っていた野菜炒めの素を使って豚肉、もやし、キャベツ、人参の千切りで野菜炒め。それとまだ残っている豚汁ときんぴらごぼう。満腹。

 プレバトで一筆書きの出来を競うやつを見る。千原ジュニアって何やらせてもセンスあるなと思う。それと俳句。

 昨夜に続き読書。夏の間、読もうと思って手にしたが中途のものがいくつかある。一つづつ片付けて行こうと思う。もっと涼しくなってもらって今年は読書の秋といきたいところ。

 23時就寝。

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 朝、昨夜作っておいた鶏もものチャーシューとサラダでごはん。プラス豆腐とワカメの味噌汁。

 午前中、歯医者に行くので休みだと言う人の代わりに昨日から始まった現場に行く。市内、というか家の近く。午前中は女性二人しかいないと言うので、行ってドカドカ掘る。頭からバケツで水を被ったように汗でびしょびしょになる。途中、スポーツドリンクを買いにコンビニに行ったら店員があまりに水から上がってきたように見えたのか目を白黒させていた。この災害級の暑さもいよいよ一段落すると今朝の予報で言っていたがどうだろう?こんなのも今年はもうこれで終わりだと良いのだが。

 昼、一度家に帰って着替えて午後会社へ行く。自分の現場の相変わらずの整理作業をやった。

 先日、鈴木大介さん(福島県浪江町&山形県長井市の鈴木酒造杜氏)に下北沢で会った際、「今年の米はどうですか?」と聞くと「良くないです」との返事だった。以来、東京にいながらにして東北の米の出来が気になる。今週末、稲刈りがらみのイヴェントに行く予定だからだが、なんだか米の出来が気になるというだけで何かまっとうな人間になったような気がしている。パンも好きだが自分は概ね米派である。年を重ねるごと特に。

 豊田勇造の名曲『米』をYouTubeで聞く。聞いたらコーラスをつけているのがYAGITAKOの辻井貴子さんだった。

https://youtu.be/3jhpoVMf8SM?si=4HfUuDIqOpJxvPyy

YAGITAKOは以前長野県辰野にあるオーリアッド(ボブディラン、ブルース・スプリングスティーン、レナード・コーエン等の詩の翻訳家で自身もフォークシンガーの三浦久さんの店)で、聞いたことがあるが、その動画で"やぎたこ"のやぎ=やなぎさんが亡くなられたことを知った。オールド・アメリカンフォークソングを歌う本格派のデュオだったが、その時、そのスタイルで演奏された加川良の『ラブソング』が忘れられない。R.I.P。ホームページを見るとフォスターの曲ばかりで一枚CDを出している。手に入れたいと思う。

CD-YTM-106 | YAGITAKO WEB SITE

 夜、息子は休みで家にいたが出かけると言うので、テレビなどは何も見ずに読書。長井のレジェンド百姓・菅野芳秀の自叙伝『七転八倒百姓記』(現代書館)を再読する。菅野さんは1949年の生まれで、日曜日に会った中川五郎さんと同じ。先日買った五郎さんの本も自叙伝で、何だかこの世代の御二方の人生を交互に読んでる昨今。何か面白いことが出来ないだろうか。

 23時、就寝。

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今日は火曜日

 朝、朝食はごはんにインスタントの味噌汁(油揚げ)、ぬか漬け(きゅうり)、納豆。火曜日だがなんだか月曜日の気分。昨日、一日家にいたのでまたこの暑さの中に出かけていくのかと少しゲンナリする。いつまででこの暑さが続くのだろう?

 自分が責任者ではないのだが今日から市内で新しい現場が始まりその開始の準備を午前中手伝う。忘れ物があったりで自分が何度か往復してあげたのであっという間に時間が経った。

 午後は会社で遺失物届用の写真を撮る。遺跡の発掘で出土した遺物は保管状況や出土した遺物のエポックを撮影した写真を市の文化財課は警察に届けなければならないことになっていて、その写真。今自分が会社で使っているPCはメールを送受信するのがどうしたわけかできなくなっていつも他のスタッフに頼んでいたが、この機にと思い開通させクライアントに送る。

 その後は遺物の注記作業。古代の須恵器片や土師器片に小さい字で出土地点などを書き入れる作業。ポスターカラーと小筆で書くが久しぶりなので難義する。昔は皆でどれだけ字を小さく書けるか競う合って書いて、かえって小さすぎて読めないと怒られたりしたものだが、今はもうそんなことはできない。目の衰えを痛感する。

 帰宅後、火曜日なので写経。帰宅してシャワーを浴び、ソーメンで簡単に食事を済ませてすぐやる。その後、息子に夕飯を作ろうとしたら足りない調味料その他が無いのに気付き散歩がてら買い物に行った。

 帰ってきて料理して久しぶりに地上波の番組を見る。『アンビリーバボー』でやくざの抗争の流れ弾に当たり娘を亡くしたお母さんがやくざに復讐した話。復讐と言ってもお母さんがしたのは、老齢から法律を学び、弁護団を結成し、様々な法律を制定させる礎を築き、当時なかなか規制が困難だったやくざ組織を壊滅させること。母は強し、と言うけれど凄い話だと思った。知らなかった。

