インタヴューを受けた
朝、BSで『ボンジュール!辻仁成のパリごはん』という番組をやっていて見る。父と息子二人暮らしなのはウチと同じ。辻はエコーズ時代の男くさいイメージからいつしか中性的な人になって料理でも有名になったが、息子が思春期を経て段々と大人になり、もし巣立って一人になったら自分のためだけに料理をするだろうか?と悩んでいた。御意。
ウチの息子はもう思春期ではないが帰宅が遅く外で食べてくるという日は自分は自分のためには料理らしい料理はしない。まあ、どの道、辻のような凝った料理を作るわけでもないが。今日も仕事の後、集まりがあり遅くなり、夕食は食べてくるとか。夜は気楽と知る。
仕事は午前中は府中の現場で最後の平面図と撤収作業の続き。午後は職場体験の中学生からインタヴューを受ける。そういう課題があるのだろう。こういう時は照れたり、冗談を言ってへらへらしたりせず真剣に話すようにしている。セサミストリートなど海外の子供向け番組にスティービー・ワンダー、ポール・サイモン、プリンスなどなどのミュージシャンがゲストで出た時など子供と応答するシーンでは皆、大人に話す時と同じように(もしくはもっと真摯に)話す。それに倣って。
メインの質問は、この仕事のやりがいは何ですか?というもの。その回答として 人の人生は短くて長生きしてもせいぜい100年。たいていの人は自分が生まれた時代の風景を見てその時代の物に触れて生涯を終えるけど、この仕事をしていると何千年も前の(色んな時代の)人の物に触れ、その場所に立てる。そして日々、その人たちの事を考えて生きることができて記録に残せる。それはちょっと贅沢な気分で、何より楽しい、と答えた。伝わっただろうか。
夜、予定通り夕食は簡単に済ます。昨日の残りの魚のごった煮とぬか漬けでごはん。じゃがいも、タマネギ、ニンジン、ピーマン等、何かの時切り過ぎて余分になった野菜がひとまとめになっていてそれで具沢山の味噌汁は作る。これで十分。
火曜日なので写経。その後、昨夜、途中まで見て止めた甲斐よしひろのソロデヴュー35周年ライブの続きを見る。それから娘、甲斐名都の動画。この人はメジャーデヴューするまで自分が誰の娘かを明かさず、下北沢の路上からキャリアを始めた骨太な人。コロナの時、自身のインスタで父親の曲をウクレレで歌ったら、仲間がその動画にどんどん演奏を重ねてきてくるやつを見た。「自分を赤ちゃんの時から知ってる人」として松藤のおじちゃん(甲斐バンド(笑))が出てきておお!となって、最後に父ちゃんが登場するやつはYouTubeにあった。
https://youtu.be/ng8bBjWavnA?si=X8ZNYY--FEOuOdqj
23時半、就寝。
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