NHK特集『映像記録 関東大震災から100年』を見た
朝、朝食後に掃除、洗濯。それ以外はずっとごろごろしていた。思いの外金曜日に酷暑の中での怒涛の掘削作業をしたのが体に堪えたようで一日中眠かった。それで眠る。
昼過ぎ、一度買い出しに出かけまた眠る。起きて弟と電話で話す。今月末の山形行の件。そしてまた眠る。
夕食はパスタ。インスタントのソース。あさりコンソメ味。
昨夜と今夜にわたり2夜連続放送のNHK特集『映像記録 関東大震災から100年』を見た。現代の技術で残された映像を高精細のカラー映像に復元し、そこから読み取れる災害の有様を読み取ろうとした番組。見応えがあった。特に当時の映像から撮影場所や時間を割り出して、さらには当時の天候、風の吹き方を併せて被害が拡大していく様子を実験などもしながら追って行く労力には目を見張る思いがした。色々言う人もいるがこれはNHKでなければできない仕事だろう。
以前にモノクロ映像でこれらの映像を見た時、そこに映っている人たちが何故か皆にやにやしているのが印象としてあった。こうして時間の経過ごとに見ることが出来て、その理由が分かった。
それは地震直後の映像で、最初の衝撃で被害がなかった大半の人はまだ安どの状況にあるのだった。それは自分が都心で東日本大震災を経験した時と同じだと思った。
その安堵から間もなく、火が(関東大震災の時)、東北では水が(東日本大震災の時)がやってきたのだ。地震発生から二日目の恐怖、三日目以降の疲労と絶望からくる流言飛語と朝鮮人の虐殺、終息後の惨状を見て回った芥川龍之介のかすかな希望を残す手記まで、ヘンな感想だが、数年前のNHK大河ドラマ『いだてん』のこの時のシーンがいかにちゃんと時代考証がされていたのかが分かった。防災対策を真剣に考える。
23時、就寝。
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