 寝しなにスマホでフェイスブックの動画を見ていたらついつい見過ぎて気が付いたら0時近く。0時過ぎ 就寝。

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Tverで『VIVANT』1~3話を見た。

 友人がFacebookでドラマ『VIVANT』を凄く褒めていて、"TVerとかで全話見るべし"のように言っていたので見る。この3連休中、一昨日と昨日は出かけたが何しろ暑くて今日は一日家に居ようと決めていたので丁度良かった。ただ全話一気見してやろうと思ったが、Tverで今見れるのは第3話までで、後はU-nextとかに加入しなければならない。無料のお試し期間が31日間あるのでその間に見てまた退会すればよいのだけれど。

 ドラマは控えに言って凄く面白い。モンゴルオールロケの逃亡シーンのそれぞれに度肝を抜かれる。遊牧民にまぎれ羊orヤクの群れを大暴走させ検問を突破するシーンなどなど。

 追跡するバルカ国の警察長チンギスが銭形警部のよう(前半、主人公が助けを頼むCIAの友人の部屋のモニターに何故か『ルパン三世』が映っていた。それも緑ジャケットの頃の。今後の展開を暗に予告していたのか)。

 テレビ放送中も面白そうだと思っていたが途中から見るのは嫌だと思い、放送終了後、どこかのサブスクかBS・TBSで全話一挙放送等やるときに見ようと思っていたが、見てしまった。

 全話見ようと思っていたのに3話までしか見れず、後はずっと読書。夕方、日が沈んでからようやく買い物に出かける。

 息子にドラマのことを話すと興味深そうなので、第1話をもう一度見た。2話、3話も見たいと言うが、明日、仕事が夕方からだと言うので明日の午前中に見れば?と言って止める。どうやらはハマったよう。U-next入ろうか?美味い商売だなあ、しかし。

 3連休も終わり。23時半、就寝。

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イットクフェスで五郎さんを見る(朴保さんを見逃す)

 朝、スマホを見ていたら本日、国会議事堂前のイットクフェス(言っとくが、オレの自由はやつらにゃやらねぇ、の略)で、中川五郎さんが歌うのを知る。タイムテーブルを見ると12時からでなんとトップバッター。見に行くことを決める。

 朝食後、電話で弟と話す。主に今月末の山形県長井市でのイヴェントについてだが、後は雑談。昨夜見た辻仁成のオランピア劇場のドキュメンタリーやその後の忌野清志郎の番組のことなど。また自分が先日WOWOWで見た甲斐よしひろのことなど。昨日見た映画『福田村事件』の監督・森達也氏のドキュメンタリー『A』の音楽は朴保でそのバンドでは元甲斐バンドの松藤英男がギターを弾いていることなど。

 10時ごろ家を出て現地にはほぼ丁度の時間に到着した。今、この国会議事堂前は隣の憲政会館跡地を自社が発掘しているのでなんだか仕事に来たような気分だった。ステージは時に通勤路にもなる国会図書館前の怒涛ステージ。五郎さんが歌ったのは『空飛ぶ金のしゃちほこ』『パリャヌツャ』『石原伸晃さんが入院した』の3曲。『空飛ぶ~』と『石原伸晃さんが~』を聞くのは初めて。特に『石原伸晃さんが~』に快哉を叫ぶ。

 演奏後、五郎さんの自叙伝『僕が歌う場所』を買い少し話す。以前のライブでも買う機会があったのにお金が無かったり、書店で見かけたら見かけたで本人から買いたいと思ったりで買え(わ)なかった本。弟が以前、山形長井に五郎さんを呼びたい、のように言っていたので、もし、呼ぼうと思ったらどうしたらいいのかと聞くと、メッセンジャーで呼んでくれればいいとのこと。ギャラは交通費が出て赤字にならなければと言っていたが、そういうわけにはいかないだろう。酒造がらみなので酒と近くにワイン工場もあるので是非!と話すと笑っていた。

 その後、いくつかに分かれたステージを見て回る。が、そもそもが昼からの開始。段々と一日の一番暑い時間になってきて、しかも来てすぐ普段は夜にしか飲まないビールを飲んだりしたのでなんだかフラフラしてきて退散する。帰宅後はシャワーを浴びてソーメンを食べて少し眠った。

 起きて夕食を作る。じゃがいもと豚肉、タマネギ、ごぼうで煮物。Facebookにさっき見た五郎さんのライブの写真をアップしがてら色々見ていたら、もう動画が上げられていた。早い。そして今日のイヴェントのタイムテーブルを良く見たら何と!四時から朴保が出る予定になっていたではないか。もう少し頑張っていれば良かった。

 朴保さんを初めて見たのは下村さんのアイタルミーティングが共演した時。その後、いつかのはらっぱ祭りで五郎さんと両雄相並び立つような共演も見た。朝、弟と話したばかり。映画『A』の主題歌はこれ↓。ギターは朝話したように松藤英男。

https://youtu.be/SGY_opqlS9I?si=XvH8TjHpgjTCC2vd

 23時頃、就寝。 

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映画『福田村事件』を見た。

 3連休初日。

 先日行って空振りした映画『福田村事件』をやっと見た。行くと上演回数が増えていて、入りは相変わらずの盛況ぶり。この重い内容でこれだけヒットする状況は最近の日本映画のなかでは異例ではないか。忖度したりバイアスがかかっていたりするものを見ることに皆いい加減うんざりしているということなのか。ご高齢の方が多い印象。良いことだと思う。パンフレットが充実しているので絶対買うようにと忠告してくれる友人がいたのだが、そのパンフレットは売り切れであった。どこかで手に入れなければと思う。

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 映画を見て思うところは色々あったが内容を言う事は避ける。ただ役者陣がそれぞれ素晴らしかった。特に自分の思想とは真逆の人物を演じていた水道橋博士が良くて、嫌いになった(笑)。また異質な者を排除しようとして村人が集団で狂気に陥り暴徒化していく描写は昔見た映画『清作の妻』(1965 増村保造監督)の、香川からの被差別部落出身の行商たちの描写は『橋のない川』(1969 今井正監督 )の、それぞれオマージュなのだなと思った。そう思って帰宅後、ネットを見ていたら森達也監督がこの二つの映画についてニューズウィーク・ジャパンの連載で取り上げ書いている記事を見つける。まあ、森監督なら見ていて当然だが。

私的邦画論|森達也|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

 映画を見終わったのは午後3時頃で、その後にラーメンを食べたので夕食時に腹は減らず。休みの息子は自分でチキンライスを作って食べていた。

 夜はNHK・BSで辻仁成がパリのオランピア劇場に立つまでのドキュメンタリーを見る。毎朝、過去の彼の番組を再放送していたのはこのためだったのかと知る。辻は自分より6歳年上だが、好奇心旺盛で若々しく、何よりつねに今を生きている風なのが良い。

 その後、同じチャンネルで忌野清志郎立て続けに2本。途中まで見てあとは録画する。

 23時半、就寝。 

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幻のTシャツ

 このところ毎朝BSで『辻仁成のパリごはん』を見ている。息子が段々と手を離れ、その寂しさを埋めようと飼った犬の三四郎が可愛い。仕事でしばらく家を離れるのでドッグトレーナーに預ける時、犬が一度も振り返えらなかったと、痛ましいまでに落ち込む辻を見て過去の色々な経験が重なり見につまされた。

 朝食はぬか漬けとキャベツの味噌汁とご飯。納豆。辻の豪華で手の込んだ料理を見ながらこちらは質素な食事。辻仁成は何処で料理を学んだのだろうか。どうしてもエコーズの頃の辻と同一人物と思えない。晩年のジョン・レノンも"メタモルフォーゼしたように過去の同じ人とは思えなかった"という証言がある。辻にも同様のことが起きたのか。

 仕事は昨日に引き続き室内で整理作業。昨日と一昨日と、偶然なのに二日続けて同じ色のTシャツを着て仕事している二人組がいて、何かのチームですか?声をかけていたら、10年ほど前、会社でロゴを作りそれでTシャツを作ろうということになり、自分がデザインしたものがあったことを思い出す。あれ格好良かったのに。。。と当時を知る一人に言われる。

 灯火のように移植ベラを持ったこぶしの周りを英語で社名とエキスパートスタッフという意味の英語の文字が円で囲んでいる。そしてその下に"EARTH DIVER SPIRITS .WE EXCAVATE THE RUINES ,THE FUTURE,AND YOUR WILDNESS.“の文字。私たちは遺跡と未来とあなたの野生を発掘する、の意。丁度その頃、中沢新一の『アースダイバー』を読んでいてその影響がうかがえる。また朝ドラで『あまちゃん』が放送されている頃で(今、再放送されているが)、ドラマの中に南部ダイバーという言葉が出てきてそれを意識したのを覚えている。

 その、イラストレーターでデザインした版下を誰かPCに残していないかと探したら、社長が持っていて、色や素材やサイズ、各サイズごとの枚数などを期した資料も出てきて発注寸前だったことが分かる。何かあって、細かいことを色々躊躇しているうちに立ち消えになってしまったとのこと。幻のTシャツ。自分だけで一枚作ってみようかと思うが、それだと高いんだよな。

 夜、肉野菜炒め。丸美屋の"豚とキャベツのにんにく醤油炒めの素"というやつを使う。こういうのを使うとなんだかズルしたような気分。だが、美味い。

 テレビとかサブスクとか何も見る気がせず読書。息子の帰宅が遅い。23時頃、就寝。 

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自転車出勤するも初日からパンク

 朝、ジャーに残っているごはんでおにぎりを二個握る。中身は一つはおにぎり昆布で一つは中身なしの塩むすび。それと小さなタッパーに昨夜息子が大量に作ってくれたきんぴらごぼうを詰めた。

 久しぶりに自転車で会社に行く。

 仕事は先日まで一緒に現場をやっていたメンバー数人と整理作業。酷暑の中で現場をやっていたがこうして中に入るとこんな暑さの中で良くあんなことが出来ていたものだと他人事のように感心してしまい、皆でそう言い合う。今日も暑い。

 某市に用事があって午後出かける。事務所がある建物の3階に行き、エレベーターが開くと役付きの人&パートスタッフのメンバー数人が並んで出迎えてくれて驚く。自分が来たのを見かけた人が驚かそうと立案したのだとか。皆さんヒマなの(笑)?爆笑する。

 帰宅時、自転車がパンクする。現場が終って運動不足になるからしばらくそうしようと思っていたのに初日で頓挫。もうタイヤごと変えなくてはいけないのかも。

 夜はパスタ。カニクリームソーストマト味。それと仏飯の残りを粥にする。

 Netflixで『精霊の守り人』を見る。その後、Lineに弟がアップルミュージックのHeatwaveの音源を貼り付けてくれていたのでそれを聞く。あれ?山口さんはサブスク反対派ではなかったっけ?見ると過去の作品がほぼほぼ並んでいるので、あとはずっとそれを聞いて過ごした。

23時就寝。

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眠い

 朝、最後の撤収。土嚢を壊し、発生残土にかけていたブルーシートを回収する。しばらくして自分たちの後の埋め戻しの業者が安全柵を外した後、着工前の状況を復帰しようとしたら元々敷地を囲っていたロープがないと連絡がある。間違って持ってきてしまっていたので届けると、長さが足りなくてもっと持って行ってないか?と聞かれる。撤収に携わった皆に聞くとそれは無いと言うのでそう返答する。こういうのは最後に来て気分が悪い。

 仕事は会社で終わった現場の写真の整理。次の現場の依頼が早くも来ているがさらにもう一つ打診されそれは断る。人がいないし。

 夕方、帰宅しようとしたら息子から電話があり、休みだったが一日寝てしまって何もしていないとのこと。これから買い出しとか。なので帰って茄子の煮びたしを作り、昨日の具沢山の味噌汁の残りにさらに野菜を足して夕食とする。それにぬか漬け。これで十分。

 夕食を済ますと息子が買い出しから帰ってきたが卵と牛乳を買うのを忘れたと言うので、散歩がてら自分がスーパーに買いに行く。行くと閉店間際なので色んな商品の値段が下がっており、刺身が180円だったので思わずゲット。今夜は飲むつもりはなかったのに結局、缶酎ハイと刺身で晩酌す。

 録画してある韓流時代劇『赤い袖先』の最終回を見た。妻を亡くした身からすると見ていて辛い最終回だったかちょっと不思議な終わり方だった。救いがあるんだかないんだか、と言う感じ。

 予想通り、現場が終って緊張が解けたのか疲れがどっと出て、やたら眠い。20時ごろ一度寝て、22時頃一度起きて入浴し、また眠る。0時頃、就寝。

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インタヴューを受けた

 朝、BSで『ボンジュール!辻仁成のパリごはん』という番組をやっていて見る。父と息子二人暮らしなのはウチと同じ。辻はエコーズ時代の男くさいイメージからいつしか中性的な人になって料理でも有名になったが、息子が思春期を経て段々と大人になり、もし巣立って一人になったら自分のためだけに料理をするだろうか?と悩んでいた。御意。

 ウチの息子はもう思春期ではないが帰宅が遅く外で食べてくるという日は自分は自分のためには料理らしい料理はしない。まあ、どの道、辻のような凝った料理を作るわけでもないが。今日も仕事の後、集まりがあり遅くなり、夕食は食べてくるとか。夜は気楽と知る。

 仕事は午前中は府中の現場で最後の平面図と撤収作業の続き。午後は職場体験の中学生からインタヴューを受ける。そういう課題があるのだろう。こういう時は照れたり、冗談を言ってへらへらしたりせず真剣に話すようにしている。セサミストリートなど海外の子供向け番組にスティービー・ワンダー、ポール・サイモン、プリンスなどなどのミュージシャンがゲストで出た時など子供と応答するシーンでは皆、大人に話す時と同じように(もしくはもっと真摯に)話す。それに倣って。

 メインの質問は、この仕事のやりがいは何ですか?というもの。その回答として 人の人生は短くて長生きしてもせいぜい100年。たいていの人は自分が生まれた時代の風景を見てその時代の物に触れて生涯を終えるけど、この仕事をしていると何千年も前の(色んな時代の)人の物に触れ、その場所に立てる。そして日々、その人たちの事を考えて生きることができて記録に残せる。それはちょっと贅沢な気分で、何より楽しい、と答えた。伝わっただろうか。

 夜、予定通り夕食は簡単に済ます。昨日の残りの魚のごった煮とぬか漬けでごはん。じゃがいも、タマネギ、ニンジン、ピーマン等、何かの時切り過ぎて余分になった野菜がひとまとめになっていてそれで具沢山の味噌汁は作る。これで十分。

 火曜日なので写経。その後、昨夜、途中まで見て止めた甲斐よしひろのソロデヴュー35周年ライブの続きを見る。それから娘、甲斐名都の動画。この人はメジャーデヴューするまで自分が誰の娘かを明かさず、下北沢の路上からキャリアを始めた骨太な人。コロナの時、自身のインスタで父親の曲をウクレレで歌ったら、仲間がその動画にどんどん演奏を重ねてきてくるやつを見た。「自分を赤ちゃんの時から知ってる人」として松藤のおじちゃん(甲斐バンド(笑))が出てきておお!となって、最後に父ちゃんが登場するやつはYouTubeにあった。

https://youtu.be/ng8bBjWavnA?si=X8ZNYY--FEOuOdqj

 23時半、就寝。

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『福島ドライブ』見たい

 朝、米はたっぷり焚いてあるのにおかずになるようなものが何もなく永谷園の鮭茶漬けを食べる。

 今日は会社に職場体験の中学生が四人来た。一日目が現場で、2日目が中の整理作業を手伝わせるというのが例年のコースなのだが、今年はその体験をさせるにふさわしい現場が無い。なので二日とも中の作業という事になる。出土遺物の洗浄作業。二日間づっとそれだと飽きるだろうから、他にも何か考えなければ、と皆で思案。聞くと四人は2009~10年生まれ(平成21~22年)とか。うーん、そうか、感慨深し。最初の挨拶と準備をして、少し一緒に作業し、あとは他のスタッフに任せて現場に行った。

 現場は最後の平面図作成と撤収作業。酷暑の中、長い闘い?だった。緊張感が解けて、すでに夏の終わりのような疲れが出始める。まだ暑いのに。

 夕食は帰宅時にスーパーに寄って買った魚のごった煮(150円)とぬか漬けと豆腐とワカメの味噌汁。自分が食べた後、息子用にチキンライス(鶏肉じゃなくてソーセージの場合、何と言うのか)を作る。

 昨夜、たまに入るWOWOWから録画しておいた甲斐よしひろソロデヴュー35周年のライブを見る。邦楽、洋楽問わず、自分がこの年になるとかつて聞いていたミュージシャンたちはさすがに皆かなりのご高齢でxx周年ライブ、名盤ライブ、再結成ライブ、追悼ライブみたいのが増えてくる。言わばノスタルジーがらみで懐メロ状態。だが甲斐よしひろは甲斐バンド解散以降、ソロになってからは全くと言っていいほど聞いていないので35周年と言っても新鮮な気分で見れた。聞けた。2022年のライブだが全く声が衰えていなくて凄いと思った。また初めて聞く良い曲が多かった。

 途中のMCでサポートメンバーの土屋公平に書いた『立川ドライブ』は漫画家・萩尾望都が『福島ドライブ』という作品にしていると言っていて、見たいと思った。調べると東日本大震災で故郷を離れていく男、残って生きて行こうと決意する男、その両者の間で揺れ動く女、のような内容でセリフはなく、全編この歌の歌詞だけなのだとか。詩人やのう。

Tachikawa Drive - YouTube

 22時半、就寝。

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映画空振り

 朝、仏壇から下げた供え物の米がストックして干しひになっているやつで粥を作って食べる。

 午前中、家事をしてネットで時間を調べ立川に映画『福田村事件』を見に行く。だが少し早く行ったにもかかわらず昼からの回は満員だとのこと。このような重いテーマの映画でこの状況は異例の事ではないだろうか。見れなかったが良い事だと思って満足する。この映画が歴史修正主義者が蔓延る今の日本に風穴を開けてくれればと思う。富士そばでかつ丼を食べて帰る。

 帰宅してテレビを点けるとWOWOで甲斐よしひろ10時間とか言って過去のライブ作品をぶっ続けでやっていた。初め、見るでもなく見ていたが、途中から あれ?っとなって段々とハマって見てしまった。見たのは30周年記念ライブ(?か)。後半、『翼あるもの』から名曲の連打で最後『百万ドルナイト』まで。WOWOは加入していないが宣伝を兼ねているのか時々見れる。その後も夜までずっと最近のライブまでを放送するようなので全部録画する。

 メッセンジャーにMさんから誕生日プレゼントだと故下村誠訳の『Oh my love』を3KINGSが歌う映像が送られてきた。嬉しい。限定公開とのこと。いつか誰かちゃんんとレコーディングしてくれないかしら。

 昨日、本棚で見つけたイギリスの作家クライブ・キングによる児童文学の本『ごみすて場の原始人』に、表紙・挿絵のスズキコージさんから下村さんへのサインがあるのを発見する。日付は1980/10.11とある。ジョンが撃たれる2か月前。下村さんの『ホーリー・バーバリアンの憂鬱』の元ネタになった本。

 考えるにアルバム『ホーリーバーバリアン』のジャケットもコージさんであの絵はスレッグ(この本の主人公の原始人)の変奏ではないか?そして『セイクレッド・ソウル』のジャケットの絵もコージさんであれは日の出まちのゴミ最終処分場反対運動のシンボル風の塔。そう考えるとこの本が下村さんに与えた影響は意外と大きいのではと思う。

0時就寝。

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ありがたいやら申し訳ないやら

 今日で58才になった。自分の誕生日を祝うのに昨夜、板橋で一人暮らしをしている娘が帰ってきて色々と気を回してくれた。ありがたいやら申し訳ないやらだった。

 食べたいものは無いか、欲しいものはないか、とさかんに聞いてくるので、特にないが、探している本があるので大きな書店に行きたい、と言うと一緒に行くことになって、また行こうとしている書店があるショッピングモールの最上階はレストラン街になっているのでそこで何か食べようという事になる。

 着いてまずは食事。丁度、昼時だったので店によっては並んだりして混んでいたが、自分らが選んだインドカレー屋は賑わってはいたがすぐに座れた。良かった。こうしたカレー屋に行くと"ナンとご飯おかわり無料"というのが良くあるがここもそう。だがいつもおかわりできたためしがない。満腹。

 その後、書店。探している本は無かったが、二人で大きな店内をぶらぶらしていると以前図書館から借りて読んでいつか手元に置きたいと思っていたある本が目に留まり、そのことを言うと、娘がプレゼントだと買ってくれた。かなり高価な本なのだが。ありがたいやら申し訳ないやら。その足で買い出しに行き、娘がケーキ屋に行けと言うのでそこでケーキを買って、帰って息子も交えて3人で食べた。

夜は魚が美味い居酒屋で3人で飲もうということになったが、インドカレーとケーキを食べた腹は夜になっても空腹にはならず、さすがに辞退した。少しして娘は板橋に帰って行った。誕生日だからと一日一緒にいて、亡き母のようでもあり、亡き妻のようでもあった。ありがたいやら申し訳ないやら。

 テレビを点けるとケーブルテレビで、先週までの『花神』に続き、昔の大河ドラマ『翔ぶが如く』の総集編をやっていてそれを見る。司馬遼太郎生誕100年とか。通りで盛んに司馬作品がいろんなところでやっていると思った。

 23時頃、就寝。

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下北沢の書店B&Bのイヴェントへ行った。

 朝、台風接近のため昨日のうちに今日の現場は中止と決まっていたので、気持ちはのんびりとしていた。作業員への中止の連絡やその他の指示を連絡する必要が無い。昨日のうどんつゆの残りを温めて、それで暖かいソーメンを食べた。

 一度出社したものの行くと数人しか来ておらず「一応来たが、このままいると会社前の用水路が溢れて車が出れなくなるやもし知れず、また電車が走らなくなれば帰れなくなるので、村田さんが帰るなら皆帰る」のようなことを言われ皆で帰ることに。雨が激しいので同僚を一名駅前まで送って行き、そのまま帰る。思いがけず休みとなる。

 帰宅して録画したまま見ないでいた映画『燃えよ剣』を見た。主演・岡田准一、柴崎コウ。新選組は地元だし、妻と最後に一緒に出掛けたのは高不動で催されていたこの映画の衣装展だった。なので思い入れたっぷりに見たが、映画はイマイチだった。脚本が良くないと思った。

 それからひと眠りして夕方、下北沢の書店B&Bに行く。このイヴェント。

 西村慎太郎×鈴木大介×三原由起子「磐城壽を呑みながら語る福島県浪江町の復興」『「大字誌浪江町権現堂」のススメ(2)』(いりの舎)刊行記念 – 本屋 B&B (bookandbeer.com)

 待ち合わせていた友人と西口改札で再会。腹ごしらえに一緒に立ち食い蕎麦屋に行って、それから書店へ。下北沢と言うと雑多な賑わいの町と言う印象が強かったが、久しぶりに行くと小田急線が地下になり、それまでの場所はお洒落で静かな雰囲気。これが下北か、とやや驚きながら進んだ先に目的の書店はあった。行って去年の11月以来、鈴木大介氏と再会する。六月に自分が免許を失効し、合宿免許で長井の教習所にしばらくいた件など話す。

 イヴェントは歴史学者と醸造家と歌人による復興についての話。皆、やっていることはそれぞれだが共通しているのは「記憶」に触れるということだと思った。その土地が持つ記憶、個人の記憶。自分も詩を書き、歴史に関わる仕事もしているので、それが本来どのような役目を果たせるのなのかを今一度思い起こさせられ、良い会だった。書店もユニークでこだわりのある品ぞろえ。また来ようと思った。

 23時頃、帰宅。娘が帰ってきていた。0時半、就寝。

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やや涼しい

 今朝はいつもよりやや涼しかった。あくまでいつもより、だが。台風が近づいていてこの台風が行った後にこの災害のようだった暑さが終ってくれればと思う。

 起き抜けにスマホを見ると明日の金曜日に一緒にイヴェントに行く友人から連絡が入っていて、出演者が東北から来る人たちなので台風でどうなるか、開催の可否などの情報を確認中とのこと。細かい気遣いに頭が下がる。

 現場は大全景写真の撮影と大壁の断面図の作成。無事終わり山場を越した感じ。少しづつ撤収を始める。来週から職場体験の中学生が二日間、会社に来るとのことで相談あり。例年だと一日目が現場で、2日目が室内の作業なのだが、今年は現場体験させるのに相応しい現場が無い。なので遺物の洗浄作業をしてもらうつもりらしいがそれもあまり量が無いらしい。渡りに船。この現場の遺物を洗ってもらうことにする。

 夜、昨夜、作って置いたうどん汁でうどん。それとぬか漬けでご飯。録画してある『赤い袖先』の16話を見る。その後、洗濯その他の家事。仏壇の香炉の灰の始末。専用の網でふるって灰の中に溜まった線香のカケラを取り出すのだが、取り出して灰を元の香炉に戻そうとすると毎度灰がすべては入りきらない。灰が締まっていたところ空気が入ってふんわりしているからだし、そもそも事あるごとに線香をあげているから灰そのものも日々増えている。別の器に少し分ける。

 毎日新聞夕刊連載の新聞小説、東山彰良の『三毒狩り』を第1回からスクラップして読んでいるが段々面白くなってきた。この作家は数年前に直木賞を受賞した『流』を読んで以来のファン。台湾にルーツがある作家でガルシア・マルケスとエルモア・レナードとチャールズ・ブコウスキーに影響を受けたと言うだけあって個性的。毎日、楽しみ。

 今日の内に明日は現場中止だと珍しく決定が出た。なので明日の朝はゆっくりできる。安心して眠れる。

 23時、就寝。

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抜糸

 朝、昨夜、息子が作ったカレー。BSで再放送の『あまちゃん』を時計代わりに見ているが丁度今東日本大震災の件をやっていて当時を色々と思い出す。

 現場は大詰めだがやること多し。この炎天下だと気力も萎えそうになるがなんとかやる。仕事とはいえついてきてくれるメンバーには頭が下がる。今日また隣の市のM氏がやって来る。昔、自分の現場でバイトしていた彼だが、偉くなっても当時と変わらず感心する。変わらないのは考古学に対する熱心さも同様で、こちらは日々予算だ、工期だのばかりの話でドカドカ掘っているのだが、掘りあがりの観察の鋭さや知識の豊富さなど話をしていて勉強になることしきり。

 仕事が終わり、一度帰宅して病院へ行く。先日手術したあとの抜糸。切除して理学検査に出した腫瘍も良性だとのこと。良かった。見てもらった時が日曜日だったので預かり金のような形で5000円置いて行ったのだが、総額はさらにかかってその点は閉口する。まあ、安心を買ったと思えば良いか。

 夜、また残りのカレー。ただ出かけている息子用にうどん汁だけつくる。カレーがまだ少し残っているのでカレーうどんにもできるだろう。

 録画して溜まっているドラマ『赤い袖先』の第14話を見る。

 23時半、就寝。

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下村さんの『Oh My love』

  朝、ぬか漬け(きゅうり)と納豆でご飯。みそ汁はなくてお茶。昨日、気温が下がって過ごしやすいと思ったら、今朝の予報はまた猛暑とのこと。身構えて出かける。

 現場は7日までだったところ、昨日が雨で中止だったので順延になり8日までとなったが、このぶんではそれでも終わらないだろうと訴える。するとマックス13日までなら延ばせるということに。良かった。

 帰宅すると休みの息子がカレーを作ってくれていた。シャワーを浴び、ノンアルコールビールをコップで一気飲み。火曜日なので写経。

 "下村誠アンソロジー 永遠の無垢"について友部さんがブログに書いているとMさんがメッセージで教えてくれた。音楽と未来にすべてを捧げた人、とあった。同感。そして下村さんが和訳したジョン・レノンの『Oh My love』をずっと歌って行きたいと書いていた。音楽ライターとしては知っていたが、自分が動いている(笑)下村さんを初めて見たのは友部さんの15周年記念ライブでのことだった。最後に下村さんも出てきて友部さんと一緒に『Oh My love』を歌った時。これが下村誠かあ、と思ったものだ。友人になる少し前のこと。

 今、ネットの記事やYouTubeのコメント欄を見るとこの『Oh My love』は世間では友部さんの訳と思っている人が多いよう。洋楽の和訳と言うと中川五郎さんに『ミー・アンド・ボギー・マギー』や『ミスター・ボード・ジャングル』等、名作が多いが、この『Oh My love』は下村誠訳なのだと声を大にしたいところ。ジョン・レノンが大好きだった下村さんがその心まで訳したような(そして自分の思いも重ねた)ような名作だと思う。英語圏の人ってこの歌をこんな風に聞いているんじゃないかと素直に思う。思える。

 リンクを貼ろうと今、友部さんが歌う『Oh My love』をYouTubeを探したが無い。以前はあったのに。

 23時半、就寝。

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MOZのマガジンバッグ

 朝から雨で現場中止。見回りがてら自分とAちゃんだけ現場に向かい、その後は会社で普段できない様々をする。良い骨休めになった。 

 嬉しいことがあった。

自分は現場仕事が主なのでどうせ汚れるからとあまりいいバッグは持たないようにしていた。それが5年ほど前、安いからとコンビニのマガジンスタンドにあったバッグを試しに買ったら使い易くて、以来、ずっと愛用するようになった。

 それはスェーデンのMozというブランドのマガジンバッグ。チープさと使い易さが絶妙で仕事以外のちょっと遠出する時にも使うようになり、いつしか体の一部とまで感じられるほどに。最後はひもが切れ、穴が開き、その度下手な裁縫で繕ってまで使っていたが、少し前についに使用に耐えぬほどボロボロになってしまい泣く泣く使用中止に(捨てられず洗濯し、しまってある)。同じものを探したが同じMozでも皆違う型、製品で、あきらめて全く違うものを使って現在に至る。

 それが今日、何気なく立ち寄ったコンビニの中を歩いていたら[ん??]と思い、良く見たらあるではないか。Moz創立25周年記念で[マガジンバッグ史上、最も売れたバッグ]と銘打たれ、それが復刻リニューアルとある。しかもサイズが以前にはなかったNormalとLargeの2種類がある。散々迷った末、やはり自分が愛用していたNormalサイズをゲット。自分と同様の愛用者が多いのかNormalサイズはもう一品しかなかった。解説を見ると以前のより素材が環境に優しいものになっていて、使い勝手のグレードも上がっているとのこと。

【25周年記念】 北欧ブランド「moz」のブランドブック史上最も売れたバックパックをサステナブルにリニューアルして復刻!|株式会社 宝島社のプレスリリース (prtimes.jp)

 物にもやはり縁というのがある。笑われるかもしれないが最近の中で一番嬉しいかも。粗末にせず、大事にしすぎず、また使い倒したいと思っている。またよろしく。Largeも買うか、もう一品同じものを買うか思案中。

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 夜、昨日、作った鶏もものチャーシューとキャベツの味噌汁、ぬか漬け(キュウリ)で夕食。テレビその他を見るのもなんだか飽きて、読書。妻が好きだった畠中恵の"しゃばけシリーズ"が家にいっぱいあるのでそれを読み始める。入院中に差し入れたもの。

 23時半頃、就寝。

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NHK特集『映像記録 関東大震災から100年』を見た

 朝、朝食後に掃除、洗濯。それ以外はずっとごろごろしていた。思いの外金曜日に酷暑の中での怒涛の掘削作業をしたのが体に堪えたようで一日中眠かった。それで眠る。

 昼過ぎ、一度買い出しに出かけまた眠る。起きて弟と電話で話す。今月末の山形行の件。そしてまた眠る。

 夕食はパスタ。インスタントのソース。あさりコンソメ味。

 昨夜と今夜にわたり2夜連続放送のNHK特集『映像記録 関東大震災から100年』を見た。現代の技術で残された映像を高精細のカラー映像に復元し、そこから読み取れる災害の有様を読み取ろうとした番組。見応えがあった。特に当時の映像から撮影場所や時間を割り出して、さらには当時の天候、風の吹き方を併せて被害が拡大していく様子を実験などもしながら追って行く労力には目を見張る思いがした。色々言う人もいるがこれはNHKでなければできない仕事だろう。

 以前にモノクロ映像でこれらの映像を見た時、そこに映っている人たちが何故か皆にやにやしているのが印象としてあった。こうして時間の経過ごとに見ることが出来て、その理由が分かった。

 それは地震直後の映像で、最初の衝撃で被害がなかった大半の人はまだ安どの状況にあるのだった。それは自分が都心で東日本大震災を経験した時と同じだと思った。

 その安堵から間もなく、火が(関東大震災の時)、東北では水が(東日本大震災の時)がやってきたのだ。地震発生から二日目の恐怖、三日目以降の疲労と絶望からくる流言飛語と朝鮮人の虐殺、終息後の惨状を見て回った芥川龍之介のかすかな希望を残す手記まで、ヘンな感想だが、数年前のNHK大河ドラマ『いだてん』のこの時のシーンがいかにちゃんと時代考証がされていたのかが分かった。防災対策を真剣に考える。

23時、就寝。

 

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映画『ファルコンレイク』を見た

 朝、昨日の残りの豚生姜焼きとみそ汁、ごはん。昨夜、洗濯し大量に部屋干したものを外に出す。

 息子が会社からイオン系の映画館の無料券を貰って来てそれが数枚あるので、宮崎駿の新作でも見に行くかと息子を誘うがあまり気乗りしなさそう。なので車で立川まで送ってもらい、映画『ファルコンレイク』(仏 2022 シャルロット・ル・ボン監督)を見に行った。前回、『エドワード・ヤンの恋愛時代』を見た時、予告を見てこれは傑作だと勘が働いた映画。予想通り。

映画『ファルコン・レイク』公式サイト|2023年8月25日公開 (sundae-films.com)

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 このビジュアルでこのキャッチコピーだと甘酸っぱい青春映画のように思ってしまう
がそれは良い意味で裏切られる。オープニングから嵐の前触れを告げるような黒い雲は水の流れで、家族がやっと別荘地についても停電で電気が点かない。不穏な雰囲気。16mmフィルムの映像と臨場感あふれる録音が素晴らしく(風の音、木々の騒めき、湖面の水の音、虫の声、雷鳴etc.)スクリーンに吸い込まれて行くような感覚だった。既視感、というか思春期特有の憂鬱(メランコリー)に連れ戻されるような気持ち。生と性と死。『ター』といい、『アフターサン』といい、最近、自然とこういうテーマの映画ばかりを嗜好してしまうが、きっとそういう時期なのだろう。映画には漫画原作があるらしく、機会があったら読んでみようかと思う。

 見終わった後は真っすぐ帰り、家で昼食。簡単に冷やしざるうどん。朝、外に出した洗濯物を取り込みたたむ。そしてごろっと横になったらそのまま夕方まで寝てしまう。昨日の激務で体が相当に疲れている。よって夜は焼き肉屋に行く。誘うと息子も今度は付いてきた。たれにたっぷりニンニクをまでて喰った。

 帰宅して録画してある昔の大河ドラマ『花神』の総集編、最終回を見た。大村益次郎が切られるところ。その後、NHK特集『映像記録 関東大震災から100年』を見た。

 0時過ぎ、就寝。

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楽天ユニホームTシャツ(背番号18 TANAKA)出番なし

 今日から9月。

 朝、食パン2枚とコーヒー、トマトジュースも。今日も危険な暑さとの予報。

 昨日に引き続き、発生残土を捨てるのをバケツリレーのようにして、古代の溝を2本、一人で掘る。今日は決死の覚悟で楽天のユニホームTシャツ(背番号18 TANAKA)を持っていった。普段、作業着を着て仕事をしているが、汗をかくので何枚かTシャツを持っていて着替えながらやる。今日は洗濯ものを溜めてしまって残っているのはこれだけだった。掘削が間に合わなくなりそうなら後半にこれを着ようと思って。

 掘る、掘る、掘る。途中で皆が大丈夫か?と声をかけてくれたが、自分のように遺構を壊さずに、出土遺物を飛ばさずに、スコップで溝をドカドカ掘れる人がいないのでこうなる。本当は移植ベラでカサコソ掘らなければならないが工期が迫っているのでしょうがない。

 現場は38~39℃。ホット・ヨガというのがあるが、ホット土方という感じ。自虐を通り越すとランニングハイというのに似て脳内のドーパミンがダダ洩れ状態になり途中から気持ち良かった。昼休憩を挟んで午後2時頃、溝2本を完掘。水をかぶったように全身びしょびしょになったが、休憩時に作業着を脱いで干しておくとすぐ乾いてしまって、楽天Tシャツは出番が無かった。

 500mlのペットボトル麦茶3本、水1本、アクエリアス1本(計2.5リットル)を飲んだが、一度もトイレに行かなかった。先日、ワークマンで買ったモスグリーンのキャップが塩を吹いて変な色の斑になってしまった。頭が少しガンガンして危なかった。大丈夫だったが。

 帰宅後、シャワーを浴びてソーメン。これしか食えん。録画してある韓流ドラマ『赤い袖先』の14話を見る。昨日くらいからNetflixで『ワンピース』の実写版が配信になっていてそれを見よう触りだけ見たが面白そう。だが疲れていてへとへとなので後日にちゃんと見ようと思い、見るのを止める。

 息子用に豚の生姜焼きとキャベツの味噌汁を作って寝る。

 23時頃。

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